企業の一言説明

トーメンデバイスは半導体や電子部品の貿易を手掛ける豊田通商系大手半導体商社であり、特に韓国サムスン電子への特化が特徴です。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 半導体市場の回復と生成AI・車載分野への積極展開: メモリー需要の回復と生成AI、車載分野への戦略的な事業拡大が、今後の成長ドライバーとなる可能性を秘めています。直近の業績は大幅な増収増益予想で、高い成長性を示しています。
  • 高い収益性と株主還元意欲: 過去12ヶ月のROEは15.47%と非常に高く、効率的な資本活用がされています。また、配当利回りも4.32%(会社予想)と高く、積極的な株主還元姿勢が評価できます。
  • 特定顧客・製品依存と市況変動リスク: サムスン電子への高い依存度や、半導体メモリー価格の変動に業績が左右されるリスクがあります。また、信用倍率が95.06倍と極めて高く、先行きの売り圧力が懸念されます。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 S 極めて優良
収益性 S 優良
財務健全性 A 良好
バリュエーション B 普通

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 12,510円
PER 8.51倍 業界平均12.1倍
PBR 1.52倍 業界平均1.0倍
配当利回り 4.32%
ROE 15.47%

1. 企業概要

トーメンデバイスは、豊田通商グループに属する半導体及び電子部品の専門商社です。主にDRAMやフラッシュメモリなどのメモリー半導体、SoCやASICといったシステムLSI半導体、LCDやOLEDなどのディスプレイ製品を取り扱っています。ビジネスモデルは、韓国サムスン電子をはじめとする大手メーカーから製品を仕入れ、国内外の顧客に販売するトレーディングが中心です。特定のサプライヤーとの強固なリレーションシップとグローバルな販売ネットワークが、同社の事業基盤を支えています。

2. 業界ポジション

トーメンデバイスは、グローバルな半導体・電子部品商社市場において、豊田通商グループの一員として安定した地盤を築いています。特に韓国サムスン電子製品の取り扱いに特化している点が大きな特徴であり、これにより特定のサプライヤーとの深い連携と専門性を確立しています。競合他社と比較して、この特化戦略が強みである一方で、製品ポートフォリオやサプライヤーの多様性においてはリスクとなり得ます。
業界平均との財務指標比較では、同社のPER(会社予想)は8.51倍であり、業界平均の12.1倍と比べて割安感があります。PBR(実績)は1.52倍で、業界平均の1.0倍を上回っており、市場からはある程度のプレミアム評価を受けていることがうかがえます。

3. 経営戦略

トーメンデバイスは、半導体市場の回復期を捉え、積極的な事業戦略を展開しています。生成AI需要と中国補助金によるメモリー需要の回復を追い風と捉え、上期のメモリー価格急騰が収益改善に大きく貢献しました。これを背景に、通期業績予想と配当の上方修正を発表しています。
主要な成長戦略としては、以下の点が挙げられます。

  • メモリーの安定物量確保: 需要回復期におけるメモリー製品の安定的な供給体制構築を最優先課題としています。
  • 新規重点分野の強化: 車載ビジネス(特に北米・中国市場)と生成AI関連(NPU取扱い開始)を成長ドライバーと位置付け、既存事業とのシナジー創出を図っています。
  • 非メモリー分野の伸長: OLED、MLCCなどの非メモリー製品の売上比率向上を目指し、事業ポートフォリオの多様化を進めています。
  • 海外拠点整備: グローバル展開を強化するため、北米での拠点準備など海外ネットワークの拡充を進めています。

最近では、2026年3月期の第2四半期決算において、通期業績予想と配当の上方修正を行っており、好調な事業環境と戦略の進捗が示されています。
なお、今後のイベントとして、2026年3月30日に配当落ち日(Ex-Dividend Date)が予定されています。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

項目 スコア 判定
総合スコア 5/9 A: 良好(全体的に健全だが一部改善余地あり)
収益性 2/3 純利益とROAの水準は良好です。
財務健全性 1/3 流動比率とD/Eレシオに改善の余地があります。
効率性 2/3 ROEと四半期売上成長率は良好ですが、営業利益率に改善余地があります。

