2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期会社予想に対する中間進捗は売上高進捗率47.7%(ほぼ想定どおりやや下振れ)、営業利益進捗率58.6%(やや上振れ)、経常利益進捗率101.1%(上振れ)、親会社株主に帰属する中間純利益は通期予想を上回る103.0%(上振れ)。ただし純利益の上振れは有形固定資産売却益(特別利益)約3,277百万円が主因。
  • 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益」(売上高▲30.5%、営業利益▲78.1%、経常利益▲66.2%)だが、一時利益計上により当期純利益は32.1%増加。
  • 注目すべき変化:海外コマーシャル・国内コマーシャル・遊技場向機器の3セグメントで売上大幅減と利益圧迫。特に遊技場向は販売減で前年の1,388百万円の利益から158百万円の損失へ転落。
  • 今後の見通し:通期業績予想に変更なし。営業ベースは前年水準からの回復が限定的であり、通期達成は特別利益の寄与を勘案すると注意が必要(営業利益は計画比進捗は高めだが売上はやや遅れ)。
  • 投資家への示唆:純利益の増加は非継続的要因が主であるため、コア事業(特に海外コマーシャル・国内市場・遊技場向機器)の販売回復・新製品導入と先行投資の成果を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本金銭機械株式会社(JCM)コード 6418
    • 主要事業分野:ゲーミング向紙幣識別機ユニット、紙幣還流ユニット等の製造・販売(グローバルゲーミング、海外コマーシャル、国内コマーシャル、遊技場向機器)
    • 代表者名:代表取締役社長 上東 洋次郎
    • 問合せ先:常務取締役上席執行役員 経営企画本部長 高垣 豪 TEL 06-6643-8400
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月5日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算説明会:有(機関投資家向け)、決算補足資料:有(開示ページに掲載)
  • セグメント:
    • グローバルゲーミング:主に北米・欧州向けゲーミング機器搭載用紙幣識別機ユニット
    • 海外コマーシャル:主に欧州向け紙幣還流ユニット等(コマーシャル端末向)
    • 国内コマーシャル:国内商業向紙幣関連機器
    • 遊技場向機器:パチンコ等遊技場向けユニット(スマート遊技機用等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):29,672,651株
    • 期末自己株式数:2,545,490株
    • 期中平均株式数(中間):27,077,762株
    • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月5日
    • その他IRイベント:決算説明会(機関投資家向け)実施済/資料掲載

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社の通期予想との比較)
    • 売上高:実績14,774百万円、通期予想31,000百万円に対する進捗率47.7%(半期標準50%目安にやや未達)
    • 営業利益:実績820.9百万円、通期予想1,400百万円に対する進捗率58.6%(進捗良好)
    • 経常利益:実績1,011.5百万円、通期予想1,000百万円に対する進捗率101.1%(上振れ)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:実績3,288.7百万円、通期予想3,200百万円に対する進捗率102.8%(上振れ)
  • サプライズの要因:固定資産売却益(特別利益)約3,277百万円を計上したことが純利益の大幅上振れ要因。営業ベースでは売上減少と先行投資により減益。
  • 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。純利益は既に通期計画を上回る水準になったが、これは一時項目が主因であり、継続的な営業収益力で計画超過を期待するのは慎重が必要。

