2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:四半期(第3四半期累計)は前年同期比で「減収減益」。ただし会社は、会計上の開業タイミング差(未開業ホテルの不動産収益繰延)を除いた「評価ベース」では増収増益と説明。直近の販売・契約状況は好調で、会社は通期予想の修正を行っていない(会社想定どおり/やや上振れの進捗だが予想据え置き)。
  • 業績の方向性:会計上は減収減益(売上高△14.6%、営業利益△23.0%)。しかし評価営業利益では前年同期比+26.0%と実力ベースは増益。
  • 注目すべき変化:前年同期にあったホテル新規開業(サンクチュアリコート琵琶湖)の一括収益計上が当期は無く、会員権事業の不動産収益の多くが開業まで繰延べられている点が最重要。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上 260,000百万円、営業利益 29,000百万円、当期純利益 20,300百万円)は維持。第4四半期に「サンクチュアリコート日光」開業予定で、繰延利益の計上により通期計画達成を見込む。
  • 投資家への示唆:短期的には会計上の開業タイミングに左右されるため評価ベース(販売・契約の実績)と会計上利益の差を把握することが重要。自己資本比率は27.6%で業界・保守的基準(40%)を下回る点も注視。

基本情報

  • 企業名:リゾートトラスト株式会社
  • 主要事業分野:会員制リゾートホテルの会員権販売・運営(会員権事業)、ホテル・レストラン運営(ホテルレストラン等事業)、メディカル事業(健診・会員制メディカルサービス)等
  • 代表者名:伏見 有貴(代表取締役 社長執行役員)
  • 問合せ先:井内 克之(専務執行役員)TEL (052)933-6519
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
    • 決算説明資料作成:有、説明会:機関投資家・アナリスト向けIR電話会議あり
  • セグメント(報告区分):
    • 会員権事業:会員権の募集・販売(未開業分は不動産代金を開業時に一括収益認識)
    • ホテルレストラン等事業:ホテル運営、レストラン等
    • メディカル事業:会員制メディカルサービス、健診事業等
    • その他:不動産賃貸等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む) 217,041,598株
    • 期末自己株式数 4,701,305株
    • 中間平均株式数(累計) 212,075,338株
    • 時価総額:–(資料に株価は記載無し)
  • 今後の予定:
    • 通期(第4四半期)に会員制リゾート「サンクチュアリコート日光」開業予定(2026年2月予定)
    • 決算説明資料はIRページに掲載(当日)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期予想に対する第3四半期累計の進捗=達成率)
    • 売上高:168,819百万円/通期予想260,000百万円 → 進捗率 64.9%
    • 営業利益:19,862百万円/通期予想29,000百万円 → 進捗率 68.5%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:13,544百万円/通期予想20,300百万円 → 進捗率 66.8%
  • サプライズの要因:
    • 減収減益の主因は「会計上のタイミング差」:未開業ホテルの不動産収益が開業まで繰延べられるため、前年同期に一括計上された収益が当期には無い。
    • 実力(評価)ベースでは会員権販売やメディカル会員増などで増収増益。評価営業利益は前年同期比+26.0%。
    • 前年同期には特別利益(投資有価証券売却益等)が大きかった(前期 特別利益3,577百万円 → 当期922百万円)、これも差を生んだ。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き(修正なし)。第4四半期のホテル開業で繰延利益が計上される見込みで、通期予想達成の公算と説明。
    • ただし、繰延収益の認識タイミングや需要動向が通期収益に影響するリスクは残る。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31)
    • 売上高:168,819百万円(前年同期比 △14.6%/△28,865百万円)
    • 営業利益:19,862百万円(前年同期比 △23.0%)
    • 経常利益:19,768百万円(前年同期比 △23.7%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:13,544百万円(前年同期比 △25.1%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):63.87円(前期同期 85.51円、株式分割を考慮)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:19,862 / 168,819 = 約11.8%(業種の高付加価値サービス企業として堅調)
    • ROE(参考):四半期累計純利益13,544百万円 ÷ 自己資本(参考)150,539百万円 = 約9.0%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(参考):13,544百万円 ÷ 総資産545,288百万円 = 約2.5%(目安:5%以上で良好 → 現状は低め)
  • 進捗率分析(通期比、第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:64.9%(前年同期間は197,684/249,333=約79.3% → 今期は会計上の要因で進捗が落ちる)
    • 営業利益進捗率:68.5%
    • 純利益進捗率:66.8%
  • 貸借対照表(2025/12/31)
    • 総資産:545,288百万円(前期末比 +10.6%)
    • 純資産合計:157,093百万円(前期末比 +4.2%)
    • 自己資本比率:27.6%(前期 29.3% → 27.6%、目安:40%以上が安定)
    • 現金及び預金:43,315百万円(前期末 28,352百万円、増加 +14,962百万円)
    • 前受金(流動):141,783百万円(前期末 107,225百万円、増加)
    • 償却型長期預り保証金(固定):117,618百万円(前期 106,681百万円)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現預金残高は増加(上記)。
    • 営業CF・投資CF・財務CFの詳細数値は開示無し→表記は「—」
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計比較中心で、直近四半期の単独QoQ数値は開示なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 27.6%(安定基準40%に対して低め)
    • 流動負債合計 206,355百万円、固定負債合計 181,838百万円、負債合計 388,194百万円
    • 長期・前受金等の性格上、負債構成に注意(前受金・保証金の比率が高い)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当第3四半期累計):922百万円(前年同期 3,577百万円)
    • 内訳例:固定資産売却益 353百万円、有価証券償還益 516百万円 等
  • 特別損失(当第3四半期累計):42百万円(前年同期 1,861百万円、前年は減損1,799百万円計上)
  • 一時的要因の影響:前年同期に比べ特別利益が大幅に減少し、これが当期の純利益減少に寄与。会員権事業の「開業タイミング」に起因する繰延会計が業績差の本質。
  • 継続性判断:繰延の認識は構造的(未開業ホテルの会員権会計処理)で継続的要素。特別損益は一時的と判断される項目が中心。

