2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想からの修正は無し(予想どおり)。市場予想との比較は資料に無し。
- 業績の方向性:増収・増益(売上収益は前年同期比+19.6%、営業利益+7.4%)。ただし税引前利益・親会社帰属利益は減少(税引前△24.5%、親会社帰属△33.7%)。
- 注目すべき変化:営業利益は増加した一方、金融費用の急増(2025年Q3累計で418,957千円→前年64,966千円)が税引前・当期利益を押し下げた点が最大の変化。加えて第2四半期以降に子会社化したAOI(8/1)およびRL(5/1)の連結効果で売上は拡大。
- 今後の見通し:通期予想(売上収益35,000百万円、営業利益1,500百万円、親会社帰属当期利益1,300百万円)は現時点で修正無し。進捗率は売上・営業利益が約75%と順調だが、親会社帰属利益の進捗は約44%に留まり、金融費用や第4四半期の収益性動向が達成可否の鍵。
- 投資家への示唆:営業本業は堅調(特に物流・一部デジタル改善)が見られるが、負債・金融費用の増加が純利益の抑制要因になっているため、資本コストとキャッシュフロー(利払い、リース返済)の動向に注目すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社KeyHolder
- 主要事業分野:総合エンターテインメント(タレント/アイドルマネジメント、イベント)、映像制作、広告代理店(デジタル広告含む)、物流(運送・保管・倉庫)、その他(不動産賃貸、飲食等)
- 代表者名:代表取締役社長 大出 悠史
- 備考:2025年にAOI、RL等を子会社化(連結範囲の変更あり)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(通期は2025年1月1日~12月31日)
- 決算説明会:補足資料あり(決算説明会は無)
- セグメント:
- 総合エンターテインメント事業:タレント・アイドル等のマネジメント、イベント企画運営、ゲームアプリ等
- 映像制作事業:番組・MV・映画制作、ポスプロ、機材レンタル、制作スタッフ派遣
- 広告代理店事業:デジタル広告、インターネットメディア、タレントキャスティング
- 物流事業:運送事業、アミューズメント機器等の保管・倉庫事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):18,967,410株
- 期中平均株式数(四半期累計):18,819,074株
- 今後の予定:
- 通期業績予想は公表済(変更無)
- 株主総会/IRイベント:資料に記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表予想との比較は通期ベースのみ)
- 売上高(Q3累計):26,217百万円(前年同期比+19.6%) → 通期予想35,000百万円に対する進捗率: 約75.0%
- 営業利益(Q3累計):1,148百万円(前年同期比+7.4%) → 通期予想1,500百万円に対する進捗率: 約76.5%
- 親会社帰属当期利益(Q3累計):578百万円(前年同期比△33.7%) → 通期予想1,300百万円に対する進捗率: 約44.5%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:売上増(主に物流の連結寄与、既存事業の回復・拡大)、一部セグメント(映像の案件・配給開始など)で成長。
- 下振れ要因:金融費用の大幅増加(支払利息・リース負債返済等)により税引前・当期利益が圧迫。前年に計上された負ののれん(2024年の特別益)が比較基準として影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業面の進捗は良好(売上・営業利益ともに想定ペース)が確認できる一方、純利益は金融費用の影響で進捗が遅い。第4四半期の金融費用低減または一時的な収益計上がない限り、純利益達成はやや不確定要素あり。
財務指標
- 財務諸表の要点(千円単位で四捨五入記載)
- 資産合計:54,470,531千円(前期末54,274,030千円)
- 負債合計:32,075,170千円(前期末32,334,964千円)
- 親会社所有者帰属持分:22,319,034千円(持分比率41.0%(安定水準))
- 収益性
- 売上高(Q3累計):26,217,000千円(前年同期比+19.6%=+4,288,513千円)
- 営業利益(Q3累計):1,148,191千円(前年同期比+7.4%=+79,422千円)
- 営業利益率:1,148,191 / 26,217,000 = 約4.38%(業種に依存、参考目安:業界平均と比較が必要)
- 税引前四半期利益:767,608千円(前年同期比△24.5%)
- 四半期利益(当期利益):648,561千円(前年同期比△12.2%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:578,150千円(前年同期比△33.7%)
- 1株当たり四半期利益(EPS、基本):30.72円(前年同期46.40円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(9か月ベース):親会社帰属利益 578,150 / 親会社持分 22,319,034 = 2.59%(9か月ベース)。年率換算で約3.45%(目安:8%以上が良好 → 低い)
- ROA(9か月ベース):四半期利益 648,561 / 総資産 54,470,531 = 約1.19%(年率換算約1.59%、目安5%以上望ましい → 低い)
- 営業利益率:4.38%(前期は約4.87%)でやや低下
- 進捗率分析(Q3累計→通期予想比)
- 売上進捗率:74.9%
- 営業利益進捗率:76.5%
- 親会社帰属純利益進捗率:44.5%(やや遅い)
- 過去同期間との比較:売上・営業利益は成長トレンドだが、純利益は前年の特別利益影響等で低下
- キャッシュフロー(Q3累計)
- 営業CF:+2,898,111千円(前年同期間比+59.6%) → 営業CFは増加(良い)
- 投資CF:+292,172千円(前年は△4,116,376千円) → 被担保債権回収等でプラス転換
