2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期会社予想(2026年3月期)に対して中間実績は大幅な上振れ。売上高進捗は約48.1%だが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する中間純利益は既に通期予想を上回っている(営業利益達成率 約123.9%、経常利益 約125.1%、純利益 約121.1%)。市場予想は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性: 売上高は前年同期比で減収(△8.0%)だが、費用削減・発電構成の変化等で営業増益(+23.7%)・経常増益(+18.6%)・純利益増加(+20.2%)となった(増収増益ではなく、減収増益)。
- 注目すべき変化: 伊方発電所3号機が定期検査なくフル稼働したことにより原子力発電量が前年同期比で+68.0%と大幅増。燃料費・購入電力費の低下が営業費用を大きく押し下げた(燃料費△33.0%、購入電力料△22.4%)。
- 今後の見通し: 会社は通期業績予想の修正を行っていない(直近公表予想からの修正:無)。ただし中間で既に通期予想を超過しているため、通期見通しの達成可能性や上方修正の有無は注目点(会社説明・今後のIRに要注視)。
- 投資家への示唆(助言は行わない): 中間決算は収益性改善を示す一方で、収入面の構造(補助金・価格調整等)や水力の出力低下・為替含むその他の要因で業績は変動しやすい。通期見通しが保守的に見える可能性がある一方、持続性のある改善か一時要因かを決算説明で確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 四国電力株式会社(コード 9507)
- 主要事業分野: 電力供給を中核とする電気事業(小売・卸)、およびそれに付帯するその他事業
- 代表者名: 取締役社長 社長執行役員 宮本 喜弘
- URL: https://www.yonden.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年10月30日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期)連結/2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり)
- 半期報告書提出予定日: 2025年11月12日
- 配当支払開始予定日: 2025年11月28日
- セグメント:
- 電気事業: 小売販売、卸販売、発電(原子力・火力・水力・新エネルギー)等
- その他事業: 電力関連以外の事業(開示上は「その他事業」)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む): 207,528,202株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数: 1,845,869株(同)
- 期中平均株式数(中間期): 205,678,790株
- 時価総額: –(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出: 2025年11月12日
- 決算説明会: 実施済/資料あり(2025年10月30日)
- その他IRイベント: –(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との単純比較で進捗率を算出)
- 売上高: 中間実績 384,870 百万円、通期予想 800,000 百万円 → 達成率 約48.1%
- 営業利益: 中間実績 66,304 百万円、通期予想 53,500 百万円 → 達成率 約123.9%(通期予想を既に上回る)
- 経常利益: 中間実績 66,309 百万円、通期予想 53,000 百万円 → 達成率 約125.1%(通期予想を既に上回る)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 中間実績 49,634 百万円、通期予想 41,000 百万円 → 達成率 約121.1%(通期予想を既に上回る)
- サプライズの要因(上振れの主因)
- 原子力発電量の大幅増(伊方3号機フル稼働)に伴う自家発電比率の改善
- 燃料費・購入電力料の大幅減少(燃料費△33.0%、購入電力料△22.4%)により需給関連費が減少
- 人件費の減少(退職給付に係る数理差異の償却等)
- これらにより営業費用全体が前年同期比で△12.7%の減少
- 通期への影響
- 中間で既に通期予想を超過している点は上振れを示すが、会社は現時点で通期予想の修正を行っていない。通期での持続可能性(原燃料価格動向、稼働状況、渇水等の気象要因)がキーとなる。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高(営業収益): 384,870(中間期、2025/4-9)
- 営業利益: 66,304
- 経常利益: 66,309
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 49,634
- 総資産: 1,725,030(当中間期)
- 純資産: 474,203(当中間期)
- 自己資本比率: 27.3%(当中間期)(目安:40%以上が安定、27.3%はやや低め)
- 現金及び預金: 116,484(前期 130,192 → 減少)
- 収益性(中間期実績と前年同期)
- 売上高: 384,870 百万円(前年中間期 418,380)△8.0%(△33,510 百万円)
- 営業利益: 66,304 百万円(前年中間期 53,581)+23.7%(+12,723 百万円)
- 営業利益率: 66,304 / 384,870 = 17.2%(前年同期は 53,581 / 418,380 = 12.8%)
- 経常利益: 66,309 百万円(前年中間期 55,902)+18.6%
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 49,634 百万円(前年中間期 41,303)+20.2%
- 1株当たり中間純利益(EPS): 241.32 円(前年中間期 200.82 円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(参考)
- 純資産平均 ≒ (440,843 + 474,203) / 2 = 457,523 百万円
- 中間純利益の年間換算(単純2倍)で算定すると年間換算ROE ≒ (49,634×2) / 457,523 = 約21.7%(年間換算、非常に高い)
- 中間期間ベースの単純ROE ≒ 49,634 / 457,523 = 約10.9%(参考。目安:8%以上が良好)
- ROA(概算)
- 総資産平均 ≒ (1,687,484 + 1,725,030) / 2 = 1,706,257 百万円
