2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正なし。四半期累計の実績は会社予想に対しておおむね順調(売上・利益ともに進捗良好)。市場予想との比較は資料に無し(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+11.0%、営業利益+17.8%、経常利益+12.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益+4.1%、前年同期比)。
- 注目すべき変化:HR領域が大幅伸長(+29.4%)し、ピースマインド(2025/6/30取得、2025/7〜12の6ヶ月を連結計上)やSurpassの寄与で人的資本領域の拡大が顕著。
- 今後の見通し:通期予想(売上高16,000百万円、営業利益1,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,070百万円)に修正はなし。第3四半期時点での進捗率は売上高77%、営業利益90%、純利益86%で、通期達成の見込みはおおむね良好だが下期の案件進捗次第。
- 投資家への示唆:人的資本(HR/ウェルビーイング)とデジタル・DX領域が成長の中心。M&Aによる事業領域拡大と人的投資を継続しており、利益率は維持しつつ成長投資を行っている点を注視すべき(資金調達・借入の増加、のれん・無形資産の増加も確認)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社タナベコンサルティンググループ
- 主要事業分野:経営コンサルティング(戦略策定〜プロフェッショナルDX/実装、HR、ファイナンス・M&A、ブランド&PR等)
- 代表者名:代表取締役社長 若松 孝彦
- 備考:2025年4月1日付で1株→2株の株式分割を実施(決算数値は分割後換算で表示)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計期間(2025年4月1日〜2025年12月31日、連結)
- 決算説明会:個人投資家向け説明会あり(3月3日、リアル&オンライン)
- セグメント:
- 単一セグメント(経営コンサルティング事業)だが、内部的に以下の領域で管理・開示:
- ストラテジー&ドメイン(成長戦略等)
- デジタル・DX(DX戦略、ERP等)
- HR(人事戦略、採用、教育、EAP等)
- ファイナンス・M&A(M&A、IPO支援等)
- ブランド&PR(ブランド戦略、PR、Global PR Wire等)
- その他(手帳・プロモ等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):34,000,000株
- 期末自己株式数:1,639,896株
- 期中平均株式数(四半期累計):32,500,890株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2026年3月3日(リアル&オンライン、個人投資家向け)
- 株主総会:–(資料記載なし)
- IRイベント:決算説明資料掲載予定(開催後)、その他個別IRは随時
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想との比較=達成度)
- 売上高(累計):12,363百万円。通期予想16,000百万円に対する進捗率 77.3%(12,363/16,000)。
- 営業利益(累計):1,615百万円。通期予想1,800百万円に対する進捗率 89.8%(1,615/1,800)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(累計):925百万円。通期予想1,070百万円に対する進捗率 86.5%(925/1,070)。
- サプライズの要因:
- 増収の主因は各コンサル領域の案件増(特にHR、DX、ストラテジー)とグループ会社(Surpass、ピースマインド)の連結寄与。
- 営業利益が比較的高めの進捗となっているのは、売上総利益率の改善(45.7%→48.9%、+3.2pt)と高付加価値案件の比率増が影響。
- 一方、M&A関連の取得に伴う付随費用や人的資本投資(販売費及び一般管理費が+19.1%)を吸収しての増益。
- 通期への影響:
- 会社予想に修正はなし。Q3時点の進捗は概ね良好だが、下期の大型案件・受注進捗やマクロリスク(物価高・地政学リスク等)が不確定要素。営業利益はやや上振れ余地がある一方で、のれん償却・借入コスト増等の費用要因もあるため注視。
財務指標
- 損益の要点(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:12,363(前期比+11.0%、増額+1,223)
- 売上総利益:6,046(前期比+18.7%)
- 販売費及び一般管理費:4,430(前期比+19.1%)
- 営業利益:1,615(前期比+17.8%)、営業利益率13.1%(前期12.3%、+0.8pt)
- 経常利益:1,642(前期比+12.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:925(前期比+4.1%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):28.47円(分割考慮後)
- 収益性指標(注記付き計算)
- ROE(簡易・参考値、注:年度ベースに単純年率化した概算):
- 方法:親会社株主帰属利益(925,285千円)を単純に年率化(×4/3)して自己資本(10,484,000千円)で除算した概算 → 約11.8%(年率換算・参考値)。
- 注:四半期累計ベースの年率化であり、正式な通期ROEは通期数値で判断すべき。
- ROA(同様の簡易年率換算):約8.3%(年率換算・参考値、資産合計14,792,760千円ベース)。
- 営業利益率:13.1%(業種平均は業種により異なるが、コンサル系としては良好~高水準の部類)。