解説:
総合スコアは5点/9点で「良好」と判定されます。収益性では純利益とROAがプラスを維持しているものの、営業キャッシュフローの項目はデータが提供されていませんでした。財務健全性では株式希薄化がない点は評価されますが、流動比率がベンチマークを下回り、D/Eレシオも1.0を超えており、資金繰りと負債水準にやや懸念があります。効率性に関しては、ROEと四半期売上成長率が良好な一方で、営業利益率が低い水準にあります。

【収益性】

トーメンデバイスの収益性指標は以下の通りです。

指標 過去12か月 会社予想(2026/3) ベンチマーク 評価
ROE(実績) 15.47% 10% 優良
ROA(実績) 5.20% 5% 良好
営業利益率 3.46% 10% 要確認

過去12か月のROEは15.47%ROAは5.20%と、それぞれ一般的な目安とされる10%と5%を上回っており、効率的な資本活用と総資産からの収益創出能力は良好です。特にROEは非常に高く、株主資本を効率的に活用して利益を生み出していることを示しています。一方で、営業利益率は3.46%と、商社という業態の特性上、製造業に比べて低い傾向にあります。これは、売上高に対して原価や販売管理費の比率が高いことを意味しますが、過去の推移を見ると、半導体市況の変動に大きく影響される傾向があります。

【財務健全性】

財務健全性に関する指標は以下の通りです。

指標 実績(直近四半期) ベンチマーク 評価
自己資本比率 43.5% 40%以上 良好
流動比率 1.39倍 1.5倍以上 やや不安
総負債/自己資本比率 118.25% 100%以下 要改善

自己資本比率は43.5%と、一般的な目安とされる40%以上をクリアしており、財務の安定性は良好です。しかし、流動比率は1.39倍と、短期的な支払い能力の目安とされる1.5倍を下回っており、やや改善の余地があります。これは、現状すぐに資金ショートするほどの問題ではありませんが、急な資金需要や市場環境の悪化時には注意が必要です。また、総負債/自己資本比率(Total Debt/Equity)は118.25%であり、自己資本を超える負債を抱えていることを示しており、借入依存度が高い点も指摘できます。

【キャッシュフロー】

過去のキャッシュフローの推移は以下の通りです。

決算期 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 現金等残高
2023.03 -4,961 -263 8,584 -5,224 12,137
2024.03 4,425 494 2,904 4,919 20,865
2025.03 9,210 -21 -16,853 9,189 13,172

営業キャッシュフローは2023年3月期にはマイナスでしたが、2024年3月期に大幅に改善し、2025年3月期には92億1,000万円のプラスを確保しています。これは、本業での稼ぐ力が回復していることを示唆しています。投資キャッシュフローはほとんど変動がなく、大規模な設備投資は行われていないことがわかります。フリーキャッシュフローは2025年3月期に91億8,900万円と潤沢であり、本業で得た資金を自由に使える余力があることを示します。現金等残高は2024年3月期に増加した後、2025年3月期には減少していますが、引き続き一定の水準を保っています。

【利益の質】

営業CF/純利益比率は、営業活動でどれだけ純利益に見合う現金を生み出しているかを示す指標です。
残念ながら、提供されたデータに「過去12か月」の営業キャッシュフローが明示されていないため、正確な比率を算出することはできません。しかし、F-Scoreの「営業キャッシュフローチェック: データなし」という記述から、この項目は評価対象外と判断します。

【四半期進捗】

2026年3月期第3四半期決算短信によると、通期予想に対する進捗率は以下の通りです。

項目 第3四半期累計進捗率
売上高 74.4%
営業利益 86.5%
純利益 91.8%

純利益の進捗率が91.8%と非常に高く、通期目標の達成に向けて順調に進捗していることが分かります。営業利益の進捗率も86.5%と良好です。売上高の進捗率は74.4%ですが、一般的に第4四半期に売上計上される案件がある場合など、季節性によって進捗率が変動することもあるため、今後の動向を注視する必要があります。
直近の四半期業績(2026年3月期第3四半期累計)は、売上高3,943億4,700万円(前年比+28.2%)、営業利益134億円(前年比+53.6%)、純利益73億4,200万円(前年比+54.4%)と、前年同期比で大幅な増収増益を達成しており、非常に好調です。セグメント別では、日本市場と海外市場ともに収益に貢献しています。

