2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し。第3四半期累計の実績は会社予想に対して概ね順調で、特段のサプライズ(大幅上振れ/下振れ)はないと評価できる。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+17.6%、営業利益+53.2%、親会社株主に帰属する四半期純利益+259.5%)。
- 注目すべき変化:環境・社会インフラ関連事業が大幅伸長(売上+35.8%、セグメント利益+207.9%)した一方、医療・ヘルスケアは新規事業立上げに伴う先行費用でセグメント利益が減少(セグメント利益△32.3%)。のれん増加(TTホールディングスの完全子会社化に伴うのれん+335百万円)。
- 今後の見通し:通期予想(売上30,000百万円、営業利益2,000百万円、当期純利益1,200百万円)は据え置き。第3四半期までの進捗は売上63.5%、営業利益58.3%、純利益55.2%で、現時点では通期達成の可能性は概ねあるが、下期の受注・採算動向および医療分野の先行投資影響に注意。
- 投資家への示唆:売上成長と収益性改善が確認できる一方で、セグメント間で業績差が拡大(環境分野好調、医療分野は一時コスト負担)。配当予想は据え置き(通期40円)。中長期的には再生可能エネ・蓄電池制御分野など成長分野の進展が業績ドライバーとなる可能性。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ワイエイシイホールディングス株式会社(コード 6298)
- 主要事業分野:半導体・メカトロニクス関連、医療・ヘルスケア関連、環境・社会インフラ関連装置の開発・製造・販売・サービス
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 百瀬 武文
- URL:https://www.yac.co.jp
- 問合せ先:取締役管理統括本部長 畠山 督 TEL 042-546-1161
- 報告概要:
- 開示日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会は開催なし
- セグメント:
- 半導体・メカトロニクス関連事業:電子部品テーピング装置、キャリアテープ、クリーンコンベア等
- 医療・ヘルスケア関連事業:人工透析機、毛髪診断サービス、高感度光免疫測定装置等(新規事業立上げあり)
- 環境・社会インフラ関連事業:FPD・光計測、再生可能エネルギー・蓄電池関連の制御・通信等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式) 2026年3月期3Q:19,517,894株
- 期末自己株式数:1,326,408株
- 期中平均株式数(四半期累計):18,417,711株
- (注)2025年1月1日付で1株を2株に分割済み(表示は分割後換算)
- 時価総額:–(開示資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期決算発表:2026年3月期通期(別途会社発表予定)
- 株主総会・IRイベント:–(該当資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(累計/単位:百万円、%は前年同期比)
- 売上高:19,063(+17.6%) — 通期予想30,000に対する進捗63.5%(達成率の目安)
- 営業利益:1,166(+53.2%) — 通期予想2,000に対する進捗58.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:662(+259.5%) — 通期予想1,200に対する進捗55.2%
- サプライズの要因:
- 増収の主因は環境・社会インフラ関連事業および半導体関連の堅調な販売。
- 医療・ヘルスケアでは新規事業立上げに伴う先行費用が利益を圧迫。
- 営業外収益(為替差益等)や一部費用削減も寄与。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期までの進捗は概ね順調だが、下期の受注や医療分野の費用動向、為替・資金調達コスト等が着地点に影響するため注視が必要。
財務指標
- 損益(当第3四半期累計 2025/4/1–2025/12/31、単位:百万円)
- 売上高:19,063(前年同期16,205、+17.6%=+2,858)
- 売上総利益:5,352(前年4,554)
- 販管費:4,186(前年3,793)
- 営業利益:1,166(前年761、+53.2%)
- 経常利益:1,105(前年580、+90.4%)
- 四半期純利益(親会社帰属):662(前年184、+259.5%)
- 1株当たり四半期純利益:35.97円(前年10.01円、※株式分割考慮)
- 収益性指標(第3四半期累計)
- 営業利益率:1,166 / 19,063 = 6.1%(製造業・装置メーカーでは業種により異なるが、目安として参照)
- (参考:通期会社予想に基づく想定)ROE(予想ベース)≒ 1,200 / 16,617 = 7.2%(目安:8%未満でやや低め)
- (参考)ROA(予想ベース)≒ 1,200 / 41,742 = 2.9%(目安:5%未満)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上進捗率:63.5%(19,063 / 30,000) — 9か月で63.5%は中間偏重でなければおおむね順調
- 営業利益進捗率:58.3%(1,166 / 2,000)
- 純利益進捗率:55.2%(662 / 1,200)
- 貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:41,742百万円(前期末41,086 → +656)
- 流動資産:29,627(現金・預金8,110、仕掛品8,953 等)
