2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は第3四半期の業績を踏まえて通期業績・配当予想を修正(増配含む)。市場予想との比較は開示情報にないため記載せず。全体として「会社予想に対する進捗は概ね順調」と言える状況。
- 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比△1.4%)だが、営業利益・経常利益は増益(営業利益 +2.4%、経常利益 +6.8%)と収益性改善により増益を確保。ただし親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益の反動等で減益(△34.0%)。
- 注目すべき変化:前年同期に計上された固定資産売却益77,760百万円(特別利益)が今年度はほぼ無く、代わりに投資有価証券売却益2,225百万円等の一時益に留まるため、当期純利益が大幅減少。
- 今後の見通し:通期予想(売上 123,000百万円、営業利益 7,600百万円、親会社帰属当期純利益 7,500百万円)に対する3Q累計進捗は売上75.6%、営業利益81.3%、純利益(親)89.3%で、利益面は通期達成に向け概ね順調(ただし残り期間の需給動向・一時益の有無に依存)。
- 投資家への示唆:営業ベースでは収益性改善が確認できる一方、当期純利益は一時要因により大きく変動するため、継続的業績把握は営業利益やセグメント別の実需動向(自動車、情報電子、包装等)を重視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:大日精化工業株式会社(コード 4116)
- 主要事業分野:顔料・着色剤・樹脂コンパウンド・分散体・機能性材料、ウレタン樹脂・特殊コーティング剤、各種印刷インキ等の製造・販売(報告セグメント:カラー&ファンクショナルプロダクト、ポリマー&コーティングマテリアル、グラフィック&プリンティングマテリアル)
- 代表者:代表取締役社長 高橋 弘二
- 連絡先(IR責任者):専務執行役員 最高財務責任者 駒田 達彦 TEL 03-3662-1638
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり(決算説明会は開催なし)
- セグメント:
- カラー&ファンクショナル プロダクト:顔料、着色剤、コンパウンド、分散体、機能性材料など
- ポリマー&コーティング マテリアル:ウレタン樹脂、天然由来高分子、UV/EB硬化型コーティング等
- グラフィック&プリンティング マテリアル:グラビア・フレキソ・オフセット等インキ類(軟包装・ラベル等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):18,113,110株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:1,044,270株(2026年3月期3Q)
- 四半期累計平均株式数:17,135,282株(2026年3月期3Q)
- 今後の予定:
- 決算発表:本開示は2026年2月13日
- IRイベント:決算説明資料は作成(説明会は開催なし)
- その他:株式分割予定(2026年3月31日基準日、1株を4株に分割、効力発生日 2026年4月1日)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(単位:百万円、累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:実績 93,077(前年同期 94,362、△1.4%)→ 通期予想 123,000 に対する進捗率 75.6%
- 営業利益:実績 6,182(前年同期 6,037、+2.4%)→ 通期予想 7,600 に対する進捗率 81.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績 6,699(前年同期 10,152、△34.0%)→ 通期予想 7,500 に対する進捗率 89.3%
- サプライズの要因:
- 営業利益は収益性改善の取り組みで増益(価格修正やコスト管理等を示唆)。
- 当期純利益減少は前年の固定資産売却益(約77,760百万円)の反動が主因。今回も投資有価証券売却益2,225百万円等の特別利益は発生しているが、規模は小さい。
- 通期への影響:
- 営業面の進捗は比較的良好で通期営業利益7,600百万円の達成可能性は高め。ただし、当期純利益は一時益に左右されやすく、最終利益の確度は一時要因の有無によるため注意が必要。
- 会社は業績・配当予想を修正済み(増配含む)。
財務指標(主要数値は百万円、注記は目安)
- 主要貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:199,510(前期末 196,784)
- 負債合計:66,165(前期末 66,286)
- 純資産合計:133,344(前期末 130,497)
- 自己資本(参考):130,955
- 自己資本比率:65.6%(安定水準、目安 40%以上)
- 損益(累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:93,077(前年同期比 △1.4% = △1,285 百万円)
- 営業利益:6,182(前年同期比 +2.4% = +145 百万円)、営業利益率 6.64%(6,182/93,077)
- 経常利益:6,933(前年同期比 +6.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,699(前年同期比 △34.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):390.99円(前年同期 591.65円)
- 収益性指標(参考、当該累計ベース)
- ROE(単純計算:親会社帰属利益/自己資本)≈ 6,699 / 130,955 = 5.11%(目安:8%以上で良好)※累計ベース、年率換算では注意
- ROA(単純計算:親会社帰属利益/総資産)≈ 6,699 / 199,510 = 3.36%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:6.64%(業種平均との比較は個別確認が必要)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:75.6%(9か月での達成度。標準的3Q進捗は約75%程度)
- 営業利益進捗率:81.3%(若干良好)
