2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し。通期予想との比較では、売上・利益ともに進捗良好で「ほぼ予想どおり」(特に事業利益・親会社帰属当期利益の進捗が高い)。
  • 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高+5.1%、事業利益+45.3%、親会社帰属四半期利益+15.2%)。
  • 注目すべき変化:食肉事業本部が売上高+5.5%、事業利益+69.0%と大幅改善。一方、加工事業本部は売上高微減(△1.3%)・事業利益大幅減(△30.7%)で部門間で差が拡大。
  • 今後の見通し:通期予想の修正は無く、通期に対する進捗は売上高約77.0%、事業利益約90.8%、親会社帰属当期利益約98.8%と高い進捗(特に利益面)。通期見通し達成可能性は高いと見えるが、加工事業の改善や下期の季節変動に注意。
  • 投資家への示唆:利益進捗が非常に良く、食肉事業の回復が牽引。加工事業の製造経費・稼働率改善が通期達成の鍵。自己株式取得や借入増加など資本政策・財務動向も確認が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本ハム株式会社
    • 主要事業分野:ハム・ソーセージ等の加工食品製造販売、食肉の生産販売、プロ野球関連のボールパーク事業等
    • 代表者名:代表取締役社長 井川 伸久
    • 上場:東証プライム(コード 2282)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月6日(四半期短信開示は2026年2月2日発表、期中レビュー完了)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
    • 監査:公認会計士等による期中レビュー(有限責任監査法人トーマツ)完了、指摘無し
  • セグメント:
    • 加工事業本部:国内外のハム・ソーセージ、加工食品、乳製品の製造・販売
    • 食肉事業本部:国内外の食肉の生産・販売
    • ボールパーク事業:プロ野球関連興行、球場運営、ボールパーク全体のマネジメント
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末):99,095,004株
    • 期末自己株式数:3,525,289株
    • 期中平均株式数(四半期累計):97,851,527株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:アナリスト・機関投資家向け説明会開催(資料開示あり)
    • 株主総会/IRイベント:–(該当期の具体日程は資料に明記無し)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期・修正なし、以下は通期予想に対する進捗)
    • 売上高:実績 1,108,591 百万円、通期予想 1,440,000 百万円、達成率 77.0%
    • 事業利益:実績 58,122 百万円、通期予想 64,000 百万円、達成率 90.8%
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益(通期予想ベース):実績 33,577 百万円、通期予想 34,000 百万円、達成率 98.8%
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:食肉事業(国産鶏肉の単価上昇、豪州牛の販売増、新農場稼働)およびボールパーク事業の来場増による収益拡大。
    • マイナス要因:加工事業でのハム・ソーセージ(一部銘柄除く)販売数量減、北米での工場稼働率低下による製造経費高止まり。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。利益進捗が高く、通期予想達成の可能性は高いが、加工事業の下振れや下期の需給・価格動向、為替・原料価格の変動がリスク要因。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:1,005,702 百万円(前期末比 +5.9%)
    • 資本合計:554,514 百万円(前期末比 +3.2%)
    • 親会社所有者帰属持分:539,278 百万円(前期末比 +2.9%)
    • 現金及び現金同等物:63,107 百万円(前期末比 △11.8%)
  • 収益性(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:1,108,591 百万円(前年同期比 +5.1% / +53,573 百万円)
    • 事業利益:58,122 百万円(前年同期比 +45.3% / +18,134 百万円)
    • 事業利益率(=事業利益/売上高):58,122 / 1,108,591 = 5.24%
    • 税引前四半期利益:53,658 百万円(前年同期比 +23.9%)
    • 四半期利益(当期利益):35,876 百万円(前年同期比 +16.7%)
    • 親会社帰属四半期利益:33,577 百万円(前年同期比 +15.2%)
    • 一株当たり四半期利益(EPS, 基本):343.14 円(前年同期 286.43 円)
  • 収益性指標(参考:通期見通しベース)
    • 通期予想ベースROE(目安):34,000 / 539,278 = 約6.31%(目安 8%以上が良好 → 目標を下回る)
    • 通期予想ベースROA(目安):34,000 / 1,005,702 = 約3.38%(目安 5%以上が良好 → 目標を下回る)
    • 営業利益率(事業利益率) 5.24%(業種平均は業態により差異あり。食品製造業としては中程度)
  • 進捗率分析(第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:77.0%
    • 事業利益進捗率:90.8%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:98.8%
    • 過去同期間との比較:前年同期比では増収増益、特に事業利益の改善が顕著
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:+45,224 百万円(前年同期 +32,174 百万円) → 営業CFは増加(運転資金増加はあるが税前利益・減価償却で吸収)
    • 投資CF:△19,940 百万円(固定資産取得 24,074 百万円など)
    • 財務CF:△37,409 百万円(借入調達 67,959、返済 48,895、配当 13,354、自己株取得 30,004 等)
    • フリーCF(概算):営業CF − 投資CF = 45,224 − 19,940 = +25,284 百万円
    • 営業CF/純利益比率:45,224 / 35,876 = 1.26(目安 1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金同等物残高:63,107 百万円(期首 71,557 → △8,450)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細は別表だが、累計ベースで季節性(年末商戦等)の影響あり。営業債権の増加(期末が金融機関休業日の影響など)に注意。
  • 財務安全性
    • 親会社所有者帰属持分比率:53.6%(前期末 55.2% → 1.6ポイント減)(目安 40%以上で安定)
    • 有利子負債(流動)61,581 百万円、(非流動)175,453 百万円、計 237,034 百万円(前期末合計約223,902 百万円から増加)
    • 流動比率(概算):流動資産 468,605 / 流動負債 256,348 = 1.83(183% → 良好)
  • 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率の推移は資料に直接指標無し。売上高伸長に比して事業利益改善が大きく収益性は改善傾向。
  • セグメント別貢献度(当第3四半期累計)
    • 加工事業本部:売上 400,255 百万円(△1.3%)、事業利益 6,991 百万円(△30.7%)
    • 食肉事業本部:売上 781,875 百万円(+5.5%)、事業利益 46,426 百万円(+69.0%)
    • ボールパーク事業:売上 27,447 百万円(+14.9%)、事業利益 8,401 百万円(+44.2%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:目立つ大型の特別利益の記載なし。その他の金融資産の売却及び償還収入 3,633 百万円(投資CF項目)。
  • 特別損失:目立つ大型の特別損失の記載なし。
  • 一時的要因の影響:四半期包括利益の改善に為替換算差額の増加(在外営業体換算差額 +9,293 百万円)が貢献。事業利益の改善は基本的に実需・単価要因によるもの。
  • 継続性:為替換算差額などは変動要因。一方、国産鶏肉や豪州牛の単価改善・新農場稼働は継続的効果が見込まれるが原材料市況変動リスクあり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):期末 135.00 円、年間 135.00 円
    • 2026年3月期(予想):通期 160.00 円(中間無記載/期末 160.00 を含む)
    • 直近の配当予想から修正無し
  • 配当性向(目安):通期予想 EPS 355.76 円に対する配当 160 円 → 配当性向 ≒ 45.0%(160/355.76 ≈ 44.98%)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:継続的な自己株式取得実施(当期に自己株式取得支出 30,004 百万円等)、配当+自社株買いを組み合わせた還元を実行

