2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準] (連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正は無し(直近公表予想からの変更なし)。四半期累計(第3四半期累計:2025/4–12)は前年同期比で売上高・利益ともに上振れの着地。
    • 会社予想との明確な市場コンセンサスとの比較資料は無しのため、「会社予想に対して修正無し(ほぼ想定内)」と表現します。
  • 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高+7.5%、営業利益+57.2%、経常利益+57.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益+68.2%)。
  • 注目すべき変化:セグメント別では
    • 移動体通信事業のセグメント利益が大幅増(527百万円、前年同期比+533.8%)、
    • 店舗転貸借事業の売上・利益が堅調(売上+17.2%、利益+25.1%)、
    • 不動産売買で「大型かつ高収益」な物件売却があり、セグメント利益が大幅増(300百万円、+129.4%)。
      一方、海外事業ではのれん減損(詳細は下段)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(通期売上67,121百万円、営業利益3,201百万円、当期純利益1,177百万円)は据え置き。第3四半期累計の進捗は売上・営業利益ともに比較的良好(下表参照)。
  • 投資家への示唆:短期的には不動産売却益や店舗転貸借の拡大で利益改善が進むが、海外ののれん減損(544百万円)等の一時要因や新規事業立ち上げ費用が発生している点は注視。現金・預金が借入を上回る「ネットキャッシュ」状態であり財務余力は確保されている。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クロップス
    • 主要事業分野:移動体通信事業(携帯販売など)、人材派遣、ビルメンテナンス、店舗転貸借(家賃保証/店舗仲介等)、不動産売買、卸事業、海外事業等
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 前田 有幾
    • 上場市場:東名(コード 9428)
    • IR窓口:取締役 企画本部本部長 犬飼 智之(TEL 052-588-5640)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会:無し(補足資料作成は有)
  • セグメント(報告セグメント):移動体通信事業/人材派遣事業/ビルメンテナンス事業/店舗転貸借事業/不動産売買事業/卸事業/海外事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):9,597,400株
    • 期末自己株式数:141,294株
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,456,106株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表(中間/通期の予定など):直近公表分からの修正なし/詳細スケジュールは資料に記載無し
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較)
    • 通期予想の修正:無(会社は2025年11月13日公表の通期見通しから変更無しと明記)
    • 第3四半期累計(実績)に対する通期進捗(下段の進捗率参照):
    • 売上高達成率(通期見通し比):48,645 / 67,121 = 72.4%
    • 営業利益達成率(通期見通し比):2,456 / 3,201 = 76.7%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益達成率:641 / 1,177 = 54.4%
    • 会社予想との明確な乖離(上振れ/下振れ):会社側の通期予想修正は無し。第3四半期累計は前年同期比で大幅増益で進捗良好のため「ほぼ想定内〜上振れの着地」と評価できる(市場予想との比較データは無し)。
  • サプライズの要因(業績改善の主な理由)
    • 移動体通信の販促強化・法人向け大口案件獲得による収益改善
    • 店舗転貸借(転貸件数増)による売上・利益拡大
    • 不動産売買で大型高収益物件の売却があったこと(単発寄与)
    • 一方、海外事業ののれん減損(544百万円)が発生し、特別損失を押し上げ
  • 通期への影響
    • 会社は通期見通しを据え置き。第3四半期までの進捗は営業利益ベースで良好だが、特別損失(のれん減損等)の影響で純利益進捗はやや遅れ。今後の大口不動産売却等の有無で通期達成性は変動し得る。

財務指標

(数値は単位:百万円、%は前年同期比。表記は資料記載に基づく)