【バリュエーション】

トーメンデバイスの現在の株価は12,510円です。

指標 業界平均 評価
PER(会社予想) 8.51倍 12.1倍 割安
PBR(実績) 1.52倍 1.0倍 割高

PERは8.51倍と、業界平均の12.1倍と比較して割安感があります。これは、会社の利益水準に対して株価が低く評価されている可能性を示しています。一方で、PBRは1.52倍と、業界平均の1.0倍を上回っており、純資産に対して株価が割高に評価されていると見ることができます。ROEが高い企業はPBRが高くなる傾向があるため、一概に割高とは言えませんが、バリュエーションを総合的に判断する際には両指標を考慮する必要があります。業種平均PER基準の目標株価は11,292円、業種平均PBR基準の目標株価は8,209円と算出されており、現在の株価はPER基準ではやや割高、PBR基準では明確に割高に位置しています。

【テクニカルシグナル】

直近のテクニカルシグナル状況は以下の通りです。

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: -69.5 / シグナル値: -73.76 短期トレンド方向を示す
RSI 中立 48.3% 買われすぎでも売られすぎでもない水準
5日線乖離率 -0.68% 直近のモメンタムはやや弱い
25日線乖離率 -2.84% 短期トレンドからの乖離は下方向
75日線乖離率 -1.50% 中期トレンドからの乖離は下方向
200日線乖離率 +35.45% 長期トレンドを大きく上回る

MACDは中立状態であり、明確な売買シグナルは出ていません。RSIも48.3%と中立域にあり、買われすぎでも売られすぎでもない状態です。株価は5日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線をわずかに下回っており、短中期的な下落圧力が示唆されます。しかし、200日移動平均線を35.45%も上回っており、長期的な上昇トレンドは維持されていることを示唆しています。

【テクニカル】

現在の株価12,510円は、52週高値15,050円に対して約83%(52週レンジ内位置: 75.9%)の位置にあり、52週安値4,515円からは大きく上昇しています。直近の株価は、5日移動平均線(12,596.00円)、25日移動平均線(12,876.00円)、75日移動平均線(12,700.27円)を下回っており、短中期的な調整局面にあると考えられます。しかし、株価が200日移動平均線(9,176.20円)を大幅に上回っていることから、長期的な上昇トレンドは継続していると判断できます。

【市場比較】

各期間における日経平均株価およびTOPIXとの相対パフォーマンスは以下の通りです。

期間 株式リターン 日経平均比 TOPIX比
1ヶ月 -10.32% 1.43%ポイント下回る 5.29%ポイント下回る
3ヶ月 +6.83% 0.98%ポイント下回る 1.03%ポイント下回る
6ヶ月 +88.69% 69.53%ポイント上回る 80.08%ポイント上回る
1年 +105.76% 61.71%ポイント上回る 71.72%ポイント上回る

直近1ヶ月および3ヶ月では、日経平均およびTOPIXを下回るパフォーマンスとなっています。これは、株式市場全体が下落する中で、トーメンデバイスもその影響を受けているか、あるいは個別要因での調整が進んでいることを示唆します。しかし、6ヶ月および1年といった中長期的な視点で見ると、主要市場指数を大幅に上回るパフォーマンスを達成しており、特に半導体市場の回復を背景に、同社株への投資家の期待が高かったことがうかがえます。

