2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社の通期業績予想に変更はなく(修正なし)、第3四半期累計の実績は概ね会社想定の範囲内と考えられる(市場予想は提示なし)。通期見通しに対する進捗は売上高74.3%、営業利益79.0%。
- 業績の方向性: 売上高は前年同期比で減収(△2.8%)だが、営業損失から営業黒字へ改善(増益転換)。親会社株主に帰属する四半期純損失は縮小(△310百万円、前年同期△799百万円)。
- 注目すべき変化: セグメント別では「機能性顔料」は売上微減(△2.5%)ながらセグメント利益が大幅増(+60.3%)、「電子素材」は売上微減(△2.9%)だが利益改善(+37.3%)。持分法適用関連会社(LIB用材料)の業績悪化で持分法投資損失1,068百万円を計上している点に注意。
- 今後の見通し: 通期業績予想(売上28,500百万円、営業利益1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△700百万円)は修正なし。第3Q時点の進捗は売上・営業利益ともに7~8割水準で、通期達成は現状想定可能だが、持分法損失やEV関連需要動向などの外部要因に注意が必要。
- 投資家への示唆: 収益性は改善しているが自己資本比率22.6%・負債水準は高めで財務の脆弱性が残る。持分法関連の業績動向(EV市場)や中期計画「Vision2026」に基づく成長投資の進展、為替・通商リスクが今後の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 戸田工業株式会社(証券コード 4100)
- 主要事業分野: 機能性顔料、電子素材(磁石材料、誘電体材料(MLCC向け)等)の製造・販売。再生・転換事業、環境関連材料の開発も推進。
- 代表者名: 代表取締役 久保 恒晃
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月9日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会: 無
- セグメント:
- 機能性顔料: 記録材、着色材料、トナー用材料等
- 電子素材: 誘電体材料(MLCC向け)、磁石材料、軟磁性材料 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 6,099,192株
- 期末自己株式数: 311,464株
- 期中平均株式数(四半期累計): 5,783,219株
- 今後の予定:
- 決算発表(本資料提出日が公表日): 2026年2月9日
- IRイベント: 決算説明会は開催なし。その他IRイベントは未記載。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ、達成率は通期予想に対する進捗)
- 売上高: 実績21,158百万円、通期予想28,500百万円に対する進捗率 74.3%
- 営業利益: 実績790百万円、通期予想1,000百万円に対する進捗率 79.0%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績△310百万円、通期予想△700百万円に対する進捗率(損失縮小の観点で)44.3%
- サプライズの要因:
- 営業面では製品価格是正、原価低減、諸経費削減の効果および一部製品(誘電体材料)の需要増で利益改善。
- 一方で持分法適用関連会社(LIB用材料)の収益悪化により持分法投資損失1,068百万円を計上し営業外費用を押し上げた。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を据え置き。第3Q時点の進捗は売上・営業利益ともに比較的良好だが、持分法損失や自動車市場・EV需要の変動が通期業績に影響するリスクあり。
財務指標
- 主要BS・PLポイント(当第3四半期末 / 前期末)
- 総資産: 48,549百万円(前期末50,672百万円、△2,123百万円)
- 純資産: 11,698百万円(前期末11,777百万円、△79百万円)
- 自己資本比率: 22.6%(前期末21.7%)→ 22.6%(やや低く脆弱、目安40%以上が安定)
- 収益性(当第3四半期累計、対前年同期)
- 売上高: 21,158百万円(△2.8%/前年21,757百万円)
- 営業利益: 790百万円(前年△205百万円→増益・増収転換) 営業利益率 3.7%(790/21,158)
- 経常損失: △94百万円(前年△217百万円、改善)
- 四半期純損失(親会社株主帰属): △310百万円(前年△799百万円、改善)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): △53.77円(前年△138.41円)
- 収益性指標(補足)
- ROE: –(要計算。純資産が小さく変動が大きいため注意)
- ROA(簡易): 四半期純損失△299百万円/総資産48,549百万円 ≒ △0.6%(参考値。目安ROA 5%以上が良好)
- 営業利益率 3.7%(業種によるが、改善傾向)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率: 74.3%(通常ペースかやや進捗良好)
- 営業利益進捗率: 79.0%(進捗良好)
- 純利益(損失)進捗率: 44.3%(損失幅が通期見込みより縮小している)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。現金及び預金残高 7,341百万円(前期末8,078百万円、△737百万円)。
