2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計(2025/4–12)は概ね会社予想どおりの進捗で、サプライズは特段無し(上振れ/下振れいずれも大きな修正なし)。
- 業績の方向性:増収減益(売上収益 552,809 百万円、前年同期比 +3.2%;親会社帰属四半期利益 49,088 百万円、前年同期比 △4.4%)。
- 注目すべき変化:国内の「食料品製造・販売」および海外各地域で売上は増加している一方、海外卸売(売上増)などで収益性は足踏み。為替影響は売上ではマイナス要因(為替差で▲6,836 百万円)。
- 今後の見通し:通期予想(売上 731,000 百万円、営業利益 75,000 百万円、親会社帰属当期利益 60,000 百万円)は据え置き。第3四半期累計ベースの進捗は売上進捗約75.6%、営業利益進捗約81.0%、親会社利益進捗約81.8%で、現時点で達成可能性は高い想定だが為替や原材料等の変動がリスク。
- 投資家への示唆:売上は堅調も利益面で為替差損・販管費等の影響が出ている点に注意。自己資本比率が高く財務基盤は良好(安定水準)が、海外卸売収益性の改善余地と為替リスク管理が注目ポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:キッコーマン株式会社
- 主要事業分野:しょうゆを中心とした食料品の製造・販売、飲料・酒類・調味料、海外での食品製造販売および食料品卸売、その他(臨床診断用酵素等、賃貸、運送等)
- 代表者名:代表取締役社長 中野 祥三郎
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、IFRS、連結)
- セグメント(報告セグメント)
- 国内 食料品製造・販売:しょうゆ、食品、飲料、酒類の国内製造販売
- 国内 その他:臨床診断用酵素・衛生検査薬、ヒアルロン酸、不動産賃貸、運送等
- 海外 食料品製造・販売:海外でのしょうゆ・デルモンテ製品等の製造販売(地域別管理)
- 海外 食料品卸売:東洋食品等の仕入・販売(国内外)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):969,416,010株(2026年3Q)
- 期末自己株式数:42,874,750株(2026年3Q)
- 期中平均株式数(累計):935,851,554株(2026年3Q)
- 時価総額:–(開示資料上の当日時点の株価は別途確認が必要)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料作成:有(ただし決算説明会の開催は無)
- 株主総会/IRイベント:–(該当記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が据え置いている通期予想との比較は「修正なし」)
- 売上高:第3四半期累計 552,809 百万円(通期予想 731,000 百万円に対する進捗率 75.6%)
- 営業利益:第3四半期累計 60,762 百万円(通期予想 75,000 百万円に対する進捗率 81.0%)
- 親会社帰属当期利益:第3四半期累計 49,088 百万円(通期予想 60,000 百万円に対する進捗率 81.8%)
- サプライズの要因:
- 売上は国内・海外ともに増収で総額は上振れ傾向。ただし営業利益・当期利益は販管費やその他費用、為替差損(為替影響で売上は▲6,836 百万円のマイナス影響)等により前年同期から減益。
- セグメントでは海外卸売が売上増だが事業利益は減少(卸売:売上 +3.8%だが事業利益 △3.9%)。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想修正は無し。第3四半期の進捗は営業・純利益ともに約8割超と比較的順調だが、為替や原材料コスト、販管費の動向が通期達成に対する主要リスク。
財務指標
- 要点(第3四半期末 2025年12月31日)
- 資産合計:731,149 百万円(前期末 679,414 百万円、+51,735 百万円)
- 資本合計:554,193 百万円(前期末 516,049 百万円、+38,143 百万円)
- 親会社所有者帰属持分:546,584 百万円(持分比率 74.8%、前期末と同率=安定水準)
- 流動資産:336,850 百万円(うち現金及び現金同等物 88,981 百万円、前年同期比で現金減少)
- 流動負債:97,783 百万円
- 有利子負債(注記表ベース):約62,246 百万円(過去実績参照)
- 主要損益(累計 2025/4–12)
- 売上高:552,809 百万円(前年同期比 +3.2% / +17,294 百万円)
- 営業利益:60,762 百万円(前年同期比 △2.8% / △1,718 百万円)
- 税引前利益:67,350 百万円(前年同期比 △3.9%)
- 親会社帰属四半期利益:49,088 百万円(前年同期比 △4.4%)
- 1株当たり利益(累計):52.45 円(前年同期 53.97 円、△2.7%)
- 収益性指標(参考)
- 営業利益率:60,762 / 552,809 = 11.0%(前年同期 11.7% → 若干低下)
- 単純指標としてのROE(通期予想ベース):60,000 / 546,584 = 約10.98%(目安:10%以上=優良)
- 単純指標としてのROA(通期予想ベース):60,000 / 731,149 = 約8.21%(目安:5%以上=良好)
- (注)上記ROE/ROAは簡易計算。IFRSベースでの年次確定値や平均資本での算出が望ましい。
- 進捗率分析(第3四半期累計)
- 売上高進捗率:75.6%
- 営業利益進捗率:81.0%
- 親会社利益進捗率:81.8%
- 過去同期間と比較すると、利益の進捗が売上を上回っており、通期利益の達成可能性は高いが為替やその他費用が注意点。
