2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の期中予想(2025年通期)との比較は開示なしのため差異不明(会社予想との比較:–)。市場予想との比較も資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:売上高は増収(3,223百万円、前期比+4.9%)、営業利益は増益(104百万円、前期比+17.6%)だが、特別損失(固定資産減損1,319百万円)計上により当期純損失(△1,264百万円)に転落(減収増益ではなく「増収だが巨額減損で最終赤字」)。
- 注目すべき変化:鋳造事業に係る固定資産の減損1,319,409千円が当期純損失の主因(セグメント別では鋳造事業に計上)。これにより純資産が大幅減少(純資産合計1,647百万円、前期比△1,254百万円)。
- 今後の見通し:2026年12月期会社予想は売上3,020百万円(前期比△6.3%)、営業利益205百万円(前期比+97.9%)、当期純利益132百万円(黒字転換見込み)。予想は回復基調を想定しているが、減損の影響や鋳造事業の採算改善が前提となるため達成可能性は鋳造事業のコスト改善に依存。
- 投資家への示唆:営業キャッシュフローはプラス(667百万円)で資金繰りは底堅い一方、鋳造事業の技術的採算性と固定資産価値の見直し(減損)が再発しないか注視が必要。金融機関とは協議済みで主要な期限の利益喪失は回避。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社 JMC(証券コード 5704)
- 主要事業分野:3Dプリンター事業(試作・造形サービス、HEARTROID等医療機器関連)、鋳造事業(アルミ・マグネシウム砂型鋳造による試作・量産鋳造品)、CT事業(産業用CT装置の販売・スキャンサービス)
- 代表者:代表取締役社長兼CEO 渡邊 大知
- 問合せ先:取締役兼CFO 篠崎 史郎(TEL 045-477-5751)
- 報告概要
- 提出日:2026年2月13日(決算短信)
- 対象会計期間:2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日、非連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、Web、2026年2月27日実施予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月24日
- セグメント(報告セグメント)
- 3Dプリンター事業:試作品造形、AMサービス、HEARTROID等の製造販売
- 鋳造事業:砂型鋳造による試作・量産鋳造品の製造販売(アルミ・マグネ等)
- CT事業:産業用CTのスキャンサービス、装置・ソフト販売
- 発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):5,598,500株(2025年12月期)
- 期中平均株式数:5,548,132株(2025年12月期)
- 期末自己株式数:44,800株(2025年12月期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 定時株主総会予定日:2026年3月27日
- 決算説明会:2026年2月27日(機関投資家・アナリスト向けWeb)
- 有価証券報告書提出予定:2026年3月24日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- 会社側の期中(2025年通期)予想は決算短信に表示されておらず、比較不能(達成率:–)。市場予想との比較も資料に記載なし(–)。
- 実績(主要項目、金額は千円)
- 売上高:3,223,030千円(3,223百万円)、前期比+4.9%
- 営業利益:103,588千円(104百万円)、前期比+17.6%
- 経常利益:101,212千円(101百万円)、前期比△17.7%
- 当期純利益(当期純損失):△1,263,645千円(△1,264百万円)→ 前期は+50,671千円
- サプライズの要因
- 最終赤字の主因は鋳造事業に係る固定資産の減損損失1,319,409千円。営業面では3Dプリンターと鋳造で売上増、営業利益は改善しているが、特別損失が業績を一変させた。
- 通期への影響
- 2026年通期は黒字回復を見込む前提(営業利益205百万円、当期純利益132百万円)だが、達成の鍵は鋳造事業の製造コスト適正化と受注ポートフォリオの分散化。金融面は、借入の財務制限条項について金融機関の同意を得ており当面の継続企業前提に重要な不確実性はないと会社は判断。
財務指標(要点)
- 損益(通期、千円)
