2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想の修正は無く(会社予想どおり)、第3四半期累計の実績は会社予想に対して進捗率が売上高72.1%、営業利益54.1%、経常利益58.8%、親会社株主に帰属する当期純利益72.0%。(上振れ・下振れの市場予想との比較は開示資料に無し)
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+5.9%、営業利益は前年同期比△17.2%)。営業利益はコスト増(原材料・人件費・物流等)と販管費増で圧迫されたが、特別利益(固定資産売却益等)の計上により税引前利益は横ばい〜やや下落に留まり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比+10.0%。
- 注目すべき変化:国内店舗事業が出店効果で売上好調(国内売上+12.6%)だが、営業利益率は悪化(国内セグメント利益△11.0%)。海外事業は売上減(△3.8%)かつ利益圧迫(セグメント利益△31.9%)で回復に時間を要している。商品販売事業は増収増益(売上+15.1%、利益+16.0%)。
- 今後の見通し:通期予想は未修正。Q3時点の営業利益進捗は約54%とやや遅れ気味だが、売上・純利益は進捗良好(売上・純利益は約72%)。通期達成の可否は下期の営業利益回復(特に海外の収益性改善とコストコントロール)に依存。
- 投資家への示唆(コメントに留意):営業段階の採算改善が鍵。特別利益の影響を除くと営業面でのマージン改善が必要であり、国内の出店効果継続・海外のコスト削減・商品販売の拡大が注目ポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社力の源ホールディングス(CHIKARANOMOTO HOLDINGS)
- 上場コード:3561(東証)
- 主要事業分野:外食事業(主力ブランド「一風堂」をはじめとする国内外の店舗運営)、商品販売(おみやげラーメン等)
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 山根 智之
- IR窓口:IR室 室長 藤澤 成駿(TEL 03-6264-3899)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会:開催無し
- セグメント:
- 国内店舗運営事業:一風堂等国内店舗の運営(ライセンス含む)
- 海外店舗運営事業:海外(米国、アジア、欧州等)でのIPPUDO等ブランド店舗運営
- 商品販売事業:一風堂関連商品の販売(小売・量販店向け等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):30,318,000株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):30,089,972株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- IRイベント:決算補足資料はTDnetで開示済み。その他スケジュールの記載なし。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
- 売上高:26,891百万円(通期予想37,287百万円に対する進捗率72.1%)
- 営業利益:1,714百万円(通期予想3,169百万円に対する進捗率54.1%)
- 経常利益:1,917百万円(通期予想3,262百万円に対する進捗率58.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,573百万円(通期予想2,187百万円に対する進捗率72.0%)
- サプライズの要因:
- 営業利益が下振れた主因は原材料費、人件費、物流費等のコスト増と販売費及び一般管理費の増加。
- 第3四半期累計で特別利益(固定資産売却益 357,312千円等)と為替差益の増加により経常〜当期純利益が相対的に支えられている。
- セグメントでは国内は売上増だが利益率悪化、海外は売上・利益ともに減少で営業面の重し。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。Q3時点で営業利益進捗がやや遅れているため、下期での採算改善(コスト削減や既存店改善)が通期達成の鍵。特別利益は継続的とは限らないため、営業ベースの回復が重要。
財務指標
(数値は百万円、前年同期比は必ず%で記載)
- 損益計算書要点(第3四半期累計)
- 売上高:26,891 百万円(前年同四半期比 +5.9% / +1,505 百万円)
- 売上原価:8,243 百万円(前期比増加)
- 売上総利益:18,648 百万円
- 販管費等:16,933 百万円(前期比増加)
- 営業利益:1,714 百万円(前年同四半期比 △17.2% / △356 百万円)
- 経常利益:1,917 百万円(前年同四半期比 △10.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,574 百万円(前年同四半期比 +10.0%)
- EPS(四半期累計):52.31 円(前年同四半期 47.48 円)
- 営業利益率:6.4%(1,714 / 26,891)(参考:業種平均は企業により差異)
- 財政状態(第3四半期末、2025/12/31)
- 総資産:19,896 百万円(前期末比 +1,355 百万円)
- 純資産:11,621 百万円(前期末比 +960 百万円)
- 自己資本比率:58.4%(安定水準。前期 57.5%)
- 現金及び預金:6,880 百万円(前期末 7,151 百万円、△約270 百万円)
- 有利子負債:前期末比 減少(会社記載で△255 百万円)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース)
- ROE(Q3累計利益 / 期末自己資本ベース):約13.5%(1,573.99 / 11,621)(目安:10%以上で優良)
- ROA(Q3累計利益 / 総資産):約7.9%(1,573.99 / 19,896)(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:6.4%(前記)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:72.1%
- 営業利益進捗率:54.1%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:72.0%
- 過去同期間との比較:売上は成長だが営業利益は減少で進捗悪化
