2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を開示しておらず(未提示)、市場予想との比較は不可。決算発表自体は会社予想の修正なし(そもそも未提示)。
- 業績の方向性:増収・減益(売上高は前年同期比+6.1%、だが営業損失・経常損失・当期純損失は継続)。
- 注目すべき変化:流動資産(主に現金及び預金)が大幅増加(+1,352,063千円、+162.1%)し、自己資本・自己資本比率が大幅に改善(自己資本2,067,025千円→自己資本比率83.3%)。一方で四半期純損失は前年同期比で損失幅が66,363千円(+9.3%)拡大。
- 今後の見通し:通期予想は未提示。会社は「業績予想の公表が研究開発・受託検査業務の最大価値創出の阻害要因となる可能性がある」として開示を留保。現時点で通期達成可能性や修正は未判断。
- 投資家への示唆:短期的には開発投資フェーズにあり損失継続だが、資金基盤(現金/自己資本)を強化したことで当面の資金繰りリスクは低減。注目点は(1)主要パイプライン(OTS167等)の臨床進捗・ライセンスアウトの有無、(2)がんプレシジョン医療事業(CPM)の受注拡大と収益化、(3)次期における業績予想公表の有無。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オンコセラピー・サイエンス株式会社(コード 4564)
- 主要事業分野:創薬(低分子、がんペプチドワクチン、抗体医薬)の研究開発およびがんプレシジョン医療関連の解析・受託検査(全ゲノム/ネオアンチゲン解析、リキッドバイオプシー、TCR/BCR解析等)
- 代表者名:代表取締役社長 嶋田 順一
- IR問合せ:管理本部統括取締役 朴 在賢(TEL 044-201-6429)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- セグメント:
- 「医薬品の研究及び開発」:自社創薬パイプライン(低分子、がんペプチドワクチン、抗体等)の研究開発・臨床開発・ライセンス活動
- 「がんプレシジョン医療関連事業」:子会社CPMを中心とした遺伝子解析・ネオアンチゲン解析・リキッドバイオプシー・免疫反応解析等の受託検査・解析事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(第3Q末):376,643,700株(注:その後新株予約権行使等で383,643,700株に増加(重要な後発事象))
- 四半期累計平均株式数:310,974,505株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の公表:未定(判明次第公表予定)
- 株主総会、IRイベント等:–(決算短信内記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:会社は通期予想を未提示のため「会社予想達成率」は算定不可。市場予想との比較も不可。
- 実績(第3四半期累計、千円):売上高 597,496(前年同期 563,298、+6.1%)/営業損失 △694,757(前年同期 △698,208、損失幅縮小 約3,451千円、約0.5%改善)/経常損失 △720,308(前年同期 △716,162、損失幅拡大 約4,146千円、約0.6%悪化)/親会社株主に帰属する四半期純損失 △783,595(前年同期 △717,232、損失幅拡大 66,363千円、+9.3%)。
- サプライズの要因:売上はCPM(がんプレシジョン医療関連事業)の解析受注増が寄与(CPM売上595,166千円、前年+34,838千円)。一方で研究開発費の増加(387,117千円、前年比+6.9%)や減損損失62,216千円、株式交付費の増加等が純損失拡大に寄与。
- 通期への影響:通期予想未提示のため影響評価は保留。ただし資金調達(第三者割当増資・新株予約権行使)により現金が大幅増加しており、短中期の資金不安は軽減されている旨を会社は説明。
財務指標(主要数値は千円単位、前年同期比は%で表記)
- 要旨(第3四半期末):
- 売上高:597,496(前年同期 563,298、+6.1%/+34,198千円)
- 営業利益(損失):△694,757(前年同期 △698,208、損失幅縮小 3,451千円、△0.5%)
- 経常利益(損失):△720,308(前年同期 △716,162、損失幅拡大 4,146千円、+0.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△783,595(前年同期 △717,232、損失幅拡大 66,363千円、+9.3%)
- 1株当たり四半期純利益(希薄化後):△2.52円(前年同期 △2.78円)
- 収益性指標:
- 営業利益率:△116.3%(営業損失/売上高、業界平均と比較して大幅なマイナス)
- ROE(直近期平均純資産を用いた概算):約△57.5%(算出例:△783,595千円 ÷ 平均自己資本 ≒△1,362,593千円)→ 目安:8%以上が良好。現状は大幅マイナス。
- ROA(資産平均を用いた概算):約△43.1%(算出例:△783,595千円 ÷ 平均総資産 ≒1,818,142千円)→ 目安:5%以上が良好。現状は大幅マイナス。
- 進捗率分析(通期予想未提示のため全て「–」):
- キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨記載):
- 現金及び預金残高:2,185,946千円(前連結会計年度末 833,883千円、増加 1,352,063千円、+162.1%)
- 営業CF:作成していない(明細不明)→ ただし営業活動は継続的にマイナスの傾向が示されている(損失計上)
- 投資CF:未開示(四半期CF未作成)
- 財務CF:第三者割当増資・新株予約権行使等により大幅な支払込(資本性の調達)があり、現金増加の主因
