2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は同日(2026/2/16)に通期業績予想の修正を発表しているため、今回の中間実績は「修正後の方針と整合」。市場予想との比較は資料に記載なし(市場予想:–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 2,534 百万円、前年同期比 +15.3%/営業利益 84 百万円、前年同期は △111 百万円 → 改善)。
  • 注目すべき変化:試薬・消耗品が1,001 百万円(前年同期比 +52.9%)と高成長。装置も増(1,165 百万円、+16.3%)。サービス売上は減少(368 百万円、△31.9%)。
  • 今後の見通し:通期予想は修正あり(通期売上 4,997 百万円、営業利益 166 百万円)。中間進捗は売上進捗率 50.7%、営業利益進捗率 50.9%、純利益進捗率 53.7%で、通期達成に向け概ね順調と判断できる水準。
  • 投資家への示唆:再編・ODM(欧州大手向け)を通じた装置+試薬のリカーリング化が利益改善を牽引している点が最重要。営業キャッシュフローはマイナスが続いており(当中間期:△168 百万円)、資金繰りは短期借入で補っているため、収益改善の持続性と営業CF回復を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(コード 7707)
    • 主要事業分野:ライフサイエンス・ヘルスケア向けの検査・診断装置及びそれに伴う試薬・消耗品、サービス(ODM含む)
    • 代表者名:代表取締役社長 杉山 悠
    • その他:中期経営計画(事業再生フェーズ:2025〜2027期、最終年度目標 売上 5,564 百万円、営業利益 438 百万円)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月16日
    • 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期)連結、2025年7月1日〜2025年12月31日
  • セグメント:
    • 装置:検査・診断用装置(PSSプラットフォーム含む、ODM販売含む)
    • 試薬・消耗品:核酸抽出試薬、PCR等の試薬、専用プラスチック消耗品
    • サービス・その他:装置メンテナンス、スペアパーツ、受託開発等
    • 注:当中間期より従来区分を変更(「装置」「試薬・消耗品」「サービス・その他」へ)
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株式含む):27,666,900 株(2026年6月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):27,292,021 株
    • 自己株式数(期末):206,129 株(2026年中間期)→ 資料に金額あり(53,594 千円)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:有(機関投資家向け、開催済/予定の詳細は資料参照)
    • 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較、達成率)
    • 売上高:中間実績 2,534 百万円。通期予想 4,997 百万円に対する進捗率 50.7%(達成ペース)
    • 営業利益:中間実績 84 百万円。通期予想 166 百万円に対する進捗率 50.9%(達成ペース)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 61 百万円。通期予想 115 百万円に対する進捗率 53.7%
    • 市場予想との比較:資料に記載なし(–)
  • サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
    • 上振れ要因:PSSプラットフォーム向け装置(欧州大手向けODM)と、累計出荷増に伴う試薬・消耗品のリカーリング売上の増加。
    • 下振れ要因:サービス・受託開発の売上減少(受託開発減少でサービスが約△32%)。
    • 一時要因:連結範囲の変更(エヌピーエス(NPS)社の連結除外)や持分法移行に伴う持分変動損失 2,237 千円 等の影響あり。
  • 通期への影響:中間進捗は概ね均等進捗(約50%台)で通期予想達成は可能性ありと同社は説明。だが営業CFのマイナス継続と短期借入の増加が留意点。

財務指標

  • 貸借対照表(要点)
    • 総資産:5,279,224 千円(前期末 4,937,576 千円、増加 341,648 千円)
    • 純資産:3,845,211 千円(前期末 3,760,786 千円、増加 84,425 千円)
    • 自己資本比率:72.8%(前期 76.2%)→ 72.8%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 現金及び預金:1,008,344 千円(期首 1,036,408 千円)
    • 短期借入金:795,000 千円(前期末 500,000 千円、増加)
  • 損益(中間期、千円)
    • 売上高:2,534,391 千円(前年同期 2,197,231 千円、+15.3%、+337,160 千円)
    • 売上総利益:788,089 千円(前年同期 647,227 千円、+21.8%)
    • 販管費:703,334 千円(前年同期 758,498 千円、△7.3%)
    • 営業利益:84,755 千円(前年同期 △111,270 千円 → 増益)
    • 経常利益:69,166 千円(前年同期 △119,000 千円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:61,907 千円(前年同期 △156,061 千円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):2.27 円(前年同期 △5.65 円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:84,755 / 2,534,391 = 3.34%(業種平均との比較は業種によるが、目安:高ければ良好)
    • ROA(中間期ベース):61,907 / 5,279,224 = 1.17%(中間期) → 年率換算約 2.34%(目安:5%以上良好。現状は低め)
    • ROE(中間期ベース):61,907 / 3,845,211 = 1.61%(中間期) → 年率換算約 3.22%(目安:8%以上で良好。現状は未達)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:50.7%(2,534 / 4,997)
    • 営業利益進捗率:50.9%(84 / 166)
    • 純利益進捗率:53.7%(61 / 115)
    • 過去同期間との比較:前年同期は赤字であったため「改善ペース」と評価できる
  • キャッシュフロー(中間期、千円)
    • 営業CF:△168,291 千円(前年同期 △58,514 千円 → 営業CFは悪化)
    • 投資CF:△37,445 千円(前年同期 △5,929 千円、主に有形固定資産取得38,236 千円)
    • 財務CF:+272,465 千円(前年同期 △144,989 千円、主に短期借入金純増 +295,000 千円)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):△205,736 千円(営業CFがマイナスのためフリーCFはマイナス)
    • 営業CF/純利益比率:△168,291 / 61,907 = △2.72(目安 1.0 以上が健全 → 現状は効率的な現金創出が不足)
    • 現金同等物残高:1,008,344 千円(中間期末、期首 1,036,408 千円)
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計のみで四半期毎の内訳は限定的(但し第1四半期も営業利益計上。季節性は特段記載なし)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:72.8%(安定水準)
    • 流動比率(概算):流動資産 3,623,918 / 流動負債 1,411,856 = 2.57(良好、目安:100%以上)
    • 負債構成:短期借入増で流動負債が増加(短期依存の増加に留意)
  • 効率性:総資産回転率等は四半期ベースで低めの伸びだが試薬売上拡大で改善傾向

