2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社発表の通期予想に修正はなく、通期計画に対する第3四半期累計の進捗は売上高進捗率約72%、営業利益進捗率約54%、純利益進捗率約88%と概ね想定内(やや上振れ感は純利益中心)。市場予想との比較は資料上なし。
- 業績の方向性:増収増益(売上高:前期比+5.4%、営業利益:+61.4%、経常利益:+217.5%、四半期純利益:+265.0%)。
- 注目すべき変化:不動産DX事業の売上が前年同期比+88.7%と大幅増。一方、セグメント利益はマーケティングDXで大きく出るが全社費用(調整額)も大きく、営業利益は外部調整後で104,186千円。暗号資産の売却益(95,771千円)や評価損(15,927千円)が経常に影響。
- 今後の見通し:通期予想に修正なし。第3四半期末時点の進捗から見ると通期予想達成は現状で可能性が高い(特に純利益は進捗率が高い)が、のれん償却・買収関連のアーンアウトや借入増加、暗号資産評価の変動がリスク。
- 投資家への示唆:マーケティングDXが利益の柱である一方、全社費(本社負担)が大きく利益を圧迫している点、暗号資産関連の特殊要因と買収によるのれん増加・潜在負担(アーンアウト)に注意。財務は借入増加でレバレッジが高く自己資本比率が低い(11.5%)ため、財務安全性を確認すべき。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:バリュークリエーション株式会社
- 主要事業分野:マーケティングDX事業(運用型広告等のマーケティング支援)、不動産DX事業(解体関連プラットフォーム等)
- 代表者:代表取締役社長 新谷 晃人
- その他:暗号資産の保有・売却等の投資活動あり
- 報告概要
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(2025/3/1~2025/11/30)/非連結
- セグメント
- マーケティングDX事業:広告運用など、主力事業(売上の大半を占める)
- 不動産DX事業:解体関連プラットフォーム等(成長中)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):2,300,800株
- 期中平均株式数(四半期累計):2,298,181株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 決算説明会:補足資料作成あり、決算説明会は開催なし(資料のみ)
- 株主総会 / IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較:通期予想に修正は無し)
- 売上高:実績 2,751,767千円、通期予想 3,820,000千円 → 達成率 72.1%
- 営業利益:実績 104,186千円、通期予想 193,000千円 → 達成率 54.0%
- 当期純利益:実績 121,149千円、通期予想 137,000千円 → 達成率 88.5%
- サプライズの要因
- 経常利益・純利益が大幅増となった主因は営業外収益の「暗号資産売却益」95,771千円の計上。営業面でも売上伸長と粗利改善により営業利益が改善。
- 販管費は増加しているが(販売費及び一般管理費 910,539千円)、セグメント単位ではマーケティングDXの利益改善が顕著。
- 通期への影響
- 会社は通期見通しを据え置き。第3Q末時点の進捗からは通期達成は現実的に見えるが、暗号資産関連の一時益や将来の評価損、買収に係るアーンアウト(最大60,000千円+20,000千円の可能性)や借入の返済負担が達成可否に影響し得る。
財務指標
- 損益要点(第3四半期累計、千円)
- 売上高:2,751,767(前年同期比 +5.4% / +140,554)
- 売上原価:1,737,042(前年同期比 △71,560)
- 売上総利益:1,014,725(前年同期比 +212,114)
- 販管費:910,539(前年同期比 +172,478)
- 営業利益:104,186(前年同期比 +39,636) → 営業利益率 3.79%(前年 2.47%)
- 経常利益:186,634(前年同期比 +127,856)
- 四半期純利益:121,149(前年同期比 +87,955)
- EPS(1株当たり四半期純利益):52.72円(前年同期 14.43円)
- 財政(第3Q末、千円)
- 総資産:5,322,373(前期末 4,304,988)
- 純資産:612,333(前期末 581,816)
- 自己資本比率:11.5%(前期 13.5%) ← 低い(目安:40%以上が安定)
- 流動資産:4,902,052、流動負債:4,141,951 → 流動比率(=流動資産/流動負債)約 118%(1.18倍)
- 現金及び預金:1,040,033(前期末 1,138,938)
- 売掛金:3,424,678(前期末 2,731,350) 増加(回収状況・与信確認が重要)
- 収益性指標(目安との記載)
- ROE:約19.8%(121,149 / 612,333) → 良好(目安:8%以上)
- ROA:約2.28%(121,149 / 5,322,373) → やや低め(目安:5%以上が良好)
- 営業利益率:3.79%(業種平均との比較は資料に記載なし)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:72.1%(通常の進捗は業種や季節性に依存)
- 営業利益進捗率:54.0%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:88.5%(良好、暗号資産売却益が寄与)
