2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の通期予想は修正有(公表済)。第3四半期累計実績は会社予想に対しおおむね「ほぼ計画どおり〜やや未達の収益だが、利益は概ね計画水準(進捗率約77%前後)」。(注:会社は業績予想を修正済)
- 業績の方向性:増収増益(営業収益 3,438 百万円:前年同期比 +7.4%、営業利益 92 百万円:前年同期 △242 百万円から黒字化)
- 注目すべき変化:OTA事業が営業利益を大幅に拡大(営業利益 664 百万円、前年同期比 +243.5%)し、グループ全体の黒字化を牽引。一方で観光IT事業は売上増(+32.0%)も投資先行で営業損失が拡大(△184 百万円)。
- 今後の見通し:通期予想(営業収益 4,500 百万円、営業利益 120 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 100 百万円)に対する進捗は売上進捗率約76%、営業利益進捗率約77%、純利益進捗率約86%であり、季節性を考慮すると達成可能性はあるが、OTAの計画比未達(同社説明で計画比約85%)やIT投資の損益への影響が不確定要因。
- 投資家への示唆:短期はOTA事業のコストコントロールによる収益改善が評価材料。一方で観光IT事業は成長投資段階で当面損益が出やすく、投資回収モデルと今後の損益改善シナリオを注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ベルトラ株式会社
- 主要事業分野:現地体験型オプショナルツアーのオンライン予約サイト「VELTRA」等のOTA事業およびチケットプラットフォーム等の観光IT事業
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 二木渉
- 連絡先(IR担当):取締役CFO 皆嶋純平、TEL 03-6823-7990
- 上場市場・コード:東証/7048
- URL: https://corp.veltra.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計・連結)
- 決算説明会:無(補足資料は作成)
- セグメント:
- OTA事業:VELTRA等の現地体験(アクティビティ)予約サイト運営。B2Cに加えB2B、API連携や提携先経由(ASP)など。
- 観光IT事業:リンクティビティ社のチケットプラットフォーム、交通・施設向けITインフラ(Tokyo City Pass等)、海外展開(韓国子会社含む)等。
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):36,598,980株
- 期中平均株式数(累計):36,598,883株
- 今後の予定:
- 次回決算(通期)発表:2025年12月期通期(期末)発表予定(具体日付は未記載)
- IRイベント:業績予想の修正に関するお知らせは公表済、説明会は無し
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
- 売上高:実績 3,438(前年同期比 +7.4%)/通期会社予想 4,500 → 達成率 約 76.4%
- 営業利益:実績 92(前年同期 △242)/通期会社予想 120 → 達成率 約 77.1%
- 親会社株主に帰属する純利益:実績 86(前年同期 △320)/通期会社予想 100 → 達成率 約 86.0%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:OTA事業での徹底したコストコントロール(広告の費用対効果最適化等)により営業利益が大幅に改善。為替差損等の減少、受取利息や匿名組合投資利益など営業外収益の増加も寄与。
- 下振れ要因:OTAの営業収益は一部地域で広告費高騰やGoogle検索のAI化によるSEO流入減の影響を受け、計画比で約85%に留まったことを同社が指摘。観光IT事業は先行投資による営業損失拡大。
- 通期への影響:業績予想は修正済(2025/2/14公表分から修正)。第3四半期時点の進捗はおおむね通期目標達成が可能な水準だが、OTAの収益回復スピードとIT事業の投資回収状況が鍵。
財務指標
(数値は可能な限り百万円表示、参照は連結決算短信)
- 貸借対照表(要点、2025/9/30)
- 総資産:9,919 百万円(前期末 8,585 百万円)
- 流動資産:9,018 百万円(現金及び預金 6,381 百万円)
- 固定資産:901 百万円(ソフトウェア等の無形資産増加)
- 流動負債:7,034 百万円(営業未払金・前受金の増加)
- 純資産:2,878 百万円(前期末比 △10 百万円)
- 自己資本(参考):2,538 百万円、自己資本比率 25.6%(安定水準の目安:40%以上で安定)
- 損益計算書(第3四半期累計)
- 売上高(営業収益):3,438 百万円(前年同期 3,202 百万円、+7.4%/増収)
- 営業利益:92 百万円(前年同期 △242 百万円 → 増益・黒字化)
- 経常利益:87 百万円(前年同期 △335 百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:86 百万円(前年同期 △320 百万円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):2.35 円(前年同期 △8.77 円)
- 収益性指標
- 営業利益率:92 / 3,438 = 約 2.7%(業種平均:–)
- ROE(目安):親会社株主に帰属する当期純利益 86 / 自己資本 2,538 ≒ 3.4%(良好目安 8%以上 → 低い)
- ROA:86 / 9,919 ≒ 0.87%(良好目安 5%以上 → 低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約 76.4%
- 営業利益進捗率:約 77.1%
- 純利益進捗率:約 86.0%
- 過去同期間との比較:前年は大幅赤字だったため今期の黒字化は改善トレンド
- キャッシュフロー
- 営業CF:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示無し(注記あり) → 営業CF金額は記載無し(–)
- 投資CF:明細は開示無し → 主な投資は無形資産(ソフトウェア、ソフトウェア仮勘定)の増加(ソフトウェア 54,282 千円、ソフトウェア仮勘定 107,871 千円増加)を通じた先行投資
- 財務CF:記載無し(–)
- フリーCF:–(営業CF・投資CF不明のため算出不可)
