企業の一言説明
JDSC (4418) は、AI(人工知能)技術を活用したデータサイエンスおよびアルゴリズム開発を主軸とし、AIソリューション事業、フィナンシャル・アドバイザリー事業、マーケティング支援事業を展開する、グロース市場上場のAIテック企業です。特にAIソリューション事業では大手企業との戦略的アライアンスを通じて、産業DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
投資判断のための3つのキーポイント
- AIソリューション事業の高成長と戦略的アライアンス: 主力のAIソリューション事業は前年同期比で42.7%と大幅な増収増益を達成しており、ソフトバンク、SCSK等の大手企業との協業により、今後の産業横展開と持続的な成長が期待されます。
- 財務健全性は良好も、利益の質と事業ポートフォリオに課題: Piotroski F-Scoreは6/9点と「良好」な財務健全性を示すものの、営業キャッシュフローに対する純利益の比率が0.20と低く、利益の質には改善の余地があります。また、マーケティング支援事業の不振が全体の成長を阻害しており、事業ポートフォリオの構造的な課題を抱えています。
- 高い株価変動リスクと信用倍率: 年間ボラティリティが64.66%と非常に高く、投資に伴う価格変動リスクが大きい銘柄です。さらに信用倍率は5.29倍と高水準であり、将来的な需給悪化による売り圧力にも注意が必要です。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | B | 利益成長に期待 |
| 収益性 | C | 改善の余地あり |
| 財務健全性 | A | 良好な水準 |
| バリュエーション | A | 業界平均より割安 |
※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 867.0円 | – |
| PER | 24.39倍 | 業界平均66.2倍 |
| PBR | 2.27倍 | 業界平均3.5倍 |
| 配当利回り | 0.00% | – |
| ROE | 9.75% | – |
1. 企業概要
JDSC (Japan Data Science Consortium Co.Ltd.) は、2018年に設立されたAIテック企業です。機械学習を活用したアルゴリズムモジュールの開発・ライセンス提供、AIソリューション事業、フィナンシャル・アドバイザリー事業、マーケティング支援事業を展開しています。主力製品・サービスには、データプラットフォーム「Wodom!」や、需要予測AI「demand insight」などがあり、企業や社会のデータ活用・DXを支援し、SaaS形式での提供も行っています。高度なAI技術を持つデータサイエンティストを擁し、個別企業の課題に合わせたカスタムAI開発に強みを持っています。
2. 業界ポジション
JDSCはグロース市場に上場し、情報・通信業セクターに属するAIソリューションプロバイダーです。AI市場は急速な拡大期にあり、産業DXの進展とともにAI実装・運用ニーズが高まっています。同社はソフトバンク、SCSK、ダイフクなどの大手企業との戦略的アライアンスを構築し、特定の産業領域(物流、リテール、製造など)におけるAI導入で一定の競争優位性を築いています。現在の市場シェアは限定的ですが、アライアンスを通じて産業横展開を目指しています。バリュエーション指標を見ると、PERは24.39倍と業界平均の66.2倍を大きく下回り、PBRも2.27倍と業界平均の3.5倍より低い水準にあり、業界内では割安感がある可能性があります。
3. 経営戦略
JDSCの中期経営計画では、人材採用・育成と組織強化を「成長投資」と位置づけ、AIエージェント等の大型案件への投資を加速する方針です。Layer戦略「Layer1(Joint R&D)→Layer2(産業横展開)→Layer3(データ蓄積による事業創出)→Layer4(ファンド/M&A)」を掲げ、高度AI人材の育成と戦略的アライアンス(ソフトバンク、SCSK、ダイフク、AZ-COM丸和ホールディングス等)を通じて、AIソリューションの適用範囲を広げ、産業全体への横展開を推進しています。
直近の重要な適時開示としては、2026年6月期第2四半期において、子会社であるseawise株式会社の全株式譲渡に伴う9,696.7万円の特別利益の計上と、MCC Logistics株式会社の新規連結が挙げられます。通期予想も2025年12月22日に上方修正されており、利益面での改善が期待されます。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
