2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想との差異は開示資料に記載なし(市場予想:–)。会社側は通期業績予想を修正(売上高・営業利益・経常利益を下方修正、当期純利益を上方修正)しており、通期見通しは修正済み(上振れ/下振れの混在)。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益(中間期ベース)」。売上高241,174百万円(▲5.5%)、営業利益25,326百万円(▲25.0%)。
- 注目すべき変化:包括利益が大幅減(13,224百万円、▲78.9%)となった点。為替換算差額の大幅なマイナス(為替換算調整勘定の悪化)や特別損失(減損)・一時要因の影響が大きい。
- 今後の見通し:会社は2025年7月29日公表の通期予想を修正(売上高489,500百万円:前回495,000百万円、営業利益48,500百万円:前回53,500百万円)。通期達成に向けては国内の節約志向・海外(米州)の需要下振れがリスク。通期における当期純利益は政策保有株式売却等で前回予想を上回る見込み。
- 投資家への示唆:国内(宅配/店頭)と米州での販売低迷が主因。セグメント別ではアジア・ヨーロッパは比較的堅調。為替や政策保有株式売却など一時要因が業績変動に影響しているため、同社本来の収益力(継続的な販売トレンド)と一時要因の切り分けが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ヤクルト本社
- 主要事業分野:乳製品・乳酸菌飲料を中核とする飲料および食品の製造販売、化粧品、プロ野球興行等
- 代表者名:代表取締役社長 成田 裕
- URL:https://www.yakult.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けに開催予定(資料あり)
- セグメント:
- 飲料および食品製造販売事業(日本):宅配・店頭での乳製品乳酸菌飲料等
- 飲料および食品製造販売事業(米州):ブラジル、メキシコ、米国等で製造・販売
- 飲料および食品製造販売事業(アジア・オセアニア):中国、ベトナム、インド等
- 飲料および食品製造販売事業(ヨーロッパ):オランダ等で製造・ヨーロッパ販売
- その他事業:化粧品製造販売、プロ野球興行等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):331,985,236株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:38,736,644株
- 期中平均株式数(中間期):293,954,856株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- 決算説明会:2025年11月14日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想に対する進捗率」で表示)
- 売上高:中間実績241,174百万円。通期修正予想489,500百万円に対する進捗率 約49.3%(通期のほぼ半分、通常期の進捗としては概ね想定範囲)
- 営業利益:中間実績25,326百万円。通期修正予想48,500百万円に対する進捗率 約52.2%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:24,517百万円。通期修正予想46,500百万円に対する進捗率 約52.7%
- 市場予想との差異:開示資料に記載なし(市場予想:–)
- サプライズの要因:
- 下振れ要因:国内での節約志向・競合商品の台頭、物価上昇が販売に影響。米州(特に米国)では関税政策等の影響で購買意欲低下。
- 上振れ要因(通期見通し):政策保有株式売却や海外子会社からの配当増(為替の影響)により当期純利益は前回予想を上回る見込み。
- 特別損益:中間期での投資有価証券売却益(2,152百万円)や減損損失(779百万円)などが混在。
- 通期への影響:
- 会社は通期を下方修正(売上高▲5,500百万円、営業利益▲5,000百万円、経常利益▲2,500百万円)。通期達成の可能性は国内需要の回復度合い・米州の環境・為替・一時的な売却益等に左右される。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計、単位:百万円)
- 売上高:241,174(前年同期255,093、増減率▲5.5%、差額▲13,919百万円)
- 売上総利益:141,922(前年152,874)
- 販管費:116,596(前年119,097)
- 営業利益:25,326(前年33,777、増減率▲25.0%、差額▲8,451百万円)
- 経常利益:36,235(前年45,256、増減率▲19.9%、差額▲9,021百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:24,517(前年27,472、増減率▲10.8%、差額▲2,955百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):83.41円(前年90.61円、▲7.2円)
- 収益性指標
- 営業利益率:10.5%(25,326/241,174)。前年中間期は13.2%(良化目安:業種により異なるが前年割れ)
- 中間期ベースのROE(参考):24,517 / 自己資本561,957 = 約4.36%(中間期実績)。年率換算で単純2倍すると約8.7%(目安:8%以上で良好)
- 中間期ベースのROA(参考):24,517 / 総資産817,095 = 約3.00%(中間期)。年率換算で約6.0%(目安:5%以上で良好)
- 備考:上記ROE/ROAは中間期実績を基にした参考値。年率換算は単純化のため参考。
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:817,095(前期末864,317、▲47,222)
- 純資産:606,743(前期末629,515、▲22,771)
- 自己資本比率:68.8%(前期末66.4%→68.8%、安定水準)
- 現金及び預金:205,011(前期末269,057、減少)
- 流動負債合計:107,178(前期末157,814、減少)
- 有利子負債:短期借入金13,582、長期借入金51,386(注:短期大幅減・長期増加で返済構成の影響あり)
- キャッシュフロー:開示資料に中間CF明細は掲載なし(営業CF/投資CF/財務CFの詳細:–)。ただし現金預金残高は前期末から減少。
- 進捗率(通期予想489,500百万円に対する中間実績)
- 売上高進捗率:約49.3%
- 営業利益進捗率:約52.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:約52.7%
- 備考:営業利益・純利益の進捗は売上進捗よりやや良好(利益の季節性や一時要因の影響)。
- 四半期推移(QoQ):四半期別数値は本資料に詳細なQoQ数値なし(四半期単独の推移:–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率68.8%(安定水準:目安40%以上で安定)