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出)
    • 固定資産等の取得:24,074 百万円(当第3四半期累計)
    • 減価償却費:33,617 百万円(当第3四半期累計)
  • 研究開発:

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:138,391 百万円(前期末 142,548 百万円、若干減少)

セグメント別情報

  • 加工事業本部
    • 売上高 400,255 百万円(前年同期比 △1.3%)
    • 事業利益 6,991 百万円(前年同期比 △30.7%)
    • 主因:北米子会社の製造数量増はあるが、ハム・ソーセージ(一部除く)の販売数量減、工場稼働率低下で製造経費増
  • 食肉事業本部
    • 売上高 781,875 百万円(+5.5%)
    • 事業利益 46,426 百万円(+69.0%)
    • 主因:国産鶏肉の単価上昇、豪州牛の販売伸長、新農場(国産豚)の本格稼働
  • ボールパーク事業
    • 売上高 27,447 百万円(+14.9%)
    • 事業利益 8,401 百万円(+44.2%)
    • 主因:来場者数過去最高、チケット・グッズ・飲食の拡大、オフシーズンのイベント実施
  • 地域別売上:海外関連は各事業本部へ移管しており、地域別の詳細数値はセグメント内に含めて開示(為替影響はその他の包括利益に寄与)

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況:事業利益や食肉事業の改善は中期施策(生産基盤整備等)と整合する可能性あり。加工事業の稼働率改善が課題。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:原材料(飼料、畜産)価格や為替、海外牛肉市場の動向が収益に影響。国産鶏肉価格上昇は収益に寄与。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期見通し(据え置き):売上高 1,440,000 百万円(+5.1%)、事業利益 64,000 百万円(+50.4%)、税引前当期利益 50,000 百万円(+34.4%)、親会社帰属当期利益 34,000 百万円(+27.9%)、基本EPS 355.76 円
    • 次期予想:–(今回短信に記載無し)
    • 前提条件:資料内に業績予想の前提(為替レート等)の詳細は参照先へ記載(添付資料参照)→短信本文では参照案内のみ
  • 予想の信頼性:第3四半期累計で親会社帰属利益が通期予想の98.8%に到達しており、短期的には通期達成の確度は高い。ただし加工事業の稼働率改善と下期の需要・原材料動向が下振れリスク。
  • リスク要因:為替変動、原材料(飼料・畜産)価格、工場稼働率、販売数量の地域別差異、球場関連の観客動員変動など。

重要な注記

  • 会計方針:当期における会計方針の変更・見積り変更は無し。
  • 連結範囲:当四半期における連結範囲の重要な変更は無し。ただし組織再編(2025年4月に海外事業本部廃止→加工/食肉に再編)に伴いセグメント表示を変更、比較数値は組替表示。
  • その他:四半期連結財務諸表は期中レビュー済(監査法人の期中レビュー報告書あり、問題なし)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2282
企業名 日本ハム
URL http://www.nipponham.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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