2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収減益(売上高5,017百万円、前年同期比+5.3%、営業利益935百万円、前年同期比△2.7%)。
- 注目すべき変化:四半期純利益が投資有価証券売却益の計上等により前年同期比+34.6%で増加(994百万円)。経常利益・営業利益はほぼ横ばい〜若干減少。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上8,000百万円、営業利益1,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,400百万円)に修正は無し。進捗率は売上62.7%、営業利益51.9%、純利益71.0%(第3四半期累計ベース)で、営業利益は下期での回復が必要。
- 投資家への示唆:売上のストック化(サブスク)比率上昇とAI音声認識需給の追い風が継続する一方、営業面では開発・人材投資や一時的な売上原価増で利益率が圧迫。純利益は一時益により高められているため、実質的な収益力(営業ベース)を重視して見ることが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アドバンスト・メディア
- 主要事業分野:AI音声認識「AmiVoice®」を基軸とした音声ソリューション(CTI/コンタクトセンター、会議議事録、医療向け入力、API/SDK・製造物流向け等)、クラウドプラットフォーム提供、業界特化サービス等
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 鈴木 清幸
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
- セグメント:
- 単一セグメント(音声事業)だが、社内的にはCTI事業部/VoXT事業部/医療事業部/SDX事業部/BDC本部・海外等で運営
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末・自己株式含む):18,392,724株
- 期末自己株式数:2,732,333株
- 期中平均株式数(四半期累計):15,635,955株
- 時価総額:–(未記載)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無(補足資料作成も無)
- 株主総会、IRイベント等:–(該当記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、達成率は第3四半期累計ベース)
- 売上高:5,017百万円/通期予想8,000百万円に対して達成率62.7%
- 営業利益:935百万円/通期予想1,800百万円に対して達成率51.9%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:994百万円/通期予想1,400百万円に対して達成率71.0%
- サプライズの要因:
- 純利益が大幅に上振れた主因は「投資有価証券売却益」409.7百万円の計上(特別利益)。営業利益自体は前年同期比でやや減少(仕入原価の一時的増加、人材・開発投資)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていない。売上進捗は順調だが、営業利益は下期での回復・費用コントロールが必要。純利益は一時益が寄与している点に注意。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:5,017(前年同期4,763、+5.3%/+254)
- 売上原価:1,355(前年1,227、+10.5%)
- 営業利益:935(前年960、△2.7%/△25)
- 経常利益:1,041(前年1,049、△0.7%/△8)
- 四半期純利益(親会社帰属):994(前年738、+34.6%/+256)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):63.58円(前年47.41円)
- 収益性指標
- 営業利益率:935/5,017 = 約18.6%(業種によるが比較的高い水準)
- ROE(簡易):994 / 13,521 = 約7.35%(目安:8%以上が良好 → やや低め)
- ROA(簡易):994 / 16,434 = 約6.05%(目安:5%以上で良好 → 良好)
- 進捗率分析(通期目標に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率:62.7%(通常ペース:通年で下期に売上が偏る業種もあるが、おおむね順調)
- 営業利益進捗率:51.9%(やや遅れ。下期の回復が必要)
- 純利益進捗率:71.0%(特別益の影響で高め)
- バランスシート(第3Q末:2025/12/31、単位:百万円)
- 総資産:16,434(前期末15,970、+463)
- 純資産:13,522(前期末12,308、+1,214)
- 自己資本比率:82.3%(前期末77.1%)(安定水準)
- 現金及び預金:6,550百万円(流動性は良好)
- 投資有価証券:4,580百万円(増加:805百万円)
- 有利子負債:短期・長期合計で概ね670百万円程度(1年内返済予定長期借入金380、長期借入金290)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。従って営業CF等の金額は資料上無し(但し現預金残高は増減の記載あり)。
- 減価償却等:
- 減価償却費(第3Q累計):508,570千円(前年381,480千円、増加)
- 四半期推移(QoQ):資料に個別四半期のQoQ数値は無し。季節性は事業により存在する可能性あり(通期に対して下期に費用/収益が偏る可能性)。
財務の解説(背景)
- 売上はサブスクリプション(ストック)売上の伸長と海外/BDCの寄与で増収。ストック売上高は3,637百万円(+11.6%)、ストック比率82.0%(前年より+6.1ポイント)で収益の安定化が進行。