- 流動比率(流動資産315,800 / 流動負債107,178)= 約294.7%(流動性良好)
- 負債比率:負債合計210,351に対し純資産606,743(自己資本比高く相対的に低リスク)
- 効率性:
- 総資産回転率(中間期ベース、概算):売上高241,174 / 総資産817,095 = 0.295(年率換算なら約0.59回/年)
- セグメント別(中間期:単位 百万円、前年同期比%表記)
- 日本:売上高118,734(▲4.1%)、セグメント利益17,239(前年22,511→大幅減)
- 米州:売上高43,574(▲11.8%)、セグメント利益12,254(前年14,850→減)
- アジア・オセアニア:売上高63,794(▲3.3%)、セグメント利益4,675(前年5,465→減)
- ヨーロッパ:売上高6,253(+0.1%)、セグメント利益210(前年261)
- その他事業:売上高13,646(▲5.4%)、セグメント利益1,178(前年492→増)
- 財務の解説:
- 総資産および純資産は減少。主な要因は自己株式取得・消却や為替換算調整勘定の減少(円高寄与)。
- 現金預金は減少しているが流動比率は高水準で、自己資本比率も上昇しているため財務基盤は堅い。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:2,152百万円(中間期)
- その他固定資産売却益等:161百万円
- 特別損失:
- 減損損失:779百万円
- 固定資産除却損等:合計993百万円
- 一時的要因の影響:
- 投資有価証券売却益と減損等が混在しており、特に通期見通しでは政策保有株式の売却が当期純利益を押し上げる要因として挙げられている。
- 包括利益は為替換算差額の大幅マイナス(▲22,382百万円)が効いており、為替変動が短期的な業績変動を拡大。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却益や政策保有株式売却は一時要因の可能性が高く、継続性は限定的。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:33円(2026年3月期中間、前期は32円)
- 期末配当(予想):33円
- 年間配当予想:66円(前期64円→増配)
- 直近の配当予想修正:無
- 配当性向・利回り:
- 会社想定の1株当たり当期純利益(通期):158.57円(通期予想)
- 配当性向(予想):66 / 158.57 ≒ 41.6%(目安:30–50%で中程度の還元)
- 配当利回り:株価が不明のため計算不可(株価:–)
- 株主還元方針:
- 自己株式の取得・消却を実施済(中間期に取得・消却の影響あり)。今後の自社株買い等:資料に個別の追加計画は明示されていない。
設備投資・研究開発
- 設備投資:中間期の設備投資額の明細は資料に記載なし(設備投資額:–)。固定資産の純額は増加傾向(有形固定資産合計:294,160百万円)。
- 研究開発:
- R&D関連:オランダに「Yakult European R&D Center B.V.」を設立(2025年9月)——グローバルR&D体制の強化を示す。
- R&D費用の金額・比率は明細なし(R&D費用:–)。
受注・在庫状況(該当情報がある場合)
- 受注状況:該当記載なし(受注高/受注残高:–)。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:10,160百万円(前期末8,988百万円、増加)
- 仕掛品:2,787百万円(前期2,119百万円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:22,889百万円(前期23,179百万円、ほぼ横ばい)
- 在庫回転日数等は資料に記載なし(在庫回転日数:–)。
セグメント別情報
- セグメント別状況(中間期、主要点)
- 日本:売上118,734百万円(▲4.1%)、利益低下(17,239百万円)。国内は節約志向や競合で販売が計画を下回る。
- 米州:売上43,574百万円(▲11.8%)、影響大(米国の関税政策などで購買意欲低下)。
- アジア・オセアニア:売上63,794百万円(▲3.3%)、中国・ベトナム等は好調で地域内での回復が見られる。
- ヨーロッパ:売上6,253百万円(+0.1%)、堅調。
- その他事業(化粧品・興行等):売上13,646百万円(▲5.4%)、利益は増加。
- 地域別売上(国内/海外比):国内が約118.7億円、海外(米州・アジア・欧州計)約113.6億円で国内優位だが海外比率も高い。
- セグメント戦略:R&D強化(欧州R&Dセンター設立)、商品リニューアルやチャネル拡大(宅配での商品展開拡大)等を継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2025-2030)との整合性:資料は中期計画に言及。今回の中間決算は短期の需要変動や一時要因で数値が変動しているが、R&D投資やグローバル展開の施策は継続中。
- KPI達成状況:具体的KPIの進捗表記は無し(KPI:–)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(比較:–)。ただし国内での競合商品台頭が業績に影響。
- 市場動向:国内は消費者の節約志向が強まっており、海外では地域ごとに回復度合いに差。為替・関税政策が業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期修正(2025/4/1~2026/3/31、単位:百万円)
- 売上高:489,500(前回495,000 → 修正下方)
- 営業利益:48,500(前回53,500 → 修正下方)
- 経常利益:67,000(前回69,500 → 修正下方)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:46,500(前回45,500 → 修正上方)
- 前提条件:国内の物価高長期化、米国の関税政策等を前提に販売見通しを見直し。個別では為替が想定より円安推移した場合の影響等を考慮。
- 予想の信頼性:会社は修正理由を開示(販売実績の下振れ・政策保有株式売却等)。過去の達成傾向についての記載は限定的。
- リスク要因:
- 国内消費の低迷・競合の台頭
- 海外(米州)の関税・景況感
- 為替変動(為替換算差額の変動が包括利益に大きく影響)
- 原材料価格・物流コストの変動
- 一時的な特別損益の有無
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算等、注記参照)
- 自己株式の取得・消却:中間期に取得および消却が実施され、株主資本に変動あり(自己株式の増減を反映)
- 公認会計士等のレビュー:第2四半期決算短信はレビューの対象外(注記あり)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2267 |
| 企業名 | ヤクルト本社 |
| URL | http://www.yakult.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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