2025年11月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の市場予想(アナリストコンセンサス)は本資料に記載なしのため比較不可。ただし「利益目標および財務目標を達成」との会社コメントあり。営業外収益(受取補償金 650百万円)の計上が純利益押上げに寄与。
- 業績の方向性:増収増益(売上高182,816百万円:+7.0%、営業利益5,947百万円:+33.5%、親会社株主に帰属する当期純利益4,317百万円:+37.2%)。
- 注目すべき変化:機能性食品原料部門の売上が大幅増(売上高95億94百万円:+86.6%、販売数量+68.4%)と、アジアでのチーズ製造販売が好調。営業外収益の一時寄与(受取補償金650百万円)。
- 今後の見通し:2026年11月期予想は売上高193,000百万円(+5.6%)だが経常利益・純利益は減益予想(経常利益4,800百万円:▲17.2%、当期純利益3,450百万円:▲20.1%)。シンガポール新工場稼働・本社移転・基幹システム刷新に伴う費用・減価償却増が理由。
- 投資家への示唆:短期的な利益押上げ要因(受取補償金等の一時要因)を考慮しつつ、成長投資(アジア生産能力増強、機能性原料拡販)で来期は一時的に利益が圧迫される見込み。配当政策の引き上げ(配当性向目標35%、累進配当採用)が株主還元強化のサイン。
基本情報
- 企業名:株式会社ラクト・ジャパン
- 上場コード:3139(東証)
- 主要事業分野:食品事業(乳原料・チーズ、食肉食材、機能性食品原料、アジアのチーズ製造販売等)
- 代表者名:代表取締役社長 小島 新
- 問合せ先:取締役副社長 分銅 健二(TEL:03-6281-9752)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2024年12月1日~2025年11月30日(連結・通期)
- 決算説明資料 作成:有、決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント:単一セグメント(食品事業)として開示(内部的には乳原料・チーズ、食肉食材、機能性食品原料、アジア事業・その他等の部門で管理)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):10,021,600株
- 期末自己株式数:50,493株
- 期中平均株式数:9,966,219株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年2月25日
- 配当支払開始予定日:2026年2月26日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年2月24日
- 決算補足説明資料:当社ウェブサイトに掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想・市場予想が本資料に明示されていないため「会社予想との比較」は記載不可)
- 売上高(実績)182,816百万円(前期比+7.0%)
- 営業利益(実績)5,947百万円(前期比+33.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(実績)4,317百万円(前期比+37.2%)
- サプライズの要因:
- 主要要因は高付加価値商品の販売拡大(アイスクリーム・プロテイン向け等)、機能性食品原料およびアジアの製造販売の伸長。
- 中間期に受取補償金650百万円を営業外収益として計上したことが利益を押上げ。
- 売上総利益率の改善(商社事業での高付加価値商品拡大、アジア製造事業の原価率改善)。
- 通期への影響:
- 受取補償金は一時的要因とみられるため、持続的な利益水準を評価する際は除外して見る必要あり。
- 会社は2026年11月期に減益予想を示しており、短期的には成長投資・設備稼働による費用増が見込まれるため、今回の増益がそのまま継続するとは限らない。
財務指標
- 損益(連結、百万円)
- 売上高:182,816(+7.0%、前期170,907)
- 売上総利益:12,288(前期10,071)
- 営業利益:5,947(+33.5%、前期4,455)
- 経常利益:5,796(+34.1%、前期4,320)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:4,317(+37.2%、前期3,146)
- 1株当たり当期純利益(EPS):433.18円(前期315.83円)
- 収益性指標(会社開示)
- ROE(自己資本当期純利益率):14.4%(目安:8%以上が良好、10%以上で優良)
- ROA(総資産当期純利益率):6.8%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:3.3%(業種平均との差は–)
- 財政状態(連結、百万円)
- 総資産:90,209(前期81,435、+87億74百万円)
- 純資産:32,448(前期27,581、+48億67百万円)
- 自己資本比率:35.9%(目安:40%以上で安定、やや低め)
- 1株当たり純資産:3,250.93円(前期2,766.36円)
- キャッシュ・フロー(連結、百万円)
- 営業CF:△268(前期+636) → 営業CFがマイナスに転じ、運転資本(棚卸資産の増加等)が影響
- 投資CF:△1,508(前期△596) → 有形固定資産取得1,068、無形資産取得457等
- 財務CF:+2,431(前期+1,101) → 短期借入金増加等で資金調達
- フリーCF(営業CF−投資CF):△1,776百万円(営業△268 − 投資1,508 = △1,776)→ マイナス
- 現金及び現金同等物期末残高:9,504百万円(前期8,520)
- 営業CF/純利益比率:△268 / 4,317 = 約△0.06(目安1.0以上が健全)→ 今期は低下
- 進捗率分析(四半期決算ではないため四半期進捗は該当せず)
- 四半期推移(QoQ):–(本資料は通期決算)
- 財務安全性
- 流動比率(概算):流動資産83,151 / 流動負債48,800 ≒ 170%(良好)