JDSCのPiotroski F-Scoreは以下の通りです。
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 6/9 | A: 良好(全体的に健全だが一部改善余地あり) |
| 収益性 | 3/3 | 純利益、営業キャッシュフロー、ROA全てプラスで良好 |
| 財務健全性 | 3/3 | 流動比率が高く、債務負担が低いなど健全 |
| 効率性 | 0/3 | 営業利益率、ROE、四半期売上成長率がいずれも基準未達 |
解説:
- 収益性スコア3/3: 過去12か月の純利益が4億7,075.4万円と黒字を達成しており、営業キャッシュフローも9,200万円とプラスを維持しています。また、ROAも3.93%とプラスであり、収益性の基本的な強さを示しています。
- 財務健全性スコア3/3: 流動比率は3.18倍と高く、短期的な支払能力に問題がないことを示します。総負債を自己資本で割ったDEレシオ(Total Debt/Equity)は20.51%と低く、負債負担が小さい堅実な財務体質です。また、発行済株式数の希薄化が見られないことも好材料です。
- 効率性スコア0/3: 営業利益率2.02%は基準(10%以上)を下回り、ROE9.92%も目標(10%以上)にわずかに届いていません。また、直近四半期の売上成長率が前年比で-7.5%とマイナスであり、効率的な経営や継続的な成長には今後改善が求められます。
この結果から、JDSCは基本的な収益性と財務の健全性は高いものの、利益率や自己資本利益率の向上、売上の安定的な成長という点で改善の余地があることが示唆されます。
【収益性】
- 営業利益率(過去12か月): 2.02%。一般的に5%以上が望ましいとされる中で、やや低い水準にあります。
- ROE(実績): 9.75%。株主が投下した資本に対してどれだけ効率的に利益を生み出したかを示す指標で、ベンチマークである10%にわずかに届かないものの、比較的良好な水準です。
- ROA(過去12か月): 3.93%。会社が持つ総資産をどれだけ効率的に使って利益を上げたかを示す指標で、ベンチマークである5%と比較すると、改善の余地があります。
【財務健全性】
- 自己資本比率(実績): 47.4%。総資産に占める自己資本の割合であり、企業の安定性を示します。40%以上が健全とされる中で、安定した財務基盤を有しています。
- 流動比率(直近四半期): 3.18倍。短期的な負債に対する支払能力を示し、200%(2倍)以上が安全とされる中で非常に良好な水準です。
【キャッシュフロー】
- 営業キャッシュフロー(過去12か月): 9,200万円のプラス。本業での現金創出力はプラスを維持しています。
- フリーキャッシュフロー(過去12か月): 2億825万円のプラス。営業活動で得た現金から投資に必要な費用を差し引いたもので、企業の自由に使える資金の余裕を示します。プラスであることから、事業活動から十分な現金を生み出していると言えます。
- 直近中間期(2026年6月期 第2四半期累計)の状況: 営業CFは△4億7,025.1万円とマイナスに転じており、前年同期の+3億3,193.2万円から大幅に悪化しています。これは人材への先行投資や事業構造の変化が影響している可能性があります。一方で、投資CFは+2億2,295.2万円とプラス(seawise株式会社の株式売却益)、財務CFは+20億5,425.5万円と大幅なプラス(おそらく資金調達や借入増)となっており、現金同等物残高は45億8,419.5万円に大きく増加しています。
【利益の質】
- 営業CF/純利益比率: 0.20。この比率が1.0以上だと利益はキャッシュフローに裏付けられていて健全と評価されますが、同社の場合は0.20と低い水準にあります。これは、過去12か月間の純利益が4億7,075.4万円であるのに対し、営業キャッシュフローが9,200万円に留まっているためです。特にseawise株式売却益という特別利益が純利益を嵩上げしている側面があり、本業からのキャッシュ創出力に対しては懸念があります。
- 利益の質評価: D (要注意(利益の質に懸念))。
【四半期進捗】
2026年6月期 第2四半期(中間期)の通期予想に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 111億8,248.7万円(前年同期比△6.3%)、通期予想に対する進捗率48.4%
