2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正なし。中間実績は売上高1,315百万円(前年同期比+47.7%)、営業利益278百万円(同+342.1%)と大幅な上振れ傾向で、会社予想に対する利益の進捗は良好(後述の進捗率参照)。市場予想は提示資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+47.7%、営業利益+342.1%、経常利益+345.8%、中間純利益+377.8%)。
- 注目すべき変化:電力分野の受注・本番導入進展により電力分野売上が全体の50%超(682百万円、前年同期比+42.1%)。都市・交通分野の伸長(305百万円、前年同期比+219.8%)も寄与。製造・運輸分野は配船本番移行で売上減(207百万円、前年同期比-32.1%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上3,100百万円、営業利益450百万円等)は変更なし。中間で利益進捗が良く、会社は通期達成に向け「順調に推移」と説明。ただし第3四半期で一部契約の後ずれ見込み(通期影響は限定的の見込み)。
- 投資家への示唆:成長は電力・都市系案件中心でストック型売上(運用・サポート)も拡大。利益率は高く採算性良好だが、中間では設備・移転関連で投資キャッシュアウトが発生し営業→フリーCFはマイナス。通期達成の可否は受注進捗と契約タイミング、及び投資支出の推移を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社グリッド(コード 5582)
- 主要事業分野:AIエンジン開発と数理最適化を用いた計画最適化サービスの提供(電力会社向け需給計画最適化、蓄電池充放電最適化、配船・生産計画、空調熱源制御等)。開発(フロー型)と運用・サポート(ストック型)を展開。
- 代表者名:代表取締役社長 曽我部 完
- IR問合せ先:執行役員 総務部長 藤原 拓(TEL 03-5468-8800)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月16日
- 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期:2025年7月1日~2025年12月31日、非連結)
- 決算補足説明資料:作成あり。決算説明会:機関投資家・アナリスト向けに2026年2月17日ウェブ開催予定(資料は同社ウェブ掲載予定)。
- セグメント:
- 単一セグメント(AI開発事業)。ただし社内では電力、製造・運輸、都市・交通、エネルギーマネジメント等4分野で事業展開。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):4,754,928株
- 期末自己株式数:216株
- 期中平均株式数(中間期):4,753,319株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト向けウェブ):2026年2月17日
- 株主総会・IRイベント:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較=通期予想に対する進捗で評価)
- 売上高:中間実績1,315百万円/通期予想3,100百万円=進捗率約42.4%(通期比)→通期見込みの約42%を達成
- 営業利益:中間実績278百万円/通期予想450百万円=進捗率約61.8%→利益面は進捗良好(通期に対して上振れ傾向)
- 純利益:中間実績186百万円/通期予想280百万円=進捗率約66.4%→純利益も進捗良好
- サプライズの要因:
- ポイントは電力分野での追加受注・本番導入進展が主因。都市・交通分野の大幅増加も寄与。一方、製造・運輸は本番化に伴うフロー売上の減少。
- 営業利益率の改善(人員増はあるが受注拡大で売上が大きく伸長)により利益が拡大。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間の利益進捗は良好のため通期達成可能性は高いと会社はコメント。ただし第3四半期で契約の後ずれがあり得るため、契約タイミングの確認が重要。
財務指標
(単位明示は原資料に準拠、主要数値は百万円単位で表記)
- 財務諸表要点(中間期末 2025/12/31)
- 売上高:1,315百万円(前年同期890百万円、+47.7%)
- 売上総利益:947百万円(粗利率 約72.0%)
- 営業利益:278百万円(前年同期62百万円、+342.1%)、営業利益率 約21.1%
- 経常利益:282百万円(前年同期63百万円、+345.8%)
- 中間純利益:186百万円(前年同期39百万円、+377.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):39.18円(潜在株式調整後 35.44円)
- 総資産:4,593百万円(前期末4,418百万円、+175百万円)
- 純資産:4,126百万円(前期末3,940百万円、+186百万円)
- 自己資本比率:89.8%(安定水準)
- 現金及び現金同等物:2,959百万円(前期末3,198百万円から△238百万円)
- 収益性指標(目安併記)
- 営業利益率:約21.1%(ソフト/AI系では高水準。業種平均は企業により差あり)
- ROE(中間期間ベース):中間純利益186,233千 ÷ 純資産4,125,371千 = 約4.52%(中間期間の指標)。年率換算すると約9.0%(※参考。ROE目安:8%以上で良好、10%以上で優良)
- ROA(中間期間ベース):186,233千 ÷ 総資産4,593,275千 = 約4.06%(中間期間)。年率換算で約8.1%(ROA目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:約42.4%(通期の50%ラインよりやや低め、ただし上期比は大幅増)
- 営業利益進捗率:約61.8%(利益面は上振れ)
- 純利益進捗率:約66.4%
- 過去同期間(前年同期)は進捗不可(前年実績が小さいため比較よりも増益率が大きい点に留意)
