2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想に対しては上振れの様相。第3四半期累計の進捗率は売上高76.6%、営業利益86.2%、親会社株主に帰属する当期純利益99.7%と高水準(市場コンセンサスは資料に記載なしのため –)。
- 業績の方向性:増収ではなく減収(売上高は前年比△6.2%)だが、損益は大幅改善(前年同期は営業損失→当期は営業利益へ転換)で増益。
- 注目すべき変化:前年同期の営業損失19,207百万円→当第3四半期は営業利益26,707百万円へ大幅改善。経常利益も157百万円→42,685百万円へ改善、親会社株主帰属四半期純利益は△3,969百万円→29,905百万円に回復。
- 今後の見通し:通期予想は修正あり(注記あり)。第3四半期時点の進捗から通期予想(売上740,000百万円、営業利益31,000百万円、当期純利益30,000百万円)は達成可能性が高い(特に純利益はほぼ達成)。
- 投資家への示唆:受注残高は引き続き大きく、営業利益進捗率が高い点が評価ポイント。一方で売上は前年同期下回り、為替・投資有価証券売却益等の一時要因の寄与もあるため、通期達成の確度は引き続き注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日揮ホールディングス株式会社
- 主要事業分野:総合エンジニアリング事業、機能材製造事業、コンサルティング等のその他事業(エンジニアリングを中核に、機能材製造や造水・コンサル等を展開)
- 代表者名:代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会/補足資料:あり(アナリスト、機関投資家向け)
- セグメント:
- 総合エンジニアリング事業:主力の設計・調達・建設(EPC)等
- 機能材製造事業:機能性材料等の製造
- その他:コンサルティング、オフィスサポート、造水等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):259,793,008株(2026年3月期第3Q時点)
- 期末自己株式数:17,941,937株
- 期中平均株式数(四半期累計):241,764,169株
- 市場価値(時価総額):–(資料に記載なし)
- 重要事項:取締役会決議による自己株式15,500,000株の消却予定(消却予定日:2026年2月27日、消却後発行済株式総数 244,293,008株)
- 今後の予定:
- 次回決算発表、株主総会、IRイベント等:–(資料に明示なし)
- 決算説明会資料はTDnetで開示あり
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社発表の通期予想に対する達成率=進捗率)
- 売上高:566,816百万円(進捗率 566,816 / 740,000 = 76.6%)
- 営業利益:26,707百万円(進捗率 26,707 / 31,000 = 86.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:29,905百万円(進捗率 29,905 / 30,000 = 99.7%)
- サプライズの要因:
- セグメント別では総合エンジニアリング事業が営業利益の主力(セグメント利益 26,157百万円)。投資有価証券売却益(1,596百万円)などの特別利益や、為替差益など営業外収益の寄与も経常・当期純利益にプラス。
- 売上高は前年同期比で減少したが、コスト管理・採算改善や一部プロジェクトの進ちょくにより営業利益が大幅改善。
- 通期への影響:
- 第3四半期時点で純利益はほぼ通期目標到達。営業利益も高進捗で、通期予想達成の可能性は高いと判断される。ただし一時利益の寄与度やプロジェクト進捗の季節性・為替変動等の外部要因に留意。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:830,988百万円(前期末 784,175百万円)
- 純資産:430,559百万円(前期末 392,260百万円)
- 自己資本比率:51.6%(前期末 49.8%)(51.6%:安定水準)
- 現金及び預金:356,479百万円(前期末 333,701百万円、増加)
- 減価償却費(第3Q累計):8,213百万円(前年同期 7,699百万円)
- 収益性(第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31)
- 売上高:566,816百万円(前年比 △6.2%/前期 604,138百万円、△37,322百万円)
- 売上総利益:47,653百万円(前年 3,152百万円)
- 販売費及び一般管理費:20,946百万円(前年 22,359百万円)
- 営業利益:26,707百万円(前年同期は営業損失△19,207百万円 → 大幅改善)
- 営業利益率:26,707 / 566,816 = 4.71%(参考:業種平均は個別に確認要)
- 経常利益:42,685百万円(前年 157百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:29,905百万円(前年 △3,969百万円)
- 1株当たり利益(EPS):123.70円(前年 △16.43円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(単純指標:当期純利益 / 自己資本):29,905 / 428,866 ≒ 6.97%(目安:8%以上で良好 → やや低い)
- ROA(当期純利益 / 総資産):29,905 / 830,988 ≒ 3.60%(目安:5%以上で良好 → やや低い)
- 営業利益率:4.71%(業種により評価差あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:76.6%(通常期の進捗としては高め)
- 営業利益進捗率:86.2%(高い)
- 純利益進捗率:99.7%(ほぼ通期見通し到達)
- 過去同期間との比較:前年同期は赤字のため比較困難だが、利益面で大幅改善
- キャッシュフロー
- フリーCF:–(営業CF・投資CFの明細が未提示)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示のため)
- 四半期推移(QoQ)
- 第3四半期単独の数値は明示なし(累計のみ)。QoQ変化は資料より算出不可。
- 季節性:受注・工事進捗による季節影響あり(エンジニアリング系はプロジェクト進捗で変動)
- 財務安全性