- 営業利益は原価増(仕入)や人材・開発投資で減益。だが営業利益率は依然高水準(約18.6%)。
- 純資産増加は有価証券評価差額の増加(597.9百万円)や当期純利益の計上によるもの。負債は借入金返済で圧縮され、安全性改善。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 409,712千円(約409.7百万円)
- 特別損失:該当無し(第3Q累計では0)
- 一時的要因の影響:純利益の増加は主に上記一時益によるため、営業ベースの継続的収益力とは切り分けて評価する必要あり。その他包括利益でも有価証券の評価益が大きく計上(597,875千円)。
配当
- 中間配当:0.00円(既払)
- 期末予想(2026年3月期):30.00円(うち普通配当27.50円+記念配当2.50円)※期初予想から変更無し
- 年間配当予想:30.00円(前期27.50円)
- 配当性向(予想ベース):30.00 / 89.54 ≒ 約33.5%(目安:投資家還元は中庸)
- 特別配当:期末に記念配当2.5円を予定(今回含む)
- 自社株買い等:該当記載無し(ただし過去に譲渡制限付株式報酬として自己株式処分の記載あり)
設備投資・研究開発
- 固定資産の増加:固定資産合計が6,629百万円→7,761百万円(増加:1,132百万円) 主に投資有価証券取得・評価替え(+805百万円)および有形固定資産の増加(+339百万円)。
- 減価償却費:508.57百万円(前年381.48百万円、増加)
- R&D費用(明確数値の記載無し):開発投資・人材採用の投下を明記。ソフトウエア関連の無形資産が増加(ソフトウエア862.7百万円、ソフトウエア仮勘定220.0百万円) → R&D/開発投資が進展。
受注・在庫状況
- 受注情報・受注残高の明細記載無し(–)
- 棚卸資産(商品・製品等):56.5百万円(前年59.6百万円、ほぼ小幅減)
- 在庫回転や質の詳細は記載無し(–)
セグメント別情報
- 単一セグメント(音声事業)だが、主要領域の状況:
- CTI事業部:AmiVoice® Communication Suiteの導入拡大。ライセンス数累計91,939。ストック比率84.6%(やや低下)。
- VoXT事業部:ProVoXT等の増加で売上+25.4%。ライセンス数21,556。ストック比率97.5%(高い)。
- 医療事業部:AmiVoice Ex7等が好調、ライセンス66,773→67,090。ストック比率47.4%(低め、まだフロー成分あり)。
- SDX事業部:クラウドエンジンACP利用増、ストック比率77.2%(低下)。
- BDC本部/海外:建設向けSIPのライセンス増(76,524→80,884)、海外は大口顧客が堅調。
- 地域別売上:国内/海外比率の明確数値は無し(ただし海外事業部の寄与あり)。為替影響は包括利益の為替換算調整で△32.42百万円計上。
中長期計画との整合性
- 中期(BSR拡大期)目標:2024〜2027年で最終年度売上100億円、営業利益25億円。2026年(本期)は売上80億円、営業利益18億円目標。
- 進捗:本第3Q累計で売上50.17億円(通期80億に対して62.7%)で概ね順調。ただし営業利益は通期目標に対して進捗が遅め(51.9%)で、計画達成には下期での効率改善が必要。
競合状況や市場動向
- 市場環境:生成AIを含むAI技術の企業導入ニーズが高まり、音声認識インターフェース需要が拡大。追い風の環境。
- 競合との比較:個別同業他社との直接比較データは記載無し(–)。ストック売上比率の高さや高い営業利益率は競争上の強みとなり得るが、投資負担で利益変動あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(修正無し):売上8,000百万円(+20.0%)、営業利益1,800百万円(+24.8%)、経常利益1,800百万円(+16.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,400百万円(△0.6%)。EPS予想89.54円。
- 会社は前提としてAI/クラウド需要拡大と新サービス投入、人材・開発投資を継続すると明記。
- 予想の信頼性:過去の予想修正履歴は直近修正無し。第3Q累計の進捗(特に営業利益の51.9%)を踏まえると、下期での利益改善(コスト抑制・売上の収益化)が鍵。純利益は一時益により見かけ上高くなっている点を考慮する必要あり。
- リスク要因:競争激化、AIサービスの市場価格競争、開発投資の回収、投資有価証券の評価変動(評価差額の増減が資本に影響)、為替変動(海外事業)、一時的な売上原価増など。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の計算等に関する注記あり)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計に係るキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
- 監査/レビュー:四半期財務諸表に対する監査法人によるレビュー:無
- その他:第3Qで譲渡制限付株式報酬として自己株式処分あり(資本剰余金・自己株式に影響)
(注)記載の数値は開示資料に基づく。未記載・不明な項目は“–”で示した。投資助言は行っていないため、投資判断は各自の責任で行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3773 |
| 企業名 | アドバンスト・メディア |
| URL | http://www.advanced-media.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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