【注意事項】

⚠️ 信用倍率が95.06倍と高水準であり、将来の売り圧力に注意が必要です。信用買い残が高い水準にあるため、需給バランスの悪化による株価下落リスクがあります。

【定量リスク】

トーメンデバイスの定量的なリスク指標は以下の通りです。

指標 解説
ベータ値(5Y Monthly) 0.23 市場全体の動きに対して株価が約0.23倍の連動性を持つことを示し、市場全体が10%変動した場合、同社株は2.3%変動する計算です。総じて市場に対する感応度は低い(ディフェンシブ)と判断できます。
年間ボラティリティ 45.63% 過去データに基づくと、年間で株価が約±45.63%変動する可能性があることを示します。仮に100万円投資した場合、年間で±45万6,300円程度の変動が想定されます。
最大ドローダウン -68.73% 過去のピークから最も下落した際の最大損失率です。この経験に基づくと、今後もこれと同程度の-68.73%の下落が起こりうるリスクがあることを意味します。
シャープレシオ -0.65 リスクに見合ったリターンが得られているかを示す指標で、マイナスの値であるため、リスクに対して十分な超過リターンが得られていない期間があったことを示します。
年間平均リターン -29.18% 過去5年間の月次データに基づく年間平均リターンはマイナスとなっています。

これらの指標から、同社株は市場全体の変動には比較的鈍感なものの、独自の要因による株価の変動幅(ボラティリティ)は大きく、過去には大きな下落(最大ドローダウン)を経験していることが分かります。

【事業リスク】

  • 特定顧客・製品への集中リスク: 韓国サムスン電子向けの取引に特化しているため、サムスン電子の業績や調達戦略の変更、同社のサプライヤー構成変更などが、トーメンデバイスの業績に直接的かつ大きな影響を与える可能性があります。また、メモリー半導体市場の市況変動にも業績が大きく左右されます。
  • 地政学的リスクと政策リスク: 米中摩擦に代表される地政学的な緊張や、各国政府による半導体産業への補助金政策、関税政策(例: 米国との相互関税引き上げ)などが、国際的なサプライチェーンや需要構造に影響を与え、同社の取引環境を悪化させる可能性があります。
  • 為替変動リスク: 半導体製品の多くは米ドル建てで取引されることが多いため、為替レートの変動(特に円高)が、売上高や利益に悪影響を及ぼす可能性があります。

信用取引状況

指標
信用買残 152,100株
信用買残(前週比) -21,900株
信用売残 1,600株
信用売残(前週比) 0株
信用倍率 95.06倍

信用買残は152,100株と多く、信用売残の1,600株と比較して、信用倍率は極めて高い95.06倍となっています。これは、将来的に信用取引による売り圧力が発生する可能性が高いことを示唆しており、株価の上値を抑える要因となる可能性があります。

主要株主構成

(2026年3月期データに基づく)

株主名 保有割合 保有株式数
豊田通商 26.62% 1,811,000株
(株)ネクスティエレクトロニクス 23.51% 1,599,000株
日本サムスン 12.23% 832,000株

上位株主は、親会社である豊田通商、同グループのネクスティエレクトロニクス、そして主要取引先である日本サムスンが名を連ねています。これら上位3社で発行済株式の約62.36%を保有しており、安定株主が多数を占めていることが分かります。これは経営の安定性につながる一方で、市場で流通する浮動株(Float)は比較的少ない249万株と推定され、需給によっては株価が大きく変動する可能性も秘めています。

8. 株主還元

託メンデバイスは、株主還元に積極的な姿勢を示しています。

指標
配当利回り(会社予想) 4.32%
1株配当(会社予想) 540.00円
配当性向(2026年3月期予想) 36.5%
Trailing Annual Dividend Yield (過去実績) 2.40%
5 Year Average Dividend Yield 4.49%

2026年3月期の会社予想に基づく配当利回りは4.32%と高水準であり、高配当銘柄として注目されます。配当性向は36.5%と、利益を内部留保と配当のバランスを考慮した健全な水準です。過去の配当金履歴を見ると、2024年3月期を除けば基本的に安定した配当を維持しており、2026年3月期には540円への大幅増配を予想しています。これは、堅調な業績を背景とした株主還元への強い意欲を示しています。
自社株買いに関する直近のデータは提供されていません。

SWOT分析

強み

  • 豊田通商・サムスン電子との強固なリレーションシップと半導体商社としての専門性。
  • 半導体市場回復と高付加価値分野(生成AI・車載)への戦略的注力による高い成長性。

