2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に対する修正は無し。第1四半期の実績は会社想定と概ね整合(特段の上振れ・下振れの開示なし)。市場予想は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収だが赤字拡大(増収・減益→売上高7,716百万円:前年同期比+32.6%、親会社株主に帰属する四半期純損失113百万円)。
- 注目すべき変化:受注高が大幅増(7,118百万円、前年同期比+39.9%)、特に土木受注が75.2%増。ただし工事採算性の悪化により営業損失が拡大。
- 今後の見通し:会社は2025年3月期通期予想(売上33,220百万円、営業利益785百万円、親会社株主に帰属する当期純利益425百万円)を据え置き。第1四半期進捗は売上で通期の約23.2%と順調だが、採算悪化が通期に与える影響を注視する必要あり。
- 投資家への示唆:受注は堅調で需要面は支えられている一方、材料・人件・輸送費高騰や一部設計変更による協議結果の悪化で工事採算が圧迫。通期予想維持はしているが、採算改善策と工事別損益の推移を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社富士ピー・エス
- 主要事業分野:土木事業(道路・橋梁等の施工・製作)、建築事業(再開発・マンション等の施工)、不動産賃貸事業ほか
- 代表者名:代表取締役社長 堤 忠彦
- URL:https://www.fujips.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年8月9日
- 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)
- セグメント:
- 土木事業:官庁・NEXCO等向けの道路・橋梁等(製品製作を含む)
- 建築事業:再開発・マンション等の建築工事
- 不動産賃貸事業:同社保有不動産の賃貸
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):18,602,244株
- 期中平均株式数(第1Q累計):17,780,147株
- 今後の予定:
- 決算発表(次回):通期・四半期スケジュールは資料に詳細記載なし(最新のIR情報参照)
- 株主総会/IRイベント:–(資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較=達成率)
- 売上高:7,716百万円。通期予想33,220百万円に対する進捗率23.2%(通常期の需給と比較して順調)。
- 営業利益:営業損失125百万円。通期予想営業利益785百万円に対する進捗は計上不能(赤字発生)。
- 純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失113百万円。通期予想425百万円に対する進捗は計上不能(赤字)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:受注高の増加(特に土木で大型受注)により売上は増加。
- 下振れ要因:工事採算性の悪化(材料・燃料・輸送・労務費の高止まり、一部設計変更で想定より低い協議結果等)により営業損失を計上。
- 特別項目:当期は特別利益の計上なし。前年同期は収用補償金126百万円があり比較不利。
- 通期への影響:会社は想定どおりと判断し通期予想を据え置き。通期達成の鍵は「第2四半期以降の現場施工・工場生産における採算改善」と受注案件の進捗管理。現時点で修正無し。
財務指標(要点)
- 損益計算書(第1四半期累計)
- 売上高:7,716百万円(前年同期比+32.6%、増加額+1,897百万円)
- 売上原価:6,986百万円(前年同期比+36.3%)
- 売上総利益:730百万円(前年同期比+5.3%、+37百万円)
- 販管費:855百万円(前年同期比+6.2%、+50百万円)
- 営業損失:△125百万円(前年同△112百万円、悪化)
- 経常損失:△104百万円(前年同△128百万円、改善)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△113百万円(前年同△20百万円、悪化)
- 四半期EPS:1株当たり四半期純利益(損失) △6.37円(前年同期 △1.17円)
- 財政状態(第1四半期末:2024年6月30日)
- 総資産:34,105百万円(前期末33,669百万円、+436百万円)
- 純資産:10,088百万円(前期末10,407百万円、△318百万円)
- 自己資本比率:29.6%(前期末30.9%)→ 29.6%(やや低い水準、目安40%以上で安定)
- 現金預金:2,166百万円(前期末2,202百万円、△35百万円)
- 受取手形・完成工事未収金等:20,022百万円(前期末19,550百万円、+472百万円)
- 有利子負債(短期借入金+長期借入金):短期6,551百万円(前期7,055百万円)、長期1,900百万円(前期1,912百万円)
- 収益性指標(参考)
- 営業利益率(第1Q):△125 / 7,716 = △1.62%(マイナス)
- ROE/ROA:資料に記載なし(計算に不足のため –)
- 進捗率分析(通期に対する進捗)
- 売上高進捗率:23.2%(7,716 / 33,220)
- 営業利益進捗率:マイナス(営業利益見込み785百万円に対し△125百万円)
- 純利益進捗率:マイナス(見込み425百万円に対し△113百万円)
