2025年9月期通期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: ミライロIDのユーザー拡大とユニバーサルマナー検定の業界横展開を中心に、収益性改善(教育体制整備・業務見直し)で利益率の向上を目指す。2026年9月期は売上・営業利益とも大幅成長を計画。
  • 業績ハイライト: 2025年9月期の売上高832百万円(前年同期比+17.3%:良)・営業利益142百万円(前年同期比+21.6%:良)を達成。売上総利益・営業利益・経常利益はいずれも過去最高を更新。一方で当期純利益は81百万円(前年同期比45.6%:悪、税効果の影響)。
  • 戦略の方向性: ①ミライロIDのユーザー増(2025年9月時点55.2万人)によるプラットフォーム収益拡大、②業界別検定プログラムの展開(企業向けリピート強化)、③自治体連携・イベント(大阪・関西万博等)で先行事例創出、④将来的なグローバル展開(Mirairo ID Global)。
  • 注目材料: 上場による資金調達(株式発行収入:約388.7百万円)で手元資金を大幅増加(現金904百万円)。ヤマト運輸で5.2万人の所属配達員受講、大手企業との連携(成田空港、セブン-イレブン等)、駐車場API連携200箇所超。
  • 一言評価: プラットフォーム基盤の拡大が明確だが、成長投資と上場関連費用で当期利益に一時的な調整が生じた期。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名: 株式会社ミライロ(東証グロース:335A)
    • 主要事業分野:
    • ミライロIDを軸としたデジタル障害者手帳プラットフォームの運営(マーケティング支援、システム連携、クーポン等)
    • 法人・自治体向けユニバーサルデザイン/障害理解に関するソリューション(ユニバーサルマナー検定、研修、リサーチ、情報保障)
    • 代表者名: 代表取締役社長 垣内俊哉
  • 説明会情報
  • 説明者
    • 発言概要: 事業成長と今後の重点施策(ユーザー拡大、業種別プログラム、先進事例創出、海外展開)を強調。
  • 報告期間
    • 対象会計期間: 2024年10月~2025年9月(2025年9月期 通期)
  • セグメント
    • ミライロIDソリューション: ミライロIDを活用したマーケティング支援(広告・クーポン)、システム連携・開発、リサーチ/コンサルティング
    • ユニバーサルマナー研修及び検定: 企業向け・個人向け検定・研修(累計認定者数約30.8万人)、業界特化型プログラムの提供
    • コミュニケーションサポート: 手話・文字通訳等の情報保障サービス(遠隔・派遣)、電話リレー等

業績サマリー

  • 主要指標(2025年9月期 通期実績、単位は百万円表記を併記)
    • 営業収益(売上高): 832百万円、前年同期比 +17.3%(良:成長)
    • 営業利益: 142百万円、前年同期比 +21.6%(営業利益率 17.1%:良)
    • 経常利益: 123百万円、前年同期比 +1.4%(101.4%:ほぼ横ばい)
    • 当期純利益: 81百万円、前年同期比 45.6%(減少:税効果会計の影響で減益)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(予算比、会社提示)
    • 売上高達成率: 94.5%(未達:予算比やや下回る)
    • 売上総利益達成率: 95.6%
    • 営業利益達成率: 77.1%(未達:主に先行投資・上場関連費用)
    • 経常利益達成率: 75.1%
    • 当期純利益達成率: 77.7%
    • サプライズの有無: 収益(売上・粗利)は好調だが、営業利益・経常利益・純利益はいずれも予算を下回り、特に営業利益は予算比77.1%と差があった(サプライズは「予算未達」)。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率: 上記の予算比が該当(売上94.5%、営業利益77.1%等)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 明示数値は無し(目標進捗は「成長継続だが利益面で先行投資影響」)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 四半期毎に前年比で成長継続。通期で前年比売上+17.3%。
  • セグメント別状況(売上高・構成比・前年実績比)
    • ミライロIDソリューション: 売上 276,155千円(33.2%)、前年同期比 115.9%(良)。マーケティング支援が特に好調(通期で前年比157.5%)。
    • ユニバーサルマナー研修及び検定: 売上 364,370千円(43.8%)、前年同期比 122.1%(良)。法人向け大規模導入・業界特化プログラムが牽引。
    • コミュニケーションサポート: 売上 191,766千円(23.0%)、前年同期比 110.9%(良)。遠隔手話通訳や電話リレー等で需要増。