- 負債合計:57,761百万円、長短借入合計(短期+長期)概算:約34,598百万円(短期借入22,199、長期7,659、1年内返済4,740)
- D/E(負債/自己資本)概算:34,598 / 32,415 ≒ 1.07(約107%、中程度)
- 効率性:総資産回転率の詳細は未提示(計算に必要な追加情報は–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:受取補償金 650百万円(営業外収益に計上)—当期の利益押上げに寄与
- 特別損失:該当の記載なし
- 一時的要因の影響:受取補償金は一時的収益のため、これを除いた継続的利益力を評価する必要あり。会社も「一過性の営業外収益を計上した」と明示。
- 継続性の判断:受取補償金は通常継続しない項目と判断される(別途の継続性示唆なし)
配当
- 2025年11月期(実績):年間配当 132円(第2四半期末50円、期末82円)、配当金総額1,316百万円、配当性向(連結)30.5%、純資産配当率4.4%
- 2026年11月期(予想):年間配当 132円(中間66円、期末66円)、配当性向目標35%へ引き上げ、方針に「累進配当」を追加
- 配当利回り:–(株価情報が本資料にないため算出不可)
- 自社株買い等:特記事項なし(2025年は自己株式の取得ほぼ無し)
- 株主還元方針:配当性向目標を35%に引き上げ、累進配当を導入し成長投資と財務健全性を考慮しつつ積極的還元を継続する方針
設備投資・研究開発
- 設備投資(当期、投資CF項目より)
- 有形固定資産取得による支出:1,068百万円
- 無形固定資産取得による支出:457百万円
- 減価償却費:498百万円(損益計算書)
- 主な投資内容:シンガポール新工場建設(来期半ば稼働予定)、本社移転に伴う投資、基幹システム刷新
- 研究開発(R&D):R&D費用の明細・金額は記載なし(–)。機能性食品原料の開発投資には注力との記載あり(多様な原料開発)。
受注・在庫状況
- 在庫(商品及び製品):44,279百万円(前期40,790、増加+3,489百万円)→ 棚卸資産の増加により営業CFが圧迫
- 在庫回転日数:記載なし(–)
- 受注高・受注残高:記載なし(–)
- 在庫の質:商品及び製品が増加。文中では国内の脱脂粉乳在庫増加の影響で粉乳調製品ビジネス回復が遅れている旨言及
セグメント別情報
(会社は単一セグメント開示だが、部門別の売上・数量は注記で提供)
- 乳原料・チーズ部門
- 販売数量:165,501トン(▲6.2%)
- 売上高:118,679百万円(+3.9%)
- コメント:最終製品の値上げで数量は減少したが、単価上昇で売上は増加。輸入シェアが高く競争力維持。
- 食肉食材部門
- 販売数量:32,794トン(+3.0%)
- 売上高:22,770百万円(+4.5%)
- コメント:輸入ポークは一部で苦戦、フローズンや鶏肉は販売数量増。香辛料取り扱い開始で拡販期待。
- 機能性食品原料部門
- 販売数量:7,073トン(+68.4%)
- 売上高:9,594百万円(+86.6%)
- コメント:高たんぱく需要を取り込み、植物由来原料の販売も拡大。東南アジアでの販売強化。
- アジア事業・その他(乳原料販売(商社)+チーズ製造販売(メーカー)等)
- 全体売上高:31,772百万円(+6.6%)※内、チーズメーカー部門は売上高63億91百万円(+14.2%)、販売数量5,640トン(+4.0%)
- コメント:東南アジア需要回復で加工品・プロセスチーズが好調。シンガポール新工場稼働で供給能力拡大予定。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「NEXT-LJ 2025」は最終年度で利益目標・財務目標を達成したと会社は表明。
- 新中期計画「NEXT-LJ 2028」を2026年11月期から開始し、初年度は「未来成長に向けた基盤づくり」。成長投資(生産能力拡大、システム刷新等)を優先し短期は投資寄与で減益見込み。
- KPI達成状況:配当性向目標30%程度を達成し、今後は配当性向35%目標へ引上げ(資本効率と株主還元の明確化)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:原材料価格高騰、円安、食品値上げによる消費低迷という厳しいマクロ環境。ただしアジアの乳製品需要拡大や高タンパク需要の継続が追い風。
- 競合比較:同業他社との定量比較は本資料にないため言及不可(–)。ただし同社の強みとして「調達力」「グローバルなサプライネットワーク」「アジアにおける製造販売体制の拡充」を挙げている。
今後の見通し
- 2026年11月期予想(連結、百万円)
- 売上高:193,000(+5.6%)
- 経常利益:4,800(▲17.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,450(▲20.1%)
- 1株当たり当期純利益:346.00円
- 予想の前提・理由:シンガポール新工場の稼働・本社移転・基幹システム刷新に伴う費用・減価償却増などで減益を見込む一方、国内外での需要取り込みや成長分野の拡大を図る。
- リスク要因:為替変動(円安)、国際原料相場、国内脱脂粉乳在庫の積み増しによる需要回復遅延、原材料調達難の長期化等。
- 予想の信頼性:会社は過去に安定増配を継続しており、今回も配当政策に明確化を示しているが、経常・純利益は一時要因と投資負担の影響を受けるため注意が必要。
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等)等の適用が行われたが、連結財務諸表への影響はないと記載。
- グローバル・ミニマム課税制度に関する取扱いを適用(影響は軽微)。
- 決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外であることが明記。
- セグメントは単一(食品事業)として開示。
- 開示されていない項目は「–」として省略。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3139 |
| 企業名 | ラクト・ジャパン |
| URL | https://www.lactojapan.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。