- 現金同等物残高:現金及び預金 6,381 百万円(前期末 5,167 百万円、増加)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF不明)
- 四半期(QoQ)推移:四半期単独の詳細なQoQ表は未記載のため省略(–)
- 財務安全性
- 自己資本比率:25.6%(目安 40%以上で安定 → 現状はやや低め)
- 負債比率(負債総額 / 純資産):7,041 / 2,878 ≒ 244.8%(高め)
- 流動比率:9,018 / 7,034 ≒ 128%(100%超で短期支払能力は確保)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は開示無し(–)
- セグメント別(第3四半期累計)
- OTA事業:営業収益 2,776 百万円(前年同期比 +2.1%)、セグメント利益 665 百万円(前年同期比 +243.5%)→ 主力かつ高収益化推進
- 観光IT事業:営業収益 650 百万円(前年同期比 +32.0%)、セグメント損失 △185 百万円(投資増による損失拡大)
- セグメント間調整・本社費用等:費用計上あり(調整額含む)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:新株予約権戻入益 7,839 千円(当期)
- 特別損失:該当情報なし(–)
- 一時的要因の影響:為替差損は前期より減少(前期 74,949 千円 → 当期 41,111 千円)し、これが損益改善に寄与。その他は大きな一時項目無し。
- 継続性の判断:為替影響や匿名組合投資利益(一時的な営業外収益)は変動要素であり継続性は限定的。
配当
- 中間配当:0.00 円(実績)
- 期末配当(予想):0.00 円
- 年間配当予想:0.00 円(直近の配当予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が未記載のため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想に対する配当性向は0%)
- 自社株買い等:記載無し(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による固定資産の増加):固定資産(無形:ソフトウェア、ソフトウェア仮勘定)が増加(ソフトウェア +54,282 千円、ソフトウェア仮勘定 +107,871 千円)→ 先行開発投資が進行
- 減価償却費:132,583 千円(第3四半期累計)
- 研究開発費(R&D):明細の記載無し(ただしソフトウェア投資は開発投資に相当)→ 金額は明示されていないため「–」
- 主な投資内容:ITインフラ拡張、チケットプラットフォーム開発、Tokyo City Pass 等
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:該当記載なし(–)
- 在庫(棚卸資産):該当記載なし(–)
セグメント別情報(要点再掲)
- OTA事業:売上高 2,776 百万円(+2.1%)、営業利益 665 百万円(+243.5%)。ハワイや欧州・オセアニアなど高単価商品の好調、B2B・ASPの伸び、SEO回復が寄与。広告費抑制で費用対効果改善。
- 観光IT事業:売上高 650 百万円(+32.0%)、営業損失 △184 百万円(前年 △112 百万円)。チケットプラットフォームの伸長やTokyo City Pass 等の導入進むが、事業拡大のための人員増・先行投資で損失拡大。
- 地域別売上:詳細開示無し(ただし説明文で訪日(インバウンド)好調、ハワイ・欧米が堅調と記載)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:明示的な数値目標の記載なし(–)
- KPI達成状況:顧客LTV・平均単価向上、ロイヤリティプログラム強化等を戦略として掲げているが、定量KPIの開示は限定的(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:訪日外客数は増加(JNTOデータ:第3四半期累計で前年同期比 +17.7%/3,165万人)。海外旅行市場は回復途上だが円安や物価高の影響あり。
- 競合環境:海外OTAとの顧客獲得競争激化により広告単価上昇、SEO流入のアルゴリズム変化(Google検索のAI化)が流入に影響。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載無し(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年12月期、百万円):営業収益 4,500 / 営業利益 120 / 経常利益 110 / 親会社株主に帰属する当期純利益 100(EPS 2.73円)
- 予想の修正:直近公表の業績予想から修正あり(詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
- 会社側の前提:為替・広告費・検索流入等の外部環境に依存(具体前提は添付資料参照)
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗はおおむね通期目標に近い。ただしOTAの売上伸長が計画比やや弱含みであること、観光IT事業の投資による損失拡大が残る点がリスク。過去の予想達成傾向は今回資料のみでは判断困難(–)。
- リスク要因:為替変動、広告費(クリック単価)高騰、検索アルゴリズムの変化(SEO流入の影響)、地政学リスク・燃料費の高騰など。
重要な注記
- 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を第1四半期より適用。四半期財務諸表への影響は無いと記載。
- セグメント区分変更:第1四半期より報告セグメントを「単一」→「OTA事業」「観光IT事業」の2区分に変更(前期比較数値は組替え済)。
- 監査レビュー:添付の四半期連結財務諸表に対する公認会計士等のレビューは無。
(注記)
- 数値は開示書類に基づく。金額単位は原則「百万円」で表記(原資料は千円表記もあり)。不明事項は「–」と記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7048 |
| 企業名 | ベルトラ |
| URL | https://corp.veltra.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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