2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正あり(会社が同日付で修正を公表)。中間実績自体は大きな想定外の悪化は見られないが、会社公表の通期予想に対する進捗は若干遅れ(下記参照)。市場コンセンサスとの比較は資料中に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収微減・増益(売上収益685,027百万円 △0.3%、営業利益39,524百万円 +4.2%、親会社帰属中間利益24,918百万円 +5.3%)。
- 注目すべき変化:棚卸資産が大きく増加(906,109百万円、前期末791,372百万円→+14.5%)、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅なマイナス(△92,346百万円)に転じた点が最重要。
- 今後の見通し:通期予想(売上1,530,000百万円、営業利益93,000百万円、親会社帰属当期利益58,000百万円)に対する中間期の進捗は売上44.8%、営業利益42.5%、親会社帰属利益43.0%で、上期ベースで見れば通期達成の可能性はあるが、在庫増と営業CF悪化が資金面でのリスク要因となるため注視が必要。会社は通期予想の修正を実施(公表済)。
- 投資家への示唆:収益性は維持されているが、在庫増加と営業CFの大幅使用がキャッシュ面の懸念材料。財務安全性(自己資本比率)は高く安定しているものの、フリーCF、営業CFの回復動向を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:飯田グループホールディングス株式会社 (3291)
- 主要事業分野:戸建分譲、マンション分譲、注文請負工事、木材製造・不動産賃貸等(グループ持株会社で複数ブランドを保有)
- 代表者名:代表取締役社長 西野 弘
- 備考:第2四半期決算説明資料・説明会あり(機関投資家・アナリスト向け)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間 2025年4月1日~2025年9月30日
- 注記:当中間期における連結範囲の重要な変更あり(新規連結19社等)。IFRSの会計方針変更(IAS21等)適用有(影響は重要ではないと記載)。
- セグメント(報告セグメント):
- 一建設グループ:戸建分譲、マンション分譲、請負工事、投資用収益物件等
- 飯田産業グループ:戸建分譲、マンション分譲、請負工事、不動産賃貸、ホテル等
- 東栄住宅グループ:戸建分譲、請負工事、不動産賃貸
- タクトホームグループ:戸建分譲、マンション分譲、請負工事、不動産賃貸
- アーネストワングループ:戸建分譲、マンション分譲、請負工事
- アイディホーム:戸建分譲、請負工事
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):280,379,057株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期、EPS算用):276,330,275株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 中間報告書提出予定日:2025年11月11日
- 配当支払開始予定日(中間):2025年12月5日
- 決算説明会:資料および開催あり(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
- 売上高:通期予想1,530,000百万円に対し中間実績685,027百万円 → 進捗率 44.8%
- 営業利益:通期予想93,000百万円に対し中間実績39,524百万円 → 進捗率 42.5%
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:通期予想58,000百万円に対し中間実績24,918百万円 → 進捗率 42.96%
- サプライズの要因:
- 売上は前年並みに近いが(△0.3%)、営業利益・中間利益は改善。主因は売上総利益の増加(売上総利益122,598百万円 vs 前年109,644百万円)で、販売費及び一般管理費の増加はあるもののトータルで営業増益。
- 一方で棚卸資産の増加(▲)により営業CFが大幅マイナスに転じ、資金面での負担が拡大。
- 通期への影響:
- 通期予想は修正が発表されている(資料にて別途公表)。中間の進捗は販売・利益ともに概ね通期達成の半分弱であるため、達成可能性は残るが、在庫と営業CFの動向が通期の実現性を左右する主要リスク。
財務指標
- 財務諸表要点(中間期末 2025/9/30 対比 前期末 2025/3/31)
- 資産合計:1,888,826百万円(前期末1,853,830百万円、+34,996百万円)
- 負債合計:893,694百万円(前期末871,844百万円、+21,850百万円)
- 親会社所有者に帰属する持分:992,014百万円(前期末981,488百万円、+10,526百万円)
- 親会社所有者帰属持分比率:52.5%(前期 52.9%)(安定水準)
- 収益性(中間期間)
- 売上高:685,027百万円(前年中間期687,119百万円、△0.3%、金額差△2,092百万円)
- 営業利益:39,524百万円(前年37,921百万円、+4.2%、増加1,603百万円)
- 営業利益率:5.77%(39,524/685,027)※同業平均は業態により差異あり
- 税引前中間利益:36,069百万円(前年34,182百万円、+5.5%)
- 中間利益(当期利益):24,160百万円(前年23,016百万円、+5.0%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:24,918百万円(前年23,653百万円、+5.3%)
- 1株当たり中間利益(EPS):90.18円(前年84.36円、+5.9円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(中間ベース)= 24,918 / 992,014 = 2.51%(中間実績)。年率換算では約5.0%(目安:8%以上で良好 → 現在は未達)
- ROA(中間ベース)= 24,918 / 1,888,826 = 1.32%。年率換算で約2.64%(目安:5%以上で良好 → 現在は未達)
- 営業利益率:5.77%(業種平均との比較は業界に依存)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:44.8%(通期の半分に対してやや遅れ)
- 営業利益進捗率:42.5%(やや遅れ)
- 親会社帰属利益進捗率:43.0%
- 過去同期間の進捗(前年比)との比較:前年中間の進捗比率比較データは資料に併記なし(–)
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:△92,346百万円(前年 中間は+10,685百万円の獲得)→ 大幅な資金使用
- 投資CF:△23,283百万円(前年△5,815百万円)→ 主な支出:定期預金の預入、有形固定資産・投資不動産の取得等
