2025年12月期(第66期)第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想を変更せず(前回予想据え置き)、発表内容に対する会社予想からの明確な上振れ/下振れはなし。ただし利益面(営業利益・純利益)は前年同期比で大幅減(営業利益 △28.1%/親会社株主に帰属する四半期純利益 △50.4%)で、想定より弱い利益進捗の可能性に注意。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は378.27億円で前年同期比+2.3%、営業利益は34.90億円で同△28.1%)。
- 注目すべき変化:製品別ではヘアケア用剤が堅調(+6.0%)で海外(特に米国)成長が寄与。一方、染毛剤はファッションカラーの販売減・低価格ブランドへの切替等で減収(△1.9%)。また、化粧品売上の減少に伴う商品評価損等の一時的要因が利益悪化を拡大。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(売上523.00億円、営業利益53.00億円、当期純利益30.00億円)。第3四半期累計の進捗は売上72.4%、営業利益65.9%、当期純利益56.1%で、現時点では通期達成は会社想定内だが利益進捗がやや鈍化しており下振れリスクは存在。
- 投資家への示唆:海外(米国・韓国など)ヘアケア成長と高付加価値カラー戦略が中核。だが、染毛剤市場の低成長・価格競争や一時的な評価損等で利益率が低下している点を重視すべき。
基本情報
- 企業名:株式会社ミルボン(コード 4919)
- 主要事業分野:化粧品(主にプロフェッショナル向けヘアケア・染毛剤等)の製造・販売(単一セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 坂下 秀憲
- 問合せ先:執行役員 コーポレートコミュニケーション・財務担当 兵庫 真一郎 TEL 03-6478-6301
- 報告概要
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期累計(2025年1月1日~2025年9月30日、連結・日本基準)
- 四半期レビュー:期中レビューあり(仰星監査法人による報告書)
- セグメント:単一セグメント(化粧品の製造・販売)※注記によりセグメント詳細は省略
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):33,117,234株
- 期末自己株式数:947,108株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):32,530,306株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 自己株式取得:自己株式(簿価)9億51百万円増加(自己株式取得が実行された)
- 今後の予定
- 決算発表(通期):–(本資料では通期予想の据え置きを明示)
- IRイベント:機関投資家・アナリスト向けWeb説明会開催(実施あり)
- (その他):配当支払開始予定日は資料に記載なし
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社発表の通期予想との比較は「進捗率」として表示)
- 売上高:37,827百万円/通期予想52,300百万円 → 進捗率 72.4%
- 営業利益:3,490百万円/通期予想5,300百万円 → 進捗率 65.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,681百万円/通期予想3,000百万円 → 進捗率 56.1%
- サプライズの要因(上振れ/下振れに影響)
- 増収要因:海外(特に米国)および韓国でのヘアケア用剤の高成長、国内でのプロ向けヘアケア(例:エルジューダ等)の堅調。
- 減益要因:国内の染毛剤市場の低成長・低価格ブランドへの切替による販売減・利益率悪化、上期に計上した化粧品売上減少に伴う商品評価損、販管費増(人件費増・広告宣伝費・物流費増)および特別損失(投資有価証券評価損)等。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。現状の進捗では売上は堅調だが利益の進捗が遅い(営業利益66%程度、純利益56%程度)ため、下期の利益回復(販管費コントロール/特別損失の非再発等)が必要。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025年1~9月)
- 売上高:37,827百万円(前年同期比+2.3%、増加額 +833百万円)
- 売上総利益:23,623百万円(前年 23,659百万円 → 微減)
- 販管費:20,133百万円(前年 18,805百万円 → 増加)
- 営業利益:3,490百万円(前年 4,854百万円、△28.1%)
- 経常利益:3,203百万円(前年 4,881百万円、△34.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,682百万円(前年 3,394百万円、△50.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):51.69円(前年 104.25円、△50.4%)
- 主な財政状態(2025/9/30)
- 総資産:54,587百万円(前期末 58,899百万円 → △4,312百万円)
- 純資産:46,707百万円(前期末 48,817百万円 → △2,110百万円)
- 自己資本比率:85.6%(前期末 82.9%)(安定水準:40%以上)
- 現金及び預金:10,244百万円(前期末 13,830百万円 → △3,586百万円)
- 流動資産:27,069百万円/流動負債:7,010百万円 → 流動比率(概算)約386%(良好)
- 収益性指標
- 営業利益率:9.2%(前年 13.1%:減少)※業種平均は企業により差あり
- ROE(第3Q累計ベース、単純算):約3.5%(目安:8%以上で良好 → 低い)
