2026年3月期第3四半期決算説明資料 米国会計基準 (US GAAP)
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: ROE目標(8〜10%+)を堅持し、ストック型収益の積み上げと高付加価値ビジネス(ウェルス、IM、IBなど)による収益拡大を強調。自己株式取得(上限1億株、最大600億円)を決議し株主還元を明確化。
- 業績ハイライト: 2026年3月期第3四半期(Q3)
- 収益合計 551.8億円(前四半期比+7%、前年同期比+10% → 良)
- 税前利益 135.2億円(前四半期比−1%、前年同期比−2% → 微減)
- 当期純利益(親会社株主に帰属)91.6億円(前四半期比−1%、前年同期比−10% → 悪化)
- 1-3Q累計:収益1,590.5億円(+10%)、税前利益432.1億円(+15%)、当期純利益288.2億円(+7%) → 良好
- 戦略の方向性: ストック型収入(WMの資産残高・収入)とIMのAUM拡大(マッコーリー買収でAUM大幅増)を成長基盤とし、ホールセール(特にグローバル・マーケッツ/IB)の好調を収益牽引要因とする方針。預金スイープ等バンキング機能強化も推進。
- 注目材料:
- マッコーリーのパブリック・アセットマネジメント事業買収完了(2025/12/1)によりIMの運用資産残高が134.7兆円へ拡大(事業収益は部門設立以降で最高)。
- ウェルス・マネジメントでストック資産純増(四半期で過去最高、+5,039億円)・ストック収入カバー率71%(前年同期比+8pt)。
- 自己株式取得(上限1億株、上限取得価額合計600億円)を実施。
- 「その他」セグメントでデジタル・アセット関連の市況悪化による損失計上(Q3でその他税前損失:−103億円)。
- 一言評価: ストック型収益とホールセールの好調で基盤強化が進む一方、買収関連コスト・一部市況悪化が短期利幅を圧迫しており、成長基盤は良好だがコスト動向と買収効果の実行が鍵。
基本情報
- 説明会情報: 開催日時:2026年1月(資料作成本日付)/形式:資料(配布スライド)中心(オンライン/対面の詳細は資料に明記なし)/参加対象:投資家向け(個人投資家含む)
- 説明者: 発表者(役職)と発言概要:資料上の個別スピーカー名記載なし。経営陣全体としてROE目標達成・事業別ハイライトを説明。
- セグメント:
- ウェルス・マネジメント部門(顧客資産管理、ストック/フロー収入)
- インベストメント・マネジメント部門(アセットマネジメント、運用資産・事業収益、投資損益)
- ホールセール部門(グローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキング)
- バンキング部門(ローン、投信受託等)
- その他(本社勘定、関連会社持分、デジタル・アセット等)
業績サマリー
- 主要指標(2026年3月期Q3 / 1-3Q累計比較)
- 収益合計(金融費用控除後): Q3 551.8億円(前四半期比+7%、前年同期比+10% → 良)/1-3Q累計 1,590.5億円(前年同期比+10% → 良)
- 金融費用以外の費用: Q3 416.5億円(前四半期比+10%、前年同期比+15% → 悪:コスト増)
- 税前利益: Q3 135.2億円(前四半期比−1%、前年同期比−2% → 微減)/1-3Q累計 432.1億円(前年同期比+15% → 良)
- 当期純利益(親会社帰属): Q3 91.6億円(前四半期比−1%、前年同期比−10% → 悪)/1-3Q累計 288.2億円(前年同期比+7% → 良)
- EPS(希薄化後): Q3 30.19円(前四半期比−1%、前年同期比−9%)/1-3Q累計 94.67円(前年同期比+8% → 良)
- ROE: Q3 10.3%(7四半期連続で目標範囲8〜10%+)/1-3Q累計 10.8%(前年同期10.4% → 良)
- 会社予想との比較:
- サプライズ:マッコーリー買収完了に伴うAUM急増は想定を上回る規模感(事業収益最大化)がポジティブ材料。一方、買収に伴う先行コストや一時費用が税前利益を圧迫(ネガティブサプライズ)。
- 進捗状況:
- 過去同時期比較:収益・税前利益は1-3Q累計で前年同期増(収益+10%、税前利益+15%)
- セグメント別状況(Q3・前年同期比)
- ウェルス・マネジメント(収益132.5億円、+19%/税前利益58.5億円、+31%)→ 良(ストック資産純増・高収益率)
- インベストメント・マネジメント(収益60.9億円、+33%/税前利益17.9億円、−5%)→ 収益は増、利益減(買収関連費用・償却・投資損益減が要因)
- ホールセール(収益313.9億円、+8%/税前利益62.3億円、−0.1%)→ 増収・概ね高水準(GMのエクイティ、IBが牽引)
- バンキング(収益13.7億円、+12%/税前利益4.2億円、−10%)→ 収益堅調も来期導入予定のシステム更新による償却負担で減益
- その他:Q3で税前損失 −10.3億円(デジタル・アセット関連の市況悪化等が影響)
業績の背景分析
- 業績概要:
- ストック型ビジネス(WMのストック収入、IMの事業収益、バンキング収益)の合計が拡大し、安定収益基盤が強化。
- ホールセール(特にエクイティ、IB)が四半期ベースで高収益を維持し全社業績を牽引。
- 増減要因:
- 増収要因:WMの資産純増(投信・SMA・株式の買付増)、IMの買収によるAUM拡大、ホールセールの顧客アクティビティ増(エクイティのエグゼキューション、FIの米州の伸長)、日本でのIB回復。
- 減益要因:IM買収に伴う一時費用・無形資産償却、投資損益の剥落(前四半期寄与の売却益の剥落)、「その他」セグメントのデジタル・アセット損失、金融費用以外の費用増(人件費・支払手数料・事業促進費など)。
- 競争環境:
- 日本のM&A市場拡大の中でIB堅調(野村は日本関連M&Aリーグテーブル1位・シェア高い)。グローバルでは米州等でプロダクト別に好調。運用ビジネスは資金流入が続くがETF等ではフロー変動がある。
- リスク要因:
- 買収後の統合コスト・期待収益の実現遅延