業績の背景分析

  • 業績概要: ミライロIDのユーザー増加(55.2万人、前年比+約157,000人)とユニバーサルマナー検定の法人需要拡大が売上成長を牽引。売上総利益は前年を上回る一方、上場関連費用や人件費・業務委託費増など先行投資で営業利益は想定を下回る。
  • 増減要因
    • 増収の主要因: ユニバーサルマナー検定の大規模導入(例:ヤマト運輸の配達員5.2万人受講等)、ミライロIDを活用したマーケティング支援(クーポン・広告)、リサーチ案件(万博関連等)。
    • 減益/利益計上差の主要因: 上場関連費用(13,074千円計上)、人員増加に伴う人件費、ミライロID利用拡大に伴う業務委託費増、システム開発案件の一部失注(ミライロIDソリューション内)。
  • 競争環境: 類似アプリが存在しない大規模障害者プラットフォームを保有。マイナポータル連携や行政・大手企業との先行的連携、特許による参入障壁が強み。
  • リスク要因: 政策やイベントに依存する需要変動(合理的配慮に関する法改正や大会需要)、プロジェクト失注・受注の振れ、上場に伴うコスト、税効果や会計計上の影響、海外展開時の実行リスク。為替等マクロ要因の影響は明示なし。

戦略と施策

  • 現在の戦略: プラットフォーム(ミライロID)を核に、定期的なリカーリング収益(クーポン利用料、システム連携料等)を拡大。業種別検定の横展開と自治体連携でユーザー認知を増やし、先進事例を創出して導入を促進。将来的に海外展開(Mirairo ID Global)を視野。
  • 進行中の施策:
    • ユーザー獲得施策(自治体への発信強化、イベント連携)
    • 業種特化コンテンツの開発(新検定「村上学縁」等)
    • システム連携推進(駐車場精算機連携207箇所、成田空港 VEEMO Welfare導入等)
    • PR・事例創出(大阪・関西万博での採用、各種メディア紹介)
  • セグメント別施策
    • ミライロIDソリューション: 広告・クーポン商材拡充、API連携拡大(決済・チケット等)
    • ユニバーサルマナー研修: 業界向けオリジナルプログラムの展開・大口企業への導入促進
    • コミュニケーションサポート: 遠隔手話通訳の導入拡大、電話リレー受注継続
  • 新たな取り組み: Mirairo ID Globalの構想、コンビニでのオンライン手話導入等の業界横展開、新たな連携先(セブン‐イレブン、コカ・コーラ等)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年9月期・会社予想)
    • 売上高: 940百万円(前年比 112.9%:増収見込み)
    • 営業利益: 200百万円(前年比 140.7%:大幅増益見込み)
    • 経常利益: 201百万円(前年比 163.4%)
    • 当期純利益: 135百万円(前年比 165.7%)
  • 予想の前提条件: 法定雇用率引上げ(2026年7月予定)や東京2025デフリンピック等の外部環境の追い風を想定。収益性改善は営業活動の見直し・教育体制整備が効果を発揮する前提。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営資料では成長継続と収益性改善に自信を示しているが、直近期は予算未達(特に利益面)だったため実行リスクは存在。
  • 予想修正
    • 通期予想の修正有無: 今回の資料における通期実績は予算比で未達。新たな通期見通し(2026年)は提示されているが、四半期ごとの修正履歴は提示なし。
    • 修正の主要ドライバー: 先行投資・上場関連費用の影響、受注の増減。
  • 中長期計画とKPI進捗
    • 中期目標の明示値は資料に無し。KPIとしてはミライロIDユーザー数(55.2万人)、導入事業者数(4,214事業者)、ユニバーサルマナー認定者数(累計約30.8万人)が提示され、継続的増加を示す。
    • 過去の予想達成傾向: 今回は営業利益等で予算未達が確認され、短期的には保守的とも楽観的とも断定できない(実行リスクあり)。
  • マクロ経済の影響: 法令改正や大型イベント(万博、デフリンピック)による影響を大きく織り込む一方、為替・金利の直接記載は無し。