- 営業利益: 3億1,407.9万円(前年同期比△4.5%)、通期予想に対する進捗率41.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2億3,116.4万円(前年同期比+117.9%)、通期予想に対する進捗率44.5%
直近3四半期の売上高・営業利益の推移(過去12か月データと2024/6期、2025/6期決算短信を基に推定。ただし四半期別ではないため、厳密な推移は不明。)
提供された年度別損益計算書で過去12か月売上が22,299,269千円で2024年6月期売上16,457,876千円と比較すると成長が見られます。しかし、2026年6月期第2四半期売上高は前年同期比で△6.3%と減収しており、全体の売上成長には陰りが見えます。
セグメント別では、AIソリューション事業が売上19億5,238.3万円(+42.7%)、セグメント利益2億2,755.4万円(+34.7%)と好調です。しかし、マーケティング支援事業が売上89億9,347.3万円(△13.1%)と低迷し、セグメント利益も大幅に減少し、全体の足を引っ張る形となっています。フィナンシャル・アドバイザリー事業は増収ながらも減益となっています。純利益の進捗率が高いのは、特別利益の計上が大きく寄与しています。
【バリュエーション】
- PER(会社予想): 24.39倍。株価が1株あたり利益の何倍かを示す指標です。業界平均の66.2倍と比較すると、大幅に低い水準にあり、割安感があると考えられます。
- PBR(実績): 2.27倍。株価が1株あたり純資産の何倍かを示す指標です。業界平均の3.5倍と比較すると、こちらも低い水準であり、割安と判断できます。
PER・PBR共に業界平均を下回っており、バリュエーションは割安と評価できます。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | 中立 | MACD値: -42.41 / シグナル値: -52.81 | 短期トレンド方向を示す |
| RSI | 中立 | 44.0% | 70以上=過熱、30以下=売られすぎ |
| 5日線乖離率 | – | -1.72% | 直近のモメンタム |
| 25日線乖離率 | – | -5.84% | 短期トレンドからの乖離 |
| 75日線乖離率 | – | -20.60% | 中期トレンドからの乖離 |
| 200日線乖離率 | – | -22.63% | 長期トレンドからの乖離 |
解説: MACDは中立となっており、明確なトレンド転換シグナルは出ていません。RSIは44.0%と中立圏にあり、買われすぎでも売られすぎでもない状況です。各移動平均線からの乖離率は全てマイナスで、株価が短期・中期・長期の移動平均線を下回っていることを示しており、下降トレンドにあることを示唆します。
【テクニカル】
現在の株価は867.0円であり、52週高値1,946円に対して18.7%の位置(安値寄り)にあります。52週安値は619円です。
- 5日移動平均線 (882.20円) を下回っており、短期的な下降圧力が継続しています。
- 25日移動平均線 (920.80円) を下回っており、短期トレンドは弱気です。
- 75日移動平均線 (1,091.92円)、200日移動平均線 (1,120.64円) を大きく下回っており、中期・長期トレンドも下落基調にあることを示しています。
直近1ヶ月のリターンは-22.17%と大きく下落しており、短期的には明確な下落トレンドにあると言えます。サポート・レジスタンスについては、1ヶ月レンジの下限729.00円が直近のサポートラインとなる可能性があります。
【市場比較】
JDSCの株価は、日経平均およびTOPIXといった市場指数を大きく下回るパフォーマンスを記録しています。
- 日経平均比: 1ヶ月で15.53%ポイント、3ヶ月で34.93%ポイント、6ヶ月で40.31%ポイント、1年で46.10%ポイントと、いずれの期間においても日経平均を大きく下回っています。
- TOPIX比: 同様に1ヶ月で16.30%ポイント、3ヶ月で35.76%ポイントと、TOPIXに対しても大幅にアンダーパフォームしています。
これは、市場全体の好調な地合いに乗り切れていない現状を示しており、相対的な投資魅力が低下している可能性があります。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率5.29倍と高水準です。これは将来的に信用買い残の決済(返済売り)が株価の重しとなる可能性があり、売り圧力に注意が必要です。
【定量リスク】
