2026年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想からの修正は無し。ただし中間決算は営業損失だが特別利益の計上で親会社株主に帰属する中間純利益は大幅上振れ(営業面は下振れ、税引後は上振れの「混在」)。
- 業績の方向性:売上は増収(増収増益の入り口だが営業面は投資等で赤字)。具体的には増収(売上高+3.9%)だが営業損失(営業利益は△127,043千円、前年同期は営業利益68,634千円)。
- 注目すべき変化:関係会社株式売却益919,919千円(特別利益)が計上され、当期純利益が大幅に押し上げられた点(親会社株主に帰属する中間純利益658,609千円、前年同期34,265千円)。
- 今後の見通し:通期予想は修正なし(売上高7,200,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益800,000千円)。中間実績は売上進捗は良好(通期比約44%)だが、営業損失を取り戻すには下期での収益回復が必須。純利益は一時要因に依存している点に注意。
- 投資家への示唆:営業キャッシュ創出は改善しており営業CFは黒字化。だが営業利益は投資・組織強化等でマイナス。純利益持ち高は一時利益によるため、コア事業の営業力回復(特にビジネスプロデュース事業の大型案件回復)が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アイリッジ
- 主要事業分野:アプリビジネス事業(スマホアプリ企画・開発・運用、SaaS「FANSHIP」「APPBOX」提供)、ビジネスプロデュース事業(事業戦略・DX支援、サービス開発)、フィンテック事業(デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」)
- 代表者名:代表取締役社長 小田 健太郎
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日、連結、 日本基準)
- 決算説明資料:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- アプリビジネス事業:スマホアプリ開発・運用、SaaS提供(APPBOX等)
- ビジネスプロデュース事業:DX/新規事業支援、グロースハック等
- フィンテック事業:デジタル地域通貨プラットフォーム(ただし2025/7/1に子会社株式会社フィノバレーを譲渡、連結範囲から除外)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):7,829,354株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):7,807,790株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 決算説明会:実施(機関投資家・アナリスト向け)
- その他(株主総会・IRイベント等):直近開示なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との比較に基づく進捗率)
- 売上高:中間実績 3,187,726千円、通期会社予想 7,200,000千円 → 進捗率 約44.3%(通期比では順調)
- 営業利益:中間実績 営業損失△127,043千円、通期会社予想 営業利益270,000千円 → 進捗率はマイナス(営業面では大きく未達)
- 純利益(親会社株主帰属):中間実績 658,609千円、通期会社予想 800,000千円 → 進捗率 約82.3%(一時利益により高進捗)
- サプライズの要因:
- 一時的要因(関係会社株式売却益919,919千円)が純利益を大幅押し上げたため、純利益は好調に見えるが営業利益は投資・人員拡充等でマイナス。
- セグメント変動:アプリ事業は増収増益、ビジネスプロデュースは大型案件の期ずれで上期は減収・赤字、フィンテックは子会社譲渡の影響で売上大幅減。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上は引き続き達成可能性あり(上期44%)。しかし営業利益目標(270M)達成は下期の利益回復とコスト控制が必須。純利益目標は一時利益の効果を除くと達成の不確実性あり。
財務指標
- 要点(中間期:2025/9/30、単位:千円)
- 売上高:3,187,726千円(前年同期比 +3.9%/+119,154千円)
- 営業利益(実績):△127,043千円(前年同期は +68,634千円 → 大幅悪化)
- 調整後営業利益:△83,619千円(前年同期 +88,170千円)
- 経常利益:△113,929千円(前年同期 +64,737千円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:658,609千円(前年同期 +34,265千円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):84.35円(前年同期 4.57円)
- 総資産:5,226,529千円(前期末比 △734,360千円)
- 純資産:3,052,227千円(前期末比 +479,646千円)
- 自己資本比率:58.0%(安定水準。前年同期 41.7%)
- 収益性指標(中間期ベース、注:特別利益影響あり)
- 営業利益率:△127,043 / 3,187,726 = 約△4.0%(業種平均との比較は業種により異なるが低下)
- 調整後営業利益率:△83,619 / 3,187,726 = 約△2.6%
- ROE(参考、中間期ベース):658,609 / 3,033,793 ≒ 21.7%(高いが一時利益による数値上昇で継続性要確認)
- ROA(参考、同上):658,609 / 5,226,529 ≒ 12.6%
- 進捗率分析(通期予想に対して)
- 売上高進捗率:約44.3%(通常ペース:上期で概ね40-50%は妥当)
- 営業利益進捗率:マイナス(下期で大幅回復が必要)
- 純利益進捗率:約82.3%(一時利益により高進捗。継続性は低い可能性)
- キャッシュフロー(累計中間期、単位:千円)
- 営業CF:+303,873千円(前年同期は△257,234千円 → 大幅改善)
- 投資CF:△78,123千円(前年同期 △212,711千円)
- 主な投資:無形固定資産取得(プロダクト開発)274,778千円、子会社株式売却収入195,402千円
- 財務CF:△351,911千円(前年同期 +65,148千円)