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:77.3%(12,363/16,000)
- 営業利益進捗率:89.8%(1,615/1,800)
- 純利益進捗率:86.5%(925/1,070)
- コメント:営業利益の進捗が売上より高く、利益率改善で通期達成に近い進捗。
- キャッシュフロー:
- 現金及び預金:6,020百万円(前期末7,665百万円→減少)
- 有価証券:500百万円(計上)
- 財政状態(第3四半期末、単位:百万円)
- 総資産:14,792(前期末14,329、+463)
- 純資産:11,267(前期末11,141、+126)
- 自己資本比率:70.9%(前期末74.3%)→ 安定水準(70%台・高い)
- 流動資産:8,395、流動負債:2,541 → 流動比率(流動資産/流動負債) ≒ 330%(非常に高い流動性)
- 長期借入金:530(前期末257、増加)→ 借入の増加により固定負債は増加
- 総負債合計:3,526→ 負債は増加も自己資本比率は高水準維持
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は資料に直接記載なし(計算可能だが期間整合性のため–)。
- セグメント別(第3四半期累計、単位:百万円、対前年増減率)
- ストラテジー&ドメイン:2,331(+10.5%)
- デジタル・DX:2,648(+10.6%)
- HR:2,614(+29.4%)
- ファイナンス・M&A:1,823(+10.7%)
- ブランド&PR:2,319(+1.8%)
- その他:629(△9.0%)
- 備考:HRが最大の増加率。各領域とも増収でバランスよく拡大。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(当期は特別利益合計0)
- 特別損失:固定資産除売却損 136千円(ほぼ小額)
- 一時的要因:
- ピースマインドの取得に伴う付随費用を計上しているが、同社を連結しつつ増益を確保。
- 企業結合の暫定処理が第3四半期に確定:のれんが717,390千円→678,357千円に39,033千円減少(顧客関連資産・繰延税金負債の増加による)。のれんの償却期間は10年、顧客関連資産は15年で均等償却。
- 継続性判断:M&A関連ののれん償却は継続的費用(償却)、一方の付随費用は一時項目。
配当
- 中間配当:12.00円(2026年3月期、分割後表示)
- 期末配当(予想):14.00円
- 年間配当予想:26.00円(分割後)※株式分割を考慮しない場合の表記は年間52円相当と注記あり
- 配当利回り:–(株価情報の記載なしのため算出不可)
- 配当性向:資料に明示なし(通期配当性向の想定は–)
- 株主還元方針:中期計画下での積極的株主還元(中間・期末配当+株主優待導入、自己株式取得実施の記載あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明示なし(–)
- 減価償却費:127,948千円(第3四半期累計、前期91,827千円、増加)
- のれん償却額:118,875千円(第3四半期累計、前期66,662千円、増加)
- 研究開発(R&D費用):資料では「プロフェッショナルDXサービス等の開発強化」を記載するが、R&D費の金額・対売上比は明記なし(–)
受注・在庫状況
- 該当業種(コンサル)につき、受注高・受注残高・在庫は資料に記載なし(–)
セグメント別情報(要点)
- 各領域は概ね増収。特にHRはピースマインド連結やSurpass寄与で+29.4%と高成長。
- デジタル・DX、ストラテジーも約+10%成長で堅調。ブランド&PRは横ばい成長。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(TCG Future Vision 2030)最終年度の2026年3月期に、ROE 10%達成目標を掲げている。
- 今回の進捗(簡易年率換算ROEの試算)は目標水準に近い/達成可能性あり。ただし正式な通期ROEは通期数値で評価すべき。
競合状況や市場動向
- 市場動向として、国内はインバウンド回復や雇用改善等で緩やかな回復基調、ただし物価高や地政学リスクが不確実要因。
- 競合比較は資料に無し(–)。領域別のニーズは高く、特に人的資本・DX分野で需要が継続している旨の記載。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:なし(2025/5/26公表の修正以降、変更なし)
- 次期予想:–(資料に記載なし)
- 会社予想の前提:詳細は添付資料(P.9)参照、為替等の前提は資料本文に限定的記載
- 予想の信頼性:第3四半期時点で売上・利益進捗は良好だが、下期案件の進捗とマクロリスクが影響し得る旨の注意喚起あり。
- リスク要因:為替・原材料というよりは顧客企業の投資判断、地政学リスク、物価高、米国の通商政策等が業績に影響する可能性。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(詳細は添付資料P.14参照)
- 企業結合関連:ピースマインドの連結処理の暫定処理が第3四半期に確定(のれん調整等)
- 第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に記載なし)
(注記)
- 不明項目、または資料に記載のない項目は「–」で示しています。
- 数値は原資料(決算短信)に基づく。単位は特に断りがない限り百万円。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9644 |
| 企業名 | タナベコンサルティンググループ |
| URL | https://www.tanabeconsulting-group.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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