2026年6月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益(売上収益106,255百万円:前年同期比+12.8%、営業利益19,779百万円:同+73.3%、親会社株主帰属中間利益10,586百万円:同+43.4%)。
- 注目すべき変化:Fintech(メルペイ等)の債権残高が前年同期比+41.0%で3,007億円に拡大し、Fintech売上が高成長(売上収益23,292百万円)。Japan BusinessのGMVは前年同期比+8.3%(5,994億円)。USはGMV+6.0%(390百万USD)。
- 今後の見通し:通期売上レンジ210,000~220,000百万円、コア営業利益レンジ32,000~36,000百万円(通期レンジに対する上半期の進捗は売上で約48–51%、コア営業利益で約56–63%)。会社は当日、通期予想を修正(有)と公表。
- 投資家への示唆:収益性は改善(営業利益率約18.6%)している一方、Fintechの債権拡大や短期借入増加により流動性構造・負債構成の変化が見られるため、債権回収率(報告値99.3%)の維持と通期予想の最終修正内容を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社メルカリ
- 主要事業分野:フリマアプリ「メルカリ」等のMarketplace事業(国内/米国)および決済・与信等のFintech事業、暗号資産関連等
- 代表者名:代表執行役 CEO(社長) 山田 進太郎
- 開示資料:決算補足説明資料・決算説明会あり
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月9日
- 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期)連結(2025年7月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- Japan Business:Marketplace(国内フリマ)およびFintech(国内決済・暗号資産関連)
- US:米国でのMarketplace運営(Mercari)
- その他:報告セグメントに含まれない事業(スポーツビジネス等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):164,889,122株(中間期)
- 期中平均株式数(中間期):164,691,193株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第2四半期)公表済
- 株主総会/IRイベント:別途案内(本資料にて決算説明会実施)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期レンジのみ開示)
- 売上高:106,255百万円。通期レンジ210,000~220,000に対する進捗率:50.6%(対210,000)~48.3%(対220,000)。(目安:上半期で約50%は概ね通常ペース)
- コア営業利益:20,233百万円。通期レンジ32,000~36,000に対する進捗率:63.2%(対32,000)~56.2%(対36,000)。(目安:上半期で60%前後は上振れ気味)
- サプライズの要因:
- Japan Business:プロダクト改善、安心・安全施策、大型キャンペーン「超メルカリ市」がGMV・売上に寄与。
- Fintech:メルカード会員獲得に伴う決済拡大で売上が高成長。債権残高増(+41%)が利息収益等に反映。
- US:ホリデー期のマーケ施策と効率的クーポンでGMV・売上が増加、赤字から黒字転換。
- 通期への影響:
- コア営業利益は上半期の進捗が良好で、会社が示すレンジ下限に対する達成可能性は高い。ただしFintechの債権・流動性構造の変化やキャンペーン効果の継続性が通期見通しのリスク要因。
財務指標(要点)
- 損益(当中間期:2025/7/1~2025/12/31)
- 売上収益:106,255百万円(前年同期比+12.8% / +12,094百万円)
- 売上総利益:77,829百万円
- 販管費:57,595百万円
- 営業利益:19,779百万円(前年同期比+73.3%)
- コア営業利益:20,233百万円(前年同期比+80.9%)
- 税引前利益:19,795百万円(前年同期比+55.0%)
- 親会社帰属中間利益:10,586百万円(前年同期比+43.4%)
- 基本EPS:64.28円(前年同期45.02円)
- 収益性指標
- 営業利益率:19,779 / 106,255 = 18.6%(良好水準の目安)
- コア営業利益率:20,233 / 106,255 = 19.1%
- 純利益率:10,586 / 106,255 = 10.0%
- ROE(単純算):10,586 / 110,889 = 約9.5%(目安:8%以上は良好)
- ROA(単純算):10,586 / 615,136 = 約1.7%(目安:5%以上が良好 → 現状は低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する上半期進捗)
- 売上高進捗率:48.3%~50.6%(通期レンジ210–220千百万円)
- コア営業利益進捗率:56.2%~63.2%(通期レンジ32–36千百万円)
- 純利益進捗率:–(通期純利益未提示)
- 過去同期間との比較:前年同期より増収増益で進捗良好
- キャッシュフロー
- 営業CF:△1,293百万円(前年同期 6,995百万円 → 悪化)
- 投資CF:△22,929百万円(主に定期預金預入20,000百万円、無形資産取得1,953百万円、有形固定資産取得742百万円)
- 財務CF:+34,723百万円(短期借入増31,817百万円、社債発行等19,000百万円、借入返済等△15,317百万円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△24,222百万円(キャッシュ流出)
- 営業CF / 純利益比率:△1,293 / 10,586 = △0.12(目安:1.0以上が健全 → 現時点は低下)
