2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場コンセンサスは不明だが、会社予想に対する通期修正は無し(サプライズ無し)。中間実績は会社が公表した通期予想に対する進捗率は売上高約46.9%、営業利益約38.5%、親会社株主に帰属する中間純利益約38.0%。
- 業績の方向性:増収増益ではなく、増収減益でもないが全体では「減収(△2.2%)・減益(営業利益△1.6%)」。ただし経常利益(+3.4%)・中間純利益(+3.0%)は増加。
- 注目すべき変化:コアの翻訳事業は全体で前年同期比△3.5%の減収。特に工業・ローカライゼーション分野が△16.6%と大幅減。一方、通訳事業は複数の大型案件で過去最高の売上(+9.7%)を更新。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。中間時点の進捗(営業利益・純利益ともに約38%)はやや遅れ気味で、下期での回復が必要。投資・ソフトウェア投資が継続している点も注視。
- 投資家への示唆(情報提示):① 翻訳事業内での業種別の受注変動(特に自動車関連の弱さ)を確認すること、② 通訳事業の好調の持続性と大型案件の再現性を確認すること、③ 中間での一時的キャッシュ(移転補償金235百万円等)や定期預金の動きが営業CF・投資CFに影響している点を把握すること。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 翻訳センター
- 主要事業分野:翻訳事業(特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務等)、派遣事業(語学人材派遣・紹介)、通訳事業、その他(外国出願支援等)
- 代表者名:代表取締役社長 二宮 俊一郎
- 上場取引所・コード:東証 2483
- URL:https://www.honyakuctr.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期 中間期、連結)
- 決算説明会:有(補足資料は作成なし)
- セグメント:
- 翻訳事業:特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務等。コア事業。
- 派遣事業:語学人材の派遣・紹介。
- 通訳事業:会議・イベント等の通訳。
- その他:外国出願支援など。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):3,369,000株
- 期中平均株式数(中間期):3,352,056株
- 期末自己株式数:12,207株
- 時価総額:–(株価情報の記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:-
- 決算説明会:開催済/開催予定(有)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する進捗率)
- 売上高:中間実績 5,345百万円/通期予想 11,400百万円 → 達成率 46.9%
- 営業利益:中間実績 346百万円/通期予想 900百万円 → 達成率 38.5%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 239百万円/通期予想 630百万円 → 達成率 38.0%
- サプライズの要因:
- 営業面:翻訳事業の工業・ローカライゼーション分野で米国の通商政策に対する不透明感から受注減(特に自動車関連)が影響し売上が減少。
- 利益面:持分法による投資利益増(15.6百万円)や為替差損の減少が経常・純利益を下支え。
- キャッシュ面:移転補償金受取235.8百万円が営業CFを大幅に押し上げた(非継続性の可能性あり)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間進捗は売上で概ね想定レンジだが営業利益・純利益の進捗はやや遅め(各約38%)。下期での需要回復またはコスト管理が必要であり、現時点での達成可能性は「下期の状況次第」。
財務指標
- 損益要点(中間累計、百万円、前年同期比は必ず%表記)
- 売上高:5,345百万円(△2.2%)
- 売上総利益:2,535百万円(△1.8% ← 計算上の参考)
- 営業利益:346百万円(△1.6%) 営業利益率 6.5%(346/5,345、目安:業種平均は–)
- 経常利益:367百万円(+3.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:239百万円(+3.0%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):71.36円(前年同期 69.41円、+2.8%)
- 収益性指標
- ROE(中間期間ベース):239 / 6,759 = 3.54%(期間ベース);年率化換算(簡易) ≒ 7.1%(目安:8%以上で良好 → やや低め)
- ROA(中間期間ベース):239 / 8,531 = 2.80%(期間ベース);年率化換算 ≒ 5.6%(目安:5%以上で良好 → おおむね良好)
- 営業利益率:6.5%(中間)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:約46.9%(中間でほぼ半期分)
- 営業利益進捗率:約38.5%(やや弱い)
- 純利益進捗率:約38.0%(やや弱い)
- 過去同期間との比較:前年中間は売上 5,468百円、営業利益 352百円。売上は前年割れ、利益はほぼ横ばい。
- キャッシュフロー(千円)
- 営業CF:+741,627千円(前年同期 +369,585千円) → 主因:税引前中間純利益、移転補償金受取235,755千円(非定常要因)
- 投資CF:△673,403千円(前年同期 △68,128千円) → 主因:定期預金の預入 △500,000千円、無形固定資産(ソフトウェア)取得 △182,112千円、有形固定資産取得 △189,038千円(合計が大きい)
- 財務CF:△251,263千円(配当金支払等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 +68.2百万円(741.6 − 673.4 = 約68.2百万円)
- 営業CF/純利益比率:741.6 / 239.2 ≒ 3.10(目安:1.0以上で健全 → 良好だが移転補償金等一時要因を除くと低下する可能性)
- 現金同等物残高:4,397百万円(期首 4,581→△183百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の明細は非表示のため–(ただし中間通期での前年同期比較のみ記載あり)