- 固定資産:12,114(のれん645、投資有価証券2,875 等)
- 負債合計:25,124(流動負債16,163、短期借入金6,685 等)
- 純資産:16,617(前期末17,093 → △475)
- 自己資本比率:39.7%(目安:40%以上で安定;やや下回る)
- キャッシュフロー:第3四半期累計のCF計算書は作成していない旨。
- 減価償却費(累計):497百万円、のれん償却111百万円
- 四半期推移(QoQ):四半期別データの詳細は別表なし。季節性については特記事項なし。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:39.7%(安定ライン目安40%に近いがやや下回る)
- 短期借入金が増加(短期借入金6,685百万円、前年末比+1,235百万円)で流動負債増加
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当事項ほぼ無し(当期は顕著な特別利益なし)
- 特別損失:55百万円(固定資産除売却損40、事務所移転費用15)
- のれんの増加:TTホールディングスの追加取得に伴うのれん発生(当第3四半期で335百万円)— 一時的ではあるが、買収・グループ再編に伴う無形資産増加
- 一時的要因の影響:特別損失は小幅。一方、医療セグメントでの先行投資費用が営業利益に影響しており継続性の確認が必要。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期(実績、株式分割考慮あり):年間配当 55円(分割前表記有)→ 分割後の按分注意(資料中に分割後換算値の記載あり)
- 2026年3月期(予想):中間 20円、期末 20円、年間合計 40円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向(概算):会社予想の当期純利益1,200百万円に対し年間配当総額はおおむね700~800百万円台の想定(発行済株式数・自己株式を考慮すると推計で配当性向は概ね60%台と高めの水準)→ 正確値は会社の発表資料・最終配当総額参照のこと。
- 株主還元方針:特別配当なし。自己株式の取得(当期中に276,700株取得)や譲渡制限付株式による処分等の動きあり。
設備投資・研究開発
- 減価償却費:第3四半期累計で497百万円(前年同期500百万円)
- 研究開発費:300百万円(第3Q累計、前年318百万円、対売上比 約1.6%)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫状況:
- 仕掛品:8,953百万円(前期8,327→増加)
- 商品・製品:1,191百万円(前期1,303→減少)
- 原材料及び貯蔵品:2,294百万円(前期2,641→減少)
セグメント別情報
- 売上高(第3四半期累計、単位:百万円)
- 半導体・メカトロニクス関連:7,879(組替後前年比+12.7%)
- 医療・ヘルスケア関連:4,178(組替後前年比+3.1%)
- 環境・社会インフラ関連:7,005(組替後前年比+35.8%)
- 合計:19,063
- セグメント利益(同)
- 半導体・メカトロニクス関連:1,134(組替後前年比+17.9%)
- 医療・ヘルスケア関連:178(組替後前年比△32.3%)
- 環境・社会インフラ関連:495(組替後前年比+207.9%)
- セグメント合計:1,809(調整額△643を差し引き営業利益1,166)
- セグメント戦略・コメント:
- 半導体:テーピング装置・キャリアテープ等の販売堅調。半導体前工程向け装置も好調。
- 医療:次世代透析機への生産移行、新サービス立上げにより売上は増加するも先行コストで利益圧迫。
- 環境:FPD・光計測および再生可能エネルギー関連(蓄電池制御等)が拡大し大幅伸長。
中長期計画との整合性
- KPI達成状況:環境分野の成長は計画に沿うポジティブ要素、医療分野は投資段階のため評価保留。
競合状況や市場動向
- 市場動向:グローバルでは米中貿易摩擦や金融引き締めの影響で景気減速が見られる中、半導体の一部や再生可能エネルギー関連の需要は堅調との会社説明。
今後の見通し
- 業績予想(通期):変更無し(会社公表値)
- 売上高:30,000百万円(+30.2%)
- 営業利益:2,000百万円(+47.6%)
- 経常利益:1,800百万円(+60.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,200百万円(+114.6%)
- 1株当たり当期純利益(予想):65.61円
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は概ね順調だが、下期の受注・採算、為替、原材料費、金利・借入コスト等が着地に影響するリスク要因として挙げられている。過去の予想達成傾向は資料に明記なし。
- リスク要因:為替変動、半導体市況の変動、医療新規事業の立上げコスト、資金調達環境、グローバル貿易摩擦の影響等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し。会計上の見積りの変更:無し。
- 企業再編等:TTホールディングスの株式を追加取得し完全子会社化(のれん発生)。2026年1月1日付で連結子会社間の吸収合併(テクノオプティスとTTホールディングス)を実施(グループ管理の合理化目的、連結業績への影響は軽微)。
- 株式関連:2025年1月1日付で普通株式1→2株の株式分割を実施済み(開示数値は分割後換算)。
(注)不明項目や明示がない数値は “–” と表記しました。提示データは会社開示資料に基づく要約です。本資料は投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6298 |
| 企業名 | ワイエイシイホールディングス |
| URL | http://www.yac.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。