2025年8月期通期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(次期)との比較では特段のサプライズ表明なし。今期(2025年8月期)は連結財務諸表作成の初年度のため前年(連結ベース)比較はなし。市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし(―)。
  • 業績の方向性:売上高は3,209百万円で着地(連結初年度)。営業損失270百万円、親会社株主に帰属する当期純損失326百万円の赤字着地(減収減益ではなく、前期に計上した不動産売却を除くと横ばいとの注記)。
  • 注目すべき変化:連結範囲に株式会社サウスワークスを追加(子会社化)および事業譲受によりAPP事業の売上増加。販売用不動産の売却が前期にあり、それを除くと売上は横ばい。しかし新規事業投資と一時的な減損等で営業損失に。
  • 今後の見通し:2026年8月期の連結業績予想は売上3,072百万円(対前期-4.2%)、営業利益0百万円(黒字転換目標)、経常利益0、親会社株主に帰属する当期純利益0。会社は「成長性と収益性の両立」を掲げるが、実現には既存事業の利益確保と新規事業の収益化が必要。
  • 投資家への示唆:今回の決算で最重要なのは(1)連結化・買収による構成変化、(2)営業損失・大幅な当期純損失の発生とそれに対する資本政策(減資と欠損填補)の発表、(3)キャッシュは潤沢だが営業CFは大幅なマイナスである点。今後は黒字化計画の実行性と減資後の資本構成・株主還元方針を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:and factory株式会社
    • 主要事業分野:スマートフォン向けマンガ・占い等のアプリ開発・運営(APP事業)、ホステル運営や不動産アドバイザリー(RET事業)、IP活用等(その他事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 青木 倫治
    • 上場取引所:東(コード:7035)
    • 問合せ先:取締役 蓮見 朋樹(TEL 03-6712-7646)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月15日
    • 対象会計期間:連結 2024年9月1日~2025年8月31日(2025年8月期)(注:当期より連結財務諸表を作成)
    • 決算説明資料:作成あり、決算説明会は無し
  • セグメント:
    • APP事業:アプリ開発・運営、アプリ内広告・広告代理、漫画・占い等のサービス
    • RET事業:スマートホステル「&AND HOSTEL」の企画開発・運営、不動産アドバイザリー等
    • その他事業:主にマンガIPを広告等へ活用する事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,261,970株
    • 期末自己株式数:277株
    • 期中平均株式数:11,261,696株
    • 時価総額:–(株価情報なしのため省略)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2025年11月26日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年11月25日
    • 決算説明会:無し(資料はウェブ掲載予定)
    • 重要な後発事象:資本金の減少および剰余金の処分に関する株主総会上程(減資効力発生日予定 2026年1月5日)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は当期に関する記載なし。以下は実績値)
    • 売上高:3,209,035千円(連結・当期) — 通期計画比較(2026予想)は別期のため達成率対象外。ただし来期予想売上3,072百万円に対し今期は3,209百万円で、今期水準は来期予想を上回る。
    • 営業利益:△270,051千円(営業損失) — 会社は次期で営業利益0百万円を目標(黒字化見込み)。
    • 純利益:親会社株主に帰属する当期純損失△326,080千円
  • サプライズの要因:
    • 連結初年度の構成変更(サウスワークスの連結化、事業譲受等)により売上は増加したが、全社レベルの一般管理費等(全社費用)や新規事業投資、減損損失(合計59,505千円)等の一時要因で営業損失となった。
    • 特別利益として「収益の計算方法の変更に伴う利益」28,135千円を計上(APPセグメント関連)。特別損失合計85,322千円に対し相殺しきれず。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年8月期に営業利益0(黒字化)を見込むが、今期の赤字・減損・新規投資状況を踏まえると、コスト削減と新規事業の収益化が必要。業績予想の修正は現時点で無し。

財務指標

  • 財務諸表ハイライト(千円)
    • 総資産:2,020,456
    • 純資産:892,811
    • 自己資本(参考):887,000(注記ベース)
    • 売上高:3,209,035
    • 営業損失:△270,051
    • 経常損失:△266,186
    • 親会社株主に帰属する当期純損失:△326,080
    • 現金及び現金同等物(期末):860,671
  • 収益性(対前年同期は連結初年度のため記載なし。以下は対社基準の数値)
    • 売上高:3,209,035千円(前年〔連結ベース〕比較なし)
    • 営業利益:△270,051千円、営業利益率 = △270,051 / 3,209,035 = △8.42%(参考目安:営業利益率がプラスなら良好。マイナスは課題)
    • 経常利益:△266,186千円(前年比較なし)
    • 純利益:親会社株主に帰属する当期純損失△326,080千円(前年比較なし)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):△28.95円(前年比較なし)
  • 収益性指標(当期末ベースの概算)
    • ROE(期末自己資本ベース、概算)= 親会社株主損失△326,080 / 自己資本887,000 ≒ △36.8%(参考目安:8%以上で良好 → 目標未達、マイナスは重大)
    • ROA(経常利益ベース)= 経常利益△266,186 / 総資産2,020,456 ≒ △13.2%(参考目安:5%以上で良好 → マイナスは課題)
    • 営業利益率:△8.42%(業種平均との比較で要確認だが、マイナスは回復が必要)
  • 進捗率分析(四半期推移は別表参照。今期は通期扱いのため通年実績)
    • 次期(2026年8月期)予想に対する今期の参考値:今期売上3,209 / 来期予想3,072 = 約104.5%(ただし期が異なるため単純比較は注意)
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:△428,885千円(前年比較なし) — 営業活動で大幅な資金使用
    • 投資CF:△122,405千円(主な内訳:有形固定資産取得31,350、無形固定資産取得28,526、貸付30,000等)
    • 財務CF:△151,897千円(主な内訳:長期借入金返済91,892、短期借入金返済60,000)
    • フリーCF:営業CF – 投資CF = △428,885 – △122,405 = △551,290千円(負:資金流出)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△428,885) / 親会社株主当期純損失(△326,080) ≒ 1.32(数値がともにマイナスのため解釈注意。一般目安は1.0以上で健全だが、本月は営業CFが純損失を上回るマイナス)
    • 現金同等物残高:期末860,671千円(期首1,563,860千円、差引減少△703,188千円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数字は別資料参照。MAUは2025年8月末で約87.5万(過去ピークから低下)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:43.9%(安定水準:目安40%以上 → 安定)
    • 流動資産1,840,487 / 流動負債890,042 ≒ 流動比率 約207%(良好)
    • 負債合計:1,127,644千円(長期借入金235,943、短期借入金90,000、1年内返済予定長期借入金31,118)
  • 効率性
    • 総資産回転率や詳細は業種比較が必要だが、売上3,209百万円に対する総資産2,020百万円で資産回転率 ≒1.59回/年(参考)
  • セグメント別(当連結会計年度)
    • 売上高:APP事業 3,063,165千円、RET事業 119,087千円、その他 26,783千円(合計 3,209,035千円)
    • セグメント利益:APP 59,926千円、RET 27,996千円、その他 △3,382千円、合計セグメント利益 84,540千円
    • 全社費用(報告セグメント外の一般管理費等):△354,591千円 → 連結営業損失の主因

