2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想・配当予想を修正(有)。第3四半期累計実績は会社予想に対して概ね良好で、税引前利益は通期予想を既に上回る累計水準となっている(通期予想に対して上振れ進捗)。市場予想は本資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高1,108,591百万円、前年同期比+5.1%;事業利益58,122百万円、+45.3%)。
  • 注目すべき変化:食肉事業本部の利益寄与が大きく改善(事業利益46,426百万円、前年同期比+69.0%)。一方、加工事業本部は製造稼働率低下等で利益が減少(6,991百万円、△30.7%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高1,440,000百万円、事業利益64,000百万円)に対する進捗は売上高約77%、事業利益約90.8%、親会社帰属当期利益約98.8%と高進捗。通期見通し達成の可能性は高いが、セグメント間のばらつきと北米の稼働状況は注意点。
  • 投資家への示唆:食肉(国産鶏・豪州牛)価格・販売数量の改善とボールパーク事業の来場増が収益押上げに寄与。加工事業(ハム・ソーセージ)の製造効率改善が通期達成の鍵。配当は増額予想(年間160円、前期135円)に修正。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本ハム株式会社
    • 主要事業分野:ハム・ソーセージ等加工食品および乳製品の製造販売、食肉の生産・販売、プロ野球関連の球場運営・興行(ボールパーク事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 井川 伸久
    • その他:グループは当社および子会社65社、関連会社等計73社程度で構成
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月2日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算補足説明資料作成:有、決算説明会開催:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント:
    • 加工事業本部:国内・海外でのハム・ソーセージ、加工食品、乳製品の製造・販売
    • 食肉事業本部:国内・海外での食肉の生産・販売
    • ボールパーク事業:プロ野球関連興行、球場運営、ボールパークマネジメント
    • 注:2025年4月に「海外事業本部」を廃止し、海外子会社等を加工事業本部・食肉事業本部へ移管。比較数値は組替え表示。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):99,095,004株
    • 期末自己株式数:3,525,289株
    • 期中平均株式数(四半期累計):97,851,527株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:2026年2月2日(資料開示)、四半期財務諸表レビュー報告書添付予定日:2026年2月6日
    • 株主総会/IRイベント:–(記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想=通期予想 2026/3)
    • 売上高:実績 1,108,591百万円 / 通期予想 1,440,000百万円 ⇒ 達成率 77.0%
    • 事業利益:実績 58,122百万円 / 通期予想 64,000百万円 ⇒ 達成率 90.8%
    • 税引前当期利益:実績 53,658百万円 / 通期予想 50,000百万円 ⇒ 達成率 107.3%(通期予想を既に上回る累計)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:実績 33,577百万円 / 通期予想 34,000百万円 ⇒ 達成率 98.8%
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:食肉事業の販売数量増・単価上昇(国産鶏・豪州牛)、ボールパーク事業の来場増加(チケット・グッズ・飲食の増収)が利益を押上げ。
    • ネガティブ要因:加工事業でハム・ソーセージ(「シャウエッセン」以外)の販売数量減、北米での工場稼働率低下による製造経費高止まりが事業利益を圧迫。
  • 通期への影響:全体として通期目標の達成可能性は高い(特に利益進捗が良好)。ただし、加工事業の稼働改善が不可欠。会社は既に通期予想・配当を修正している(詳細は別途公表資料参照)。

財務指標

  • 損益(第3四半期累計 2025/4–2025/12)
    • 売上高:1,108,591百万円(前年同期比 +5.1% / +53,573百万円)
    • 売上原価:911,563百万円(前年同期 879,013)
    • 販売費及び一般管理費:143,149百万円(前年同期 136,604)
    • 事業利益:58,122百万円(前年同期 39,988、+45.3%)
    • 税引前四半期利益:53,658百万円(前年同期 43,297、+23.9%)
    • 四半期利益(当期利益):35,876百万円(前年同期 30,741、+16.7%)
    • 親会社帰属利益:33,577百万円(前年同期 29,152、+15.2%)
    • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):343.14円(前年同期 286.43円、+~19.8%)
  • 収益性指標(累計ベース)
    • 営業利益率(事業利益/売上高):58,122 / 1,108,591 = 5.24%(営業利益率5.2%)
    • ROE(親会社帰属利益/親会社所有者帰属持分):33,577 / 539,278 = 6.23%(目安8%以上が良好 → 現状やや低め)
    • ROA(当期利益/総資産):33,577 / 1,005,702 = 3.34%(目安5%以上が良好 → 現状やや低め)
    • 注:上記は第3四半期累計ベースの比率。通年の年率換算ではない点に注意。
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:77.0%
    • 事業利益進捗率:90.8%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:98.8%
    • 過去同期間との比較:前年同期に比べ収益性改善(事業利益の伸びが大きい)
  • キャッシュフロー(累計)
    • 営業CF:+45,224百万円(前年同期 32,174百万円、増加)
    • 投資CF:△19,940百万円(前年同期 △21,089百万円) 主な投資:固定資産等の取得24,074百万円(新農場等含む)
    • 財務CF:△37,409百万円(前年同期 +4,651百万円) 主な項目:借入調達67,959百万円、返済48,895百万円、自己株式取得支出30,004百万円、配当支払13,354百万円
    • フリーCF(営業CF−投資CF):+25,284百万円(営業CF/純利益比率 = 45,224 / 35,876 = 1.26 → 健全)
    • 現金及び現金同等物残高:63,107百万円(前期末比 △8,450百万円)
  • 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値は本資料要約表参照。季節要因(年末商戦等)で営業債権増加・現金一時減少の影響あり。
  • 財務安全性:
    • 親会社所有者帰属持分比率:53.6%(安定水準、前期末55.2%から減少)
    • 有利子負債(短期+長期):61,581 + 175,453 = 237,034百万円
    • 負債/資本比(概算):237,034 / 539,278 = 0.44(レバレッジ中程度)
    • 流動比率(流動資産/流動負債):468,605 / 256,348 = 182.8%(良好)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細数値は記載なし(–)
  • セグメント別:下記セグメント情報参照