配当と株主還元

  • 配当方針: 明示的な配当方針は資料に記載無し(→記載なし:–)。
  • 配当実績
  • 特別配当: なし(資料記載なし)
  • その他株主還元: 株式上場に伴う株式発行により資金調達を実施。自社株買い等の記載は無し。

製品やサービス

  • 主要製品・サービス
    • ミライロID(デジタル障害者手帳): 本人認証、クーポン・チケット・情報連携、API連携などプラットフォーム機能
    • ミライロストア、ミライロクーポン(マーケティング商材)
    • システム連携・開発(駐車場精算機連携、チケットアプリ連携等)
    • ユニバーサルマナー検定・研修(3級~1級、業界別プログラム)
    • ミライロ・リサーチ(定量/定性調査)、コンサルティング
    • ミライロ・コネクト(手話・文字通訳等情報保障サービス)
  • 協業・提携: JR各社、成田空港(VEEMO Welfare導入)、コカ・コーラ(Coke ON連携)、セブン‐イレブン、ヤマト運輸、各鉄道会社など多数。
  • 成長ドライバー: ミライロIDユーザー数増(55.2万人)、企業のDE&I・法令対応需要、業界特化検定の横展開、自治体・イベント連携。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 成長と社会的インパクトを強調しつつ、収益性改善のための施策(教育体制・業務見直し)に言及。
  • 未回答事項: EPS・配当方針・具体的なKPI数値(中期数値目標)等は未提示。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 成長に対しては強気(ユーザー増・法人導入事例の拡大を強調)。利益計画に対しては改善努力を示すが、当期は先行投資で予算未達のため慎重な面も窺える(総合:強気〜中立)。
  • 表現の変化: 前期比でユーザー・認定者数の伸びを繰り返し強調し、PR活動や事例創出に力を注ぐ姿勢が顕著。
  • 重視している話題: ミライロIDの拡大、ユニバーサルマナー検定の業界展開、大手企業・自治体との連携。
  • 回避している話題: 配当政策や詳細な中期数値目標の提示は避けられている。

投資判断のポイント(情報整理:助言ではない)

  • ポジティブ要因
    • ミライロIDという大規模な障害者プラットフォーム(ユーザー55.2万人、導入事業者4,214)を保有
    • ユニバーサルマナー検定の高リピート性(検定売上の6割が定期発注)と法人大口受注事例
    • 官公庁連携・マイナポータル連携など公的信頼と参入障壁
    • 上場による手元資金強化(現金904百万円)
  • ネガティブ要因
    • 2025年9月期は営業利益・経常利益が予算比で大きく未達(営業利益予算比77.1%)
    • 先行投資や上場費用・人件費増加が短期的に利益を圧迫
    • 事業(システム開発)での案件失注等、受注変動リスク
    • 海外展開・大規模横展開の実行リスク
  • 不確実性
    • 法令改正や大型イベントの追い風が続くか(重要な需要ドライバー)
    • ユーザー→収益化(トランザクション/リカーリング)への転換速度
    • 税効果や会計処理の影響(当期純利益に顕在化)
  • 注目すべきカタリスト
    • 業界別検定の大口導入発表(ヤマト運輸等の横展開)
    • 自治体との連携拡大、Mirairo IDの導入事業者/駐車場連携数増加
    • 大型イベント(大阪・関西万博、デフリンピック)での採用実績と関連受注

重要な注記

  • 会計方針: 特別な会計方針変更の記載は無し。税効果会計の影響で当期純利益が減少している旨の記載あり。
  • リスク要因: 上場関連費用、受注変動、先行投資の回収タイミング、法制度・イベント依存等が記載資料で示唆されている。
  • その他: 株式発行による収入388,704千円、現金及び預金が前期比+482,254千円、自己資本比率75.2%(2025年9月期末)。

(不明な項目は — と表記しています。投資助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 335A
企業名 ミライロ
URL https://www.mirairo.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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