- 減価償却費: 383百万円(当第3Q累計)
- のれん償却額: 297百万円
- 投資有価証券増加(+1,160百万円)等が固定資産・投資の変動に寄与。
- フリーCF等の詳細は未提示(–)。
- 四半期推移(QoQ)/季節性:
- 四半期ごとの詳細なQoQ推移は別途資料がないため –。ただし第3Q累計で前年同期比は売上微減・営業改善の構図。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 22.6%(安定基準40%未満、やや懸念)
- 流動資産 23,558百万円 / 流動負債 18,453百万円 → 流動比率 ≒ 127.7%(短期支払能力は確保)
- 総借入金(短期+長期含む)概算 27,002百万円(短期8,383 + 1年内返済4,656 + 長期13,963)、現金7,341百万円により概算ネット有利子負債 ≒ 19,661百万円
- 効率性:
- セグメント別(当第3Q累計)
- 機能性顔料: 売上 5,849百万円(△2.5%)、セグメント利益 1,105百万円(+60.3%)
- 電子素材: 売上 15,682百万円(△2.9%)、セグメント利益 1,787百万円(+37.3%)
- 全社費用調整: △2,101百万円(セグメント利益から営業利益へ調整)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 4百万円(保険返戻金等、小額)
- 特別損失: 9百万円(固定資産処分損等、小額)
- 一時的要因:
- 当期は持分法適用関連会社の悪化で持分法による投資損失1,068百万円を計上(営業外費用)。
- 前年同期は減損損失309百万円など大きな特別損失があったが、当期は一時項目が小幅化している。
- 継続性判断:
- 持分法損失は関連会社の事業環境(EV・LIB需要)に依存するため、今後も変動リスクあり。その他の特別損益は一時的要素。
配当
- 中間配当: 0.00円
- 期末配当(予想): 0.00円
- 年間配当予想: 0.00円
- 配当性向: –(配当ゼロのため)
- 株主還元方針: 特別配当・自社株買いの記載なし。直近の配当方針変更なし。
設備投資・研究開発
- 減価償却費: 383百万円(当第3Q累計)
- 研究開発費: 1,043百万円(当第3Q累計、対売上比 ≒ 4.9%)
- 主な投資・R&Dテーマ: 誘電体材料・磁石材料等の高機能化、CO2分離回収材料等環境関連新素材の研究と早期事業化推進(Vision2026に基づく)。
受注・在庫状況
- 受注高/受注残高: 記載なし(–)
- 在庫(商品及び製品): 3,425百万円(前期4,130百万円、△705百万円)
- 在庫の質: 特記事項なし(棚卸資産構成の詳細は未記載)
セグメント別情報(要点)
- 機能性顔料:
- 売上 5,849百万円(△2.5%)
- セグメント利益 1,105百万円(+60.3%)
- トナー用材料は一部顧客在庫調整の影響、記録材は好調
- 電子素材:
- 売上 15,682百万円(△2.9%)※誘電体材料(MLCC向け)が過去最高の伸び
- セグメント利益 1,787百万円(+37.3%)
- 磁石材料は自動車市場の弱含みや競争激化で苦戦
- 地域別売上: 明細なし(国内/海外比率等は–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: Vision2026(2024年度〜2026年度)に基づき、磁石材料・誘電体材料を成長事業、着色材料等は再生・転換事業、環境関連材料を次世代事業に位置付ける投資と合理化を推進中。
- KPI進捗: 当第3Q累計は利益面で改善が見られ、誘電体材料の需要増など成長分野の成果が表れているが、財務改善(自己資本比率向上等)は未達。
競合状況や市場動向
- 競合/市場動向:
- 電子素材(MLCC向け誘電体)はAIサーバー等の需要で拡大。
- 磁石材料は自動車市場の新車販売動向や中国勢との競争の影響を受ける。
- 持分法関連のLIB用材料はEV需要低迷で減益。
- 競合比較: 同業他社との詳細比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据置): 売上28,500百万円(△10.0%)、営業利益1,000百万円、経常利益△300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△700百万円(1株当たり当期純利益△121.08円)
- 前提条件: 為替や原材料等の前提詳細は別添資料参照(本短信には限定的記載)。
- 予想の信頼性:
- 第3Qまでの進捗は売上・営業利益ともに通期目標に近い進捗(約7〜8割)。ただし持分法損失や自動車・EV市場の外部影響により変動リスクあり。
- リスク要因:
- 持分法適用関連会社の業績(EV需要)、為替変動、日中関係や国際通商政策による影響、製品競争激化による価格下落等。
重要な注記
- 会計方針の変更: なし
- 四半期連結財務諸表のレビュー: レビュー未実施(監査法人によるレビューは無)
- その他: 第3Q累計の四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4100 |
| 企業名 | 戸田工業 |
| URL | http://www.todakogyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。