- 売上高:3,223,030 千円(前期3,072,417、+4.9%)
- 営業利益:103,588 千円(前期88,089、+17.6%) 営業利益率=103,588 / 3,223,030 = 約3.2%(業種平均との比較:業種により差あり)
- 経常利益:101,212 千円(前期122,937、△17.7%)
- 当期純利益(損失):△1,263,645 千円(前期+50,671)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△227.76円(前期+9.08円)
- 貸借対照表要点(千円)
- 総資産:2,863,023 千円(前期4,701,386、△1,838,363)
- 純資産:1,647,455 千円(前期2,901,740、△1,254,284)
- 自己資本比率:57.5%(前期61.7%)(目安:40%以上で安定→ 57.5%:安定水準)
- 1株当たり純資産(BPS):296.64円(前期524.30円)
- 収益性指標(参考)
- ROE(自己資本当期純利益率):△55.6%(資料記載値。目安:8%以上良好→ 大幅悪化)
- ROA(総資産当期純利益率、参考):(当期純損失ベース)大幅マイナス(資料上は総資産経常利益率等の参考値3.2%が記載)
- 営業利益率:約3.2%(業種によるが高付加価値事業ではもう少し高いことが望ましい)
- 進捗率分析(四半期進捗は該当せず、通期決算のため省略)
- キャッシュフロー(千円)
- 営業CF:+667,253(前年+529,055)→ 営業CFは増加(良好)
- 投資CF:△168,395(前年△212,097) → 設備投資等に支出(主に有形固定資産取得160,735千円)
- 財務CF:△493,566(前年△200,489) → 長期借入金返済等により大幅な支払超過
- フリーCF(営業CF−投資CF):約+498,858千円(良好)
- 現金同等物期末:425,004千円(前期419,712千円)→ 手元現金は確保
- 営業CF / 当期純利益比率:営業CFはプラスであるが当期純損失のため比率算出は参考外(目安は1.0以上で健全)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細開示は補足資料へ(決算短信本文は通期のみ)
- 財務安全性(目安)
- 自己資本比率57.5%(安定水準。目安40%以上)
- 有利子負債の構成:短期借入金50,000千円、長期借入金(期末)286,934千円、1年内返済予定の長期借入金326,012千円(合計の利子付負債は資料参照)
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率:1.1年(2025年、資料のCF関連指標。目安:低いほど負債依存度が高い)
- 効率性:総資産回転率・売上高営業利益率は詳細推移資料参照(売上高増加で営業利益率改善)。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失 1,319,409 千円(鋳造事業に計上)→ 当期純損失の主因
- 特別利益:固定資産売却益 1,635 千円 等(小額)
- 一時的要因の影響:減損を除けば営業面では黒字(営業利益103,588千円)→ 特別損失除き真の業績評価は営業利益ベースで判断すべき(但し減損は資産の実態反映)
- 継続性の判断:減損は一時的要因だが、鋳造事業で継続的に同様の採算悪化が生じるなら再発の可能性あり。会社は鋳造事業のコスト適正化を最優先課題としている。
配当
- 2025年12月期:無配(通期配当 0.00 円)
- 2026年12月期(予想):無配(会社予想で期末配当0.00 円)
- 配当性向:–(当期純損失のため非適用)
- 株主還元方針:特段の自社株買いの開示なし(自己株式保有は期末で44,800株)。特別配当なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形・無形固定資産の増加額)
- 当事業年度の有形固定資産及び無形固定資産の増加額:115,740 千円(セグメント合計)、調整額含め計120,692 千円(貸借対照表・セグメント注記)
- キャッシュフロー上の有形固定資産取得による支出:160,735 千円
- 減価償却費:381,464 千円(前年約368,649千円)
- 研究開発費:明確なR&D費の独立開示はなし(ソフトウェア取得等は9,950千円の支出)。該当項目なしの場合は「–」。
受注・在庫状況
- 受注情報:資料に受注高・受注残の数値開示なし(–)。ただし3DプリンターのHEARTROID分野で第4四半期に想定を上回る受注獲得と記載。
- 在庫(棚卸資産、千円)
- 商品及び製品:期末 35,324(前期 38,736)→ 若干減少