- 自己資本比率:51.6%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 有利子負債:長期借入金等は限定的(固定負債合計 51,224百万円)。社債が20,000百万円(前期10,000→現期20,000)
- 流動比率(厳密な算出には流動負債分母確認):流動資産 586,529 / 流動負債 349,205 ≒ 168%(流動性良好)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細:–(売上高/総資産は 566,816 / 830,988 ≒ 0.68回)
- セグメント別(第3四半期累計)
- 売上高(外部顧客):総合エンジニアリング 520,734百万円、機能材製造 42,707百万円、その他 3,374百万円
- セグメント利益:総合エンジニアリング 26,157百万円、機能材製造 5,789百万円、その他 796百万円(合計32,743百万円、全社調整額△6,035→営業利益26,707百万円)
- 財務の解説
- 売上はやや減収だが、利益率改善と営業外・特別利益の寄与で純利益は大幅改善。現金預金は増加、自己資本比率は上昇し財務基盤は安定している。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 1,596百万円
- 特別損失:固定資産除却損 93百万円
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益の寄与により経常・当期純利益が押し上げられている側面あり。実務上は除外したベースでも営業利益は改善しているため、業績改善の実態はあるが一時益の継続性は不確定。
- 継続性の判断:投資有価証券売却は一時的要因の可能性が高く、今後継続するかは不明(–)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(本表記載):–(直近情報で中間は未記載)
- 期末配当(予想):40.00円(期末)/年間合計 40.00円(資料に変更なしの注記)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベース 期末配当40円、当期純利益予想30,000百万円、発行済株式数等で算出可能だが資料上は –(明示的数値はなし)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:自己株式の消却(15,500,000株)を実施予定 → 需給面で株主還元の一環と認識される(消却により1株当たり指標への影響あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資:第3四半期累計での明細記載なし(–)
- 減価償却費:8,213百万円(前年同期 7,699百万円)
- 研究開発費:明細なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況(第3四半期累計期間)
- 受注高:352,527百万円(当第3Q累計)
- 受注残高(期末):1,189,673百万円(前期末 1,412,852百万円)
- 総合エンジニアリング事業受注残高:1,176,037百万円
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・仕掛・原材料等合計の増減):商品及び製品 7,511百万円、仕掛品 6,070百万円、原材料及び貯蔵品 5,842百万円(詳細は貸借対照表参照)
- 在庫回転日数等:–(記載なし)
セグメント別情報
- 概要(第3四半期累計)
- 総合エンジニアリング:売上 520,734百万円、セグメント利益 26,157百万円(事業の利益主力)
- 機能材製造:売上 42,707百万円、セグメント利益 5,789百万円
- その他:売上 3,374百万円、セグメント利益 796百万円
- 前年同期比較:
- 総合エンジニアリングの売上は減少(前期累計 561,376百万円→520,734百万円)。利益は改善(損益改善に寄与)。
- 地域別売上(注記あり)
- 国内/海外の内訳、エネルギー関連(石油・ガス、LNG、化学、クリーンエネルギー等)の受注・売上が詳細に記載(資料参照)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期計画とKPI達成状況の詳細記載なし(–)
- KPI達成状況:受注残高・売上進捗は開示されているが、中期計画との整合は資料からは明示困難(–)
競合状況や市場動向
- 競合他社比較:本資料に同業他社比較はなし(–)
- 市場動向:エネルギートランジション、LNG、化学、クリーンエネルギー等プロジェクト分野で受注活動が継続。受注残高は依然大きい(約1.19兆円)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想:売上高 740,000百万円(△13.8%)、営業利益 31,000百万円、経常利益 44,000百万円(+288.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 30,000百万円、1株当たり当期純利益 124.09円
- 予想修正の有無:有(直近公表予想から修正あり、詳細はTDnetの「第3四半期決算概要」を参照)
- 会社予想の前提条件:資料に詳細前提(為替等)は別資料にて開示(TDnet参照)
- 予想の信頼性:
- 第3四半期時点の進捗(特に純利益)が高く、通期達成の可能性は高いが、一時的要因(投資有価証券売却益等)やプロジェクト別収支、為替・資材価格の変動がリスク要因。
- リスク要因:為替変動、プロジェクト履行リスク、原材料価格、受注の遅延・変更、海外プロジェクトに伴う政治・規制リスク等。
重要な注記
- 会計方針変更:特段の変更なし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(注記参照)
- 監査/レビュー:有限責任あずさ監査法人による期中レビューあり(結論:重要な点で適正と認められる事項なし)
- その他重要事象:自己株式の一部消却(15,500,000株の消却決議、消却予定日2026年2月27日)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1963 |
| 企業名 | 日揮ホールディングス |
| URL | https://www.jgc.com/jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
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