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:収益の計算方法変更に伴う利益 28,135千円(APP関連)
  • 特別損失:合計85,322千円(内訳:減損損失59,505、固定資産除却損22,813、投資有価証券評価損3,003)
  • 一時的要因の影響:減損等の特別損失が大きく、除けば営業損失は縮小する可能性があるが、全社費用と新規投資によるコストも継続的な影響を与える可能性あり。
  • 継続性の判断:収益計算方法の変更利益は一時的。減損は発生済みだが、新規事業投資や買収関連コストは継続的影響の可能性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円
    • 期末配当:0.00円(2025年8月期)
    • 2026年8月期(予想):中間・期末とも0.00円
  • 配当性向:―(赤字のため)
  • 特別配当の有無:無し
  • 株主還元方針:現時点で自社株買い等の記載なし。なお、資本政策として欠損填補のための減資予定がある(詳細は後述)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得 31,350千円、無形固定資産取得 28,526千円(合計投資の主軸)
  • 減価償却費:連結で30,218千円(のれん償却含む10,228千円)
  • 研究開発(R&D):明示のR&D費用の内訳なし(無形資産取得等に含まれる可能性あり)

受注・在庫状況

  • 受注情報:該当記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品+仕掛品):商品1,740千円、仕掛品17,849千円(計19,589千円)
    • 在庫水準に関する指摘は特になし

セグメント別情報

  • APP事業:売上3,063,165千円、セグメント利益59,926千円。サウスワークス連結追加、事業譲受(ソク読み)や占い事業が寄与。MAUは減少傾向(2025/8末 875千人)だが、課金ARPU・広告ARPUは伸長。
  • RET事業:売上119,087千円、セグメント利益27,996千円。&AND HOSTEL稼働は高水準。円安の追い風や不動産関連収入が貢献。
  • その他:売上26,783千円、セグメント損失3,382千円(主にIP広告活用事業)
  • セグメント合計はプラス(87,923千円)だが、全社費用(△354,591千円)が重く、連結で営業赤字。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中に具体的数値目標は限定的。会社は「成長性と収益性の両立」を掲げ、新規事業投資と既存事業の利益確保を両立させる方針。
  • KPI達成状況:MAU等はピークから低下中だがARPUは上昇。収益性改善が中期の主要KPIと思われる。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:電子書籍市場は成熟期にあり、2024年度は市場規模約6,703億円(前年比+3.9%)、コミックが約87%を占める。今後は緩やか成長(2025年度は約+4%、2029年度まで年平均3.1%見込み)。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(–)。MAU低下は競争激化の表れの一つ。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年8月期):売上高3,072百万円(対前期-4.2%)、営業利益0百万円、経常利益0、親会社株主に帰属する当期純利益0。前提として既存マンガ事業の利益確保、RET/エンタメ事業の成長、新規事業の収益改善を期待。
  • 予想の信頼性:連結初年度の構成変更・減損等の影響を受けたため、達成にはコスト構造改善と新規事業の収益化が必要。会社は保守的にゼロ利益を見込む形。
  • リスク要因:MAUの低下、広告収入変動、為替(外国人宿泊者数等への影響)、コンテンツ投資の採算、借入金返済や資本政策の実行リスクなど。

重要な注記

  • 会計方針:当連結会計年度より「法人税等に関する会計基準等」を適用(連結諸表への影響なしとの注記)。
  • 連結範囲の重要な変更:株式会社サウスワークスを連結に追加。
  • 重要な後発事象(資本政策、株主総会付議予定)
    • 資本金の減少:資本金を801,818,885円から70,000,000円へ減少(減資分をその他資本剰余金へ振替)。効力発生日予定 2026年1月5日。
    • 剰余金の処分:振替後のその他資本剰余金のうち715,702,701円を繰越利益剰余金へ振替し欠損填補予定(効力発生日 2026年1月5日)。
    • 目的:繰越欠損の填補による財務内容健全化と資本政策の柔軟化、将来的な株主還元のための体制整備。
  • 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外との注記。

(注)本資料は提供された決算短信を基に要点を整理したものであり、投資判断・助言を行うものではありません。不明項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7035
企業名 and factory
URL https://andfactory.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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