- デジタル・アセット等の市場ボラティリティ(その他セグメントの損失)
- コスト増(人件費やIT、広告)、預金スイープ等システム更改による償却負担
- 海外収益の変動(海外拠点税前利益はYTDで減少傾向)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- ストック型収益の積み上げ(WMの資産管理強化、IMでのAUM拡大)とホールセールでの高付加価値取引拡充。M&Aによる事業拡大(マッコーリー買収)。
- 株主還元の強化(自己株式取得)。
- 進行中の施策:
- マッコーリー買収の統合と運用資産の取り込み(AUM134.7兆円に拡大)。
- バンキング部門の預金スイープ導入に向けたシステム更新(2027年導入予定)。
- ウェルス部門での顧客獲得施策・広告強化(入金・買付増加)。
- セグメント別施策:
- WM:SMAや投資信託のラインナップ拡充、ワークプレイス(持株会)等で顧客基盤拡大。
- IM:買収後の運用商品拡充と資金流入拡大、オルタナティブ資産残高拡大。
- ホールセール:エクイティ執行・デリバティブ強化、IBで国内外大型案件獲得。
- 新たな取り組み:
- 自己株式取得の実行(取得期間:2026/2/17〜2026/9/30、上限600億円)。
- バンキング部門独立(2025年4月)に伴う再編・体制整備。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 経営陣の自信度:ROE達成継続、事業別の高水準実績を踏まえ自信は示唆(但し買収コスト等については慎重姿勢)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:資料上は記載なし → 修正なしor非公開
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期的にはストック収入・AUMの拡大をKPIに掲げている(WMストック資産28.1兆円、IM運用資産134.7兆円など)。進捗は良好だが、買収費用やコスト圧力が実績に影響。
- 主要KPI:ROE目標(8〜10%+)は継続達成(7四半期連続で達成)。
- 予想の信頼性: 過去の実績(1-3Q累計の増益)を踏まえ一定の信頼性はあるが、買収効果や市場ボラティリティに左右される点に注意。
- マクロ経済の影響: 為替・金利・市場ボラティリティが収益(トレーディング、投資損益、投信流入等)に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料上の配当方針の変更は特記なし。株主還元として自己株式取得を決議(上限1億株、上限取得価額600億円)。
- 特別配当: なし記載
- その他株主還元: 自己株式取得(期間:2026/2/17〜9/30、上限600億円)
製品やサービス
- 製品: 投資信託、投資一任(SMA)、保険、ローン等。WMで幅広い商品(株式、投信、債券、投資一任、保険)における高水準の買付が継続。
- サービス: 資産管理サービス(包括的)、ワークプレイス・ソリューション、PBローン、野村Webローン等。
- 協業・提携: マッコーリーからの事業買収(パブリック・アセットマネジメント)による事業統合。
- 成長ドライバー: WMのストック資産増加、IMのAUM拡大(買収効果)、ホールセールのエクイティおよびIB案件回復。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの記載:資料にQ&Aは含まれず → 未記載(–)
- 経営陣の姿勢:資料全体からは成長投資と株主還元を両立させる姿勢が読み取れる。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜強気。ROE維持や主要4セグメントの好調を強調し自信を示す一方、買収関連コストや「その他」の損失などには慎重な説明。
- 重視している話題: ストック型収益の積み上げ(WM)、IMのAUM拡大、ホールセールの収益性、株主還元(自己株取得)。
- 回避している話題: 通期予想の修正・具体的な次期見通しや配当数値等の詳細(資料上は具体数字を提示せず)。
投資判断のポイント(参考整理、助言ではない)
- ポジティブ要因:
- ストック型収益の拡大(WMストック資産・収入が過去最高水準)
- IMのAUM拡大(マッコーリー買収で134.7兆円)、事業収益は部門設立以降で最高
- ホールセール(グローバル・マーケッツ、IB)の高収益
- 自己株式取得による株主還元強化
- ネガティブ要因:
- 買収に伴う先行コスト・無形資産償却が利益を圧迫
- その他セグメントのデジタル・アセット関連損失
- 人件費・事業促進費等コスト増
- 不確実性:
- マーケット環境の変動(特にトレーディング、投資損益)
- 買収統合の成果(収益化のタイミング)
- 為替・金利動向
- 注目すべきカタリスト:
- 自己株式取得の実行状況(実行量・時期)
- マッコーリー買収の統合進捗と来期以降の利益回復(償却費と収益化のバランス)
- WMのストック資産動向・投信/投資一任の純流入推移
- 国内外のIB案件動向(大型案件の獲得状況)
重要な注記
- 会計方針: 米国会計基準(US GAAP)での開示。2025年4月のバンキング部門新設に伴う遡及修正あり(2025年3月期以前の一部数字を修正)。
- リスク要因: 資料末尾のディスクレーマーにて、市場・政治・流動性・金利・為替等のリスクが明記。
- その他: 連結財務情報は未監査である旨記載。
(不明な項目は — としています。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8604 |
| 企業名 | 野村ホールディングス |
| URL | http://www.nomuraholdings.com/jp/investor/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
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