- 財務CF:△1,995,486千円(前年は+1,687,833千円) → 借入・返済、利息・配当、リース返済の影響でマイナス
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 +2,605,939千円(営業CFが投資CFを上回る、プラス)
- 現金及び現金同等物期末:5,305,725千円(前期末4,110,927千円、増加)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 2,898,111 / 四半期利益 648,561 = 約4.47(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 四半期推移(QoQ):細部の四半期別推移は添付資料参照(本短信は累計中心)。季節性はイベント・公開スケジュールに依存。
- 財務安全性
- 自己資本比率:41.0%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率(目安):流動資産11,569,966 / 流動負債9,415,494 = 約123%(短期支払能力は概ね確保)
- 負債比率(負債/資本):32,075,170 / 22,395,361 = 約1.43倍(借入・リース等の負担あり)
- 効率性
- 総資産回転率(9か月ベース):売上26,217,000 / 総資産54,470,531 = 約0.48回(年換算で約0.64回)
- セグメント別ハイライト(Q3累計)
- 総合エンターテインメント:売上10,775,356千円(前年同期比△2.0%)、セグメント利益1,307,690千円(△0.8%)
- 映像制作:売上4,730,871千円(+2.0%)、セグメント利益72,044千円(△56.9%、海外案件・先行投資が要因)
- 広告代理店:売上4,816,138千円(△22.4%)、セグメント損失78,295千円(前年は利益)—広告出稿減・体制強化費用が影響
- 物流:売上4,110,620千円(連結初年度寄与)、セグメント利益450,545千円
特別損益・一時的要因
- 前年(2024年)に計上された負ののれん発生益(約2,551百万円)が前年比較での利益差に寄与しているため、前年との比較では実質的な差分に注意が必要。
- 当四半期に関する特別損益の大きな計上は報告無し(注記:会計方針変更はあるが重要影響なし)。
- 海外案件や新規事業に伴う先行費用が映像セグメント利益を押し下げている点は継続性に注意。
配当
- 配当実績/予想:
- 中間配当:0.00円(2025年)
- 期末(予想):10.00円(通期合計10.00円)
- 直近公表から配当予想の修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):配当10円 / 1株当たり当期利益(予想 69.08円)= 約14.5%(参考)
- 自社株買い等:当期中に少額の自己株式取得実績(数値あり、金額は小幅)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動より)
- 有形固定資産取得による支出(Q3累計):約97,156千円(前年102,611千円)
- 無形資産取得:約2,473千円
- 減価償却費・償却費(P/L上):1,850,742千円(大きめ。要因はのれん・無形の償却が含まれる可能性)
- 研究開発費:記載無し(–)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(期末):513,556千円(前年同期543,162千円 → △29,606千円、在庫は軽減)
- 受注高/受注残高:記載無し(–)
- 在庫回転日数:記載無し(–)
セグメント別情報
- 総合エンターテインメント:売上は微減だがセグメント利益は堅持。大型ライブやタレント活動、デジタル部門(ゲーム)の改善で安定化。AOIの取り込みでタレント数増(167名)に。
- 映像制作:売上は増加も、海外案件・配給開始に伴う先行コストで利益減(ただし対計画は順調との説明)。
- 広告代理店:デジタル部門は人員倍増で案件増加の兆しあるものの、クライアントの出稿費用見直しや体制強化費で売上・利益減。
- 物流:TPOの連結寄与で売上・利益を牽引。保管能力(15万台超)等で安定収益源化。
中長期計画との整合性
- 中期計画の明細は本短信に詳細記載なし(–)。M&Aによる事業拡大(AOI、RL、TPO連結)を通じた事業スケール拡大を継続。
- KPI達成状況:営業利益・売上は通期見込みに対して順調だが、財務費用を含めた当期利益の達成が課題。
競合状況や市場動向
- 競合比較:個別他社との直接比較データは無し(–)。
- 市場動向:消費者マインドや広告市場の変動、賃上げ・物価高等が収益性に影響するリスクを同社も指摘。映像制作ではグローバル展開(TRSのPSN加盟)で競争力強化を図る。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想の修正無し(売上35,000百円、営業利益1,500百円、親会社帰属当期利益1,300百円、基本1株当たり当期利益69.08円)。会社は第4四半期に複数の大型イベントや作品公開等の収益寄与を見込む。
- 予想の信頼性:営業ベースは進捗順調だが、過去の特別益や今回の金融費用増を踏まえると、純利益の振れ幅は大きくなり得る(保守的/中立的着地が想定される)。
- リスク要因:金融費用の増加、広告出稿抑制、賃金・原価上昇、M&Aの統合コスト、海外案件の先行投資の回収タイミング。
重要な注記
- 会計方針:IAS第21等のIFRS改訂の適用等あり。会計方針の変更は開示されているが「重要な影響はない」としている。連結範囲の変更(AOI等の連結)あり。
- その他:直近開示で重要な後発事象は無し。
(注)不明項目は“–”としています。本まとめは同社開示資料に基づく事実整理であり、投資助言・推奨は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4712 |
| 企業名 | KeyHolder |
| URL | http://www.keyholder.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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