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
- 現金同等物残高は約6,880百万円(前期末比減少 約270百万円)。
- 減価償却費:667,951 千円(約668 百万円)(前年同期間 650,638 千円)
- フリーCF等の詳細は未開示(四半期CF未作成のため)、営業CF/純利益比率は算出不可だが現金残高はやや減少。
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は資料に無し(四半期累計のみ)。季節性は出店やシーズナル商品の影響ありと記載。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 58.4%(安定水準:目安40%以上)
- 流動負債合計 5,377 百万円、固定負債合計 2,897 百万円(詳細は貸借対照表参照)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率の推移は限定的だが、売上増で総資産は増加、営業利益率低下が課題。
- セグメント別(第3四半期累計)
- 国内店舗運営事業:売上 12,993 百万円(+12.6%)、セグメント利益 1,048 百万円(△11.0%)
- 海外店舗運営事業:売上 10,412 百万円(△3.8%)、セグメント利益 491 百万円(△31.9%)
- 商品販売事業:売上 3,486 百万円(+15.1%)、セグメント利益 498 百万円(+16.0%)
- 店舗数:合計 312 店(国内171店(+15)、海外141店(+1))
- 財務の解説(要約):
- 売上は出店効果と商品販売の拡大で増加。人件費・原材料・物流等コスト上昇が営業利益を圧迫。為替差益や固定資産売却益等の特別益が当期純利益を支えた。資産・負債ともに出店投資や敷金増加で拡大。自己資本比率は高水準で安定。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計 362,606 千円(主な内訳:固定資産売却益 357,312 千円、資産除去債務戻入益 5,293 千円)
- 特別損失:合計 51,819 千円(主な内訳:固定資産除却損 29,123 千円、減損損失 16,862 千円 等)
- 一時的要因の影響:特別利益が大きく、営業利益が前年割れでも当期純利益は前年を上回った。特別利益は非継続的要素であり、通期業績の持続的改善は営業利益の回復が前提。
- 継続性の判断:固定資産売却等は一時要因のため継続性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):10.00 円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):10.00 円(2026年3月期予想)
- 年間配当予想:20.00 円(前年は18.00 円)
- 配当利回り:–(株価データの開示なし)
- 配当性向(目安):通期予想EPS 72.17 円に対し年間配当20.00 円 → 配当性向(予想)約27.7%
- 特別配当:無
- 自社株買い:該当の記載なし
- 株主還元方針:配当予想の据え置き(増配の形)で安定的な株主還元を継続。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産は前期末比で約456 百万円増加(出店等に伴う増加との記載)
- 減価償却費:667,951 千円(約668 百万円)
- 研究開発:
受注・在庫状況(該当性)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:586,885 千円(前期 514,066 千円、+72,819 千円、+14.2%)
- 在庫回転日数等の記載は無し
セグメント別情報(要点)
- 国内店舗運営:出店効果(+15店)と創業40周年のプロモーション等が寄与して売上拡大。一方で原価・人件費上昇および夏場の来店減等で利益率低下。
- 海外店舗運営:出店と閉店が混在(国別で増減あり)。インフレ・人件費・家賃等コスト上昇、天候や治安問題で来店数が一部地域で減少。新規国進出の初期費用や開店遅延も利益圧迫。
- 商品販売:一風堂おみやげラーメンのリニューアル、量販店向け販売開始等で売上・利益ともに拡大。チャネル拡大が奏功。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画への言及は限定的だが、資料内では「出店加速」「QSC向上」「M&Aによる拡大」「海外新市場開拓(スペイン、ハラル等)」が継続方針として示されている。
- KPI達成状況:通期計画は据え置きだが、営業利益は下期の改善が仮定条件。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:本資料に同業比較は記載なし。外食業界全体では原材料・人件費上昇や円安の影響、インバウンド回復等が混在する環境と明記。
- 市場動向:国内は個人消費・インバウンドの回復が追い風だがコスト増と物価高で消費マインド悪化のリスクもある。海外はインフレ・地政学リスク等で地域差あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は2026年3月期の連結業績予想を修正していない(売上 37,287 百万円、営業利益 3,169 百万円、経常利益 3,262 百万円、当期純利益 2,187 百万円、EPS 72.17 円)。
- 会社予想の前提条件(為替等)の詳細は補足資料参照(本短信の該当ページを参照)。
- 予想の信頼性:Q3時点で営業利益が遅れ気味のため、下期の営業改善(既存店・海外の採算改善、販管費抑制等)が不可欠。会社はコスト削減施策(シフト調整、原材料見直し、DX導入等)を実施中と表明。
- 主なリスク要因:原材料価格、為替変動、海外の政治・治安状況、異常気象、労務コスト上昇、開店遅延、新規出店の採算性。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
- 監査(レビュー):第3四半期累計の財務諸表に対する監査法人によるレビューの記載無し
- その他:連結業績予想や前提については補足資料(5ページ)で詳細記載あり。将来予想には不確実性がある旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3561 |
| 企業名 | 力の源ホールディングス |
| URL | http://www.chikaranomoto.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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