- ベータ値(5Y Monthly): 0.76。市場全体の動きと比較して、JDSCの株価変動はやや小さいことを示します。ただし、これは過去5年間の月次データに基づくもので、直近の大きな変動は反映されていない可能性があります。
- 年間ボラティリティ: 64.66%。これは年間の株価の変動幅が非常に大きいことを示しています。仮に100万円投資した場合、年間で±64.66万円程度の変動が想定され、投資家にとっては高いリスクを伴います。
- シャープレシオ: 0.29。リスク1単位あたりのリターンを示し、1.0以上が良好とされる中で低い水準です。これは、リスクに見合った十分なリターンが得られていない可能性を示唆します。
- 最大ドローダウン: -70.24%。過去の最も大きな下落率を示しており、この程度の株価下落は今後も起こりうる可能性があります。
【事業リスク】
- 特定事業セグメント(マーケティング支援事業)の不振: マーケティング支援事業の売上高およびセグメント利益が大幅に悪化しており、会社全体の業績の足を引っ張っています。この事業の回復がなければ、全体の成長戦略に影響を及ぼす可能性があります。
- 人材確保競争と高度AI人材への依存: AIテック企業であるため、高度なAI人材の採用と育成が事業成長の生命線となります。人材確保競争の激化や採用コストの上昇、従業員の離職リスクは、今後の成長を阻害する可能性があります。
- 情報セキュリティおよび顧客データ取扱いリスク: AIソリューションを提供する上で、顧客データの保護と情報セキュリティは極めて重要です。システム障害やサイバー攻撃、データ漏洩などが発生した場合、企業の信頼性低下や損害賠償、事業継続への影響といったリスクがあります。
7. 市場センチメント
- 信用取引状況: 信用買残が1,119,700株である一方、信用売残は211,800株です。信用倍率は5.29倍と高水準であり、将来的な信用買い残の返済売りが株価に下落圧力をかける可能性があります。
- 主要株主構成: 筆頭株主は代表取締役の加藤聡志氏で24.37%を保有しています。次いでSMBC信託銀行(未来創生2号ファンド)が10.83%、ソフトバンクが9.90%と大手金融機関や事業会社が上位に名を連ねており、安定株主が一定割合を占めています。
- ニュース動向分析: 総合センチメントは「ポジティブ」です。「AI番頭」が経済産業省・NEDOの「GENIAC-PRIZE」最終審査に選定されたニュースが株価上昇の要因として報じられており、AI技術に対する市場の注目度が高いことがうかがえます。
8. 株主還元
JDSCは、会社予想および配当金履歴によると、現時点では配当を実施していません。配当利回りは0.00%、配当性向も0.0%です。成長投資フェーズにあるグロース市場上場企業として、利益を事業再投資に充てる方針と考えられます。自社株買いの状況についても、情報からは確認できませんでした。
SWOT分析
強み
- AIソリューション事業の高い成長性と豊富な開発実績、大手企業との戦略的アライアンスによる事業拡大ポテンシャル。
- 高度AI人材を育成・確保するLayer戦略と組織基盤。
弱み
- マーケティング支援事業の不振が全体の成長と収益性を圧迫している点。
- 利益の質に懸念があり、営業キャッシュフローの創出力が純利益と比較して低い点。
機会
- DX需要の継続的な拡大とAI市場の急速な成長。
- 戦略的アライアンスを通じた新たな産業領域への展開と事業創出。
脅威
- AI技術は競争が激しく、技術革新のスピードも速いため、競争優位性の維持が困難になる可能性。
- 人材確保競争の激化による採用コスト上昇や離職リスク、および株価の高いボラティリティ。
この銘柄が向いている投資家
- AI技術の成長性と産業DXの波に乗ることを期待する、中長期的な成長投資家: AIソリューション事業の将来性に着目し、短期的な株価変動や無配当を許容できる投資家。
- 高リスク・高リターンを許容できる投資家: 高いボラティリティがあるため、積極的にリスクを取りながら、成長企業への投資として大きなリターンを狙う投資家。
この銘柄を検討する際の注意点
- 事業ポートフォリオのリスク: 好調なAIソリューション事業に対し、マーケティング支援事業の不振が継続しており、事業構造による全体の成長鈍化リスクがあります。同事業の動向には注意が必要です。
- 利益の質とキャッシュフロー: 特別利益に依存せず、本業での安定的な利益創出とキャッシュフロー改善が喫緊の課題です。営業キャッシュフローと純利益のギャップ、そして四半期進捗における営業CFのマイナスは慎重に評価する必要があります。
