2025年12月期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 2025年は「投資の年(しゃがみ込み)」、CareMaster・関東展開・特定技能外国人等へ先行投資を行い、2026年に「ジャンプ」して過去最高益更新を目指す(代表取締役社長 北山 忠雄の意向)。2030年のスタンダード市場上場を視野に企業価値最大化を目指す。
- 業績ハイライト: 2025年通期は売上高4,886百万円(前期比+3.8%、良)、営業利益40百万円(前期比△73.0%、悪)、EBITDA218百万円(前期比△15.0%、やや悪)、経常利益138百万円(前期比△27.5%、悪)、当期純利益81百万円(前期比△34.6%、悪)。(会計方針変更による遡及修正あり)
- 戦略の方向性: 今後は新規拠点を原則「医療併設型(介護+訪問看護)」にシフトし粗利率向上を図る(従来15〜20%→目標20〜30%)。全拠点を支える自社開発システム「CareMaster」導入で生産性向上・教育コスト削減、外販検討。関東展開を加速し拠点数を拡大。
- 注目材料:
- CareMaster(自社開発)に約65百万円投資:2026年全拠点稼働、2026年2月に展示会出展(外販検討)。ポテンシャル高(ポジティブ)。
- 不動産の建築請負案件の期ずれで2025年に売上約△160百万円、粗利益約△30百万円の影響(ネガティブ)。
- 人件費・特定技能外国人関連での追加投資(2025年は人件費で+23百万円、特定技能で+20百万円)と原材料(米)の高騰で約18百万円の影響(ネガティブ)。
- 一言評価: 2025年は投資集中による一時的減益だが、CareMaster・医療併設型シフトと拡張計画により2026年の回復(ジャンプ)を見込む成長シナリオ。
基本情報
- 企業概要: 株式会社T.S.I(Terminalcare Support Institute)、主要事業:サービス付き高齢者向け住宅の設計・建築・運営(「アンジェス」)、訪問介護、居宅介護支援、訪問看護(「ルーチェ」)。代表者:代表取締役社長 北山 忠雄。
- 説明者: 主な発表者:代表取締役社長 北山 忠雄(想定)。発言概要:2025年を投資年と位置づけ、CareMaster導入・関東展開・特定技能外国人採用等の先行投資により2026年の増益基調を目指す旨を説明。
- 報告期間: 対象会計期間:2025年12月期通期。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:–(配当開始は「検討中」で、2026年の診療報酬改定動向を見極めるとしている)。
- セグメント:
- 介護事業セグメント:サービス付き高齢者向け住宅運営、訪問介護、居宅介護支援、訪問看護。収益はストック型収益を積み上げ。
- 不動産事業セグメント:建築請負・建物保有(自社保有モデル)を通じて介護事業を支える。建築期ずれによる変動あり。
業績サマリー
- 主要指標(連結、百万円/前年同期比%):
- 売上高:4,886(前期比 +3.8%) → 良好な増収
- EBITDA:218(前期比 △15.0%) → 減少(やや悪)
- 営業利益:40(前期比 △73.0%)、営業利益率:約0.8%(40/4,886) → 大幅減益(悪)
- 経常利益:138(前期比 △27.5%) → 減益(悪)
- 当期純利益:81(前期比 △34.6%) → 減益(悪)
- 1株当たり利益(EPS):–(記載なし)
- 予想との比較(2025年会社予想との達成率/差異):
- 売上高:達成率 約96.3%(4,886 / 5,071)、予想比 △3.7%(小幅未達。ほぼ予算達成、良)
- EBITDA:達成率 約74.4%(218 / 293)、予想比 △25.8%(未達、やや悪)
- 営業利益:達成率 約34.2%(40 / 117)、予想比 △65.3%(大幅未達、悪)
- 経常利益:達成率 約66.7%(138 / 207)、予想比 △33.3%(未達)
- 当期純利益:達成率 約63.8%(81 / 127)、予想比 △35.6%(未達)
- サプライズ: 一時的な建築期ずれ・先行投資・原材料高騰等が主因で予想を下回る着地。特段のポジティブサプライズはなし。
- 進捗状況:
- 通期(2025)予想に対する進捗率:上記達成率参照(売上はほぼ達成、利益系は大きく未達)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:医療居室比率の中期目標20%に対し、2025年は7.1%(まだ途上、改善余地あり)。売上高経常利益率中期目標8.0%に対し2025年は2.8%(未達、改善要)。
- 過去同時期との比較(前年同期比)は各指標に記載(増収だが利益は減少)。
- セグメント別状況(百万円/前期比/計画達成率等):
- 介護事業:売上高4,823(前期比+16.0%、通期予算比達成率99.5%=ほぼ計画通り/良)、営業利益77(前期比△29.7%、通期予算比達成率51.3%=大きく未達/悪)、経常利益124(前期比△11.0%、通期予算比達成率76.1%)、当期純利益73(前期比△19.6%、通期予算比達成率75.1%)。