- 純利益進捗率:89.3%(高め、ただし一時要因影響あり)
- キャッシュフロー(注:四半期連結CF計算書は作成していないとの注記)
- 現金及び預金:20,183(前期末 24,251)→ 減少(△4,068)
- 受取手形及び売掛金:54,867(前期末 51,565)→ 増加(+3,302)
- 棚卸資産:33,536(前期末 32,596)→ 増加(+940)
- 短期借入金:11,790(前期末 10,521)→ 増加
- 長期借入金:8,263(前期末 7,526)→ 増加
- フリーCF等の詳細は未開示(四半期CF書は未作成)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は本資料に四半期ごとの数値は限定的のため詳細分析は省略
- 財務安全性:
- 自己資本比率 65.6%(安定水準)
- 流動負債合計 47,214、流動資産合計 110,709 → 流動比率は概ね良好(流動比率=110,709/47,214 ≈ 234%)
- 効率性:
- 減価償却費(累計):3,809(前年同期 3,623)
- セグメント別(当第3四半期累計、単位:百万円/営業利益は百万円)
- カラー&ファンクショナルプロダクト:売上 51,417(+1.6%)、営業利益 3,335(+22.1%)
- ポリマー&コーティングマテリアル:売上 18,214(△5.8%)、営業利益 2,095(△22.4%)
- グラフィック&プリンティングマテリアル:売上 23,413(△4.0%)、営業利益 732(+21.4%)
- 地域別:日本 69,564、アジア 18,350、その他 5,162(百万円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益 2,225(当期累計)
- 事業譲渡益 450 等
- 前年同期に固定資産売却益 77,760 を計上しており、前年との比較で大きく影響
- 特別損失:
- 固定資産除却損 117 等(小額)
- 一時的要因の影響:
- 当期純利益の大幅減少は前年の大型固定資産売却益の反動が主因。営業利益ベースは改善しており、特別損益を除く実質的な営業力は改善傾向。
- 継続性の判断:投資有価証券売却等は計画的に行っているが、固定資産売却のような大型一時益は継続性が低いと判断される。
配当
- 配当実績と予想(円/株)
- 2025年3月期 実績:中間 66.00、期末 90.00、合計 156.00(内特別配当含む)
- 2026年3月期 中間(実績):87.00(普通72.00 + 特別15.00)
- 2026年3月期 期末(予想):121.00(普通106.00 + 特別15.00)
- 2026年3月期(予想)年間合計:208.00(うち特別配当累計 15円を含む)
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):予想年間配当総額 ≈ 18,113,110株 × 208円 = 約3,767.5百万円。予想当期純利益 7,500百万円に対する配当性向 ≈ 50.2%(高め)。※実際の計算は期中の株式数や分割影響に留意
- 特別配当の有無:2026年も特別配当 15円を予定(継続)
- 株主還元方針:自己株式取得の実績あり(当期に自己株式取得・処分あり)。株式分割予定(1→4)あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(明示なし)
- 減価償却費:3,809百万円(当第3四半期累計、前年 3,623百万円)
- 研究開発費:–(明示なし)
- 主な投資内容:–(明示なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の明細は開示なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産 33,536百万円(前期末 32,596)→ 増加 +940百万
- 在庫回転日数等は開示なし(–)
セグメント別情報(要旨)
- カラー&ファンクショナル:液晶向け顔料、新製品等で好調。国内輸送機器向けも回復。増収増益。
- ポリマー&コーティング:ウレタン樹脂が採用車種販売不振で低調。減収減益。
- グラフィック&プリンティング:軟包装・飲料ラベルは底堅いがオフセット低調。海外(インドネシア)は第2Q底から回復。売上は減だが利幅改善で増益。
競合状況や市場動向
- 市場動向(開示記載より):
- 輸送機器:国内は回復傾向だが一部ウレタンは不振。海外(中国・北米)は低調。
- 情報電子:液晶用途は好調。
- 包装・パッケージ:軟包装は物価高で弱含むが価格修正で利益確保。
- 建材:新築低迷で着色剤等は低調、リフォームは下支え。
- 競合比較:同業他社との相対的比較データは本資料にないため記載不可(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後):売上 123,000百万円(△1.4%)、営業利益 7,600百万円(+8.5%)、経常利益 8,500百万円(+9.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 7,500百万円(△27.1%)
- 会社予想の前提:詳細は添付資料参照(為替・原料等の前提は本文に限定的記載)
- 予想の信頼性:営業利益は進捗良好で達成可能性は高いが、最終利益は一時益に左右されやすいため留意。
- リスク要因:自動車市場の需要動向、海外需要停滞(中国・北米等)、原材料価格・物流コスト、為替変動、特別損益の発生有無。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積りの変更:該当なし(開示より)
- 連結範囲の変更:連結範囲に重要な変更あり(除外 2社:大日精化加工販売、株式会社大日精化保険サービス)
- 株式分割:2026年3月31日基準で1株を4株に分割予定(効力発生日 2026年4月1日)。期末配当は分割前株式数を基準に実施予定。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、CFの詳細は未提示。
(不明項目は — と記載しました。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4116 |
| 企業名 | 大日精化工業 |
| URL | http://www.daicolor.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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