弱み

  • 特定顧客(サムスン電子)への高い売上構成比と、それに伴うリスク集中。
  • メモリー市況変動に大きく左右される事業特性と、それに伴う業績変動リスク。

機会

  • 生成AI、データセンター、高性能車載コンピューティングなど、半導体需要の長期的な拡大。
  • 非メモリー分野や海外拠点の強化を通じた事業ポートフォリオの多様化。

脅威

  • 米中貿易摩擦や地政学的リスクの高まりによる国際的なサプライチェーンの混乱や政策変更。
  • メモリー価格の急落や為替レートの急激な変動による収益性悪化。

この銘柄が向いている投資家

  • 高配当を重視する投資家: 予想配当利回り4.32%と株主還元に積極的な姿勢が特徴です。
  • 半導体市場の成長を期待する投資家: 半導体サイクル回復と生成AI・車載分野への取り組みが、今後の成長期待につながります。
  • 割安感を重視する投資家: 業界平均と比較してPERに割安感があるため、企業価値が見直される可能性を探る投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 特定顧客依存リスク: サムスン電子の業績や戦略に大きく左右されるため、同社の動向を常に注視する必要があります。
  • 市場の変動性: 半導体メモリー市場の価格変動や需給バランスの悪化は、業績に直結するリスクです。
  • 信用倍率の高さ: 信用買い残が多いことは、株価の上昇局面で売り圧力となる可能性があり、需給面での注意が必要です。

今後ウォッチすべき指標

  • 半導体市況(特にDRAM・NANDフラッシュ)の価格動向: メモリー価格の安定推移(高水準維持)が収益に大きく影響します。
  • 生成AI・車載分野での具体的な受注獲得状況と売上貢献度: 新規分野の進捗が今後の成長を左右します。
  • 為替レート(特にドル円)の推移: 為替変動が業績に与える影響は小さくないため、動向を注視すべきです。

成長性:S

根拠: 2026年3月期通期予想では、売上高が前年比+25.7%、営業利益が+52.4%、純利益が+43.2%と大幅な増収増益を見込んでいます。これは、半導体市場の回復と新たな成長戦略が奏功していることを示しており、極めて高い成長性があるためS評価としました。

収益性:S

根拠: 過去12ヶ月のROEは15.47%と、一般的な目安である10%を大きく上回っており、株主資本を非常に効率的に活用して利益を生み出しています。また、ROAも5.20%と一般的な目安の5%を超えており、総資産からの収益性も良好です。営業利益率は商社であるため絶対値は低いものの、ROEの高さは特筆すべき点であり、総合的にS評価としました。

財務健全性:A

根拠: 自己資本比率は43.5%で、一般的な目安とされる40%以上を上回っています。Piotroski F-Scoreは5/9点と「良好」判定です。流動比率が1.39倍とやや低い点や、総負債/自己資本比率が118.25%と、借入依存度が高い点は改善余地がありますが、全体的には健全な財務基盤を有しておりA評価としました。

バリュエーション:B

根拠: PER(会社予想)は8.51倍で、業界平均の12.1倍と比較して割安感があります。しかし、PBR(実績)は1.52倍と、業界平均の1.0倍を上回っており、純資産価値から見ると割高な水準です。高いROEがPBRを押し上げている可能性もありますが、両指標を考慮すると、割安とも割高とも言い切れない「普通」という評価でBとしました。


企業情報

銘柄コード 2737
企業名 トーメンデバイス
URL http://www.tomendevices.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 12,510円
EPS(1株利益) 1,470.39円
年間配当 4.32円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 6.3% 9.8倍 19,506円 9.3%
標準 4.8% 8.5倍 15,838円 4.9%
悲観 2.9% 7.2倍 12,267円 -0.4%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 12,510円

目標年率 理論株価 判定
15% 7,887円 △ 59%割高
10% 9,849円 △ 27%割高
5% 12,429円 △ 1%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

競合他社

企業名 コード 現在値(円) 時価総額(億円) PER(倍) PBR(倍) ROE(%) 配当利回り(%)
東京エレクトロン デバイス 2760 3,185 998 13.30 1.90 15.6 3.10
新光商事 8141 1,225 379 38.04 0.66 1.9 1.02

関連情報

証券会社


このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.32)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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