- 財務安全性
- 総資産:8,531百万円(前期 8,836百万円)
- 純資産:6,759百万円(前期 6,760百万円)
- 自己資本比率:79.2%(安定水準)
- 流動資産 7,197百万円/流動負債 1,533百万円 → 流動比率 約469%(流動性は高い)
- 有利子負債:明示なし(負債合計1,771百万円、主に非負債性項目。大きな借入は無さそう)
- 効率性:総資産回転率等は資料上の合算での計算は可能だが詳細は–(総資産回転率(年率換算) ≒ 売上高(年率)/資産、年率売上想定 11,400 → 11,400/8,531 ≒ 1.34回/年)
- セグメント別(中間実績)
- 翻訳事業:売上 3,967百万円(△3.5%) セグメント利益 254.96百万円(前年同331.1百万円→セグメント利益減)
- 特許:1,491百万円(+0.3%)
- 医薬:1,285百万円(+5.0%)
- 工業・ローカライゼーション:892百万円(△16.6%)
- 金融・法務:299百万円(△10.2%)
- 派遣事業:売上 566百万円(△2.9%) セグメント利益 22.39百万円
- 通訳事業:売上 655百万円(+9.7%) セグメント利益 53.75百万円(過去最高売上更新)
- その他:156百万円(△9.8%)
- 財務の解説(要約)
- 流動資産の減少は主に売掛金回収等によるもの。固定資産(主に無形資産=ソフトウェア仮勘定)の増加が見られる(投資フェーズ)。
- 自己資本比率は高く、安全性は高い。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産除却損 0.286百万円(小額)
- 特別利益:該当明示無し(ただし移転補償金235.8百万円は営業CFで計上されており、特別項目扱いではないが一時的要因)
- 一時的要因の影響:移転補償金(235.8百万円)が営業CFを押し上げており、継続性は低いと判断される。為替差損の減少も利益を押し上げる一因。
- 継続性の判断:移転補償金は一時的な収入のため中長期の安定収益源ではない。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2026年3月期中間)
- 期末配当(予想):75.00円
- 年間配当予想:75.00円(直近公表予想から修正無し)
- 配当性向(想定):通期EPS予想 187.81円に対し配当75円 → 配当性向 約40.0%(目安)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 自社株買い:該当記載無し
- 備考:中間配当は無配、期末に集中する方針。ただし配当性向はやや高め(約40%)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期・投資活動の主な内訳)
- 有形固定資産取得支出:約189.0百万円
- 無形固定資産(主にソフトウェア)取得支出:約182.1百万円
- 定期預金の預入 500.0百万円(運用目的の預入)
- 減価償却費:22.8百万円(中間、前年 10.2百万円)
- 研究開発費:明確なR&D費用の内訳は記載無し(R&Dは無形資産投資に含まれる可能性あり)
- 備考:無形資産(ソフトウェア)への投資拡大が見られ、AI/LLM等の技術投資に関連する可能性あり(資料では自然言語処理技術やCAT/MTの活用を明記)。
受注・在庫状況
- 受注・在庫に関する詳細な数値の記載:–(該当データ無し)
- 備考:翻訳大型案件の獲得・反動がセグメント別変動の主因である旨の記載あり。
セグメント別情報(補足)
- 翻訳事業:全体の売上比率が高く、工業部門の落ち込みが全体に影響。医薬・特許は堅調。
- 派遣事業:紹介手数料は堅調だが、常用雇用者数の伸び悩みで売上減。
- 通訳事業:大型案件とスポット案件が寄与し過去最高売上を記録。収益の多様化が進む。
- 地域別売上:資料に地域別の詳細は無し(為替影響は小幅、為替差益223千円計上)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)においては、CAT/MT/LLM等自然言語処理技術の活用やデータ分析による営業強化を掲げている。
- 現時点の進捗:無形資産・ソフトウェア投資を積極化しており、中期計画の投資フェーズと整合的。ただし翻訳事業の一部分野での受注減が中期目標達成のリスク要因となる可能性。
競合状況や市場動向
- 市場動向:機械翻訳(MT)や生成AIの普及が業界を変化させており、AI・データ活用による競争力強化が重要と会社も認識。
- 競合比較:同業他社データは提示無しのため相対評価は–。ただし自己資本比率や営業CFの確保から財務余地はある。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上高 11,400百万円(+1.6%)、営業利益 900百万円(+1.0%)、経常利益 920百万円(+1.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 630百万円(△12.9%)
- 会社予想の前提:為替等の前提明示は資料参照(詳細はP.3参照との記載)
- 予想の信頼性:会社は通期据置。中間の営業利益・純利益進捗が約38%とやや遅れ。下期での受注回復または費用抑制が実現しない場合、通期達成はリスクあり。
- 主なリスク要因:為替変動、米国の通商政策など外部要因、AI導入に伴う競争環境の変化、大口顧客依存の変動(特に翻訳工業分野)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(詳細は添付資料P.8参照)
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外
- 税金費用の計算:連結会計年度の見積実効税率を用いて中間税金費用を算定
- その他:移転補償金受取など一時的項目が営業CFに影響している点は注記の通り
免責(表示の必要に従い):本資料は提供された決算短信の内容を整理・要約したものであり、投資勧誘や具体的な売買の助言を行うものではありません。不明項目は「–」で示しています。追加で特定指標の年率換算や詳細比較(同業比較、株価連動指標等)が必要であれば、株価や市場コンセンサス等の追加情報をご提供ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2483 |
| 企業名 | 翻訳センター |
| URL | http://www.honyakuctr.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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