財務指標

  • 財務諸表の要点(中間期末:2025/9/30)
    • 総資産:49,715百万円(前期末49,385百万円、+0.7%)
    • 純資産:33,627百万円(前期末32,031百万円、+5.0%)
    • 自己資本比率:67.6%(安定水準、目安40%以上)
  • 主要損益(中間、単位:百万円、対前年中間比)
    • 売上高:14,774(▲30.5%:前年21,253)
    • 営業利益:820(▲78.1%:前年3,755)
    • 経常利益:1,011(▲66.2%:前年2,993)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:3,288(+32.1%:前年2,490)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):121.45円(前年91.80円)
  • 収益性指標(概算)
    • 営業利益率:5.6%(820.9/14,774)(前年同期約17.7%→大幅悪化)
    • ROE(概算):約9.8%(3,288 / 33,627)(目安8%以上で良好)
    • ROA(概算):約6.6%(3,288 / 49,715)(目安5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗:47.7%(半期標準50%に対しやや遅れ)
    • 営業利益進捗:58.6%(進捗良好)
    • 純利益進捗:102.8%(特別利益の影響)
    • 過去同期間との比較:売上・営業利益とも前年中間期から大幅に落ちている(販売需給の地域別差・新紙幣特需反動等が背景)
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF:2,962(前年同期3,561、減少)
    • 投資CF:+2,674(前年同期▲82、主に有形固定資産売却収入5,107の影響)
    • 財務CF:▲1,779(前年同期▲1,600、長期借入金返済750、配当支払966等)
    • フリーCF(営業−投資):約288(百万円、プラス)
    • 現金及び現金同等物残高:20,870(前期末17,457、増加)
    • 営業CF/純利益比率:2,962 / 3,288 ≈ 0.90(目安1.0以上が健全、やや下回るが有形固定資産売却の影響で変動)
  • 四半期推移(QoQ):資料は中間累計のみ。季節性は明記なし。
  • 財務安全性
    • 流動比率(概算):流動資産42,109 / 流動負債7,405 ≈ 569%(非常に高く流動性良好)
    • 長期借入金:2,370百万円(前期3,120→返済で減少、負債構成は改善)
    • 自己資本比率:67.6%(安定水準)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 3,277,057千円(主に東京本社事務所売却等)、関係会社株式売却益 9,066千円 等
  • 特別損失:固定資産除却損 808千円、投資有価証券売却損 250千円 等
  • 一時的要因の影響:当期純利益の増加は固定資産売却益が主因であり、営業利益や経常利益の低下と乖離があるため実質的な業績評価は特別損益を除いて判断する必要あり。
  • 継続性の判断:固定資産売却益は基本的に非継続的(単発)要因と判断される。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):中間 14.00円、期末 36.00円、年間 50.00円(期末に記念配当10.00円含む)
    • 2026年3月期(今回):中間配当 20.00円(予想との差異:前回公表からの修正なし)
    • 2026年3月期(会社予想):中間 20.00円、期末 20.00円、年間 40.00円
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 配当性向(通期予想ベース):約33.7%(40.00 / 118.82(予想EPS))=中程度の還元水準
  • 自社株買い:当中間期に自己株式処分(譲渡制限付株式報酬等)あり。自社株買いの新規発表は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動内訳)
    • 有形固定資産取得による支出:513百万円(当中間期)
    • 減価償却費:304百万円(当中間期)
    • 投資有価証券取得:2,091百万円(投資活動での主な支出)

受注・在庫状況

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:8,829,473千円(当中間期)→ 前期10,636,484千円(▲約2,447百万円、在庫減少)
    • 棚卸資産の増減は営業CFでプラス寄与(棚卸資産減少 1,896百万円でCF改善)

セグメント別情報

(当中間期:2025/4/1-2025/9/30、単位:百万円)

  • グローバルゲーミング:売上 9,778(▲8.5% YoY)、セグメント利益 2,214(▲3.2% YoY)→ 収益の中核で利益貢献大
  • 海外コマーシャル:売上 2,000(▲41.8% YoY)、セグメント損失 561(前年は▲172)→ 欧州向け販売減と研究開発先行投資で赤字拡大
  • 国内コマーシャル:売上 1,181(▲51.2% YoY)、セグメント利益 88(▲90.8% YoY)
  • 遊技場向機器:売上 1,814(▲61.5% YoY)、セグメント損失 159(前年は利益1,388)→ 更新特需反動および高収益製品の販売減が影響
  • 全社費用等の調整:▲760.9(調整で計上される全社費用)
  • コメント:グローバルゲーミングが依然中核であるが、その他セグメントでの販売回復が課題。海外コマーシャルは新製品投資が短期的に収益を圧迫。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する明確な記載は本資料に無し → 進捗判断は不可(記載:–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:ゲーミング市場は米国で高水準の需要継続(米国の駆け込み需要あり)。一方、欧州中心にコマーシャル市場で在庫調整が続き販売減。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上 31,000百万円(▲18.0%)、営業利益 1,400百万円(▲71.5%)、経常利益 1,000百万円(▲78.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,200百万円(▲16.0%)、1株当たり当期純利益 118.82円
    • 会社は予想に変更無し(直近公表から修正なし)
    • 前提条件:平均為替(中間実績)USD 147.50円、EUR 162.30円等の記載。通期前提の詳細は別資料参照。
  • 予想の信頼性:過去の予想修正履歴等の詳細は本資料で確認できず。営業ベースの利益は計画進捗良だが、売上はやや遅れ。純利益超過は一時要因のため、継続的な上振れ期待は限定的。
  • リスク要因:為替変動、主要市場(欧州・米国)の景況変化、主要顧客の在庫調整、新規製品の市場浸透遅延、原材料・物流コストの変動等。

重要な注記

  • 会計方針:中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理、会計方針変更、見積り変更、修正再表示いずれも「無」
  • 連結範囲の変更:無
  • 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
  • 為替情報:中間期平均 USD147.50円(前年154.09)、EUR162.30円(前年166.22)
  • 株主資本変動:従業員持株会向け等の譲渡制限付株式処分により自己株式・資本剰余金に変動あり

(注)不明な項目は「–」で記載しています。本要約は会社公表資料に基づく整理であり、投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6418
企業名 日本金銭機械
URL http://www.jcm-hq.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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