- 不動産事業:売上高62(前期比△88.5%、通期予算比達成率28.3%=大幅未達/悪)。期ずれにより売上約△160百万円、建築粗利約△30百万円の影響。
業績の背景分析
- 業績概要: 売上は新規拠点等で伸長し増収だが、2025年は関東展開・DX(CareMaster)・特定技能採用等の先行投資、インフレ(食材等)の影響、及び不動産の建築請負案件の完成期ずれで減益となった。EBITDAは自社保有モデル移行で比較的安定。
- 増減要因:
- 増収要因:介護事業の運営棟数増加、新規開設(八王子・高尾・宇都宮御幸本町等)による売上増。
- 減収/減益要因:不動産建築案件の期ずれ(売上約△160百万円、粗利約△30百万円)、投資費用(CareMaster開発 約65百万円継続)、人件費増(新拠点初年度で+23百万円)、特定技能人材の採用費(約20百万円の予算外)、米の原価高で約18百万円の影響(4月以降は価格転嫁で対応完了)。
- 補助金処理影響:約18百万円の補助金を従業員賃金(売上原価)として支給し、会計上は営業外収益に計上 → 営業利益を押し下げる形(会計処理の影響)。
- 競争環境: サ高住市場は拡大局面であるが、同業他社との競争では「垂直統合(設計→建築→運営)」と「医療併設型+訪問看護」の組合せ、及びCareMasterを活用した効率化が競争優位の源泉と位置付けられている。
- リスク要因: 建築工事の遅延、診療報酬改定(2026年6月動向注視)、人材確保(看護師・介護職員、特に特定技能外国人の定着)、為替・原材料価格(食材高)、自己資本比率低下(2025年末24.4%で目安の30%未満が数年続く見込み)、資金調達リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 新拠点は原則医療併設型に変更し粗利向上(介護+訪問看護、粗利率20〜30%目安)。
- 自社開発システムCareMasterで業務効率化・教育コスト削減・ペーパーレス化を推進。外販を視野に入れる。
- 関東地方本格展開(2026年から収益貢献を想定)。
- 人材戦略:特定技能外国人の採用・育成に投資。
- 中長期:2030年のスタンダード市場移行、M&Aや資産流動化の検討。
- 進行中の施策:
- CareMaster開発:2025年末時点で約65百万円投資、2026年全拠点稼働見込み、2026年2月展示会出展予定(外販検討)。
- 関東展開:2026年にアンジェス上溝(54室、医療居室20室予定)・相原(50室、医療20室予定)など計画。
- 特定技能外国人採用:訪問介護の解禁を背景に長期就業人材へ投資。
- 広報・IR強化:NHKでの取り上げ等、広報体制強化。
- AI活用:社内・CareMasterへAI導入検討。
- セグメント別施策:
- 介護:医療併設型拠点の推進、CareMaster導入で人件費率改善(現状:人件費率約70.1%)。稼働率目標97%。
- 不動産:自社保有モデル優先で資産として保有し、ドミナント利点を活用したコスト効率化。
- 新たな取り組み: CareMasterの外販検討、東京ケアウィーク’26への出展(2026年2月予定)。拠点は今後原則医療併設型で展開。
将来予測と見通し
- 業績予想(連結、2026年12月期予想/百万円/前期比%):
- 売上高:5,951(+21.8%) → 過去最高更新見込み(良)
- 営業利益:162(+300.6%) → 大幅回復見込み(良)
- EBITDA:335(+53.8%) → 過去最高見込み(良)
- 経常利益:205(+48.0%)
- 当期純利益:123(+50.3%)
- 予想の前提条件: 介護事業の拡大(医療併設型の新規開設)およびCareMasterの効果で生産性向上。2026年の診療報酬改定は注視(改定の影響により業績に変動の可能性)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営は2026年の「ジャンプ」を強調(自信は強気寄り)。ただし、診療報酬改定や建築スケジュール等の外的要因は不確実性として認識。
- 予想修正:
- 2025年通期は下方着地(上場時予想比未達)。2026年は上方回復予想。通期予想の修正有無(2025年中の修正履歴はスライドで示唆あり)→ 具体的な修正前後数値の詳細は既出スライド参照。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標:医療居室比率 中期目標20%(2025年7.1%→2026〜2027年で増加見込み、上溝・相原等で増加)。
- 売上高目標:2036年 全国150棟4,500室の長期目標(進捗:2025年末で36拠点1,210室)。
- 利益目標:売上高経常利益率 中期目標8.0%(2025年実績2.8%→改善途上)。
