2026年2月期 第2四半期期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想(修正なし)に対する中間実績は売上高・純利益とも特段の修正は無く、通期予想との進捗率は売上高が約48.0%、営業利益が約36.0%、親会社株主に帰属する中間純利益が約45.1%。市場予想との比較は資料に不明のため記載不可(–)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+146.0%の大幅増、営業利益は+18.5%増だが営業利益率は低下、親会社株主に帰属する中間純利益は△33.0%減)。
- 注目すべき変化:売上の大幅増はM&A(fabbit事業の事業譲受、リリカラ/ノバレーゼの連結化等)やホテル・宿泊研修事業の拡大が主因。中間純利益が前年同期を下回る主因は、前年同期に計上された税効果(前期の特殊項目)による一時的差であると会社説明。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し。中間時点で営業利益の通期進捗が低め(36%)であるため、通期達成には下半期での利益率回復や効率化、あるいは季節性による売上集中が必要。
- 投資家への示唆:売上規模拡大はM&A・出店で実現している一方、自己資本比率低下(30.1%)や長期借入金増加、自己株取得による資本減少が見られる。成長投資と財務健全性(利息負担増)のバランスを注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ティーケーピー(TKP)
- 主要事業分野:貸会議室・レンタルスペース運営、ホテル・宿泊研修事業、レンタルオフィス/コワーキング(fabbit)、内装・インテリア事業(リリカラ)、ブライダル関連(ノバレーゼ)
- 代表者名:代表取締役社長 河野 貴輝
- その他:CFO 取締役 中村 幸司(IR問合せ先)
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月15日
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期(中間)連結(2025年3月1日~2025年8月31日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、資料・音声を同社Webに掲載予定)
- セグメント:
- 空間再生流通事業:貸会議室、料飲、宿泊等(従来の主力)
- リリカラ事業:リリカラ株式会社を連結子会社化後に追加
- ノバレーゼ事業:株式会社ノバレーゼの連結化に伴い追加
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):42,439,085株(2026年2月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):38,848,908株
- 自己株式数(期末):4,446,947株(増加。自己株取得により自己株式残高増)
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年10月15日(実施済/資料掲載予定)
- 株主総会:–(資料未記載)
- IRイベント:当該説明会の資料・音声をWeb掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率)
- 売上高:中間実績 49,898百万円。通期予想 104,000百万円に対する進捗率 約48.0%(49,898/104,000)
- 営業利益:中間実績 3,239百万円。通期予想 9,000百万円に対する進捗率 約36.0%(3,239/9,000)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 1,623百万円。通期予想 3,600百万円に対する進捗率 約45.1%(1,623/3,600)
- (注)資料では直近発表の会社予想に変更なし
- サプライズの要因:
- 売上上振れ:M&A(fabbit譲受、リリカラ・ノバレーゼ連結化)やホテル出店などにより売上が大幅増加。
- 純利益下振れ:前年同期に計上された税効果(臺北子会社売却に伴う損失の税効果計上)等の影響で前年同期の中間純利益が一時的に高く、それと比較して減少。
- 費用面では利息費用が増加(支払利息:前年同期144→当期438百万円)している点が営業外費用を押し上げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上進捗は順調だが、営業利益進捗がやや低いため下半期での利益率改善が重要。通期達成には下期での稼働向上とコスト管理が必要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:129,960百万円(前期121,394百万円、前期比+7.0%)
- 純資産:43,008百万円(前期45,459百万円、前期比△5.3%)
- 自己資本比率:30.1%(前期 34.1%)→ 30.1%(安定水準にはやや劣る。目安40%以上で安定)
- 主要損益(中間・前年同期比較)
- 売上高:49,898百万円(前年同期 20,280百万円、+146.0%)
- EBITDA:5,489百万円(前年同期 3,458百万円、+58.7%)
- 営業利益:3,239百万円(前年同期 2,733百万円、+18.5%)
- 経常利益:2,827百万円(前年同期 2,622百万円、+7.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,623百万円(前年同期 2,422百万円、△33.0%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):41.78円(前年同期 57.89円、△)
- 収益性指標(中間期ベース)
- ROE(中間期ベース):約4.16%(1,623 / 自己資本39,084※参照)※目安8%以上で良好 → 現状は低い
- ROA(中間期ベース):約1.25%(1,623 / 129,960)※目安5%以上で良好 → 現状は低い
- 営業利益率:約6.49%(3,239 / 49,898)。前年同期は約13.47%(2,733/20,280)→ 利益率は低下
