令和7年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社想定(通期予想)と比べると売上高達成率98.8%、営業利益達成率94.0%、純利益達成率95.7%と全体的には「やや下振れ」(ほぼ予想どおりの範囲)。市場予想は不明のため比較不可。
  • 業績の方向性:増収・増益(連結売上高42,883百万円、前期比+19.2%;営業利益2,490百万円、同+36.2%)。ただし親会社株主に帰属する当期純利益は1,435百万円で前期比△42.5%(前年に特別利益(負ののれん)を計上していたため差異が生じている)。
  • 注目すべき変化:前年に計上した負ののれん発生益1,477百万円(特別利益)が無くなった反動で、営業利益・経常利益は増加した一方、当期純利益は大幅減少(△42.5%)。グループに新たに連結したKHC等の寄与で販売棟数や請負売上が増加している点も重要(戸建販売棟数はグループ計1,120棟で同+6.5%)。
  • 今後の見通し:令和8年10月期予想は売上高43,400百万円(同+1.2%)、営業利益2,650百万円(同+6.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,500百万円(同+4.5%)。当期実績は会社予想に対し概ね近く、通期達成可能性は中立(土地仕入れや需給環境に依存)。
  • 投資家への示唆:営業ベースでは増収増益で事業基盤は堅調。純利益の前年比大幅減は一時項目(前年の負ののれん)によるため、営業収益力を見ることが重要。配当据え置き(年間43円)で株主還元方針は維持。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ファースト住建株式会社
    • 主要事業分野:戸建分譲を主軸とする戸建事業、マンション事業(賃貸・分譲)および特建事業(木造集合住宅等請負)
    • 代表者名:代表取締役社長 中島 雄司
  • 報告概要:
    • 提出日:令和7年12月15日
    • 対象会計期間:令和6年11月1日~令和7年10月31日(令和7年10月期・通期、連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、オンライン 令和7年12月22日)
  • セグメント:
    • 戸建事業:戸建分譲、請負工事、付随サービス(主力)
    • マンション事業等:マンション分譲、不動産賃貸、特建事業(集合住宅等の請負)を統合した報告セグメント(当連結会計年度から)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):16,901,900株
    • 期末自己株式数:2,988,317株
    • 期中平均株式数:13,910,045株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:令和8年1月26日
    • 配当支払開始予定日:令和8年1月13日
    • 有価証券報告書提出予定日:令和8年1月22日
    • 決算補足資料掲載:令和7年12月19日(会社ウェブサイト)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想: 通期売上 43,400百万円、営業利益 2,650百万円、純利益 1,500百万円)
    • 売上高:実績 42,883百万円 / 予想 43,400百万円 → 達成率 98.8%(やや下振れ)
    • 営業利益:実績 2,490百万円 / 予想 2,650百万円 → 達成率 94.0%(下振れ)
    • 純利益:実績 1,435百万円 / 予想 1,500百万円 → 達成率 95.7%(下振れ)
  • サプライズの要因:全体的に会社予想に近いが、期中の土地仕入や完成在庫の不足、販売棟数の伸び悩みが制約。純利益の前年比大幅減は前年の特別利益(負ののれん:1,477百万円)反動による。
  • 通期への影響:会社は次期(令和8年10月期)に対して保守的な前提で小幅増益予想。現状では通期予想達成の可否は土地仕入状況・住宅需要動向・建築資材・金利動向に左右されるため中立。

財務指標

  • 財務諸表(主要数値・単位:百万円)
    • 売上高:42,883(前期 35,986、前期比+19.2%)
    • 営業利益:2,490(前期 1,828、前期比+36.2%)
    • 経常利益:2,352(前期 1,800、前期比+30.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,435(前期 2,496、前期比△42.5%)
    • 総資産:61,786(前期 61,171、前期比+1.0%)
    • 純資産:42,140(前期 41,549、前期比+1.4%)
  • 収益性:
    • 売上高:42,883百万円(前期比+19.2%)
    • 営業利益:2,490百万円(前期比+36.2%)、営業利益率 5.8%(目安:業種平均参照)
    • 経常利益:2,352百万円(前期比+30.7%)
    • 純利益:1,435百万円(前期比△42.5%)※前年の特別利益反動を考慮
    • 1株当たり当期純利益(EPS):103.18円(前期 179.63円)
  • 収益性指標:
    • ROE(当期純利益/自己資本ベース):約3.6%(会社開示、目安:8%以上良好、10%以上優良 → 低め)
    • ROA(経常利益/総資産ベース):約3.8%(目安:5%以上で良好 → やや低めだが経常利益ベースではまずまず)
    • 営業利益率:5.8%(業種特性による。目安は事業構成で比較)
  • 進捗率分析(四半期ベースではなく通期予想比)
    • 通期予想に対する達成率(実績/会社予想):売上 98.8%、営業利益 94.0%、純利益 95.7%(概ね目標近傍)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:+2,919(前期 +6,035、前期比△51.6%) — 営業CF/純利益比率 ≒ 2.03(2,919/1,435)で1.0以上(目安:1.0以上健全)
    • 投資CF:△1,162(前期 △1,365) 主な投資:有形固定資産取得1,167百万円
    • 財務CF:+5(前期 △3,139) 主な動き:長期借入等の純増減(期中の借入・返済有)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約 +4,081百万円(2,919 − (−1,162) = 1,757? 注意:投資CFは負の数=支出、実際フリーCF=営業CF + 投資CF = 2,919 + (−1,162) = 1,757百万円)→ フリーCF ≒ 1,757百万円(黒字)
    • 現金及び現金同等物期末残高:20,688百万円(前期 18,925、前期比+9.3%)
  • 四半期推移(注:四半期詳細は開示抜粋のみ)
    • 第2四半期累計(H1):売上 20,300百万円(前年同四半期比△4.8%)、営業利益 1,250百万円(同+9.9%)
    • 季節性:戸建は工程の進行・引渡し時期で四半期ごとの変動あり(完成在庫・仕掛在庫の増減が影響)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:65.8%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 有利子負債:短期借入金 4,733百万円、長期借入金 5,639百万円(期末残高)
    • 流動比率:–(流動資産46,469 / 流動負債13,469 ≒ 345% → 高い流動性。※目安: 100%以上で安全)
  • 効率性:
    • 総資産回転率等 の詳細数値は開示数字ベースで算出可能(売上/総資産 ≒ 0.69回/年)
  • セグメント別(当連結会計年度)
    • 戸建事業:売上 40,976百万円(前期比+18.2%)、セグメント利益 3,136百万円(前期比+23.3%)
    • マンション事業等:売上 1,898百万円(前期比+43.9%)、セグメント利益 476百万円(前期比+20.6%)
    • セグメント利益合計(調整前) 3,613百万円、連結調整額 △1,261百万円(全社費用等)により連結経常利益 2,352百万円

