2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(前回開示から変更なし)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。実績は前年同期比で上振れ(増収増益)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+14.8%、営業利益+17.1%、親会社帰属四半期利益+17.1%)。
  • 注目すべき変化:清算関連収益が前年同期比41.1%増と大幅増加し、営業収益全体の成長を後押し。取引関連収益(特に現物)が18.0%増。
  • 今後の見通し:通期予想は未修正。第3四半期累計の進捗率(売上高79.3%、営業利益84.3%、親会社帰属四半期利益84.6%)からみて、現時点では通期予想達成は「おおむね順調」。会社の前提(売買代金等)に依存。
  • 投資家への示唆:清算ビジネス(清算関連収益)の変動が業績に大きく影響する点に留意。決算自体に一時的な特別損益の計上はなく、配当政策(配当性向目標60%以上)や通期配当予想の変更もなし。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社日本取引所グループ(コード 8697)
    • 主要事業分野:金融商品取引所グループ(市場運営、清算業務、情報・システム提供等の金融市場インフラ)
    • 代表者名:取締役兼代表執行役グループCEO 山道 裕己
    • 備考:2024年10月1日付で普通株式1株→2株の株式分割を実施(内容は数値に反映済み)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月29日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、IFRS)
    • 決算補足説明資料:作成あり。決算説明会:無し
  • セグメント:
    • 単一セグメント(金融商品取引所事業)として開示(セグメント分割は行っていない)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む)2026年3月期3Q:1,031,785,336株(注:株式分割考慮済み)
    • 期末自己株式数:3,875,418株
    • 期中平均株式数(四半期累計):1,031,097,723株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表(通期):通期見通しは既に開示済み(2026年3月期通期予想を維持)
    • 株主総会/IRイベント:–(当資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社発表の通期予想に対する第3四半期累計実績の達成率)
    • 売上高(営業収益): 累計 139,626 百万円。通期予想 176,000 百万円。進捗率 139,626/176,000 = 79.3%
    • 営業利益: 累計 81,308 百万円。通期予想 96,500 百万円。進捗率 84.3%
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益(四半期利益): 累計 54,993 百万円。通期予想 65,000 百万円。進捗率 84.6%
  • サプライズの要因:
    • 主因は清算関連収益の大幅増(前年同期比+41.1%)および取引関連収益(特に現物)の増加(現物+18.0%)による。営業費用は増加したものの、収益増が上回った。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正していない。第3四半期累計の進捗率は売上・利益ともに通期予想に対し概ね順調であり、現時点での予想達成可能性は高いが、清算関連収益などボラタイルな収益項目の動向に依存する。

財務指標(要点)

注記:同社は清算引受資産・負債等を資産・負債両建てで計上しているため、総資産等は非常に大きく見える。資料は「当該項目を除いた数値(括弧内)」も併記しており、実務上は括弧内の調整後数値での評価が参考になることが明記されている。以下は両者を併記。

