2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表予想(通期)に対する修正はなし。第3四半期累計は概ね会社想定どおりだが、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で大幅下落(下振れ)。特に特別損失(投資有価証券評価損)が業績に大きく影響。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は増収+3.6%、営業利益はほぼ横ばいで△0.8%、純利益は大幅減少△71.3%)。
- 注目すべき変化:投資有価証券評価損1,232百万円計上により特別損失が拡大し、税引前利益・純利益を大きく押し下げた点(前年は関係会社清算益等で特別益が大きかった)。
- 今後の見通し:通期予想(売上41,000百万円、営業利益2,650百万円、当期純利益1,400百万円)は変更なし。第3四半期までの進捗は売上約74.7%、営業利益約72.4%で概ね通期計画に整合。ただし純利益の進捗は約54.6%と低め(評価損の影響)。
- 投資家への示唆:営業面では繊維事業中心に堅調な面がある一方、金融資産(有価証券)の評価変動が純利益に直結するため、今後の業績評価では持ち高の評価損益や四半期の特別損益の発生有無を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:小松マテーレ株式会社
- 主要事業分野:繊維事業(衣料ファブリック、資材ファブリック、製品)およびその他(物流等)
- 代表者名:代表取締役社長 中山 大輔
- URL:https://www.komatsumatere.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:開催なし(決算補足説明資料は有)
- セグメント:
- 繊維事業:衣料ファブリック、資材ファブリック、製品(グループの主力)
- その他の事業:物流など
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):39,240,999株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:619,882株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):39,168,560株(2026年3月期3Q)
- (注)2025年11月14日付で自己株式3,900,000株を消却(発行済株式数は前期末43,140,999株→39,240,999株)。
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出日あり
- 株主総会:–(該当期の定時株主総会日等の記載なし)
- IRイベント:決算説明会は開催なし、補足資料をHPに掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期ベース。四半期累計の達成率で評価)
- 売上高:30,601百万円(対会社通期予想41,000百万円に対する進捗率 74.7%)→ 通常の9ヵ月進捗(約75%)と整合
- 営業利益:1,920百万円(対通期2,650百万円に対する進捗率 72.4%)→ やや未達寄りだが大きな乖離はない
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:764百万円(対通期1,400百万円に対する進捗率 54.6%)→ 大きく遅れ
- サプライズの要因:
- 特別損失(投資有価証券評価損 1,232百万円)計上により当期純利益が大幅に減少。前年同期は関係会社清算益等の特別利益が多く、比較上の差が大きい。
- 営業面は衣料分野の欧州ラグジュアリーブランド向けなど堅調、生活関連資材が好調で全体売上増。
- 固定資産・無形固定資産の増加(新基幹システムや高効率設備投資)で減価償却費は増加(前期952→当期1,105百万円)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業進捗は概ね計画内だが、四半期での有価証券評価損などの一時要因が続く場合は純利益面で通期達成に不確定要素あり。ただし通期見通し前提は会社公表どおり(修正なし)。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高(第3四半期累計):30,601百万円(前期29,529百万円、+3.6%)
- 営業利益:1,920百万円(前期1,935百万円、△0.8%)
- 経常利益:2,484百万円(前期2,451百万円、+1.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:764百万円(前期2,665百万円、△71.3%)
- 総資産:50,927百万円(前期末53,026百万円、△3.96%)
- 純資産:39,046百万円(前期末39,701百万円、△1.65%)
- 自己資本比率:76.4%(前期末74.6%)(安定水準)
- 収益性
- 売上高:30,601百万円(前期比+3.6% = +1,072百万円)
- 営業利益:1,920百万円(前期比△0.8% = △15百万円)
- 営業利益率:1,920 / 30,601 = 約6.3%(前年約6.6%)
- コメント:繊維業界では商品構成により差があるが、6%台は中庸。前年からわずかに低下。
- 経常利益:2,484百万円(前期比+1.3%)
- 純利益:764百万円(前期比△71.3%)
- EPS(第3四半期累計、潜在株式調整後):19.52円(前年66.54円)
- 収益性指標
- ROE(目安8%以上が良好):約1.96%(764 ÷ 自己資本38,904百万円)→ 低水準(未達)
- ROA(目安5%以上が良好):約1.50%(764 ÷ 総資産50,927百万円)→ 低水準
- 営業利益率:約6.3%(前期約6.6%)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:74.7%(30,601/41,000)
- 営業利益進捗率:72.4%(1,920/2,650)
- 純利益進捗率:54.6%(764/1,400)→ 特別損失の影響で遅れ
- 過去同期間(前年)との比較:売上は増、営業利益はほぼ横ばい、純利益は大きく減少
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)。ただし貸借対照表から:
- 現金及び預金:9,430百万円 → 6,306百万円(減少3,124百万円、△33.1%)
- 投資有価証券:16,185百万円 → 14,948百万円(減少1,237百万円、△7.6%)
- フリーCF等の金額:–(未作成のため開示なし)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期別の明細は本資料に四半期ごとの数値は限定的のため詳細なQoQは–。第3四半期累計での前年比較のみ。