- キャッシュフロー(注)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記)。ただしBS上の現金及び現金同等物は 88,981 百万円(前連結年度末 106,184 百万円、△17,202 百万円)。
- 営業債権の増加(97,140 百万円)・棚卸資産 107,035 百万円が増減の主要要素。
- フリーCF(直近開示の年間値等)は過去実績参照可能(前期フリーCF等は別途資料参照)。
- 四半期推移(QoQ):–(ここにQoQ詳細は記載無し)
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率:74.8%(安定水準)
- 流動比率(概算):336,850 / 97,783 ≒ 3.45(健全)
- D/E(参考):約12.2%(安定)
- 効率性・セグメント別:
- セグメント別で利益寄与は海外食料品製造・販売が高く、国内食料品製造・販売は増益。海外卸売は売上は伸長するも利益は減少。
特別損益・一時的要因
- 特別損益:大きな減損等の特記事項は無し(減損損失はほぼ無)。
- 為替差損益:為替差損益が発生(その他の収益費用内で為替差損 507 百万円等)、為替が業績に影響。
- 一時的要因の影響:その他の収益・費用の増減(固定資産売却益等)はあるが、全体として継続的な収益力の変化を示す特別項目は限定的。
配当
- 配当実績・予想:
- 第2四半期(中間)配当:10.00 円(支払済)
- 期末配当(予想):15.00 円
- 年間配当(予想):25.00 円(直近公表予想からの修正無し)
- 配当性向(会社提示ベース):通期予想の配当性向は約38.9%(資料内記載。目安としてやや高めの還元姿勢)
- 自社株買い等:第3四半期で自己株式の取得実施(累計で自己株式残高が増加)。特別配当は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(会社提示)
- 2026年3月期 通期設備投資(予想):70,000 百万円(会社資料の年間予想)
- 参考:前期(2025年)実績:46,835 百万円
- 減価償却費(通期予想):27,300 百万円(会社提示)
- 研究開発費:
- 第3四半期累計 R&D費用(累計):5,362 百万円(前期実績 5,067 百万円)
- 対売上比率:–(明確数値は別途計算が必要)
受注・在庫状況
- 受注情報:–(該当記載なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:107,035 百万円(前連結年度末比 +2,138 百万円、前年同期比では若干の増減あり)
- 在庫回転日数等:–(記載なし)
セグメント別情報(主なポイント)
- 国内 食料品製造・販売:売上 123,752 百万円(+3.1%)、事業利益 9,592 百万円(+12.4)→ 増収増益。飲料(豆乳飲料等)が好調。
- 国内 その他:売上 16,490 百万円(約前年並み)、事業利益 1,294 百万円(+10.7)→ 減収増益。
- 海外 食料品製造・販売:売上 127,345 百万円(+1.5%)、事業利益 32,001 百万円(+0.8)→ 増収増益(北米・欧州・亜豪での家庭用が寄与)。
- 海外 食料品卸売:売上 316,806 百万円(+3.8%)、事業利益 22,343 百万円(△3.9%)→ 増収減益。コスト増や為替、地域別の収益性差が影響。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内では中期計画の修正や重要な変更は開示されていない。既存の中期KPIとの整合は概ね維持されている旨の記載。
- KPI達成状況:事業利益等は中期目標に対して概ね順調だが、海外卸売の利益改善が重要課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界経済は地域差はあるが概ね緩やかな持ち直し。国内では豆乳等健康志向製品の伸長、海外では北米・欧州・アジアでの家庭用需要が回復傾向。
- 競合比較:個別競合との詳細比較は本資料に記載無し。食品分野におけるブランド力(しょうゆ等)は強み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想:売上 731,000 百万円(+3.1%)、事業利益 78,000 百万円(+0.9%)、営業利益 75,000 百万円(+1.8%)、税引前利益 81,800 百万円(△2.3%)、親会社帰属当期利益 60,000 百万円(△2.7%)
- 直近公表の予想に変更無し(為替前提等の具体値は補足資料参照)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は利益面で通期予想達成に向けて良好。ただし為替・原材料価格・地域別需要変化が主要リスク。
- リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、販管費(広告・販促)増加、海外事業での競争激化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:当四半期における会計方針変更・見積り変更は無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記)。
- その他:配当予想の修正は無し。決算補足説明資料はTDnetおよび会社WEBに掲載。
(注)
- 本要約は開示資料に基づく整理であり、投資の勧誘・助言を目的とするものではありません。数値は資料中の百万円未満切捨てでの記載に準拠しています。不明な項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2801 |
| 企業名 | キッコーマン |
| URL | http://www.kikkoman.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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