  • 要約(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、単位=百万円)
    • 営業収益(売上高): 139,626(前年同期 121,591、増減 +14.8% / 前年比 +18,035)
    • 営業費用: 59,581(前年同期 53,128、増減 +12.1%)
    • 営業利益: 81,308(前年同期 69,441、増減 +17.1%)
    • 税引前利益: 81,678(前年同期 69,510、増減 +17.5%)
    • 四半期利益(親会社帰属): 54,993(前年同期 46,967、増減 +17.1%)
    • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):53.33 円(前年同期 45.14 円)
  • 収益性指標(注:括弧内は清算関連等を除いた調整後の数値:資料の括弧表記に準拠)
    • ROE(簡易):親会社帰属四半期利益54,993 / 親会社帰属持分 320,462 = 17.17%(第3四半期累計ベース)
    • 調整後(違約損失積立金等控除後):54,993 / 292,514 = 18.8%(高水準、目安8%以上で良好)
    • ROA(簡易):四半期包括利益56,668 / 総資産71,737,930 = 0.079%(総資産が清算関連で大きくなるため参考値として低位)
    • 調整後:56,668 / 412,476 = 13.7%(良好、目安5%以上で良好)
    • 営業利益率:81,308 / 139,626 = 58.2%(非常に高いが、ビジネス構造(手数料性収益・固定費比率)と清算関連の性質を考慮)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗、通期予想は修正なし)
    • 売上高進捗率:79.3%
    • 営業利益進捗率:84.3%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:84.6%
    • 過去同期間との比較:前年同期に比べ増収増益で、進捗は概ね良好
  • 貸借対照表(主要項目、百万円)
    • 総資産:71,737,930(前期末 85,396,761) ※(括弧内:調整後 412,476)
    • 親会社所有者帰属持分:320,462(前期末 340,823) ※(括弧内:調整後 292,514)
    • 親会社所有者帰属持分比率:0.4%(括弧内調整後 70.9%(安定水準))
  • キャッシュフロー
    • 減価償却費:13,595 百万円(前年同期 13,763、△1.2%)
  • 流動性・財務安全性
    • 流動資産合計:71,558,560(百万円)、流動負債合計:71,372,135(百万円) → 表面上の流動比率は約100%だが、清算関連資産・負債を除いた調整後ベースでの実態は健全(調整後資産 412,476 / 調整後負債 97,134 → 流動比率良好)。
    • 自己資本比率(単純):親会社所有者帰属持分320,462 / 総資産71,737,930 = 約0.45%(ただし清算関連の両建て計上を除く調整後は70.9%(安定水準))
  • セグメント別(単一セグメントだが内訳開示あり、百万円・前年同期比)
    • 取引関連収益:54,492(+11.7%)
    • 取引料:45,955(+12.4%)内訳:現物 38,449(+18.0%)、金融デリバティブ 6,546(△8.1%)
    • 清算関連収益:36,675(+41.1%)
    • 上場関連収益:12,583(+2.3%)
    • 情報関連収益:24,843(+3.7%)
    • システム関連収益:10,336(+3.7%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし(記載なし)
  • 特別損失:該当なし(記載なし)
  • 一時的要因の影響:特になし。業績改善は主に営業収益の増加による。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当(第2四半期末):25.00 円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):25.00 円(2026年3月期予想)
    • 年間配当予想(会社):50.00 円(変更なし)
    • 参考:2025年3月期は普通配当19円+特別配当10円(分割前表記)
  • 配当方針:配当性向を60%以上を目標。今回の通期予想配当は目標に整合。
  • 特別配当:2026年3月期は特別配当の記載なし。
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 自社株買い:第3四半期に自己株式の取得・消却の動きあり(自己株式の取得・消却により所有者取引で資本変動あり)。詳細は開示表を参照。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(資料に明記なし)
  • 減価償却費:13,595 百万円(前年同期 13,763、△1.2%)
  • R&D費用:–(資料に明記なし)
  • 主な投資内容:コロケーション等のシステム関連サービス運用継続(システム関連費用、コロケーション利用料の増加は記載あり)

受注・在庫状況

  • 該当業種では主に受注在庫情報は非該当のため記載なし(–)。

セグメント別情報(補足)

  • 事業は単一セグメント(金融商品取引所事業)。主要収益構成は上記「取引関連」「清算関連」「上場関連」「情報関連」「システム関連」「その他」。
  • 清算関連収益の大幅増が収益構造の変動要因。地域別開示は無し。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2027を初年度(2025年度)として策定済み。営業収益の内訳も中計に合わせて第1四半期から変更済み。
  • 設定KPIや中期目標の進捗についての定量評価は本資料では限定的(進捗は営業収益の増加等から概ね整合)。

競合状況や市場動向

  • 同業他社比較:本資料に同業他社比較は無し(–)。
  • 市場動向:取引代金(1日平均売買代金等)や先物取引高の前提に基づく業績予想(会社は通期の1日平均売買代金等の前提値を明示している)。清算・取引量の変動が業績に直結する市場構造。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(会社修正なし)
    • 営業収益 176,000 百万円(通期増減率 +8.5%)
    • 営業利益 96,500 百万円(+7.1%)
    • 税引前利益 97,000 百万円(+7.4%)
    • 当期利益(親会社帰属) 65,000 百万円(+6.4%)
    • 基本的1株当たり当期利益(通期予想) 63.09 円
    • 会社が想定する主な前提:株券等1日平均売買代金 6兆円、長期国債先物 44,000単位、TOPIX先物 88,000単位、日経平均先物 147,000単位、日経平均OP 240億円等
  • 予想の信頼性:会社は前回開示から保守的な要素を含めた前提を示しており、今回の実績進捗は通期予想に対して概ね順調。ただし清算関連収益等の変動により上下するリスクあり。
  • リスク要因:取引・清算量の急変、金融市場のボラティリティ、為替やマクロ経済要因等(文中リスク記載あり)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 連結範囲の変更:無
  • 継続企業の前提:該当事項なし
  • 特記事項:清算引受資産・負債および清算参加者預託金等が資産・負債で両建て計上されており、総資産・負債等の数値には日々の取引により大きな変動がある点に注意。資料中に「これらを除いた財政状態」の調整後数値を併記している(調整後の資産合計 412,476 百万円、資本調整後 親会社帰属持分 292,514 百万円、親会社所有者帰属持分比率 70.9%(安定水準))。

不明な項目は“–”で記載しています。以上は提出資料に基づく要約であり、投資助言(売買推奨)は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8697
企業名 日本取引所グループ
URL http://www.jpx.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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