2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高は会社予想・市場予想との比較情報なしだが、前年同期比でほぼ横ばい(+0.8%)と「ほぼ予想通り」に見える。一方、営業利益は大幅下振れ(179百万円、前年同期比△59.5%)で減益。通期業績予想については本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照(修正ありとの記載あり)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高 +0.8%、営業利益大幅減少)。
- 注目すべき変化:台湾事業の売上減少(▲10.3%)と台湾ドル高による為替影響で台湾子会社の業績が大幅悪化(前年同期はセグメント利益867百万円 → 今回はセグメント損失17百万円)。これが全体の営業利益圧迫の主要因。
- 今後の見通し:通期予想(売上 40,000百万円、営業利益 1,000百万円)は発表済みだが、上期の営業利益進捗が極めて低いため(上期179百万円、進捗約18%)、下期で大幅な回復が必要。会社は本日業績予想修正の案内を出しており詳細は別途確認が必要。
- 投資家への示唆:売上は安定しているが利益面(特に為替と海外(台湾)採算)が大きく影響している。通期での利益回復を確認するためには、台湾の採算改善・為替影響の織り込み状況および下期の利益計画(受注/出荷・コスト低減・為替の前提)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 大真空(コード 6962)
- 主要事業分野:半導体・電子部品向け等の真空関連製品の製造・販売(セグメントは日本、北米、欧州、中国、台湾、アジア)
- 代表者名:代表取締役社長 飯塚 実
- 問合せ先:取締役 常務執行役員 管理統括 長谷川 幸平 TEL 079-426-3211
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 第2四半期決算短信は監査(レビュー)の対象外
- セグメント:
- 日本:車載・産業向け等(国内販売。上期売上 3,805 百万円、セグメント利益 312 百万円)
- 北米:主に米国(上期売上 1,362 百万円、セグメント利益 26 百万円)
- 欧州:主にドイツ(上期売上 2,041 百万円、セグメント利益 36 百万円)
- 中国:民生・車載等(上期売上 6,347 百万円、セグメント損失 46 百万円→改善)
- 台湾:民生・通信等(上期売上 4,674 百万円、セグメント損失 17 百万円→前年大幅悪化)
- アジア(その他):インドネシア等(上期売上 1,362 百万円、セグメント損失 184 百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):32,138,881 株
- 期中平均株式数(中間期):31,790,505 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月26日(予定、資料は同日以降ホームページ掲載)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との直接比較表記は資料に限定情報のため要注意)
- 売上高:19,591 百万円(前年同期比 +0.8%/前期中間 19,438 百万円)→ 通期予想 40,000 百万円に対する上期進捗率 49.0%(標準的な上期比率50%にほぼ一致)
- 営業利益:179 百万円(前年同期比 △59.5%/前期中間 443 百万円)→ 通期予想 1,000 百万円に対する進捗率 18.0%(低水準)
- 親会社株主に帰属する中間純損失:△320 百万円(前年同期 △499 百万円)→ 通期予想 当期純利益 300 百万円(上期がマイナスのため達成には下期で大幅改善が必要)
- サプライズの要因:
- 台湾子会社の売上減少(▲10.3%)と台湾ドルの急騰による為替差損(営業外費用に為替差損221 百万円計上)および労務費増加・稼働低下が主因。
- 前期に計上した投資有価証券売却益(569 百万円)などの特別益が今回無く、比較上も不利。
- 通期への影響:
- 上期の営業利益進捗が極めて低い(約18%)ため、通期で会社計画を維持するには下期での大幅な反転が必要。会社は別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を出しており、通期見通しの信頼性は下期の見通しに依存。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期末:2025年9月30日)
- 総資産:90,158 百万円(前期末 89,891 百万円、+268 百万円)
- 純資産合計:45,321 百万円(前期末 45,220 百万円、+100 百万円)
- 自己資本比率:40.9%(前期末 41.2% → 安定水準)
- 現金及び現金同等物:16,100 百万円(期首 19,655 百万円、減少)
- 収益性(中間期)
- 売上高:19,591 百万円(前年同期比 +0.8%/+153 百万円)
- 営業利益:179 百万円(前年同期比 △59.5%/△264 百万円)
- 経常利益:△91 百万円(前年同期は△551 百万円、改善)
- 親会社株主に帰属する中間純損失:△320 百万円(前年同期 △499 百万円、改善)
- 1株当たり中間純利益(EPS):10.07 円(前年同期 15.44 円)
- 収益性指標
- ROE(概算、上期ベース):約 △0.9%(自己資本 36,864 百万円を参照。目安:8%以上が良好)
- ROA(概算):約 △0.36%(目安:5%以上が良好)
- 営業利益率:約 0.92%(業種平均は企業により異なるが低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する上期進捗)
- 売上高進捗率:49.0%(通常ペースに近い)
- 営業利益進捗率:18.0%(通常ペースを大幅に下回る)
- 純利益進捗率:計算不可(上期は損失、通期は黒字予想のため下期で回復が必須)
- キャッシュフロー(中間期、千円→百万円概算)
- 営業CF:△1,520 百万円(前年同期 +1,737 百万円、悪化)
- 投資CF:△707 百万円(前年同期 △5,896 百万円、投資は前年同期の大規模設備支出が縮小)
