2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 市場予想は不明だが、会社予想(通期)からの修正はなし。第3四半期(累計)実績は通期予想に対する進捗率が高く、サプライズ要素は限定的。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高 +0.6%、営業利益 +32.4%、経常利益 +23.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +15.8%)。
- 注目すべき変化: 営業利益が前年同期比で大幅増(+32.4%)、主因は採算改善と一部連結子会社の好調。売上はほぼ横ばい(+0.6%)だが、製品ミックスと販売価格の変動でセグメント内に増減が混在。
- 今後の見通し: 会社は2025年通期予想(売上28,500百万円、営業利益1,250百万円、当期純利益1,010百万円)を据え置き。第3四半期時点での進捗率(売上68.5%、営業利益75.4%、純利益80.2%)は通期達成可能性を示唆。ただし、原料価格や製品価格動向(輸入小麦価格引下げに伴う製品価格改定等)がリスク。
- 投資家への示唆: 収益性改善が確認され、自己資本比率80.2%と財務安全性は高い。一方、輸入小麦価格の政府売渡価格引下げに伴う製品値下げがあり、来期以降のマージン動向に注意が必要。配当は現状予想通りで増配見込み(2025年予想:年間44.00円)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 鳥越製粉株式会社 (コード番号 2009)
- 主要事業分野: 食料品(製粉、ミックス製品等)、飼料、受託保管等(単一セグメント報告)
- 代表者名: 代表取締役会長兼社長 鳥越 徹
- URL: https://www.the-torigoe.co.jp/
- 問合せ先: 取締役常務執行役員 管理本部長 中川 龍二三(TEL 092-477-7112)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年11月10日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期・連結)
- セグメント:
- 単一セグメント(食料品)として報告。社内では製粉、食品(ミックス等)、精麦、飼料、その他に区分して管理。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 26,036,374株
- 期末自己株式数: 2,746,504株
- 期中平均株式数(四半期累計): 23,284,873株
- 今後の予定:
- 決算発表(本資料が第3四半期): –(次回:通期発表/期末予定は別途)
- IRイベント: 決算説明会の有無: –(欄に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社通期予想に対する第3四半期累計の「達成率」=実績累計/通期予想)
- 売上高: 19,519百万円 → 通期予想28,500百万円に対する進捗率 68.5%
- 営業利益: 943百万円 → 通期予想1,250百万円に対する進捗率 75.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 810百万円 → 通期予想1,010百万円に対する進捗率 80.2%
- サプライズの要因:
- 営業利益の上振れは採算改善(コスト管理)、一部連結子会社の堅調さ、売上総利益の増加(売上原価の抑制)による。
- 一方、売上は製粉・食品で出荷数量や価格調整の影響により分化(製粉・食品は減少、精麦は増加)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期時点の進捗は利益面で高く、通期達成の可能性は比較的高いと判断されるが、原料価格(輸入小麦)や製品価格改定、物流・人件費動向が上振れ/下振れ要因。
財務指標
- 主要数値(単位:百万円)
- 売上高(第3Q累計): 19,519(前年同期 19,405、増減 +0.6%)
- 売上総利益: 3,844(前年同期 3,542)
- 営業利益: 943(前年同期 712、+32.4%)
- 経常利益: 1,196(前年同期 968、+23.6%)
- 四半期純利益(親会社株主): 810(前年同期 700、+15.8%)
- 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後): 34.80円(前年同期 30.07円)
- 財政状態(2025年9月30日時点)
- 総資産: 44,803百万円(前連結年度末 45,396百万円、減少)
- 純資産: 35,961百万円(前期末 35,936百万円、ほぼ横ばい)
- 自己資本比率: 80.2%(安定水準)
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- 営業利益率: 943 / 19,519 = 4.83%(通期想定営業利益率:1,250 / 28,500 = 4.39%)
- ROA(通期予想ベース簡易算出): 1,010 / 44,803 = 約2.25%(目安: 5%以上が良好 → 低い)
- ROE(通期予想ベース簡易算出): 1,010 / 35,929 = 約2.81%(目安: 8%以上で良好 → 低い)
- 進捗率分析(第3Q累計/通期予想)
- 売上高進捗率: 68.5%(通常の均等進捗は約75%だが、業種の季節性等に依存)
- 営業利益進捗率: 75.4%(利益は進捗良好)
- 純利益進捗率: 80.2%(進捗良好)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 減価償却費: 515,950千円(前年同期 491,961千円)
- 現金及び預金: 9,068百万円(前期末 10,373百万円、減少)
- 短期借入金・長期借入金合計(2025/9/30): 短期 1,426.5百万円、長期 1,478.8百万円 → 借入金合計は概算で約2,905.3百万円
- フリーCF等の算出不可(CF計算書未提示のため)。
- 営業CF/純利益比率: –(CF未提示)
- 四半期推移(QoQ): 詳細QoQ数値は非記載。季節性は製粉業界で需給変動あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 80.2%(安定水準)
- 流動負債合計: 3,725百万円、固定負債合計: 5,116百万円(負債合計 8,842百万円、前期比減少)