- 過去同期間との比較:売上は大幅増だが採算面が悪化している点が特徴
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず未提示(注記あり)。フリーCF等は不明(–)。
- 減価償却費:170百万円(前年同期145百万円)
- 四半期推移(QoQ):今回資料は第1Q単独の開示。直近四半期(前四半期)との比較は通期末(2024/3/31)との比較のみ。
- 財務安全性:
- 自己資本比率29.6%(安定性の目安40%以上に満たない点は留意)
- 流動負債合計21,055百万円、流動資産23,743百万円で流動比率は約112.8%(概算:23,743/21,055 ≒ 1.13倍)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は開示なし(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第1四半期は特別利益の計上無し(前年同四半期は収用補償金126百万円)。
- 特別損失:有形固定資産除却損32百万円を計上。
- 一時的要因の影響:前年同期に比べ一時利益がなくなったことも増益要因の比較を不利にしている。継続性は限定的(特別損益は通常一時的)。
配当
- 配当実績・予想:
- 2024年3月期(実績):年間合計11円(期末:普通9円+記念2円)
- 2025年3月期(予想):年間合計9円(期末:普通9円、記念配当なし)
- 第1四半期末および中間配当:0円(予定通り)
- 配当性向/利回り:資料に配当性向や株価は記載なし(–)。
- 方針:配当予想は据え置き。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当第1四半期での明示的な設備投資額の開示なし。建設仮勘定の増減は小幅(建設仮勘定47百万円、前期56百万円)。減価償却費170百万円。
- 研究開発:R&D費用の金額記載なし。カーボンニュートラルや補修補強・防災分野の研究開発に取り組み中(定性的記載)。
受注・在庫状況
- 受注状況:
- 受注高(第1Q累計):7,118百万円(前年同四半期比+39.9%)
- セグメント別受注:土木5,328百万円(+75.2%)、建築1,521百万円(△14.6%)、不動産268百万円(+1.5%)
- Book-to-Bill(受注/売上):約0.92(7,118 / 7,716)=若干売上の方が上回る
- 在庫状況:
- 製品:390百万円(前期404百万円、△14百万円)
- 材料貯蔵品:241百万円(前期211百万円、+30百万円)
- 在庫回転日数等は記載なし(–)
セグメント別情報
- 第1四半期(2024/4/1~6/30)の実績(売上高/セグメント利益)
- 土木事業:売上高5,241百万円(前年同四半期比+18.0%)、セグメント利益450百万円(前年同△3.9%)
- 建築事業:売上高2,408百万円(前年同四半期比+83.9%)、セグメント利益237百万円(前年同+30.2%)
- 不動産賃貸事業:売上高66百万円(前年同+1.2%)、セグメント利益42百万円(前年同△0.1%)
- セグメント戦略:土木で大型・長期工事の確保、建築で地域別需要(関西・中部のマンション等)への対応、不動産は入居率確保による安定収益を目指す。
中長期計画との整合性
- 第5次中期経営計画「VISION2030」:4年目。人材・設備・財務の拡充、工場のリニューアル、DX推進、メンテナンス事業拡大等を継続。
- 中期目標に対する進捗:受注・売上は堅調だが短期的な採算悪化が見られるため、収益性回復が中期計画達成の重要ポイント。
競合状況や市場動向
- 市場動向:公共土木はインフラ維持更新需要で底堅い。建築は首都圏再開発等で回復基調。リスクとして建設資材・燃料費高止まり、労務費上昇、労働時間規制の影響。
- 競合比較:同業他社との相対位置付けやマージン水準の比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想の修正有無:通期(2025年3月期)予想に変更なし(2024/5/15公表の予想を据え置き)。
- 会社予想の前提条件:現場施工・工場生産が第2四半期以降概ね計画どおり進捗することを前提。外部前提(為替・原油等)の数値は資料に明記なし(–)。
- 予想の信頼性:第1四半期は売上進捗良好だが採算悪化が懸念。会社は想定どおりとする一方、コスト動向や協議結果次第でリスクあり。
- リスク要因:材料・燃料価格、労務費、輸送費の高止まり、設計変更・協議結果、金利上昇、国際情勢等。
重要な注記
- 会計方針:四半期から「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用(影響なし)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第1四半期で作成していない(注記あり)。
- その他:剰余金の配当198百万円(期中配当)等により純資産が減少。
(不明な項目は — と記載しました。数値は決算短信記載の連結ベース第1四半期累計値に基づきます。投資助言は行いません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1848 |
| 企業名 | 富士ピー・エス |
| URL | http://www.fujips.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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