配当

  • 配当実績/予想:
    • 2025年3月期(実績、分割前表記):中間 27円、期末 35円、年間 62円(分割前)
    • 2026年3月期:中間 17円(実績)、期末予想 17円、年間予想 34円(分割後)
    • 注:2025年4月1日に1株→2株の株式分割を実施(配当は分割後表示へ調整)。
  • 配当性向/株主還元方針:
    • 会社方針:DOE下限4.5%、目標5.0%。当期はDOE見込み約4.7%。
    • 直近の予想修正:無し(配当予想据え置き)。
  • 特別配当:無し

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:当第3四半期累計の減価償却費 7,661百万円(前年同期 7,112百万円)
  • 備考:建設仮勘定が前期比で増加(14,066→20,691百万円)しており、新規開業関連投資が進行していることを示唆。

受注・在庫状況

  • 在庫(販売用不動産等):仕掛販売用不動産 39,734百万円(前期 25,699百万円、増加)
  • 備考:会員権販売増加に伴う仕掛資産や割賦売掛金の増加が認められる。

セグメント別情報(第3四半期累計)

  • 会員権事業
    • 売上高:42,176百万円(前年同期 80,689百万円、△47.7%)
    • セグメント利益:14,178百万円(前年同期 23,654百万円、△40.1%)
    • コメント:契約高は好調だが、不動産代金の大部分が繰延べられていることと新規開業の有無で会計上は減益。
  • ホテルレストラン等事業
    • 売上高:84,439百万円(前年同期 78,446百万円、+7.6%)
    • セグメント利益:6,400百万円(前年同期 3,541百万円、+80.7%)
    • コメント:「サンクチュアリコート琵琶湖」の稼働寄与、価格改定や単価上昇で増収増益。
  • メディカル事業
    • 売上高:41,686百万円(前年同期 38,025百万円、+9.6%)
    • セグメント利益:6,047百万円(前年同期 5,676百万円、+6.5%)
    • コメント:会員増・健診事業拡張で増収増益。
  • その他:売上高 516百万円(ほぼ横ばい)、セグメント利益 603百万円

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:新たに「2025年4月~2030年3月の中期5ヵ年経営計画」を策定し、「新しい会員制事業モデルの確立」を目指す旨を開示。
  • KPI進捗:会員募集・契約は好調で評価ベースでは改善。通期・中期目標に対する進捗は「販売ベースでは良好、会計ベースでは開業タイミングに依存」。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との直接比較データは資料に無し → 一般的に高付加価値会員制ホテルは需給・競争の影響を受けるため、会員募集力が相対的競争力の鍵。
  • 市場動向:会員権販売や高付加価値サービス需要は堅調。人件費上昇等コスト上振れを価格改定やDX、生産性向上で吸収する施策を実施中。

今後の見通し

  • 業績予想(通期、2025/4/1~2026/3/31、会社予想)
    • 売上高:260,000百万円(前期比 +4.3%)
    • 営業利益:29,000百万円(前期比 +10.0%)
    • 経常利益:29,000百万円(前期比 +8.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:20,300百万円(前期比 +0.8%)
    • 予想修正:直近公表からの修正は無し(11月に一度上方修正済み)。会社は通期予想の達成を見込む。
  • 予想の信頼性:評価ベース(契約状況)は順調だが、会計上の収益認識は開業タイミングに依存。過去の予想達成傾向は中立~やや保守的と明記。
  • リスク要因:
    • 未開業物件の開業時期・収益認識のタイミング
    • マクロ要因(景気、旅行需要、物価・人件費上昇)
    • 為替・金利変動(借入関連コストへの影響)
    • 資産構成(自己資本比率低下や大口の前受金・保証金依存)

重要な注記

  • 会計方針の変更:今回の四半期連結累計において重要な会計方針の変更等は無し。
  • キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • その他:当期は公認会計士による四半期レビューは実施されていない。

(注記)

  • 本まとめは提出資料(2026年2月13日提出の「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」)を基に作成しています。不明な項目は「–」と記載しました。
  • 本文は情報整理を目的としており、投資助言・推奨を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4681
企業名 リゾートトラスト
URL http://www.resorttrust.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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