- 財務CF:+7,762百万円(前年+17,687百万円)→ 主に借入金増加による調達(長短借入の純増)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約△115,629百万円(大幅マイナス)
- 営業CF/純利益比率:△92,346 / 24,160 ≒ △3.82(目安1.0以上に対して大幅に低い/マイナス)
- 現金及び現金同等物残高:367,118百万円(期首475,675百万円→減少△108,556百万円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:52.5%(安定水準)
- 負債合計:893,694百万円(増加)/流動負債484,520百万円、非流動負債409,173百万円
- 流動比率等の詳細比率は資料に直接記載なし(計算が必要な場合は追加で算出可)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は資料に記載なし(–)
- セグメント別:下記「セグメント別情報」を参照
特別損益・一時的要因
- 会計方針の変更:IAS第21号適用(外国為替レート変動の影響に関する要件明確化)→ 財務諸表への重要な影響はないと記載。
- 企業結合:当中間期に新規連結19社あり(Arnest One America, Inc.ほか)→ 連結範囲の変更が中間業績に影響している可能性あり。
- 特別損益・一時的利益損失:資料上明確な大きな特別損益の計上は記載なし(該当事項は–)。
配当
- 中間配当:55.00円(内訳:普通配当45.00円+記念配当10.00円)
- 期末配当(予想):45.00円(通期予想 合計100.00円)
- 配当利回り:–(株価情報が資料になく算出不可)
- 配当性向(予想ベース):概算 約48.3%(期末含む年間配当総額概算28,038百万円 / 予想当期利益58,000百万円 = 48.3%)※按分や自己株式調整により多少の前後あり
- 株主還元方針:通期配当100円見込み。自己株取得は期中ごく僅少(取得ほぼなし)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額(中間期間の有形固定資産等取得):92.78億円(9,278百万円 有形固定資産及び投資不動産の取得による支出)※キャッシュフロー注記より
- 減価償却費:9,062百万円(中間期間の減価償却費)
- 研究開発費:資料に明確記載なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:受注高・受注残高・Book-to-Bill等の明細は資料に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:906,109百万円(前連結会計年度末791,372百万円→+114,737百万円、+14.5%)→ 在庫増が営業CF悪化の主因
- 在庫回転日数等:資料に記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別売上(当中間連結会計期間:金額は百万円、前年同期比%)
- 一建設グループ:売上収益 179,899(△6.2%)※戸建分譲事業主力だが戸建が△13.4%減。マンションは+19.5%。
- 飯田産業グループ:133,053(+8.2%)
- 東栄住宅グループ:100,150(+4.5%)
- タクトホームグループ:92,994(+18.9%)
- アーネストワングループ:132,777(△3.3%)
- アイディホーム:29,605(△33.7%)※戸建分譲大幅減(△39.6%)、マンション・請負等の変動が大きい(マンション+3,261%は小口の影響)
- その他(報告セグメント外):16,546(+0.6%)
- 合計:685,027(△0.3%)
- セグメント利益(営業利益、百万円)
- セグメント合計営業利益(報告セグメント合計):48,207(当中間期合計)→ セグメント利益調整後(連結営業利益)39,524(調整額△4,324等を含む)
- コメント:
- タクトホームや飯田産業等で増収が鮮明。一方でアイディホームは戸建軸で大幅減(エリアや販売計画の影響)。一建設は戸建減少をマンションで部分的に相殺。
- セグメント間取引消去や本社費用の配賦で調整がある(調整額△4,324百万円)。
中長期計画との整合性
- 中期経営目標(2030年3月期目標の参照記載):
- 目標例:オーガニック成長率4.0%、戸建分譲売上依存率70.0%、ROE10.0%以上(2030年目標)
- 進捗:中間期ベースのROEは年率換算でも約5%程度で、ROE目標(10%)には到達していない。成長率等の中長期目標達成には収益性向上と資本効率改善が必要。
- KPI達成状況:資料に詳細KPI進捗の明示はなし(ただし戸建分譲の適正在庫維持を重視する方針を明記)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内の戸建着工数は前年割れだが底打ち感・回復傾向が見られる。住宅ローン金利上昇や建築コスト高止まりが住宅需要の下押し要因。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(–)。営業利益率やROEは同業平均と照合すると参考になる(本資料では個別比較データなし)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想(修正後公表分、資料内):売上収益 1,530,000百万円(+4.8%)、営業利益 93,000百万円(+15.6%)、税引前利益85,500百万円(+15.0%)、当期利益 58,000百万円(+18.1%)、基本EPS 209.89円。
- 通期予想の修正の有無:有(同日付で修正を公表。修正内容は別途お知らせ参照)
- 会社予想の前提条件:資料内に詳細前提の言及あり(為替・原料等の前提は別途資料参照)→ 詳細は添付資料P.4参照(本要約では省略)
- 予想の信頼性:過去の達成傾向についての詳細は資料に記載なし(–)。今回の在庫増・営業CF悪化が通期予想達成の不確実性要素。
- リスク要因:
- 在庫の増加・資金繰り悪化(営業CFのマイナス)による流動性リスク
- 住宅ローン金利上昇や建築資材コストの高止まりによる需要減退
- 経済・金融市場の不確実性(海外要因を含む)
- 連結範囲の変更(新規連結会社の業績取り込み)による実績変動
重要な注記
- 会計方針:IAS第21号の適用など一部会計方針変更あり。影響は重要ではないと記載。
- 連結範囲の変更:当中間期に新規連結19社を含める変更あり(詳細は別紙)。
- 監査・レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外と明記。
(注)
- 不明な項目や資料に記載のない数値は — と表記しました。
- 本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3291 |
| 企業名 | 飯田グループホールディングス |
| URL | http://www.ighd.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。