- 財務CF:△578 百万円(前年同期 +99 百万円、借入/返済・配当等で差)
- フリーCF(営業-投資):△2,227 百万円(キャッシュ減少の主因)
- 営業CF/純利益比率:営業CF −1,520 / 親会社帰属損益 −320 → 比率約 4.8(参考だが純損失のため解釈注意)
- 現金同等物残高:16,100 百万円(中間期末)
- 流動性・安全性
- 流動比率(概算):流動資産 48,999 百万円 / 流動負債 27,079 百万円 ≒ 181%(流動性は良好)
- 有利子負債(短期+長期借入金合計概算):12,222 + 14,195 = 約 26,417 百万円
- 有利子負債/株主資本(概算):26,417 / 30,382 ≒ 87%(高すぎず中程度。返済負担は注視)
- 自己資本比率 40.9%(安定水準)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの細かいQoQ推移は短信に記載なし(–)
- 効率性:総資産回転率・売上高営業利益率はいずれも低下傾向(営業利益率約0.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:今回大きな特別利益は確認できず(前期は投資有価証券売却益 569 百万円が計上されていた)
- 特別損失:固定資産売却損 11 百万円等
- 一時的要因の影響:今回の為替差損(営業外費用 221 百万円)が業績に直接影響。前期の大きな有価証券売却益が今回存在しないため比較上不利。
- 継続性の判断:為替影響は一過性ではない可能性(今後の為替動向依存)、台湾事業の採算悪化は構造的課題の可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:14.00 円(支払予定日 2025年12月1日)
- 期末配当(予想):14.00 円
- 年間配当予想:28.00 円(前期と同額、修正なしの旨)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料未記載(純利益予想 300 百万円に対する配当総額は会社側算定が必要)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株取得は上期に僅少(取得額 85 千円)だが大きな自社株買いは記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の有形固定資産取得による支出:721 百万円(前年同期は6,377 百万円の大幅投資)
- 減価償却費:2,006 百万円(上期)
- 研究開発:
- R&D費用:資料に明確な金額記載なし(–)
- 主な開発テーマ:特記なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残は短信に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 原材料及び貯蔵品:8,869 百万円(前期 6,493 百万円、前年同期比で増加:約 +36.6%)。棚卸資産増加が営業CFの悪化に寄与(棚卸資産増加 △2,414 百万円)
セグメント別情報
- セグメント別(上期:2025/4-9)
- 日本:売上 3,805 百万円(+10.2% YoY)、セグメント利益 312 百万円(前期は損失→大幅改善)
- 北米:売上 1,362 百万円(+7.7%)、セグメント利益 26 百万円(▲27.8%)
- 欧州:売上 2,041 百万円(+2.0%)、セグメント利益 36 百万円(▲13.2%)
- 中国:売上 6,347 百万円(+4.0%)、セグメント損失 46 百万円(改善)
- 台湾:売上 4,674 百万円(△10.3%)、セグメント損失 17 百万円(前年同期は大幅利益→大幅悪化)
- アジア:売上 1,362 百万円(△3.1%)、セグメント損失 184 百万円(前年同期は利益→悪化)
- セグメント戦略:資料中の個別戦略記載は限定的。地域別の収益性差が大きく、特に台湾・アジアでの稼働改善とコスト管理が鍵。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信中に具体的な中期数値目標の記載なし(–)
- KPI達成状況:主要KPI(ROE等)は上期で低下しており、中期目標達成には採算改善が必要(詳細は中期計画の別資料参照)
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメント):世界景気は回復鈍化、通信分野で価格競争、産業分野では設備投資低迷と在庫調整。台湾ドル急騰が業績に影響。
- 競合比較:短信に競合他社との比較データは記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想:売上 40,000 百万円(+3.6%)、営業利益 1,000 百万円(+9.3%)、経常利益 500 百万円(+21.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 300 百万円(+5.0%)、1株当たり当期純利益 9.44 円
- 通期予想の修正有無:短信本文は「本日公表の『業績予想の修正に関するお知らせ』を参照」とあり、修正が行われている旨の案内あり。詳細は該当リリースを確認のこと。
- 予想の信頼性:上期の営業利益進捗が低く、通期予想達成は下期での大幅回復が必要。為替、海外(特に台湾)の採算が不確定要因。
- リスク要因:為替変動(台湾ドル)、海外子会社の稼働・労務費、通信分野の価格競争、設備投資環境の変化等。
重要な注記
- 会計方針の変更等:会計基準改正に伴う会計方針変更等の記載あり(詳細は添付資料参照)。
- その他:中間決算短信は監査法人のレビュー対象外。業績予想は不確実性を含む旨の注記あり。
(注)資料に記載のない項目は「–」と表記しました。本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6962 |
| 企業名 | 大真空 |
| URL | http://www.kds.info/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.6)」によって自動生成されました。
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