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし(当中間期は特別利益計上なし)
  • 特別損失:合計 3,647 千円(主な内訳:事業構造改善費用 1,409 千円、持分変動損失 2,237 千円 等)
  • 一時的要因の影響:エヌピーエス(NPS)社に関する連結範囲の変更(連結除外・持分法適用)に伴う影響があり、損益・貸借対照表・CFに断続的影響あり。だが当中間期の営業改善は本業収益の回復による部分が大きい。
  • 継続性の判断:試薬・消耗品のリカーリング売上は継続性が高いと説明されている。一方、持分法移行や受託開発の変動は次期にも影響し得る。

配当

  • 中間配当:0.00 円(実績)
  • 期末配当(予想):未定(会社は期末配当を業績見通し等を踏まえ判断すると明記)
  • 年間配当予想:未定(直近公表からの修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:–(通期予想と政策によるため現時点で未確定)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの新規公表なし(過去に譲渡制限付株式報酬のため自己株式処分あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得:38,236 千円(当中間期)
    • 減価償却費:100,122 千円(当中間期)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(明細の記載なし)
    • 主なテーマ:糖鎖解析(がん・自己免疫疾患向けマーカー・解析システム開発)を新規分野として注力

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況:–(報告に受注高等の定量記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・製品、仕掛、原材料等合計の変動):商品及び製品 507,106 千円(前期 611,632 千円、減少)、原材料及び貯蔵品 925,036 千円(前期 848,046 千円、増加)
    • 在庫の質:特記事項なし

セグメント別情報

  • セグメント別売上(当中間期)
    • 装置:1,165 百万円(前年同期比 +16.3%)— 内訳:PSSプラットフォーム(主に欧州ODM) 991 百万円(+46.5%)、その他装置 173 百万円(△46.6%)
    • 試薬・消耗品:1,001 百万円(前年同期比 +52.9%)— 累計出荷台数増に伴う伸長
    • サービス・その他:368 百万円(前年同期比 △31.9%)— 受託開発減少が主因
  • セグメント戦略:装置のOEM/ODM拡大と、試薬・消耗品によるリカーリングモデルへの注力。糖鎖解析等の新規分野で将来的成長を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(公表済):事業再生フェーズ(2025〜2027期)、最終年度目標 売上 5,564 百万円、営業利益 438 百万円
  • 進捗状況:当中間期の売上・営業利益は増益基調であり、通期目標に向けた中間段階としては改善が見られるが、営業CF回復と粗利率維持が鍵

競合状況や市場動向

  • 競合比較:資料に直接的な同業比較記載なし(–)。ただしライフサイエンス・ヘルスケア分野は需要は安定している一方、コスト上昇圧力が継続。
  • 市場動向:原材料・物流・人件費の上昇圧力が続く点を会社もリスクとして挙げている。欧州ODMへの依存度上昇は収益安定化に寄与する一方、特定顧客依存リスクも意識必要。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年6月期予想・修正後):売上 4,997 百万円(+6.5%)、営業利益 166 百万円、経常利益 134 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 115 百万円、1株当たり当期純利益 4.21 円
    • 次期予想:–(資料に記載なし)
    • 会社予想の前提:為替や原材料前提の明細は本資料に限定的記載(詳細前提は別途発表資料参照の可能性)
  • 予想の信頼性:中間進捗がほぼ均等配分で来ており、通期見通しとの整合性は良いが、営業CFのマイナス継続と短期借入増が流動性面の変動要因として残るため注視が必要
  • リスク要因:為替、原材料価格、顧客集中(欧州大手ODM依存)、受託開発の回復遅延、連結範囲の変化等

重要な注記

  • 会計方針の変更:当中間期における会計方針の変更はなし。ただし連結の範囲に重要な変更あり(エヌピーエス株式会社を連結の範囲から除外し、持分法適用へ変更)。
  • その他重要事項:
    • エヌピーエス(NPS)社の事業分離・第三者割当増資等により連結範囲・持分法適用の変更が発生。分離した事業の当中間期損益(概算):売上 121,345 千円、営業損失 △18,544 千円。
    • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。

(注)資料に記載の数値は百万円未満切捨てまたは千円単位で表示。市場予想や株価に基づく指標は本資料に含まれないため「–」と表記。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7707
企業名 プレシジョン・システム・サイエンス
URL http://www.pss.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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