- 仕掛品:79,480(前期88,120)→ 減少
- 原材料及び貯蔵品:99,105(前期81,599)→ 増加(原材料在庫増)
- 在庫の質・回転日は開示なし(在庫回転日数:–)
セグメント別情報
- 3Dプリンター事業
- 売上高:764,482千円(前期比+21.3%)
- セグメント利益:241,395千円(前期比+60.3%)
- コメント:HEARTROID(心臓カテーテルシミュレーター)が第4四半期に国内外で想定超の受注を獲得。営業人員増強や造形バリエーション拡張が寄与。
- 鋳造事業
- 売上高:2,083,683千円(前期比+6.9%)
- セグメント利益:87,772千円(前期比+104.2%)※営業ベースでは改善しているが固定資産減損(1,319,409千円)計上で最終に大きく影響
- コメント:EV関連や産業用ロボット向け大型鋳造など受注は継続。ただし一部の新規性の高い部品で想定超の製造コスト発生や技術習得に時間を要した。量産体制への転換を進める一方、受注案件の採算管理強化が課題。
- CT事業
- 売上高:374,864千円(前期比△23.9%)
- セグメント利益:247,916千円(前期比△32.5%)
- コメント:次世代蓄電池分野で認知拡大に努めるも、装置販売実績が想定を下回り、ボリュームあるスキャン案件が少なかった。今後は顧客内提案強化や外部連携で拡大を図る。
- 地域別:国内売上が損益計算書売上高の90%以上(輸出・地域別の詳細は省略)
- 主要顧客:ファナック、メックインターナショナル、安川電機等が上位(売上規模記載あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体的数値やKPI進捗の詳細は決算短信に記載なし(–)。ただし会社は「MADE BY JMC」の実現と鋳造事業の収益性改善を最重要課題として掲げ、量産対応やポートフォリオ分散等の取り組みを継続する旨を表明。
競合状況や市場動向
- 市場動向:EV開発の加速に伴い鋳造部品は複雑大型化の要求が顕著で、試作・開発市場では高品質化の要求も増加。これに対応する技術・設備投資が必要。
- 競合比較:同業他社との比較データは決算短信に記載なし(–)。個別に競合と比較する際は、鋳造技術力、量産体制・コスト、3Dプリンターの医療分野での差別化が焦点。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年12月期(予想、千円)
- 売上高:3,020,000 千円(3,020百万円、前期比△6.3%)
- 営業利益:205,000 千円(205百万円、前期比+97.9%)
- 経常利益:199,000 千円(199百万円、前期比+96.6%)
- 当期純利益:132,000 千円(132百万円、前期は△1,264百万円)
- 1株当たり当期純利益(予想):23.79 円
- 前提条件・リスク:為替等の明示的前提は特記なし。主なリスクは鋳造事業の製造コスト動向、受注構成、原材料・エネルギー価格、金融協調の継続など。過去の予想達成傾向については一覧開示なし(–)。
- 予想の信頼性:営業CFはプラス基調で手元流動性は確保しているが、減損要因の再発を防ぎ鋳造事業で想定通りのコスト適正化ができるかが実現性の鍵。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(会計方針・見積りの変更なし)
- 監査:決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外と記載あり。正式な監査報告(有報等)を参照のこと。
- 継続企業の前提:当事業年度に重要な疑義を生じさせる事象(当期純損失)を認識するが、金融機関との協議で財務制限条項に対する同意を得ており、会社は継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと判断。
- その他:減損損失は鋳造事業に帰属(1,319,409千円)。
注意事項(要点)
- 本まとめは開示資料(決算短信)に基づく整理であり、投資勧誘や具体的な投資助言ではありません。
- 決算短信に記載のない項目は「–」で示しています。必要であれば、追加で決算説明資料・有価証券報告書の該当ページを参照し、より詳細な数値確認・検証を行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5704 |
| 企業名 | JMC |
| URL | http://www.jmc-rp.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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