2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較は開示資料に過去予想が記載されておらず比較不可(会社予想との比較:–、市場予想:–)。ただし、一時要因(事業撤退損・為替換算調整勘定の取崩し)により親会社株主に帰属する当期純損失が大幅に拡大(前期△1,114→当期△2,417百万円)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(3,027百万円、前期比△3.0%)だが、営業損失は縮小(営業損失67百万円→前期△90百万円)。経常は損失転換(当期△44百万円、前期+21百万円)。最終は大幅な赤字拡大(親会社株主に帰属する当期純損失△2,417百万円)。
  • 注目すべき変化:特別損失が膨らんだ点(事業撤退損1,910百万円、為替換算調整勘定取崩損1,561百万円、合計特損3,563百万円)と、それに対する法人税等調整益(1,193百万円)で税効果処理された点が最重要。
  • 今後の見通し:2025年3月期は「売上高3,500百万円、営業利益300百万円、経常利益50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,100百万円」と黒字回復を見込むが、原燃料高・円安・地政学リスク等の不確実性を注記。業績回復は経営側想定に依存。
  • 投資家への示唆:今期の純損失は一時要因(事業撤退・為替調整取崩)に起因する部分が大きく、営業ベースでは改善が見られる(営業損失縮小)。ただし自己資本比率8.9%・流動比率約41%等、財務面の脆弱性は残るため、黒字予想の前提内容(為替・販売回復・追加特損の有無)を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:オーミケンシ株式会社(証券コード 3111)
    • 主要事業分野:繊維(レーヨン綿、紡績糸、編織物等の生産販売)、不動産(不動産賃貸等)、食品(食料品の製造加工販売)およびその他(ソフトウェア開発等)
    • 代表者名:代表取締役社長 高口 彰
    • その他:連結子会社の異動あり(除外:オーミ・ド・ブラジルテキスタイル株式会社)
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年5月10日
    • 対象会計期間:2024年3月期(連結、2023年4月1日~2024年3月31日)
    • 決算説明資料作成の有無:無、決算説明会の有無:無
  • セグメント:
    • 繊維:レーヨン綿、紡績糸、編織物等の生産販売
    • 不動産:不動産賃貸等
    • 食品:食料品の製造加工販売
    • その他:報告セグメント外事業(ソフトウェア開発・販売等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):6,602,459株(2024/3/31)
    • 期中平均株式数:6,597,151株(2024年)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2024年6月27日
    • 有価証券報告書提出予定日:2024年6月27日
    • 配当支払開始予定日:–(普通株式は無配)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較(当期:会社側期初予想の開示なしのため比較不可):売上高 3,027百万円(達成率:–)、営業利益 △67百万円(達成率:–)、親会社株主に帰属する当期純利益 △2,417百万円(達成率:–)
    • 市場予想との比較:–(資料に市場コンセンサス記載なし)
  • サプライズの要因:
    • 主因は特別損失の増加(事業撤退損1,910百万円、為替換算調整勘定取崩損1,561百万円)に伴う特損計3,563百万円の計上。
    • 営業面では繊維・食品の販売減(中国販売不振、原燃料高・円安の影響)が弱材料。一方、不動産は賃貸収入増で好調(売上高増・セグメント利益増)。
    • 法人税等調整額(益)1,193百万円の計上で当期純損失が軽減。
  • 通期への影響:
    • 会社は2025年3月期に黒字回復予想を提示(営業利益300百万円、純利益1,100百万円)。しかし外部要因(原燃料高・為替・地政学リスク)と財務基盤(低自己資本比率・短期借入依存)を勘案すると、予想達成には前提の実現が必要。追加の一時損や資金繰り悪化が生じれば計画修正の可能性あり。