- KPI:稼働率(1年経過拠点)96.5%(目標97%)、訪問介護の利用単価は上昇中(177,004円)。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向は一部で未達(2025年の利益面)。将来予想は設備投資・開設スケジュール・診療報酬改定に依存するため実現性は「実行力+外部要因」の併合で評価すべき。
- マクロ経済の影響: 為替・原材料(食材)価格の変動、診療報酬改定、建築原価・金利動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 将来的な株主還元(配当開始)は検討中。2026年の診療報酬改定動向を見極めた上で判断する方針(現時点では未開始)。
- 配当実績: 中間配当、期末配当、年間配当:–(該当スライドなし)。
- 特別配当: なし(特記事項なし)。
- その他株主還元: 自社株買い・株式分割等:–(該当スライドなし)。資産流動化やM&A等で資金調達手法の多様化を検討。
製品やサービス
- 製品: 主要サービスは「アンジェス」(サービス付き高齢者向け住宅)、訪問介護「あんじぇす」、居宅介護支援「えんじゅ」、訪問看護「ルーチェ」。新たに自社システム「CareMaster」を開発・導入。
- サービス: 提供エリアは京都・滋賀を中心に11府県36拠点1,210室(2025年)。関東展開強化中(東京都・神奈川・町田など)。
- 協業・提携: 外部建築オーナーとのパターン②等を活用し、外部資本との連携も想定(詳細は案件ベース)。
- 成長ドライバー: 医療併設型施設(粗利率上昇)、CareMasterによる効率化と外販、関東展開、新規看護事業拡大、特定技能外国人による人材確保。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:Q&A詳細の記載なし(資料にQ&Aは記載されていない)。留意点として、経営は診療報酬改定や建築スケジュールについて慎重に注視する姿勢を示している。
- 経営陣の姿勢: 投資と成長実現に前向きで説明は積極的(強気〜中立)。広報・IR強化のコミットも示す。
- 未回答事項: EPS・配当開始時期の確定、建築期ずれの再発防止策の詳細(資材・施工面の改善措置)、CareMasterの外販収益見込みの数値(収益化タイミング・価格設定)については明確な数値開示なし。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中長期(2026年以降)に対しては強気(「ジャンプ」期待)。ただし2025年業績については「投資年」と明確に位置づけ、短期的弱気を示す説明。
- 表現の変化: 前回説明会に比べて(資料内コメント)「関東展開・DX・医療併設シフト」へ言及が強化されている(成長フェーズへの移行を強調)。
- 重視している話題: CareMaster導入・外販、医療併設型拠点展開、特定技能外国人の採用、広報/IR強化、AI活用。
- 回避している話題: 配当の具体的開始時期やEPSの詳細、公的支援依存度の具体数値などの詳細説明は回避気味。
投資判断のポイント(情報整理用)
- ポジティブ要因:
- 医療併設型へのシフトで粗利率向上余地(目標20〜30%)。
- CareMasterでの全社的生産性向上と外販による新たな収益源。
- 関東展開による拡大余地と稼働率の高さ(既存拠点の稼働率約96.5%)。
- 2026年の業績回復シナリオ(通期予想で売上・EBITDA・経常利益増)。
- ネガティブ要因:
- 建築請負案件の期ずれや施工リスク(2025年に実損発生)。
- 自己資本比率の低下(2025年末 24.4%:目安30%を下回る=資本構成上の懸念)。
- 人件費率が高水準(介護事業人件費率70%程度)で利益を圧迫。
- 診療報酬改定や原材料・為替変動など外部要因の影響。
- 不確実性:
- CareMasterの外販による収益化の可否と時期。
- 特定技能外国人の定着・戦力化。
- 2026年診療報酬改定の内容と影響。
- 予定拠点の着工・完成スケジュールの順守。
- 注目すべきカタリスト:
- 2026年に予定する新拠点(上溝・相原等)の稼働および収益寄与。
- CareMasterの全拠点稼働(2026年)と外販の初期受注(展示会の反応)。
- 診療報酬改定(2026年6月の動向)。
- 不動産案件の期ずれ解消と今後の建築進捗。
重要な注記
- 会計方針: 2024年12月期の数値は会計方針変更に伴い遡及修正済み(資料にて遡及修正後数値を表示)。
- リスク要因: 建築期ずれ、診療報酬改定、人材確保、原材料高、自己資本比率低下等が業績に影響を与える旨が明記。
- その他: IR問い合わせ先は tsi-ir-info@t-s-i.jp。資料中の将来予想は前提条件により変動する旨の免責がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7362 |
| 企業名 | T.S.I |
| URL | http://www.t-s-i.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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