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当期):なし(当期は特別損失65,055千円を計上)
  • 特別損失(当期):公開買付関連費用 65,055千円(約65百万円)
  • 前期の一時要因:負ののれん発生益 1,477,243千円(1,477百万円)が前期に計上されており、これが前期純利益を押し上げた主要因
  • 一時的要因の影響:前年の負ののれんが消滅したことで前年比の純利益が大幅減。営業ベース(売上・営業利益)は改善しており、特別損益を除いた実質業績は増収増益。

配当

  • 配当実績(連結ベース):
    • 中間配当:21.00円
    • 期末配当:22.00円
    • 年間合計:43.00円(配当金総額 598百万円、配当性向(連結) 41.7%)
  • 今期予想(令和8年10月期):年間合計 43.00円(予想配当性向 39.9%)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:配当維持(年間43円)を見込む。自社株買いは大規模な開示なし(期中自己株式の取得は僅少)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産取得による支出):1,167百万円(当期、前期 1,526百万円)
  • 減価償却費:376,034千円(376百万円)
  • 研究開発:特定記載なし(R&D費用:–)

受注・在庫状況(該当)

  • 完成販売用不動産(販売用不動産):9,313百万円(前期 11,289、前期比減少19.75億円)
  • 仕掛販売用不動産(仕掛在庫):12,199百万円(前期 11,343、前期比+855百万円)
  • 在庫の質:会社説明では完成在庫が減少し仕掛在庫が増加(完成在庫の販売促進と仕入の厳選の結果)
  • 受注状況:受注高・受注残の明細は不記載(–)

セグメント別情報(要点)

  • 戸建事業:主力。販売棟数(グループ全体)1,120棟(戸建分譲936棟・土地分譲184区画)、請負工事引渡208棟(同+494.3%)により売上拡大。利益率は仕入厳選等でやや改善。
  • マンション事業等:賃貸収益拡大とリノベーション/売却で売上増。特建事業は当期売上計上あり(2物件)。
  • 地域別売上:明細開示なし(国内中心。海外事業なし)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:明示的な中期KPIの数値は決算短信抜粋に記載なし(詳細は別資料想定、–)。
  • 直近取り組み:KHCグループ等の連結化で注文住宅比率の拡大と事業の裾野拡大を図る。賃貸用不動産取得による安定収益化を推進。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:一次取得者向けの低価格戸建市場は土地・建築コスト上昇、金利上昇で需要鈍化。都心マンションや収益物件は堅調。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は資料外(–)。当社はローコストで一次取得者向けに強み。KHC等の連結で商品ミックスが多様化。

今後の見通し

  • 業績予想(令和8年10月期会社予想)
    • 売上高:43,400百万円(前期比+1.2%)
    • 営業利益:2,650百万円(前期比+6.4%)
    • 経常利益:2,500百万円(前期比+6.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500百万円(前期比+4.5%)
    • 配当:年間43.00円(据え置き)
  • 予想の前提条件:土地価格・建築資材価格の高止まり、金利上昇の継続を織り込みつつ、KHCグループ等の寄与を見込む(詳細前提は別途補足資料参照)。
  • 予想の信頼性:当社は過去の決算で一時項目の影響があり、今回も土地仕入れや完成在庫の確保が業績に直結するため、達成可能性は外部環境に依存(中立)。
  • リスク要因:土地・資材価格、金利上昇、住宅需要の停滞、仕入競争の激化、職人不足による着工遅延、公開買付関連等の一時費用。

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を当連結会計年度期首より適用。連結財務諸表への影響は開示上「なし」。
  • 継続企業の前提:該当事項なし。
  • その他重要事項:決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)との注記。

(不明な項目は — と表示しました)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8917
企業名 ファースト住建
URL http://www.f-juken.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 不動産 – 不動産業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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