  • 損益(第3四半期累計:2025/4–12)
    • 売上高:48,645(+7.5% / 前年45,262)
    • 売上総利益:12,685(前年11,098)
    • 営業利益:2,456(+57.2% / 前年1,562)
    • 経常利益:2,651(+57.5% / 前年1,683)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:641(+68.2% / 前年381)
    • 1株当たり四半期純利益(Q3累計):67.82円(前年40.32円)
    • 通期予想EPS:124.47円(通期当期純利益予想1,177百万円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(第3Q累計):2,456 / 48,645 = 5.05%(業種特性によるが「営業利益率5%程度」)
    • 予想ROE(通期予想ベース):1,177 / 12,807 ≒ 9.2%(資料「参考自己資本」12,807百万円を使用。目安:8%以上は良好)
    • ROA(通期予想ベース):1,177 / 38,055 ≒ 3.1%(目安5%以上には未達)
  • 貸借対照表(2025/12/31時点)
    • 総資産:38,055(+5.4% vs 前期末36,107)
    • 自己資本(資料差替えあり):純資産合計15,197、自社報告の自己資本(参考)12,807百万円、自己資本比率33.7%(前期33.9%)→ やや低め(目安:40%以上で安定)
    • 流動資産:22,539(現金及び預金9,796、売掛金5,763、商品3,914)
    • 流動負債:12,176(買掛金4,543、短期借入金1,600)
    • 有利子負債(概算):短期借入金1,600 + 1年内返済予定の長期借入金162 + 長期借入金804 = 2,566
    • ネットキャッシュ:現金等9,796 − 有利子負債2,566 = 約7,230(現金超過)
    • 流動比率(目安1以上):22,539 / 12,176 ≒ 1.85(良好)
    • 負債比率(負債/純資産):22,857 / 15,197 ≒ 1.50(負債が純資産を上回る構成)
  • 進捗率分析(第3四半期累計 vs 通期予想)
    • 売上高進捗率:72.4%
    • 営業利益進捗率:76.7%
    • 純利益進捗率:54.4%(特別損失影響で低め)
    • 備考:営業利益ベースでは通期見通しに対して順調だが、純利益は特別損失の影響で進捗が鈍い。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料注記)。営業CF / 投資CF / 財務CFの詳細数値は資料に無し → 営業CF等は「–」。
    • 現金及び預金残高:9,796百万円(前期末8,301百万円)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細QoQ数値は資料に無し(累計値のみ)。季節性のある事業(店舗転貸借等)は第3四半期累計までで増加傾向。
  • 効率性
    • 減価償却費:当第3Q累計で200百万円(前年236百万円)
    • のれん償却額:131百万円(前年194百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 1百万円など(大きな特別利益は無し)
  • 特別損失:合計566百万円(当第3Q累計)
    • のれん減損(海外:JOB LINKS CORPORATION関連):544百万円(のれんの帳簿価額回収可能性を見直し減損)
    • 店舗閉店に伴う固定資産減損(国内店舗):12百万円
    • その他 固定資産除売却損 等:計566百万円に含む
  • 一時的要因の影響:のれん減損は海外子会社の収益見通し悪化によるもので、当期純利益を大きく押し下げている(継続性は低い「一時的」項目だが、海外事業の収益性改善余地は要注視)。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2026年3月期(予想)年間配当:25円(中間0円、期末25円)
    • 2025年3月期:年間20円(期末20円)
  • 配当性向(予想):配当25円 / 通期EPS124.47円 ≒ 20.1%
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 株主還元方針:配当予想は公表済。自社株買いの記載は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に明示的な設備投資合計額は記載無し(–)
  • 減価償却費:当第3Q累計 200百万円(前年236百万円)
  • R&D費用:資料に該当記載無し(–)
  • 備考:新規事業(施工管理技士派遣事業)の立ち上げに伴う費用先行が発生(人材派遣事業の利益を圧迫)。

受注・在庫状況

  • 受注:資料に受注高等の数値開示は無し(–)
  • 在庫(棚卸資産):3,914百万円(前期末3,445百万円、増加)
  • 売掛金:5,763百万円(前期末6,294百万円、減少)
  • 備考:店舗転貸借の物件数は増加(期末2,937件、前期末比+231件、転貸借契約件数441件で前年同期比+28.2%)

セグメント別情報(主なポイント)

(当第3四半期累計:2025/4–12)

  • 移動体通信事業:売上20,934(+4.4%)、セグメント利益527(+533.8%)— イベント販促や法人向け大口案件が寄与。減損損失12百万円を計上。
  • 人材派遣事業:売上2,310(+9.1%)、セグメント利益44(△38.0%)— 受注増の一方で25周年関連費や新規事業立ち上げ費用で利益を圧迫。
  • ビルメンテナンス:売上4,882(+6.8%)、利益235(+23.4%)— 価格転嫁や新規受注が寄与。
  • 店舗転貸借事業:売上13,092(+17.2%)、利益1,150(+25.1%)— 契約件数増で拡大。
  • 不動産売買事業:売上1,516(+17.5%)、利益300(+129.4%)— 都心事業用不動産での大型売却が利益を押し上げた。
  • 卸事業:売上5,464(△2.3%)、利益234(+13.0%)— 低収益商品の入れ替えで事業効率化。
  • 海外事業:売上443(△5.1%)、セグメント損失△36(前年△41)— コントラクター増加するも単価減少、収益性低位。のれん減損(544百万円)が特に重要。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体数値は資料に無し(–)
  • KPI等:店舗転貸借件数増加や移動体通信の販促強化は成長KPIとして進捗が確認できるが、海外事業の収益回復は課題。

競合状況や市場動向

  • 資料上の競合比較は無し(–)
  • 市場動向:国内では店舗転貸借・不動産市況の改善/値上がりが見られ、これが不動産売買の大型売却に寄与している旨の記載あり。

今後の見通し

  • 業績予想:通期見通しは変更無し(通期:売上67,121、営業利益3,201、経常利益3,410、当期純利益1,177)
  • 会社予想の前提:公開資料の詳細前提(為替等)は添付資料P.4参照(本短信内には詳細記載無し)
  • リスク要因:海外事業の収益性低下/のれん減損発生、原価・人件費上昇、為替等の外部環境変動、大口不動産売却の有無により通期結果が変動し得る。

重要な注記

  • 会計方針の表示方法変更:第1四半期より「控除対象外消費税等」を営業外費用から販売費及び一般管理費に表示変更(過去期間も組替え済み)。営業利益等の比較には影響なし。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は非開示)。
  • 不正関連損失:前第3四半期に連結孫会社の従業員不正に関連する損失を計上(前期322百万円の特別損失に内在)。

(注)資料にない項目・数値は「–」で省略しました。本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9428
企業名 クロップス
URL http://www.crops.ne.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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