2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想(修正なし)との明確なサプライズは限定的。第3四半期累計に対する通期ベースの進捗を見ると、営業利益は通期予想に対して進捗率94.4%と高く、純利益は通期予想を上回る進捗率(123.0%)で着地。市場予想は提示資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高351.87億円、前年同期比+1.6%;営業利益4.72億円、前年同期は営業損失)。
- 注目すべき変化:営業利益が前年の営業損失(▲0.75億円)から黒字転換(4.72億円)。SCI事業の損失幅縮小(営業損失▲22百万円、前年同期は▲1,036百万円)が寄与。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上460億円、営業利益5億円、当期純利益6億円)は変更なし。第3四半期時点で営業利益進捗は高く達成可能性は比較的高いが、情報通信市場の弱含みやイノベーションセンターの事業化遅延など不確実性は残る。
- 投資家への示唆:収益改善は見られるが、構造改革プログラムやイノベーション事業の立ち上がり状況、情報通信市場の動向が今後の鍵。純利益が通期予想を上回る進捗だが、一時的な為替や特別損益の影響を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: SMK株式会社
- 主要事業分野: 電子部品(コネクタ等)を中心に、CS事業(車載・家電・産機・情報通信向け)、SCI事業(家電・車載等)、イノベーションセンター(新規事業開発)
- 代表者名: 代表取締役社長 池田 靖光
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月27日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- CS事業部: 車載、家電、産機、情報通信向けの電子部品(売上の一部を占める)
- SCI事業部: 家電・車載等向け製品(以前の通信モジュールは2025年6月にSCIへ移管)
- イノベーションセンター: 新規事業開発(音声による健康度分析、筋電センサー等にリソース集中)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 7,200,000株
- 期末自己株式数: 870,971株
- 期中平均株式数(四半期累計): 6,332,763株
- 時価総額: –(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表: 本資料が第3四半期決算短信(決算補足説明資料あり)
- IRイベント: 決算説明会は「無」、補足資料は作成あり
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高: 35,187(前年同期比+1.6%)/会社の通期予想46,000に対する進捗率 76.5%
- 営業利益: 472(前年同期は▲75)/会社の通期予想500に対する進捗率 94.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 738(前年同期比+8.5%)/通期予想600に対する進捗率 123.0%
- サプライズの要因:
- 営業利益黒字化は、CS事業の堅調(車載、家電、産機)とSCI事業の損益改善が主因。情報通信市場の低迷はあるが、車載・家電の回復が下支え。
- 為替差益は前年に比べ縮小(前年733→今期33百万円)がある一方、その他の営業外収益は維持。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を修正しておらず、営業利益の進捗は良好。ただし情報通信市場の弱含みやイノベーションセンターの事業化遅延は下振れリスク。純利益は既に通期予想を超過しているが、一時要因の影響も考慮すべき。
財務指標
- 財務諸表要点(2025年12月31日、単位:百万円)
- 総資産: 57,983(前期末57,684、+0.5%)
- 純資産: 30,481(前期末29,221、+4.3%)
- 自己資本比率: 52.6%(安定水準、前期50.7%)
- 現金及び預金: 11,282(前期末10,475、+807)
- 短期借入金: 6,140(前期7,040、▲900)
- 長期借入金: 7,672(前期7,282、+390)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高: 35,187百万円(前年同期34,630百万円、+1.6%/+557百万円)
- 営業利益: 472百万円(前年同期は営業損失▲75百万円)/営業利益率 1.34%(472/35,187)
- 経常利益: 1,122百万円(前年同期1,180百万円、▲4.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 738百万円(前年同期680百万円、+8.5%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 116.62円(前年同期107.42円、+8.6%)
- 収益性指標(通期予想ベース、参考)
- 通期予想当期純利益: 600百万円 → 予想ベースROE = 600 / 30,481 = 約1.97%(目安:8%以上で良好→低位)
- 通期予想ROA = 600 / 57,983 = 約1.03%(目安:5%以上で良好→低位)
- 営業利益率(第3Q累計) 1.34%(業種平均との比較は業種データが無いため記載なし)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率: 76.5%(35,187 / 46,000)
- 営業利益進捗率: 94.4%(472 / 500)
- 純利益進捗率: 123.0%(738 / 600)
- 備考: 営業利益・純利益の進捗は高いが、第4四半期の季節性・為替・市場動向で変動し得る
- キャッシュフロー:
- 当第3四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 減価償却費: 1,732百万円(前年1,745百万円)
- フリーCF等の詳細は未提示(–)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期単独のQoQ数値は資料に明示なし(–)。累計で前年同期比は増収増益。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 52.6%(安定水準)
- 流動負債 15,591百万円、流動資産 32,256百万円 → 流動比率は概算で約207%(32,256/15,591、流動性は良好)