- 株価変動リスクと信用倍率: 年間ボラティリティが非常に高く、株価が大きく変動する可能性があります。また、高い信用倍率による将来的な売り圧力も考慮に入れるべきです。
今後ウォッチすべき指標
- AIソリューション事業の成長率: 継続的な高成長と新規顧客獲得、既存顧客のAI活用フェーズ深化を示す指標。
- 営業利益率およびROEの改善: 効率性スコアの低さから、採算性の改善が重要です。営業利益率10%以上、ROE10%以上の達成状況。
- マーケティング支援事業の回復または戦略的再編の進捗: 業績の足を引っ張る事業の改善動向。
- 営業キャッシュフローの継続的なプラス転換とその規模: 利益の質改善の重要な指標。
- 戦略的アライアンスによる具体的な成果: 大手企業との提携が実際の売上や利益にどれだけ貢献しているか。
10. 企業スコア
- 成長性: B
根拠: 過去12か月の売上高は222億9,926.9万円で、2024年6月期の164億5,787.6万円からは大きく成長しています。しかし、通期予想の売上高伸長率は前期比で+0.2%と鈍化が見られ、直近四半期の売上成長率も前年比-7.5%とマイナスです。一方で、AIソリューション事業単体では売上高42.7%増、営業利益34.7%増と高い成長を示しており、利益ベースでの通期予想営業利益も前期比+29.0%と大幅な増加を計画しています。事業ポートフォリオ内で成長にばらつきがあるため、全体としては「普通」評価としました。 - 収益性: C
根拠: ROE(実績)は9.75%と、一般的な目安とされる10%にわずかに届きません。また、営業利益率(過去12か月)も2.02%と低水準であり、収益性評価基準の「ROEが5-8%または営業利益率が3-5%」の範囲を下回るため、「やや不安」と評価しました。特にマーケティング支援事業の収益性悪化が全体に影響しています。 - 財務健全性: A
根拠: 自己資本比率は47.4%と40%〜60%の範囲にあり、流動比率は3.18倍と200%を大きく上回る非常に良好な水準です。Piotroski F-Scoreも6/9点と「良好」な判定です。これらの指標から、同社の財務健全性は「良好」と評価しました。 - バリュエーション: A
根拠: PER(会社予想)は24.39倍で、業界平均の66.2倍と比較して大幅に低い水準です。PBR(実績)も2.27倍で、業界平均の3.5倍を下回っています。これらの指標を総合的に判断し、業界平均と比較して「割安」であることから「良好」と評価しました。ただし、現在の株価が下落トレンドにあること、利益の質に懸念があることもバリュエーションを語る上での考慮点となります。
企業情報
| 銘柄コード | 4418 |
| 企業名 | JDSC |
| URL | http://jdsc.ai/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 867円 |
| EPS(1株利益) | 35.55円 |
| 年間配当 | 0.00円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 21.6% | 35.3倍 | 3,335円 | 30.9% |
| 標準 | 16.6% | 30.7倍 | 2,352円 | 22.1% |
| 悲観 | 10.0% | 26.1倍 | 1,491円 | 11.4% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 867円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 1,169円 | ○ 26%割安 |
| 10% | 1,460円 | ○ 41%割安 |
| 5% | 1,843円 | ○ 53%割安 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
競合他社
| 企業名 | コード | 現在値(円) | 時価総額(億円) | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PKSHA Technology | 3993 | 3,045 | 972 | 32.42 | 2.67 | 8.6 | 0.00 |
| ブレインパッド | 3655 | 2,692 | 600 | 120.17 | 10.59 | 8.6 | – |
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.32)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。