財務指標

  • 財務諸表 要点(連結、単位:百万円)
    • 売上高:3,027(前期3,122、前年同期比△3.0%)
    • 売上総利益:1,242(前期1,213、+2.4%)
    • 営業損失:△67(前期△90、改善)
    • 経常損失:△44(前期+21、悪化)
    • 親会社株主に帰属する当期純損失:△2,417(前期△1,114、悪化)
    • 総資産:18,225(前期19,718、△1,493)
    • 純資産:1,613(前期2,554、△940)
    • 現金同等物残高:739(前期1,536、△797)
  • 収益性(注:前年同期比は%で表示)
    • 売上高:3,027百万円(△3.0%)
    • 営業利益:△67百万円(営業利益率 -2.2%、前期 -2.9%)
    • 経常利益:△44百万円(前年は+21百万円)
    • 純利益:△2,417百万円(△117.0%を超える拡大、表記は負の変動)
    • EPS(1株当たり当期純利益):△366.52円(前期 △168.94円)
  • 収益性指標(目安併記)
    • ROE:概算 △149.8%(親会社株主に帰属する当期純損失△2,417 / 自己資本1,613 → 大幅なマイナス)
    • ROA:概算 △13.3%(△2,417 / 総資産18,225 → 大幅なマイナス)
    • 営業利益率:-2.2%(業種平均は分野により差異、目安として正の数値が望ましい)
  • 進捗率分析(四半期進捗は非掲載のため省略)
  • キャッシュフロー(連結、単位:百万円)
    • 営業CF:△1,403(前期△1,416)— 税引前損失と一時項目の支払でマイナス
    • 投資CF:+287(前期+466)— 有形固定資産売却収入792、取得支出521
    • 財務CF:+295(前期△719)— 短期借入金の純増1,018が主因
    • フリーCF:営業CF – 投資CF = △1,690百万円(概算、マイナス)
    • 営業CF/当期純利益比率:約0.58(|-1,403|/| -2,417| ≒ 0.58、目安1.0以上が健全→未達)
    • 現金同等物残高:739(前期1,536)
  • 四半期推移(QoQ):資料は通期のみの開示で四半期推移は記載なし
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:8.9%(目安:40%以上が安定、現状は低水準)
    • 流動資産:1,877、流動負債:4,548 → 流動比率 ≒ 41%(100%以上が望ましい→低い)
    • 負債合計:16,611(自己資本1,613に対し高い借入依存)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率の推移:営業利益率はマイナスだが前期より改善
  • セグメント別(連結、単位:百万円、前年比%)
    • 繊維:売上高1,479(△7.8%)、セグメント損失133(前期△50→悪化)
    • 不動産:売上高1,119(+12.9%)、セグメント利益742(+19.5%) — 収益の柱に
    • 食品:売上高107(△22.1%)、セグメント損失80(前期△69→悪化)
    • その他:売上高320(△17.4%)、セグメント損失104(前期△9→悪化)
  • 財務の解説:
    • 売上は小幅減だが、不採算事業の撤退・特別損失計上による最終損失拡大が主因。営業利益は前期より改善しており、本業改善の兆候もあるが、資本(純資産)の減少と現金残高の減少で財務余裕は限定的。短期借入の純増で資金繰りを補っており、流動性リスクに注意が必要。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:–(該当大きな特別利益はなし)
  • 特別損失:合計3,563百万円(前期1,580百万円)
    • 固定資産売却損:74百万円
    • 固定資産廃棄損:6百万円
    • 減損損失:9百万円(前期791)
    • 事業撤退損:1,910百万円(前期778)
    • 為替換算調整勘定取崩損:1,561百万円(前期該当なし)
  • 一時的要因の影響:特別損失除外すると、経常損益や税効果を踏まえた場合の「実質的な」業績は当期の大幅赤字ほど深刻ではない可能性がある。営業損失は縮小しており本業の改善は見られる。
  • 継続性の判断:事業撤退損・為替換算取崩は一時性要因とされるが、為替や原燃料高は継続的リスク。今後同種の撤退や評価損が発生するかは経営判断・市場環境次第。

配当

  • 配当実績と予想(普通株式)
    • 中間配当:0.00円(2024年3月期)
    • 期末配当:0.00円(2024年3月期)
    • 年間配当:0.00円(2024年3月期)
    • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
    • 配当性向:–(赤字のため参考値なし)
  • 種類株式(A種優先株式):2025年3月期(予想)期末に11.265円の配当想定(資料記載)
  • 特別配当の有無:なし
  • 株主還元方針:普通株式は無配継続。自社株買い:当期実績ほぼなし(取得△0)。今後は業績動向を踏まえ検討と記載。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産の取得)
    • 当期:521百万円(前期:123百万円)— 主に設備取得。注記では研究開発・管理部門設備投資も含む調整あり。
    • 減価償却費:36百万円(前期30)
  • 研究開発:R&D費用の明確内訳記載なし(–)

受注・在庫状況(該当性)

  • 受注状況:受注高・受注残高等の記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:532百万円(前期508、+24)
    • 原材料及び貯蔵品:73百万円(前期89、△16)
    • 在庫回転日数:記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別の概況(要点再掲)
    • 繊維:売上1,479百万円(△7.8%)、セグメント損失△133百万円(悪化)
    • 不動産:売上1,119百万円(+12.9%)、セグメント利益742百万円(好調)
    • 食品:売上107百万円(△22.1%)、セグメント損失△80百万円(悪化)
    • その他:売上320百万円(△17.4%)、セグメント損失△104百万円
  • セグメント戦略:資料では高付加価値商品の開発・販売力強化を通じた収益基盤の強化を掲げる(次期の見通しに反映)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では2020年決議の事業再構築策を継続実行と明示。中期KPIの詳細は資料に記載なし(–)。
  • 進捗状況:事業再構築に伴う撤退処理が一巡しておらず、追加特損が発生。営業面の改善は見られるが、純資産回復が課題。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:原燃料高、円安、地政学リスク(ウクライナ・中東)および中国経済の下振れ懸念が当社業績に影響と記載。繊維部門は中国販売の不振で苦戦。

今後の見通し

  • 業績予想(2025年3月期)
    • 売上高:3,500百万円(+15.6%)
    • 営業利益:300百万円
    • 経常利益:50百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,100百万円
    • 会社は前提条件(為替、原燃料等)を考慮して算定したと説明。なお予想は外部不確実性が高く、前提崩れで修正の可能性あり。
  • 予想の信頼性:過去は一時損の計上が業績を大きく変動させているため、予想は前提次第で変動しやすい。会社コメントでも大きな影響が見込まれる場合は速やかに開示すると明記。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、海外販売(特に中国)鈍化、追加の事業撤退や評価損発生、流動性・資本不足による資金繰りリスク。

重要な注記

  • 会計方針:会計基準の変更等はなし(資料内で明記)。
  • 連結範囲の変更:重要な子会社の異動あり(除外 1 社:オーミ・ド・ブラジルテキスタイル株式会社)。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)と明記。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3111
企業名 オーミケンシ
URL http://www.omikenshi.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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