- 負債合計 27,502百万円(前期28,462百万円、減少)
- 効率性:
- 総資産回転率(簡易): 売上35,187 / 総資産57,983 = 0.61回/年(参考値)
- セグメント別(第3四半期累計)
- CS事業部: 売上 16,903百万円(前年比+0.4%)、セグメント営業利益 1,027百万円(前年は1,318百万円→営業利益率低下)
- SCI事業部: 売上 18,261百万円(前年比+3.6%)、セグメント営業損失▲220百万円(前年▲1,036百万円→改善)
- イノベーションセンター: 売上 22百万円(前年2,220百万円、▲86.1%)、営業損失▲334百万円(事業化遅延)
- 財務の解説:
- 総資産は横ばい、純資産増は為替換算調整勘定の増加等が寄与。短期借入金が減少し現金が増加、負債合計は減少傾向。自己資本比率は50%超で安定。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 投資有価証券売却益 7百万円(本期間)、固定資産売却益 1百万円
- 特別損失: 固定資産除却損 46百万円(本期間)、前年は減損損失80百万円が計上されていた(前年の一時損失が大きかった)
- 一時的要因の影響: 前年の減損計上がなくなったことで比較ベースでは改善。為替差益は前年733→今期33百万円と縮小しており、為替影響は前年ほどの押し上げ要因ではない。
- 継続性の判断: 減損や大きな特別損益は今期は限定的。イノベーション関連の損失は事業化動向に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 中間50円、期末90円、年間140円(実績)
- 2026年3月期(予想): 中間50円、期末予想50円、年間100円(変更なし)
- 配当利回り: –(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向: 通期予想ベースの配当性向 = (年間配当総額/当期純利益) = (100円×発行済株式ベースの表記未換算のため詳細算出不可)→大枠では業績に比して配当は継続方針
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資額: 明細は記載なし(–)
- 減価償却費: 1,732百万円(第3四半期累計)
- 研究開発費: 明細は記載なし(–)
- 備考: 投資その他の資産が増加(+1,084百万円)との記載あり。
受注・在庫状況
- 受注実績(第3四半期累計、単位:百万円)
- 合計受注高: 35,621(前年34,961、+660、+1.9%)
- 市場別の増減:
- 情報通信: 4,483(前年5,010、▲10.5%)
- 家電: 14,850(前年14,989、▲0.9%)
- 車載: 12,292(前年11,247、+9.3%)
- 産機・その他: 3,995(前年3,713、+7.6%)
- 販売実績(第3四半期累計、単位:百万円)
- 合計販売高: 35,187(前年34,630、+557、+1.6%)
- 市場別の変化:
- 情報通信: 4,576(前年5,503、▲16.8%)
- 家電: 14,782(前年14,647、+0.9%)
- 車載: 12,220(前年10,911、+12.0%)
- 産機・その他: 3,607(前年3,567、+1.1%)
- 在庫状況(棚卸資産)
- 商品・製品等合計 3,204(商品・製品)+671(仕掛品)+3,981(原材料等)=在庫関連合計は増減の詳細は資料で確認可能(前期比較あり)
セグメント別情報(要点)
- CS事業部:
- 売上 16,903百万円(前年同期比+0.4%)
- 営業利益 1,027百万円(前年1,318百万円→営業利益率低下)
- 主因: 車載(カメラ、電装、バッテリー関連等)・家電(アミューズメント)・産機(再生可能エネ関連)が堅調、情報通信は低調
- SCI事業部:
- 売上 18,261百万円(前年同期比+3.6%)
- 営業損失▲220百万円(前年は▲1,036百万円、損失幅大幅縮小)
- 主因: 家電は一部製品で減速もあり概ね横ばい、車載向けが好調
- イノベーションセンター:
- 売上 22百万円(前年比▲86.1%)
- 営業損失▲334百万円(事業化遅延による赤字継続)
- 方針: 事業選択と集中により2事業に資源集中中
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「SMK Next100」(2025~2027)に基づく構造改革プログラムを推進中。成長性・採算性の高い分野へ資源配分、人員・規模適正化を実施。
- KPI達成状況: 明示的KPIは資料に詳細なし(–)。当期の収益改善は中期計画の一部目標に沿うが、イノベーションの事業化遅延は課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 全体は緩やかな回復基調。情報通信市場が低迷、AIサーバー/データセンター関連は拡大、家電では大型家電やゲーム関連が堅調、車載は地域・製品による差あり。
- 競合比較: 同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想: 売上 46,000百万円(▲4.3%)、営業利益 500百万円、経常利益 1,000百万円(+82.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 600百万円(EPS 94.70円)
- 予想修正: 直近公表からの修正無し
- 会社の前提条件: 為替・市場前提等の詳細は添付資料3ページ参照(本文には具体レート等の数値は記載なし)
- 予想の信頼性: 第3四半期時点で営業利益進捗は高いが、情報通信市場の動向やイノベーション事業の進捗、為替変動が通期実績に影響を与えるリスクあり。
- リスク要因: 為替、主要市場(情報通信・家電・車載)の需要変動、地政学リスク、イノベーション事業の事業化遅延および不採算事業の撤退による短期的な収益圧迫。
重要な注記
- 会計方針: 変更なし
- 連結範囲: 変更なし
- 四半期レビュー: 添付財務諸表に対する公認会計士等のレビューは無し
- その他重要事項: 第3四半期累計では減価償却費1,732百万円。キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6798 |
| 企業名 | SMK |
| URL | http://www.smk.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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