2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正はなし。第3四半期累計実績は通期予想に対して売上進捗は約78.7%と概ね良好、営業利益進捗は約69.8%でやや遅れ(市場予想との比較は–)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高98,680百万円、前年同期比+7.4%/営業利益2,373百万円、同△7.8%)。
- 注目すべき変化:医薬品ネットワーク部門の拡大で売上を牽引(医薬品ネットワーク加盟店数11,769件、前期末比+766件)。一方、人件費上昇や既存店処方箋枚数の減少で利益率は低下。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上125,500百万円、営業利益3,400百万円等)は据え置き。第3四半期時点の進捗は売上・当期純利益はおおむね順調だが、営業利益はやや遅れ気味で通期達成には下期の利益改善が必要。
- 投資家への示唆:売上基盤の拡大が確認される一方、労務費等のコスト上昇と既存店の処方箋減少が利益圧迫。短期的にはコスト管理と既存店回復/高付加価値サービスの浸透が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社メディカルシステムネットワーク(証券コード 4350)
- 主要事業分野:地域薬局ネットワーク運営、医薬品製造販売・物流、薬局向けデジタルサービス、賃貸・施設運営、給食・訪問看護等
- 代表者名:代表取締役社長 田尻 稲雄
- URL: https://www.msnw.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
- セグメント:
- 地域薬局ネットワーク事業:薬局運営、医薬品ネットワーク、デジタルサービス、医薬品製造販売・物流 等
- 賃貸・設備関連事業:立地開発、賃貸管理、医療施設開発、サービス付き高齢者向け住宅運営 等
- 給食事業:病院・福祉施設向け給食受託
- その他事業:訪問看護 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):30,642,600株
- 期中平均株式数(四半期累計):29,228,507株
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料提出日(2026/2/6)にて第3四半期短信提出(通期決算は2026年3月期末に予定)
- IRイベント:決算補足資料作成あり、決算説明会は開催なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ、修正なし)
- 売上高:第3四半期累計 98,680百万円。通期予想125,500百万円に対する進捗率 約78.7%(通期達成に向けて概ね良好)。
- 営業利益:第3四半期累計 2,373百万円。通期予想3,400百万円に対する進捗率 約69.8%(進捗はやや不十分)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 1,010百万円。通期予想1,300百万円に対する進捗率 約77.7%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:医薬品ネットワーク加盟の拡大、新規出店・M&Aによる売上増。
- 下振れ要因:給与水準引上げ等の人件費増加、既存店の処方箋枚数減少(急性疾患患者の減少)、営業外費用の増加(持分法投資損等)。
- 特別損益:売却益等の一時利益が前年に比べ小さい(第3四半期累計 特別利益24百万円←前期382百万円)ため純利益押下げ。
- 通期への影響:会社は通期予想据え置き。売上・純利益の進捗は比較的順調だが、営業利益の進捗がやや遅れているため下期でのコスト抑制や既存店の回復が必要。
財務指標
- 財務諸表の要点(第3四半期末 2025/12/31)
- 総資産:82,316百万円(前期末70,586百万円、+11,729百万円)
- 純資産:17,055百万円(前期末16,345百万円、+709百万円)
- 自己資本比率:20.6%(前期末23.0%)※目安:40%以上(安定)
- 現金及び預金:8,152百万円(前期末8,461百万円)
- 流動資産:33,382百万円、流動負債:37,281百万円(流動比率 約89.5%)
- 有形・無形固定資産合計:29,200百万円+10,022百万円 等
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:98,680百万円(前年同期比 +7.4%、+6,789百万円)
- 営業利益:2,373百万円(前年同期比 △7.8%、△200百万円)
- 営業利益率:約2.4%(業種平均比は業種依存。一般に8-10%が良好目安とされる業種もあり、低い部類)
- 経常利益:2,255百万円(前年同期比 △14.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,010百万円(前年同期比 △30.1%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):34.56円(前年同期49.44円、△)
- 収益性指標(簡易算定)
- ROE(簡易):約6.0%(1,010 ÷ 自己資本16,940百万円)※目安 8%以上が良好 → 現状やや低い
- ROA(簡易):約1.2%(1,010 ÷ 総資産82,316百万円)※目安 5%以上 → 低い
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:約78.7%(通常はQ3累計で約75~80%程度が確保されている企業が多く、概ね予定どおり)
- 営業利益進捗率:約69.8%(やや進捗が遅い)
- 純利益進捗率:約77.7%
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成のため詳細はなし。減価償却費は1,787百万円、のれん償却759百万円。
