2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想(2026年3月期)に対する修正は無し。中間実績は「ほぼ会社予想の範囲内」だが、前年同期比では利益が大きく下落(営業利益・経常利益・当期純利益とも下振れ要因あり)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高:9,453百万円、前年同期比+2.1% / 営業利益:331百万円、前年同期比△26.8%)。
- 注目すべき変化:採石事業における在庫(砕石)の時価評価による棚卸資産評価損計上が営業原価を押し上げ、その他事業の損失が拡大(その他事業の営業損失114百万円←前年は62百万円の損失)。また、乗用車販売は販売台数減で売上減少。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(営業収益18,400百万円、営業利益530百万円、親会社株主に帰属する当期純利益240百万円)。中間進捗は売上高で約51%、営業利益で約62%と利益進捗は比較的良好で、現時点で達成可能と見込まれている(但し下振れ要因は残る)。
- 投資家への示唆:売上は堅調も、在庫評価損や販売部門の需要減、支払利息等コスト要因が利益を圧迫。通期予想は維持されているが、採石在庫評価や自動車販売動向、利息負担の増加に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:センコン物流株式会社(コード 9051)
- 主要事業分野:運送事業、倉庫事業、乗用車販売事業、再生可能エネルギー事業、レコードマネジメント/トランクルーム等のその他事業(採石含む)
- 代表者名:代表取締役社長 久保田 賢二
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)/2025年4月1日~2025年9月30日(連結)
- セグメント(報告上の区分):
- 運送事業:化学製品等の輸送、海上コンテナ取扱い等
- 倉庫事業:保管・荷役(米穀出荷関連の付帯作業等)
- 乗用車販売事業:新車・中古車販売、修理等サービス
- 再生可能エネルギー事業:太陽光発電(売電)
- その他の事業:不動産、採石事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:5,651,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):4,974,075株
- (時価総額):–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無し(補足資料作成無し)
- 株主総会・IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想は修正無し」をベースに進捗を算出)
- 売上高:9,453百万円(通期予想18,400百万円に対する進捗率 約51.4%)
- 営業利益:331百万円(通期予想530百万円に対する進捗率 約62.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:149百万円(通期予想240百万円に対する進捗率 約62.1%)
- サプライズの要因:
- 下振れ要因:採石事業の在庫(砕石)の時価評価による棚卸資産評価損計上が営業原価を押し上げた点、乗用車販売の販売台数減少による売上・利益圧迫、支払利息の増加(支払利息:44,686千円、前年は33,721千円)。
- 上振れ要因:運送事業で化学製品等の輸送量、倉庫事業で米穀出荷付帯作業の受注増などにより売上は増加。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。6ヶ月時点の利益進捗は通期目標に対して比較的高く、現時点で達成の可能性はあるが、採石事業の評価損や自動車販売の回復次第でリスクあり。
財務指標
- 貸借対照表の要点(2025/9/30)
- 総資産:19,594百万円(前期末18,837百万円、+4.0%)
- 純資産:6,246百万円(前期末6,124百万円、+2.0%)
- 自己資本比率:30.7%(前期末31.3%、自己資本6,012百万円)
- 現金及び預金:3,641百万円(期首2,906百万円、増加)
- 長期借入金:4,959百万円(前期末4,212百万円、増加)
- 損益(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高(営業収益):9,453百万円(前年同期9,262百万円、増減率 +2.1%、金額差 +192百万円)
- 営業利益:331百万円(前年同期452百万円、△26.8%、差 △121百万円)
- 営業利益率:331 / 9,453 ≒ 3.5%(業種平均との比較は業種によるが、物流系で安定感ある企業は5%前後もあり、やや低め)
- 経常利益:317百万円(前年同期465百万円、△31.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:149百万円(前年同期291百万円、△48.9%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):29.97円(前年同期58.49円)
- 収益性指標(中間ベース・概算)
- ROE(中間利益 / 自己資本)=149 / 6,012 ≒ 2.48%(中間ベース)。年率換算すると約4.96%(目安:8%以上が良好 → 現状は低め)
- ROA(中間利益 / 総資産)=149 / 19,594 ≒ 0.76%(年率換算約1.52%、目安5%以上 → 低め)
- 営業利益率:3.5%(前期中間は約4.9%)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約51.4%(9,453 / 18,400)
- 営業利益進捗率:約62.5%(331 / 530)
- 純利益進捗率:約62.1%(149 / 240)
- コメント:利益の進捗は売上よりも良く、通期達成は可能だが上期の特殊損失要因に注意。
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:+242,126千円(前年同期+1,049,241千円 → 大幅減少)。主因は法人税等の支払増(当期の税金支払が約299,770千円と前年の49,865千円から増加)や棚卸資産増(棚卸資産増加額116,949千円)。