- ROA(同):約3.0%(目安:5%以上で良好 → 低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率:72.4%(典型的にQ3終了時点で70~75%は標準的)
- 営業利益進捗率:65.9%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:56.1%(やや大きな遅れ)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細CFは未提示。
- 参考:現金及び預金は期首比で約△3,586百万円減少。
- 四半期推移(QoQ)
- 財務安全性
- 自己資本比率:85.6%(安定水準、目安 40%以上)
- 負債比率(負債/資産):約14.4%(低い、保守的)
- 流動比率:約386%(流動性良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 291,704千円(291.7百万円)
- 特別損失:投資有価証券評価損 723,500千円(723.5百万円)、固定資産除却損 1,203千円
- 非営業の大きな項目:貸倒引当金繰入額(営業外費用)242,794千円、為替差損増加 102,386千円
- 一時的要因の影響:投資有価証券評価損等により税引前利益・純利益が大幅に圧迫。特別損失は通常一時的と判断されるが、投資有価証券の評価は市場の動向に左右されるため継続性の判断は慎重を要する。
- 実質業績評価:特別損益や貸倒引当金等を除くベースでは営業活動自体は黒字だが、販管費上昇と染毛剤の利益押下げで営業利益率は低下。
配当
- 期中実績・予想
- 第1四半期末:40.00円(支払済)
- 期末(予想):48.00円
- 年間合計(予想):88.00円(前回予想から修正なし)
- 配当性向(会社予想ベース)
- 通期EPS予想:92.09円 → 配当性向 約95.6%(高水準)
- 特別配当:なし(記載なし)
- 株主還元方針:自己株式取得実施(自己株式簿価で約951百万円増加)が確認されており還元に積極的な一面あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:明示的な当期設備投資額は非開示(固定資産の内訳変動や建設仮勘定の増加あり:建設仮勘定 1,634,978千 → 2,333,971千円、増加約699M)
- 減価償却費:第3四半期累計で1,706,723千円(約1,706.7百万円)
受注・在庫状況
- 在庫(棚卸資産等)
- 商品及び製品:7,815,306千円 → 7,928,929千円(+113,623千円、+約1.5%)
- 原材料及び貯蔵品:2,430,008千円 → 2,527,022千円(増加)
セグメント別情報
- 単一セグメント(化粧品の製造・販売)のため詳細セグメント開示なし
- 品目別売上(第3四半期累計)
- ヘアケア用剤:23,569百万円(+6.0%/構成比62.3%)
- 染毛剤:12,409百万円(△1.9%/構成比32.8%)
- パーマネントウェーブ用剤:1,051百万円(△8.5%)
- 化粧品:509百万円(△29.1%)
- その他:287百万円(+25.9%)
- 地域別
- 国内:27,819百万円(+0.5%/構成比73.5%)
- 海外:10,007百万円(+7.6%/構成比26.5%)
- コメント:ヘアケアが国内外で成長、染毛剤は市場低成長・競争激化で減少。海外は米国・韓国に注力。
中長期計画との整合性
- 中期事業構想(2022–2026)の4年目で「ビューティプラットフォーム構想」「スマートサロン」「milbon:iD」等を推進中。
- 重点地域は米国・EU・韓国。今回の海外(米国)ヘアケア成長は中期計画と整合。
- 課題は染毛剤市場の低迷による利益率低下と販管費増の管理。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内消費は物価上昇で節約志向が続き一部弱さあり。染毛材市場は低成長で価格競争が激化。
- 競合:低価格ブランドへの切替が一部サロンで進行しており競争が激しい(染毛剤分野での影響が顕著)。
- 優位性:プロ向けブランド力(エルジューダ等)とサロン向けプラットフォーム施策を通じた高付加価値化が強み。
今後の見通し
- 会社業績予想(通期:2025年1月1日~12月31日、変更なし)
- 売上高:52,300百万円(前期比+1.9%)
- 営業利益:5,300百万円(前期比+22.5%)
- 経常利益:5,180百万円(前期比+25.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,000百万円(前期比+40.2%)
- 1株当たり当期純利益(予想):92.09円
- 会社予想の前提:為替等の注記詳細は資料に限定的記載。主たる前提は従来予想と同様で修正なし。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の利益進捗がやや遅れているため、下期での利益改善が必要。過去の達成傾向についての記載はなし(保守的か楽観的かは不明)。
- 主なリスク要因:為替変動、原材料価格、海外政治・関税、国内市場の価格競争、投資有価証券の評価損等。
重要な注記
- 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を期首から適用しているが、当四半期連結財務諸表への影響はなし。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
- 監査:期中レビュー(仰星監査法人)によるレビュー報告書あり。レビューの結論として重要な点で問題なし。
(不明・未記載項目は — と表記しています)
注意:本資料は提供情報に基づく情報整理であり、投資判断や投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4919 |
| 企業名 | ミルボン |
| URL | http://www.milbon.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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