- 現金同等物残高は若干減少(8,461→8,152百万円)。
- 短期借入金が増加(588→10,874百万円)、長期借入金は減少(18,085→15,902百万円)しており、流動負債が増加。
- フリーCFは明示されていない(計算不可)。
- 流動性・財務安全性
- 自己資本比率20.6%(低め。目安:40%以上が安定)
- 流動比率 約89.5%(100%未満で短期支払余裕は限定的)
- 有利子負債の構成変化:短期借入増が顕著で、短期の資金需要または運転資金の増加を示唆
- 効率性
- 売上高営業利益率の低下(前年同期比悪化)はコスト増(人件費等)が要因
- セグメント別(第3四半期累計)
- 地域薬局ネットワーク事業:売上94,849百万円(同+8.0%)、セグメント利益4,329百万円(同△2.1%)
- 賃貸・設備関連事業:売上2,508百万円(同△4.5%)、利益129百万円(同△31.5%)
- 給食事業:売上1,735百万円(同△1.8%)、営業損失9百万円(前年は営業利益1百万円)
- その他事業:売上255百万円(同△2.0%)、営業損失11百万円
- 財務の解説:
- 売上は医薬品ネットワーク拡大や新規出店・M&Aで増加。だが人件費上昇・既存店処方箋の減少等で販売費及び一般管理費が増え、営業利益率を押下げ。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:24百万円(主に固定資産売却益等。前年は337百万円の固定資産売却益等で大きかった)
- 特別損失:215百万円(減損損失145百万円、店舗閉鎖損失58百万円等)
- 一時的要因の影響:前年に比べ一時利益が縮小しており、特別利益での上振れはほとんど無いため実質業績は期首想定に近い形で判定可能。
- 継続性の判断:店舗閉鎖損失や一部減損は一時要因である可能性が高いが、人件費増は継続的コスト要因と判断。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:6.00円(実績)
- 期末配当(予想):6.00円
- 年間配当予想:12.00円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(通期純利益予想1,300百万円に対する配当性向=要計算:配当総額不明のため–)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は特になし(注記なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:明示なし(固定資産は前期比で+974百万円の増加。建物・構築物、土地、差入保証金増加が主因)
- 減価償却費:1,787百万円(第3四半期累計)
- 研究開発費:記載無し(–)
受注・在庫状況(該当項目)
- 受注状況:該当記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産):7,990百万円(前期6,112百万円、増加)
- 在庫回転等の詳細は記載なし(–)
セグメント別情報(要点再掲)
- 地域薬局ネットワーク事業が売上・利益の主力(売上構成比高い)。
- 医薬品ネットワーク加盟件数:11,769件(前連結会計年度末比+766件)
- 店舗数:地域薬局471店舗(新規出店12、M&Aで9取得、7閉鎖/譲渡)
- デジタルシフト導入店舗:6,549店舗(前期末比+529店)
- 医薬品製造販売 取引店舗数:8,560店(前期末比+1,998店)
- 医薬品物流 取引店舗数:3,406店(前期末比+1,834店)
- 賃貸・設備事業は大型案件反動で売上・利益とも減少。サービス付き高齢者住宅入居率90.5%。
中長期計画との整合性
- 中期計画(長期ビジョン):「まちのあかりビジョン2035」を発表し、地域医療インフラの構築を目指す(成長投資・ネットワーク拡大を継続)。
- KPI達成状況:ネットワーク加盟件数や店舗導入数は拡大中で、中長期の成長基盤は強化されているが、収益性改善(ROE向上等)は下期以降の課題。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との相対的評価はこの資料では不明(市場データ/同業比較は–)。
- 市場動向:雇用・所得改善の中で消費や患者動向は不透明、物価上昇や資本市場の変動が業績に影響するリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上125,500百万円(+2.5%)、営業利益3,400百万円(+7.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(+3.0%)
- 会社予想の前提:詳細な前提(為替等)は添付資料参照(本短信では明示なし)
- 予想の信頼性:第3四半期の売上・純利益進捗は良好だが、営業利益進捗が遅れているため下期でのコスト抑制や既存店回復が通期達成のカギ。
- リスク要因:人件費・原材料費の上昇、急性疾患患者数の変動による処方箋枚数減、短期借入金増加による資金繰り、規制環境。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更あり:新規連結3社((有)メディコプランニング、(株)クライマー、(株)アカマル)、除外4社((株)永冨調剤薬局等)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:無し。
- 注:自己株式等の算定に役員株式給付信託(BBT)分を含めている旨の注記あり。
(注記)
- 不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4350 |
| 企業名 | メディカルシステムネットワーク |
| URL | http://www.msnw.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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