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:△59.0百万円(前年同期は+216.6百万円)→売掛金・契約資産の増加(+208.7百万円)や契約負債の減少(-111.2百万円)が営業CFを圧迫
- 投資CF:△174.1百万円(前年同期△20.0百万円)→主な要因は本社移転に伴う敷金・保証金差入133.99百万円、有形固定資産取得59.87百万円、無形資産取得14.01百万円等
- 財務CF:△5.3百万円(前年同期△31.3百万円)→長期借入金の返済等
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約△233.0百万円(使用)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(-59.0)/税引前中間純利益282.5=約-0.21(目安:1.0以上が健全)。中間は運転資本変動で営業CFが純利益を下回る構成
- 現金同等物残高:2,959百万円(減少だが十分なキャッシュ残高)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細は資料に四半期別開示なし。中間累計で見ると上期に需要家向け導入が集中している状況。
- 財務安全性
- 自己資本比率:89.8%(安定水準)
- 流動比率:約8.98倍(流動資産4,189百万円 ÷ 流動負債466百万円)→流動性は極めて高い
- 有利子負債:ほぼ限定的(長期借入金は期中に一部返済で残高ほぼなし)→財務レバレッジ低い
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 0.004百万円(4千円)と微額
- 特別損失:該当なし
- 一時的要因の影響:当中間は一時的な特別損益の影響はほぼ無く、主に受注・契約のタイミングと投資(敷金等)が業績・CFに影響
- 継続性の判断:敷金等の支出は本社移転に伴う一時的投資(継続性低)。営業面の増加は受注に基づくため継続性あり得るが、契約のタイミングにより変動する
配当
- 中間配当:0.00円
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(通期予想純利益に対する比率は0%)
- 株主還元方針:現時点で配当・自社株買いの発表なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出):有形固定資産取得 59.87百万円、無形(ソフト等)取得 14.01百万円
- 主な投資内容:本社移転に伴う敷金・保証金差入 133.99百万円、有形固定資産取得(設備)等
- 減価償却費:当中間で41.01百万円(前年同期23.84百万円)
- 研究開発(R&D費用):無形固定資産取得等で一部計上(14.01百万円)。R&D明細および対売上比は資料に詳細なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高の明細開示なし(–)
- 売掛金及び契約資産:1,084.6百万円(前期末875.9百万円、+208.7百万円)→請求前の進捗・未回収分増加
- 契約負債(前期比):契約負債の減少が営業CFの主因の一つ(△111.2百万円の減少)
- 在庫(仕掛品):70.28百万円(前期44.78百万円、+25.5百万円)
セグメント別情報
- 同社は単一セグメント開示。ただし分野別販売実績は開示あり:
- 電力分野:682百万円(前年同期比+42.1%)
- フロー(開発)574百万円(+44.0%)、ストック(運用・サポート)108百万円(+32.9%)
- 製造・運輸分野:207百万円(前年同期比-32.1%)
- フロー57百万円(-67.2%)、ストック150百万円(+14.2%)
- 都市・交通分野:305百万円(前年同期比+219.8%)
- フロー214百万円(+248.2%)、ストック91百万円(+168.3%)
- エネルギーマネジメント:80百万円(前年同期は無し)
- その他:40百万円(前年同期比+323.7%)
- 利益貢献度:電力分野が全体の5割超を占め、利益拡大の主因
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の細目は本資料に記載なし(–)。ただし事業方針として電力領域拡大・大口需要家向け蓄電所開発、AIエンジン+運用の拡張を掲げる。
- KPI等の進捗:エンジニア人数は79名(前年同期比+6.8%)、営業・管理41名(同+41.4%)で人員強化を実施
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AIやデータセンター・半導体増設に伴う電力需要増が追い風(同社資料で引用)。電力需要増+最適化ニーズ拡大が市場機会。
- 競合比較:同業他社比較データは資料に無し(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/7/1~2026/6/30)予想:売上高3,100百万円(前期比+50.2%)、営業利益450百万円(+5.1%)、経常利益440百万円(+2.7%)、当期純利益280百万円(-6.1%)、EPS 58.76円
- 予想修正の有無:今回開示時点で修正なし
- 会社の前提:受注・本番導入進捗を前提に作成。為替・原材料等の記載は特段なし(–)
- 予想の信頼性:中間で利益進捗良好だが、第3四半期に一部契約の後ずれを想定。過去の予想達成傾向についての詳細は資料に記載なし(–)
- リスク要因:受注タイミングの変動、運転資本(売掛金・契約資産)増加によるCF圧迫、移転等による一時的投資、外部環境(地政学/原材料/電力需給の変動)など
重要な注記
- 会計方針変更や見積り変更:該当事項なし
- 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
- セグメント情報:単一セグメントのため詳細セグメント表は省略
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5582 |
| 企業名 | グリッド |
| URL | https://gridpredict.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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