- 財務安全性
- 自己資本比率:76.4%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 負債合計:11,881百万円(前期13,324百万円、△10.8%)→ 負債減少傾向
- 流動比率:流動資産23,357 / 流動負債7,894 = 約296%(高い流動性)
- 効率性
- 総資産回転率:売上高30,601 / 総資産50,927 = 0.60回(低~中)
- セグメント別(第3四半期累計)
- 繊維事業:売上 30,226百万円(前期29,144百万円、+3.7%)、セグメント利益 1,866百万円(前期1,877百万円、△0.6%)
- その他の事業:売上 375百万円(前期385百万円、△2.6%)、セグメント利益 45百万円(前期49百万円、△8.2%)
- 解説:衣料ファブリックでは欧州向けラグジュアリーブランド等が堅調、資材ファブリックは生活関連資材が増加。アジア向けやスポーツ分野の受注減が一部要因で部門内の差あり。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:323百万円(固定資産売却益等小額、前年は1,296百万円(関係会社清算益等含む))
- 特別損失:1,282百万円(主因:投資有価証券評価損1,232百万円)
- 一時的要因の影響:投資有価証券評価損により税引前利益が大幅減少し、純利益へ直撃。営業利益ベースでは大きな悪化はないため、特別損失を除いた評価では基礎的な収益力は比較的維持。
- 継続性の判断:投資有価証券評価損は市場・保有株価変動に依存する一時的要因と考えられるが、今後の評価損益は相場動向により継続的に発生し得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:14.00円(支払済)
- 期末配当(予想):13.00円
- 年間配当予想:27.00円(前回予想から変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):約76%(配当27円 ÷ 予想EPS35.33円 = 76.4%)
- 別計算(総額ベース):配当総額約1,059百万円(27円×39,240,999株) ÷ 1,400百万円(予想当期純利益) ≒ 75.6%
- コメント:配当性向は高め(通常は企業・業種により目安異なる)が会社は配当方針に基づき据え置き。
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自己株式消却実施の履歴あり(2025年11月に3,900,000株消却)。現時点で新たな自社株買いは公表なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:貸借対照表上の有形固定資産が8,009→9,340百万円(増加1,331百万円)。会社説明では新基幹システム導入、高効率設備の導入を実施。
- 減価償却費:952百万円(前期第3Q)→ 1,105百万円(当期第3Q)
- 研究開発:R&D費用の明細は開示なし(–)。ただし新素材「QUATTRONI TK」等の開発リリースあり。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残の金額は記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・仕掛品・原材料等合計):商品及び製品1,620百万円、仕掛品879百万円、原材料及び貯蔵品2,565百万円(前期比:原材料等増加)
- 在庫回転日数等の指標は記載なし(–)
- コメント:原材料在庫が増加している点は留意(需給・調達戦略の影響か)。
セグメント別情報
- セグメント売上・利益(第3四半期累計)
- 繊維事業:売上 30,226百万円(+3.7%)、セグメント利益 1,866百万円(△0.6%)
- その他:売上 375百万円(△2.6%)、セグメント利益 45百万円(△8.2%)
- セグメント戦略:衣料で高付加価値・環境配慮型商品の拡販、新素材投入(QUATTRONI TK)でスポーツ・アウトドア・ユニフォーム等への展開、汚泥減容化バイオ製剤「ベリフォーマー」の拡販で事業領域拡大を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「KFW-2026」を掲げ、収益構造の見直し・DX推進・設備投資を実行中。第3Qの投資(基幹システム・高効率設備)は計画実行の一環。
- KPI達成状況:明確なKPI数値は本資料で限定的だが、営業面では成長を維持しつつ、金融資産の評価リスクが短期業績に影響している点は考慮が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:海外(欧米・中東・アジア)で販路拡大を継続、生活関連資材が好調。だが為替・資源価格・地政学リスク等の外部要因に注意。
- 競合比較:同業他社との直接比較データは本資料になし(–)。繊維分野で高機能素材や環境対応製品の差別化が競争要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上 41,000百万円(+3.7%)、営業利益 2,650百万円(+21.5%)、当期純利益 1,400百万円(△52.3%)
- 次期予想:–(未記載)
- 会社予想の前提条件:業績予想の前提は添付資料参照(為替等の前提は本資料に詳細記載なし)
- 予想の信頼性:会社は通期見通しを変更しておらず、営業の基礎は整っているが、投資有価証券の評価損等の一時要因が純利益実現に影響するため、四半期ごとの評価損益動向が信頼性に影響。
- リスク要因:有価証券の評価損、為替変動、原材料価格、地政学リスク、主要顧客の受注動向。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積りの変更:なし
- 連結範囲の重要な変更:有(新規子会社 小松美特料(蘇州)咨詢有限公司を連結)
- 自己株式の消却:2025年11月14日に3,900,000株を消却(利益剰余金・自己株式に影響)
- キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)
注記
- 本まとめは提出された決算短信に基づく情報整理であり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。開示にない項目は「–」と記載しています。数字は百万円単位または資料の表記に準拠しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3580 |
| 企業名 | 小松マテーレ |
| URL | https://www.komatsumatere.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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