- キャッシュフロー:四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は未作成のため詳細不明。ただし資料から以下指摘可能
- 現金は前期末から減少(△98,905千円)
- 買掛金・売掛金の増減が大きく、運転資本の増加が見られる(売掛金増加約693,327千円、買掛金増加約683,620千円)
- 投資活動:事業譲受の対価として現金支出(合計 180,000千円:40,000千円+140,000千円)が発生
- 財務活動:長期借入金が増加(長期借入金合計 568,088千円、前期 375,366千円)および自己株式取得による支出(71,075千円)
- 財務安全性
- 自己資本比率 11.5%(低い:不安要因)
- 負債増加(総負債 4,710,039千円)により財務レバレッジ高め(負債/純資産 ≒ 7.7倍)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:暗号資産売却益 95,771千円(営業外収益) → 経常利益・純利益を押し上げた主要因
- 特別損失:暗号資産評価損 15,927千円(営業外費用)
- 一時的要因の影響:暗号資産関連の変動益は継続性が不確実のため、これを除いた実質的業績(営業利益ベース)での確認が重要。
- 継続性の判断:暗号資産の価格変動や今後の売却判断に依存するため継続性は低いと想定すべき。
配当
- 配当実績・予想(円)
- 第2四半期末:2.00(内 記念配当 2.00)※第2四半期に記念配当を実施済み
- 期末(予想):7.00
- 年間配当予想(通期):9.00(予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期確定値での算出必要)
- 株主還元方針:自己株式取得(50,000株、71,075千円取得)を実施済み
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細特記なし(企業結合の取得対価は計上)
- 取得の対価(事業譲受):40,000千円(LISMA事業)、140,000千円(デジタルマーケティング事業)
- 減価償却費:11,680千円(当第3Q累計、のれん除く)/のれん償却 12,211千円
- 研究開発:R&D費用の記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注・在庫に関する記載:該当情報なし(–)
セグメント別情報
- マーケティングDX事業(主力)
- 売上高:2,466,695千円(前年同期比 +0.3%)
- セグメント利益:559,327千円(前年同期比 +26.4%)
- のれんの増加:Dad社、デジタルプラス事業譲受によりのれんが増加(27,475千円+96,165千円)
- 不動産DX事業(成長段階)
- 売上高:285,071千円(前年同期比 +88.7%)
- セグメント損失:369千円(前年は6,277千円の利益 → 損益転換)
- 全社調整(全社費用):△454,771千円(前期も大きな調整あり) → 各セグメントで稼いだ利益を相殺する大きな要因
中長期計画との整合性
- 中期経営計画/KPI:資料上の明確なKPI記載なし(–)
- 進捗:マーケティングDXを核に収益基盤は維持、M&Aによる事業拡大でのれん増加。中期的には買収効果と不動産DXの拡大で外形拡大を目指す模様。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内インターネット広告市場は前年比110.2%(電通データ参照)で拡大傾向。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に無く、営業利益率・自己資本比率等で相対評価が必要(資料外)。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想(2026/2/1~2026/2/28)に修正なし(会社公表)
- 通期予想(千円):売上高 3,820,000、営業利益 193,000、経常利益 218,000、当期純利益 137,000、EPS 59.84円
- 予想の信頼性:第3Qの進捗は売上・純利益で堅調、営業利益はやや遅れ。暗号資産やM&A関連の一時要因、借入増加・のれん償却・アーンアウト条項の存在が変動要因。
- リスク要因:為替・原材料は限定的、主に以下リスク
- 暗号資産の価格変動による評価益/損
- アーンアウト(最大60,000千円+20,000千円)支払義務の発生可能性
- 借入金増加による利払負担・流動性リスク
- 売掛金の増加による運転資金圧迫
重要な注記
- 会計方針の変更:該当事項なし。
- 資本金の減少(資本政策):2025/7/10に資本金を107,839千円減少し、その他資本剰余金へ振替(発行済株式数の変更なし)。株主資本合計への影響はなし。
- 自己株式取得:2025/11/17までに50,000株(71,075千円)取得済み(決議に基づき完了)。
- 事業譲受(M&A)に関する留意点:取得のれん発生(合計のれん増加:27,475千円+96,165千円)、アーンアウト条項あり(最大 60,000千円 + 20,000千円 の可能性)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9238 |
| 企業名 | バリュークリエーション |
| URL | https://value-creation.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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