- 主な支出:長期借入金返済155,000千円、子会社株式取得支出196,911千円
- フリーCF(営業CF−投資CF):+225,750千円(営業CFが投資を上回る)
- 現金及び現金同等物期末残高:2,612,766千円(期首 2,738,928千円、前年同期比等)
- 営業CF/当期純利益比率:303,873 / 655,534 ≒ 0.46(当期純利益に対する営業CFは一時利益影響で比率が低め。目安1.0以上が健全だが一時要因差分を考慮)
- 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値の記載は無いが、上期はアプリ事業好調・投資増で営業損失、下期に大型案件等の回復が予想される旨(会社見解)あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:58.0%(安定水準)
- 有利子負債:短期借入金500,000千円、長期借入金期末642,500千円(流動負債の1年内返済予定210,000千円含む)
- 流動比率:流動資産4,041,025千円 / 流動負債1,489,625千円 ≒ 271%(流動性は十分)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の低下が目立つ(投資や組織拡充が吸収できるかが課題)
- セグメント別(中間期、前年同期比)
- アプリビジネス事業:売上 2,392,658千円(+18.8%)、セグメント利益 388,773千円(+1.8%)
- ビジネスプロデュース事業:売上 704,531千円(△19.1%)、セグメント損失 △6,730千円(前年は利益74,058千円、前年差は大型案件の期ずれが原因)
- フィンテック事業:売上 91,847千円(△50.6%、子会社譲渡影響)、セグメント損失 △27,656千円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:関係会社株式売却益 919,919千円(子会社株式譲渡:収入により純利益を押し上げ)
- 特別損失:合計 12,312千円(減損損失 3,957千円、自己新株予約権消却損 8,354千円 等)
- 一時的要因の影響:中間純利益の大半は関係会社株式売却益によるため、営業・経常ベースの実力とは乖離あり。通期の業績持続性判断は、この一時益を除いたコア営業益で検討する必要あり。
- 継続性の判断:関係会社株式売却益は非経常的で継続性は低い。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(通期予想含む) → 年間合計 0.00円(予想)
- 配当利回り:–(株価情報未記載のため算出不可)
- 配当性向:0%(配当なし)
- 株主還元方針:特別配当等の記載なし。直近の配当予想の修正は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動):無形固定資産の取得(主にプロダクト開発)274,778千円(当中間期)
- 減価償却費:当中間期 減価償却費 199,619千円(損益計算書/キャッシュフロー参照)
- 研究開発:R&D費用はソフトウェア等の無形固定資産取得に含まれると推定(具体のR&D費率は明記なし)。
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産(仕掛品等):仕掛品 77,984千円(前期末 17,999千円)→ 増加(製作中案件や投資に伴うWIP増)
- 受注高・受注残高:記載なし(–)
セグメント別情報
- アプリビジネス事業が主力で伸長:売上構成の大部分を占め、売上増とセグメント利益で貢献。
- ビジネスプロデュース事業は大型案件の発生時期の影響で上期は減収・赤字化。
- フィンテック事業は子会社譲渡により上期実績が限定的(2025/4/1~6/30の実績のみ)。
- セグメント資産:フィンテック事業で連結範囲の変更により資産が1,357,991千円減少。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2027年3月期を最終年度とする3カ年中期経営計画を策定済(「Tech & Innovation Partner」等5つの成長戦略を掲げる)。
- 進捗状況:アプリ事業でのプロダクト投資(APPBOX等)と組織強化を継続。短期は投資負荷で営業利益が圧迫されているが、長期的なPL改善は投資回収に依存。
競合状況や市場動向
- 競合・市場:モバイルアプリ開発やSaaS、DX支援領域は競争が激しいため、独自のプロダクト(APPBOX等)と顧客基盤の維持・拡大が重要。フィンテック事業は子会社売却で事業構成が変化。
- 競合比較:同業他社比の詳細数値は資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想(会社発表、通期):売上高 7,200,000千円(+7.3%)、調整後営業利益 300,000千円(+15.8%)、営業利益 270,000千円(+23.2%)、経常利益 260,000千円(+25.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 800,000千円(EPS 102.61円)。直近の業績予想修正なし。
- 予想の信頼性:上期の純利益は一時利益に依存しているため、通期純利益800Mの達成可否は下期の営業回復と一時要因の有無に左右される。
- 主な前提条件:資料内に特定の為替・原材料前提は記載なし(–)。
- リスク要因:一時的な特別利益の非継続性、ビジネスプロデュースの大型案件発生時期、APPBOX等プロダクト投資の回収、M&A・連結範囲の変動、借入金返済負担。
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし
- 連結範囲の変更:有(2025年7月1日付で連結子会社 株式会社フィノバレーの全株式を譲渡、フィンテック事業の連結実績は2025/4/1~6/30分のみ)
- 決算補足説明資料:TDnetおよび当社ウェブサイトに掲載
(注)
- 数値は原資料の千円単位を基に記載。未記載項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3917 |
| 企業名 | アイリッジ |
| URL | http://iridge.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
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