- 投資CF:△180,749千円(前年△247,615千円)。有形固定資産取得による支出が増加(221,842千円)。
- 財務CF:+648,413千円(前年+535,334千円)。長期借入れ2,000,000千円の調達など。
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 +61,377千円(242,126 − 180,749)
- 現金同等物残高:3,616百万円(期首2,906百万円、増加)
- 営業CF/純利益比率:営業CF242,126 / 親会社帰属中間純利益149,076 ≒ 1.62(目安1.0以上 → 良好だが前年に比べて悪化)
- 財務安全性
- 自己資本比率:30.7%(安定性の目安40%以上を下回るためやや脆弱)
- 負債合計:13,348百万円。長期借入金の増加(+746百万円)が見られる。
- 流動比率:流動資産7,064 / 流動負債7,392 ≒ 95.5%(短期的な支払余裕はややタイト)
- 効率性
- 総資産回転率(中間ベースの概算):売上9,453 / 総資産19,594 ≒ 0.48回(年換算で約0.96回)。業種によるが高効率とは言いがたい。
- セグメント別(中間・当期)
- 運送事業:売上2,637百万円(+12.3%)、セグメント利益127百万円(+53.3%)
- 倉庫事業:売上2,112百万円(+2.4%)、セグメント利益408百万円(△3.9%)
- 乗用車販売:売上4,500百万円(△3.3%)、セグメント利益171百万円(△22.6%)
- 再生可能エネルギー:売上124百万円(△5.6%)、利益42百万円(△5.3%)
- その他:売上120百万円(+22.0%)、セグメント損失114百万円(前年は△62百万円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 4,749千円等(中計合計9,885千円)
- 特別損失:関係会社出資金評価損 7,328千円等、合計8,170千円
- 一時的要因の影響:採石事業の在庫時価評価による棚卸資産評価損(営業原価計上)および関係会社出資金評価損が中間利益を圧迫。これらは一時性の要素を含むが、在庫の評価損は在庫水準・価格動向によっては再発のリスクがある。
- 継続性判断:採石事業の在庫評価影響は今後の在庫水準や市況次第で継続する可能性あり。要監視。
配当
- 中間配当:7.50円(期中支払予定日 2025/12/5)
- 期末配当(予想):7.50円
- 年間配当予想:15.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 株主還元方針:直近では配当予想据え置き。自社株取得は中間で31,113千円の自己株取得(当期中の自己株式取得支出)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資有形固定資産取得等)
- 中間投資支出:有形固定資産取得支出 221,842千円(前年中間 69,489千円 → 増加)
- 主な投資内容:資料明記なし(設備更新、新拠点等の詳細は記載無し)
- 減価償却費:345,671千円(中間)
- 研究開発:R&D費用の明示なし(該当項目:–)
受注・在庫状況(該当する業種情報)
- 受注状況:受注高/受注残等の記載は無し
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品等):1,356,460千円(期末、前期ほぼ同水準)
- 棚卸資産の中間増減:棚卸資産の増減額(CF項目)△116,949千円(棚卸資産増加により営業CFを圧迫)
- 在庫評価の質:採石事業の在庫(砕石)の時価評価損が発生しており、在庫の価格リスクが示唆される。
セグメント別情報(要点再掲)
- 運送:増収かつ利益改善(輸送量増、車両リース減価償却費等の減少)
- 倉庫:売上微増、利益ほぼ横ばい(政府備蓄米放出などの影響や設備移設費用)
- 乗用車販売:販売台数減で売上・利益減
- 再生可能エネルギー:出力制御の影響で売上・利益減
- その他:不動産売上増も採石の評価損で全体として損失が拡大
中長期計画との整合性
- 中期経営計画との照合・KPI進捗:資料内に中期経営計画に対する詳細進捗指標の記載無し(–)。通期予想は従来計画からの修正無し。
競合状況や市場動向
- 業界動向(需給面):自動車販売の需要弱含み、エネルギー分野は出力制御リスク等、物流分野は輸送量の地域・品目差が業績に影響。
- 競合比較:本資料に同業他社比較は無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想(変更なし):営業収益18,400百万円(△2.3%)、営業利益530百万円(△34.9%)、経常利益490百万円(△47.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益240百万円(△52.6%)、1株当たり当期純利益48.50円
- 前提条件等:特になし(資料中の前提は添付資料の該当箇所参照を案内)
- 予想の信頼性:上期の利益進捗は概ね良好。ただし採石在庫評価、車販売動向、利息負担の増加が残るリスク。
- リスク要因:
- 在庫評価(採石)や在庫市況、車両販売の弱さ
- 為替・エネルギー出力量制御(再生可能エネルギーの売上影響)
- 金利上昇による支払利息増加と借入依存度の拡大(長期借入金の増加)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 監査・レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外と明記
(注)資料に記載がない項目は「–」と表記しました。上記は提供資料に基づく要約・整理であり、投資の助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9051 |
| 企業名 | センコン物流 |
| URL | http://www.senkon.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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