- 効率性: 総資産回転率等の詳細は未算出(必要項目は限定的)。
- セグメント別: 単一セグメントだが社内区分として以下の売上高変動あり(第3Q累計、前年同期比)
- 製粉: 864百万円(表記上は「86億4百万円」→ 8,604百万円、▲0.6%)
- 食品(ミックス等): 4,985百万円(▲4.2%)
- 精麦: 4,906百万円(+8.4%)
- 飼料: 984百万円(▲0.1%)
- その他: 39百万円(+21.1%)
- 財務の解説: 総資産は有形固定資産の増加で増えた一方、現預金や売掛金が減少し、負債は支払手形・買掛金や借入金の減少で低下。その他有価証券評価差額金の増減や繰延税金負債の調整が純資産に影響。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益: 55,425千円(前年 98,945千円)
- 受取保険金: 11,194千円
- 固定資産売却益: 199千円
- 特別損失:
- 固定資産除却損: 9,293千円
- 災害による損失: 9,617千円
- 減損損失: 373千円
- 特別損失合計: 19,285千円(前年 4,772千円)
- 一時的要因の影響:
- 災害損失や除却損の増加で特別損失が拡大。投資有価証券売却益は前年同期より減少。
- その他有価証券評価差額金の変動(税率変更影響で85,820千円の減少)が包括利益に影響(包括利益は987百万円で前年同期比△47.1%)。
- 継続性の判断: 災害損失は一時的要因。投資有価証券売却は発生の有無に依存する。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年実績(年間): 41.00円(表記)
- 2025年予想(年間): 44.00円(公表予想から変更なし)
- 中間配当: –(表中は第2四半期末等の表示だが当Q報では年間予想のみ明示)
- 配当利回り: –(株価情報未提示のため算出不可)
- 配当性向: –(通期予想純利益に対する配当額で算出可だが、具体的配当構成(中間/期末)を明確化する必要あり)
- 特別配当: なし(記載なし)
- 株主還元方針: 株式報酬制度を導入(取締役等に対する交付信託あり)。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額: –(第3四半期資料に明示なし。ただし有形固定資産が増加している旨の記載あり。)
- 減価償却費: 515,950千円(前年同期 491,961千円)
- 研究開発(R&D): –(記載なし)
受注・在庫状況(該当部分の抜粋)
- 在庫状況(2025/9/30):
- 商品及び製品: 1,325百万円(前期末 1,367百万円)
- 原材料及び貯蔵品: 4,766百万円(前期末 5,385百万円、減少)
- 在庫回転日数等: –(記載なし)
- 受注状況: –(記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況(社内区分):
- 製粉: 出荷増も輸入小麦政府売渡価格引下げに伴う製品価格改定で売上微減(▲0.6%)。
- 食品(ミックス): 出荷数量減で売上減(▲4.2%)。
- 精麦: 出荷数量増と販売価格上昇で売上増(+8.4%)。
- 飼料: 出荷数量増も販売価格下落でほぼ横ばい(▲0.1%)。
- 地域別売上: –(記載なし)
- セグメント戦略: 中期経営計画「TTC150 Stage3」を基盤に採算改善と企業価値向上を追求。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「TTC150 Stage3」に基づく施策実施中(詳細指標は添付資料参照)。
- KPI達成状況: 明示的KPIは本資料に詳細記載なし。採算性改善は計画に沿った成果の一端と読み取れる。
競合状況や市場動向
- 市場動向: インバウンドや所得改善の追い風がある一方、原材料・エネルギー・物流・人件費高止まりで食品業界は厳しい環境。消費者の節約志向が強まり価格転嫁の制約あり。
- 競合他社比較: 本資料に他社比較データはなし(同業との相対評価は別途市場データが必要)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025年12月期): 売上高 28,500百万円(+8.9%)、営業利益 1,250百万円(+17.6%)、経常利益 1,510百万円(+7.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,010百万円(+6.3%)、1株当たり当期純利益 43.38円。
- 会社予想の修正: なし(2025年2月12日公表の予想から変わらず)。
- 会社が示す前提: 為替・原料価格等の変動が重要であり、今後重要な変更があれば適時開示予定。輸入小麦価格の引下げ(2025年10月1日実施)に伴い製品価格改定(2026年1月10日納品分より)を予定。
- 予想の信頼性: 第3四半期時点の利益進捗が良好で通期予想達成のメドは立っているが、原料価格や製品価格の外部ショックがリスク。過去の予想達成実績は本資料からは不明。
- リスク要因: 輸入小麦価格変動、製品価格下落リスク、エネルギー・物流・人件費の上昇、災害等の突発要因、税制(防衛特別法人税導入に伴う繰延税金影響)。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用に伴う会計方針変更を第1四半期から適用。四半期連結財務諸表への影響はないと記載。
- 税率変更影響: 防衛特別法人税導入に伴う法定実効税率(30.5%→31.4%)の反映で、繰延税金負債等に変動(繰延税金負債 +91,527千円、法人税等調整額 +8,418千円、その他有価証券評価差額金 -85,820千円)。
- その他重要事項: 株式報酬制度(交付信託)あり。信託保有株式は期末自己株式として純資産部に計上(信託残存株式 333,000株、帳簿価額 214,119千円)。
注記: 本資料は提供された決算短信に基づき要点を整理したものです。投資助言は行いません。情報に不足・不明な項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2009 |
| 企業名 | 鳥越製粉 |
| URL | http://www.the-torigoe.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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