特別損益・一時的要因

  • 特別利益・特別損失:当該開示では目立つ特別損益の記載なし。その他の費用が増加(11,174百万円、前年7,147)しているが、明確な一時項目の指摘はなし。
  • 一時的要因の影響:今回の業績改善は主に価格・販売数量と事業実績によるもので、継続性のある営業要因が中心。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):期末配当 135.00円(年間135円)
    • 2026年3月期(予想):年間配当 160.00円(中間 - / 期末 160円の見込み)
    • 直近に配当予想の修正あり(有)
  • 配当性向(簡易計算、EPSベース):年間配当160円 ÷ 予想基本1株当たり当期利益355.76円 = 約45.0%(目安:高めの還元)
  • 特別配当:なし(記載なし)
  • 自社株買い:当期累計で自己株式取得支出30,004百万円(自己株式の増加を反映)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(固定資産等の取得):当第3四半期累計 24,074百万円(前年同期 28,148百万円)
    • 主な投資内容:国産豚の新農場本格稼働等(本文中言及)
  • 減価償却費:33,617百万円(前年同期 30,757百万円)
  • 研究開発費:明示なし(–)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 棚卸資産:138,391百万円(前年同期 142,548百万円、△2.9%)
  • 在庫回転日数等の記載なし(–)
  • 受注高・受注残高:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 加工事業本部:
    • 売上高:400,255百万円(前年同期比 △1.3% / △5,371百万円)
    • 事業利益:6,991百万円(前年同期比 △30.7% / △3,095百万円)
    • コメント:北米子会社の製造数量増で売上寄与する一方、ハム・ソーセージ(シャウエッセン以外)の販売数量減・北米の稼働低下で採算悪化
  • 食肉事業本部:
    • 売上高:781,875百万円(前年同期比 +5.5% / +40,987百万円)
    • 事業利益:46,426百万円(前年同期比 +69.0% / +18,949百万円)
    • コメント:国産鶏・豪州牛の単価上昇・販売改善、新農場の稼働等で大幅改善
  • ボールパーク事業:
    • 売上高:27,447百万円(前年同期比 +14.9% / +3,565百万円)
    • 事業利益:8,401百万円(前年同期比 +44.2% / +2,575百万円)
    • コメント:チーム成績好調・イベントによる来場数増で収益改善
  • セグメント貢献度:食肉事業が利益の主力(事業利益の約80%超を占める構図に)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の進捗:本資料には中期計画の数値目標の明示なし(–)。ただし、食肉事業の収益改善は中期的な収益基盤強化に資する可能性。
  • KPI達成状況:–(記載なし)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(–)
  • 市場動向:食肉原料価格や為替・需給環境の変動が業績に影響。今回は国産鶏・豪州牛価格上昇が追い風。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025/4–2026/3)会社予想:売上高1,440,000百万円(+5.1%)、事業利益64,000百万円(+50.4%)、税引前利益50,000百万円(+34.4%)、親会社帰属当期利益34,000百万円(+27.9%)、EPS予想355.76円
    • 予想修正:直近に業績・配当予想を修正(有)。修正理由は「最近の業績動向等を踏まえ」としている(詳細は別途「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」参照)
    • 会社予想の前提条件:資料中に詳細な前提(為替等)は別添資料参照(本短信本文には限定的)
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は総じて高く、現時点では通期見通し達成の可能性は高い。ただし加工事業の稼働改善が必要。
  • リスク要因:為替変動、原材料(飼料・牛・豚)価格、北米工場の稼働状況、ボールパーク来場動向(スポーツ成績依存)、規制・衛生リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし(IFRSによる会計方針の変更・見積り変更ともに無)
  • その他:
    • 連結範囲の重要な変更:なし(ただし組織再編に伴うセグメント組替え実施)
    • 四半期財務諸表の監査レビュー報告は未添付(レビュー完了後に報告書を添付予定:2026年2月6日)
    • 本資料の将来予測に関する注記:会社は予測達成を保証するものではない旨を明示

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2282
企業名 日本ハム
URL http://www.nipponham.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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