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:約48.0%
- 営業利益進捗率:約36.0%
- 純利益進捗率:約45.1%
- 判定:売上はほぼ季節配分に近い進捗だが、利益面の進捗が弱く下期での利益改善が必要
- キャッシュフロー
- 営業CF:4,761百万円(前年同期比+33.1%)
- 投資CF:△9,557百万円(主に有形固定資産取得6,793百万円、敷金保証金差入2,063百万円)
- 財務CF:6,984百万円(長期借入れによる収入16,965百万円、自己株取得支出4,049百万円、長期借入金返済5,584百万円等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):△4,796百万円(中間での投資重視)
- 現金及び現金同等物残高:16,711百万円(前期末 14,528百万円、+2,183百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF4,761 / 親会社株主中間純利益1,623 ≒ 2.94(1.0以上で健全)
- QoQ / 季節性:第1四半期/第2四半期の施設稼働指標(貸会議室・ホテルのRevPAR等)で第2四半期も堅調。ただし詳細なQoQ比較は四半期別データに限るため省略。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期では35百万円(投資有価証券受贈益等小額)
- 特別損失:56百万円(減損損失23、解約違約金33等)
- 一時的要因の影響:中間純利益の減少は主に前年同期の「税効果(776百万円)」等の一時要因差による比較影響。今期の特別損益は小さいため、営業ベースの業績評価が重要。
- 継続性判断:今回の税効果差は非継続性の要素が強く、純利益の前年比較をそのまま継続的改善の指標とするのは注意が必要。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(会社予想:年間合計 0.00円)
- 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想純利益に対する方針は示されていない)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得実施(当中間期に自己株取得により自己株式が4,049百万円増加)。その他は資料参照。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期)
- 有形固定資産取得による支出:6,793百万円(前年同期 8,023百万円)
- 主な投資内容:ホテル・宿泊施設の新規開業、出店(TKP fabbit 等)、敷金・保証金差入等
- 減価償却費:2,005百万円(中間)
- 研究開発:該当記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産):3,243百万円(前期 3,120百万円、+3.9%)
- 在庫回転日数等の詳細は記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別売上/利益(当中間期)
- 空間再生流通事業:売上 24,969百万円、セグメント利益 3,266百万円
- リリカラ事業:売上 15,345百万円、セグメント利益 △127百万円(赤字)
- ノバレーゼ事業:売上 9,705百万円、セグメント利益 124百万円
- セグメント戦略・状況:
- 空間再生流通(貸会議室/ホテル等)が主力で稼働回復が継続、時間貸し・期間貸しの組合せで稼働改善。
- リリカラは連結化後に売上計上開始も利益はマイナスで、連結化影響や初期費用が影響している可能性あり。
- ノバレーゼは小幅黒字で、ブライダル事業との連携強化や平日有効活用が狙い。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画との整合性:資料上はM&A・出店を通じた成長(fabbit、リリカラ、ノバレーゼ取得等)を中長期の柱としており、今回の売上増加はこの方針に合致。
- KPI達成状況:貸会議室の「有効会議室面積1坪当たり売上高」は前年同期比で改善(+3,597円)等、主力事業のKPIは改善傾向。
競合状況や市場動向
- 市場動向:対面需要の回復、旅行・出張の増加、国内外の人流回復が追い風。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社予想、修正なし):売上高 104,000百万円(+75.7%)、営業利益 9,000百万円(+52.1%)、経常利益 8,000百万円(+37.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,600百万円(△5.0%)
- 会社の前提条件(為替等):資料記載は参照先へ(添付資料P.5参照)
- 予想の信頼性:中間の営業利益進捗が36%とやや低く、下期での利益率改善や投資回収に依存する点に注意。
- リスク要因:長期借入金の増加に伴う利息負担上昇、自己資本比率低下、景気変動(会議・宿泊需要)、出店投資の採算性、為替・海外要因等。
重要な注記
- 会計方針:2022年改正の法人税関係会計基準を期首から適用。会計方針変更による中間財務諸表への影響は無し。
- 追加情報:前連結会計年度に実施した複数の企業結合(リリカラ、fabbit等)について、当中間期に暫定処理の確定を実施。取得原価配分の見直しがあり、のれん等に影響。
- その他重要事項:当中間期に自己株式の大幅取得(自己株式が4,049百万円増)を実施。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3479 |
| 企業名 | ティーケーピー |
| URL | http://tkp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.6)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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