- 年間換算ROA ≒ (49,634×2) / 1,706,257 = 約5.8%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率: 17.2%(業種によるが発電比率改善で大きく上昇)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約48.1%(通常の半期進捗は約50%前後が目安)
- 営業利益進捗率:約123.9%(通期予想を大きく超過)
- 純利益進捗率:約121.1%(通期予想を大きく超過)
- 過去同期間比: 営業費用圧縮などにより営業利益率が前年同期より改善
- キャッシュフロー
- 営業CF: –(決算短信中にキャッシュフロー計算書記載なし/資料範囲外)
- 営業CF/純利益比率: –(CF数値が未提示のため算出不可)
- 現金同等物残高の推移: 現金及び預金 130,192 → 116,484(百万円、減少)
- 四半期推移(QoQ)
- 個別四半期の詳細数値は短信の中間累計のみのため QoQ は –(直近四半期単体値が未提示)
- 季節性: 電力需給は季節変動(夏期の需要等)あり。中間期は夏季を含むため高需要期の影響を受ける
- 財務安全性
- 自己資本比率:27.3%(安定目安40%に比べ低め)
- 長期借入金・社債など有り(固定負債 1,053,649 百万円)
- 流動負債:197,177 百万円、流動資産:347,152 百万円(流動比率は算出可能だが資料内に明示なし)
- 効率性・セグメント別
- 電気事業の売上高: 341,882 百万円(前年 374,700、△8.7%)
- その他事業の売上高: 42,987 百万円(前年 43,680、△1.6%)
- 電気事業が収益の主要部分を占める(構成比高)
特別損益・一時的要因
- 特別利益・損失: 決算短信(中間)における特別損益の主要項目の記載は限定的。渇水準備金引当は前年中間期に190百万円計上されていたが当中間期は計上無し(これが経常差に一部寄与)。
- 一時的要因の影響: 原子力稼働回復・燃料費低下等は今期の利益改善の主要因であり、一部は今後の変動要因(燃料市況、稼働状況、気象)に左右される可能性があるため恒常性に注意。
- 継続性の判断: 原子力稼働の持続性、燃料価格動向、電力市場価格の変動が継続的影響要因。退職給付に伴う会計処理は一時的要素を含む。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 中間 20.00 円、期末 20.00 円、年間 40.00 円
- 2026年3月期(今回): 中間 25.00 円(実績)、期末予想 25.00 円、年間予想 50.00 円(会社予想からの修正:無)
- 配当利回り: –(株価情報が資料にないため記載不可)
- 配当性向(通期予想ベース): 年間配当50円 / 会社予想EPS 199.00円 ≒ 25.1%
- 特別配当: 無
- 株主還元方針: 自社株買いの記載は無し(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資額: –(中間決算短信に明確な設備投資総額の記載なし)
- 主な投資内容: 固定資産・建設仮勘定の増加(建設仮勘定 32,557 → 58,056 百万円)などから継続的な設備投資は実施中
- 減価償却費: 中間期で265 百万円(注:表中の単位は百万円。減価償却費:前年中間期249 → 当中間期265)
- 研究開発(R&D)費用: –(記載なし)
受注・在庫状況(該当業種の記載)
- 受注状況: –(発電・電力会社特性上、受注高の開示は該当せず)
- 在庫状況:
- 棚卸資産: 43,252 百万円(前年同期 42,070 → 若干増)
- 在庫回転日数等: –(記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別売上高(中間)
- 電気事業営業収益: 341,882 百万円(前年中間期 374,700、△8.7%)
- その他事業営業収益: 42,987 百万円(前年 43,680、△1.6%)
- セグメント別の動向:
- 電気事業: 小売販売収入は補助金・燃料費調整等の影響で減少。卸販売収入の減少(容量確保契約の金額減等)も寄与。
- その他事業: 微減だが収益影響は限定的。
- 地域別売上: –(詳細な地域別開示なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: –(今回短信に中期計画の具体的進捗指標の記載なし)
- KPI達成状況: –(会社提示のKPIが短信内で限定的)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社データは本資料に含まれず比較は –。ただし燃料費動向や原子力稼働の差は各電力会社で業績差を生む要因。
- 市場動向: 燃料価格、購入電力価格、電力需要(季節性・経済動向)、原子力稼働状況、気象(渇水)などが主要リスク・要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は2026年3月期通期予想(2025/4~2026/3)を以下の通り公表(修正:無)
- 売上高 800,000 百万円(前年同期比 △6.0%)
- 営業利益 53,500 百万円(△39.9%)
- 経常利益 53,000 百万円(△42.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 41,000 百万円(△40.0%)
- 1株当たり当期純利益 199.00 円
- 中間実績は上記通期予想を既に上回っている(特に利益面)。会社は現時点で予想を修正していない。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向は資料に詳細記載なし(過去の修正傾向等は要確認)。燃料価格や稼働リスクにより変動しやすい点に留意。
- リスク要因: 原子力稼働の不確実性、燃料価格の上昇、購入電力価格変動、渇水等の気象依存、規制・政策変更、為替変動(海外燃料調達がある場合)など。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準の改正等に伴う会計方針の変更は無し。中間連結財務諸表作成に特有の会計処理が適用(税金費用の計算で見積実効税率を用いる等)。詳細は添付資料P.9参照。
- その他重要事項:
- 第1四半期より持分法適用会社に PT Hero Global Investment Tbk を追加。
- 第2四半期(中間期)決算短信は監査(レビュー)対象外である旨の注記あり。
(注記)
- 不明項目は“–”で記載しています。
- 数値は決算短信の記載(単位:百万円、円等)に基づきます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9507 |
| 企業名 | 四国電力 |
| URL | http://www.yonden.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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