- 現金同等物残高:159,051百万円(前期末147,028百万円、増加12,022百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は開示表に記載あり(当中間期累計のみ本要約)。季節性:ホリデー期の影響でQ2に寄与あり。
- 財務安全性
- 総資産:615,136百万円、負債合計:503,907百万円、親会社所有者帰属持分:110,889百万円
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に類似):18.0%(目安:40%以上が安定 → 低め)
- 社債及び借入金(流動+非流動):124,082 + 102,452 = 226,534百万円(負債依存度高め)
- 流動比率(流動資産/流動負債):511,934 / 393,932 ≒ 1.30(目安:100%以上で短期支払いは可能だが余裕は中程度)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/資産):106,255 / 615,136 ≒ 0.173 回/期(改善余地あり)
特別損益・一時的要因
- 特別利益・損失:該当大項目の記載なし(大きな特別損益は報告されていない)
- 一時的要因の影響:大型キャンペーン等の一時的需要喚起はあったが、本決算における収益は継続的施策と投資の双方で説明可能
- 継続性の判断:Fintechの債権残高拡大は事業性(メルカード会員増)に基づく継続的傾向だが、回収率維持が重要
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(会社予想)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:–(株価未提示)
- 配当性向:–(通期純利益予想未提示)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:現時点での現金配当は実施せず、成長投資を優先している旨(開示からの示唆)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内訳)
- 有形固定資産取得:742百万円
- 無形資産取得(ソフトウエア等含む):1,953百万円
- 定期預金の預入:20,000百万円(投資CFに計上)
- 減価償却費:当期間の減価償却費等1,256百万円(損益計算書/キャッシュフロー参照)
- 研究開発(R&D):明確なR&D費の注記は無しが、ソフトウエア制作費をソフトウエア資産として資産計上するポリシー変更・強化を実施(資本化を行っている)
受注・在庫状況
- 該当項目:該当せず(マーケットプレイス主体のため在庫は保有しないモデル)
セグメント別情報
- Japan Business(Marketplace+Fintech)
- 売上収益:83,229百万円(前年同期比+14.2%)
- セグメント利益(コア営業利益ベース):23,216百万円(前年同期比+40.0%)
- Marketplace(Japan):GMV 5,994億円(+8.3%)、Marketplace売上 59,960百万円
- Fintech:売上 23,292百万円(前年同期比増加)、債権残高3,007億円(+41.0%)、回収率99.3%
- US
- 売上収益:19,751百万円(前年同期比+6.2%)
- セグメント利益:873百万円(前年同期は△1,368百万円の損失 → 黒字化)
- GMV:390百万USD(+6.0%)
- その他:3,273百万円(主にスポーツビジネス等)
- セグメント構成比(概算)
- Japan Business 83,229 / 106,255 ≒ 78.3%
- US 19,751 / 106,255 ≒ 18.6%
- その他 約3.1%
中長期計画との整合性
- 中期方針:増益を伴うトップライン成長、グループシナジー創出、2027年6月期以降のGMV成長率加速に向けた基盤整備(越境取引強化等)
- 進捗:上半期はGMV・売上ともに増加、コア営業利益進捗良好。Fintechの立ち上がりで中期KPI(Fintech債権・決済浸透)は進展しているが、バランスシート上の債権増加管理が重要
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社の詳細比較データは開示なし(–)
- 市場動向:国内Marketplaceはキャンペーン・体験改善で成長軌道。Fintechは与信・決済領域拡大が成長ドライバー。USは引き続き投資と効率化で黒字化へ転換。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期売上収益レンジ:210,000~220,000百万円(対前年比+9.0%~+14.2%)
- 通期コア営業利益レンジ:32,000~36,000百万円(対前年比+16.1%~+30.6%)
- 直近公表の通期予想から修正あり(詳細は「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 予想の信頼性:上半期のコア営業利益進捗は良好だが、Fintech債権の規模拡大と営業CFの赤字化(上半期)を踏まえ、通期達成には回収率維持や運転資本管理が鍵
- リスク要因:与信・回収リスク、金利・資金調達コストの変動、プロモーション効果の一時性、為替(US売上)など
重要な注記
- 会計方針:当中間期における会計方針の変更は無し。ただしソフトウエア制作費の資産計上判断・プロセス強化を実施し、一部制作費を資産計上(ソフトウエア又は仮勘定)している点は注目。
- その他:第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外。将来予測は会社の合理的な前提に基づくが保証はされない旨の開示あり。
(不明項目は — と表記しました。投資助言は行いません。数値は決算資料に基づく計算値で、小数点以下四捨五入の影響がある旨ご留意ください。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4385 |
| 企業名 | メルカリ |
| URL | https://about.mercari.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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