- フリーCF:–(算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未作成)
- 四半期推移(QoQ 等):四半期単独のQoQは資料に明確記載なし(累計比較)。
- 財務安全性:
- 総資産:2,481,081千円(前連結期末 1,155,203千円、+114.8%)
- 純資産:2,138,823千円(前連結期末 729,111千円、+193.4%)
- 自己資本比率:83.3%(前連結期末 57.0%)(安定水準)
- 流動比率:流動資産2,431,576千円 ÷ 流動負債285,596千円 ≒ 852%(非常に高い)
- 負債比率(負債合計/純資産):342,258千円 ÷ 2,067,025千円 ≒ 16.6%(低い)
- 効率性:総資産回転率等詳細数値の掲載なし(売上/総資産比率=597,496/2,481,081 ≒ 24.1%/年換算の参考値)。
- セグメント別(第3四半期累計):
- 医薬品の研究及び開発:売上高 2,330千円(前年 2,970千円、▼21.6%)/セグメント損失 △383,885千円(前年 △358,817千円、損失拡大)
- がんプレシジョン医療関連事業(CPM等):売上高 595,166千円(前年 560,328千円、+6.3%)/セグメント損失 △34,409千円(前年 △73,731千円、損失幅縮小)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失 62,216千円(当期計上)
- 特別利益:新株予約権戻入益 550千円
- 一時的要因の影響:減損62,216千円は純損失を押し上げる一時要因。除外した場合でも営業損失は継続しており、事業基調の改善は限定的。
- 継続性の判断:減損は一時的要因だが、研究開発投資や臨床進捗次第で将来の減損リスクや費用負担は継続的に発生し得る。
配当
- 配当実績・予想:中間・期末ともに無配(当期予想も0.00円)。
- 配当利回り:–(株価情報なし)。
- 配当性向:–(配当0、純損失のため算定不可)。
- 株主還元方針:現時点で自社株買い等の記載なし。資本政策は主に増資による資金調達に注力している模様。
設備投資・研究開発
- 研究開発費:387,117千円(前年同期 362,253千円、+6.9%)— 売上に占める割合 ≒ 64.8%(高水準)。
- 設備投資:明示的な設備投資額の記載なし(減価償却費は該当なしとして省略)。
- 主な研究テーマ・進捗:
- 低分子(OTS167:MELK阻害剤)第Ⅰ相(米国)など臨床開発を継続。
- がんペプチドワクチン(S-588410:塩野義へライセンスアウト)で食道がん第Ⅲ相は主要評価項目で統計的有意差なし、但し一部の探索的サブグループで有効性示唆あり。
- 抗体医薬(OTSA101)は日本で第Ⅰ相の患者登録終了。
- CPMで全ゲノム解析、ネオアンチゲン解析、リキッドバイオプシー、新規パネル開発、ロングリードシーケンス等を展開。CAP認定・ISO/IEC 27001:2022取得。
受注・在庫(該当記載)
- 受注状況:受注高/受注残に関する具体数値は未記載。
- 在庫状況:原材料及び貯蔵品 85,979千円(前期末 32,755千円、+162.5%)— 在庫増加が見られる。仕掛品は24,732千円(前期 46,115千円、減少)。
セグメント別情報(要点)
- 「医薬品の研究及び開発」:売上は僅少(2,330千円)、研究費負担大でセグメント損失が大きい(△383,885千円)。ライセンスアウト先との協業や外部資金取り込みが鍵。
- 「がんプレシジョン医療関連事業(CPM)」:事業収益の大部分を占め、売上は前期比増加(+6.3%)、セグメント損失は縮小(△34,409千円→改善)。解析サービス・CAP/ISO認証・新規パネル開発が収益化の柱。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:詳細数値目標の記載はなし。方針として「創薬研究の推進」「臨床開発の迅速化」「提携拡大」「がんプレシジョン医療事業の強化」を掲げる。
- KPI達成状況:KPI明記なしだが、CPMの受注拡大や臨床段階の前進が進捗指標となる。
競合状況や市場動向
- 競合・市場:抗がん剤・がんプレシジョン医療市場は拡大中だが参入企業も増加。オンコセラピーは自社化合物ライブラリと網羅的ゲノム解析ノウハウを強みとするが、グローバル競争や資金・開発スピードがキーリスク。
今後の見通し
- 業績予想:通期業績予想は「現時点で記載していない」。次期予想の記載もなし。公表のタイミングは「判明次第」。
- 会社公表の前提条件:記載なし(通期未提示)。
- 予想の信頼性:過去の予想開示方針は不定(今回も未提示のため保守的な姿勢)。
- 主なリスク要因:研究開発の長期化、臨床試験の成否、資金調達環境、競合の技術進展、規制・保険適用の不確実性。
重要な注記
- 会計方針:会計基準改正に伴う注記等があるが、特記事項としての詳細変更は限定的(資料参照)。
- 継続企業の前提について:当第3四半期末時点で「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しているものの」、現金及び預金2,185,946千円があり「当面は事業継続に懸念はない」と判断。
- 株主資本の変動:2025年度中に第三者割当増資および新株予約権行使により資本金・資本剰余金が増加(資本金は第3Q末で1,146,230千円、期後にさらに増加)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4564 |
| 企業名 | オンコセラピー・サイエンス |
| URL | http://www.oncotherapy.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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