2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想との比較資料は無しのため会社公表値との乖離判断は不可。ただし前期に計上した大幅な減損(1,344百万円)が一巡した反動で当期の四半期純利益は上振れ(前年同期比 +59.0%)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 18,114百万円、前年同期比 +2.0%/営業利益 3,363百万円、同 +5.0%)。
- 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比で大幅増(1,510→2,402百万円、+59.0%)――主因は前年同期の大幅な減損計上の反動(前年:1,344百万円 → 今期:309百万円)。
- 今後の見通し:会社は通期予想を10月27日に修正済(資料参照)。第3四半期累計で通期予想に対する進捗率は高く、売上進捗77%、営業益進捗93%程度(下段参照)。ただし年間構成の偏りや需要の季節性、医療制度改定等の外部要因に注意が必要。
- 投資家への示唆:電子処方箋・オンライン資格確認の導入が想定超に進捗しており短中期の収益寄与が継続。だが介護/福祉セグメントは保守収入減で引き続き課題。のれん(プレカル買収で約911百万円発生)や残存する減損・買収関連の進捗に注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社イーエムシステムズ
- 主要事業分野:医療・介護向け情報システム(調剤システム、医科システム、介護/福祉システム等)の開発・販売・保守、関連サービス
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 國光 宏昌
- コード:4820、上場:東証
- 問合せ先:上席執行役員 経営戦略本部長 小林 大悟(TEL 06-6397-1888)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期累計(2025年1月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:無(決算補足説明資料:有)
- セグメント:
- 調剤システム事業:調剤向けソフト・ハード・保守等(売上高の主力)
- 医科システム事業:医科向け電子カルテ・関連ソリューション
- 介護/福祉システム事業:介護事業者向けシステム(リプレイス動向に影響)
- その他の事業:グループ会社等(例:チョキ株式会社等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):70,514,800株
- 期末自己株式数:1,290,594株
- 期中平均株式数(四半期累計):69,182,295株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期決算短信)公表済
- 株主総会:–(通期分の予定は未記載)
- IRイベント:決算説明会は無し、補足資料あり
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との直接比較は資料にない項目については「–」と表記)
- 売上高:18,114百万円(前年同期比 +2.0%)。会社の通期予想 23,479百万円に対する進捗率 77.1%。
- 営業利益:3,363百万円(前年同期比 +5.0%)。通期予想 3,627百万円に対する進捗率 92.7%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,402百万円(前年同期比 +59.0%)。通期予想 2,691百万円に対する進捗率 89.3%。
- サプライズの要因:
- 正味の主因は前年同期に計上した大規模な減損損失の反動(前年Q3 減損合計 1,344百万円→今期Q3 減損合計 301百万円)により純利益が大幅改善。
- 電子処方箋の導入やオンライン資格確認関連オプション等の導入が想定を上回り、売上・営業利益を押し上げた。
- 一方、調剤セグメントでは電子処方箋の一巡やWindows10サポート終了に伴うハードリプレイス影響で横ばい~一時的影響あり。
- 通期への影響:
- 第3四半期時点の進捗は高水準。会社は10月27日に通期予想を変更済(詳細別途公表)。残り期間での受注・導入・保守収入の動向次第で通期達成可能性は比較的高いが、医療制度改定や需要タイミングの影響はリスク。
財務指標(主要数値)
- 主要損益(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:18,114(+2.0%)← 前年 17,755(差 +359)
- 売上総利益:9,230(前年 9,473)
- 販管費:5,867(前年 6,272)
- 営業利益:3,363(+5.0%)
- 経常利益:3,818(+2.8%)
- 四半期純利益(親会社株主帰属):2,402(+59.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS, 四半期累計):34.72円(前年 21.54円)
- 営業利益率:約18.6%(3,363/18,114)
- 財政状態(期末、2025/9/30)
- 総資産:28,768百万円(前期末 31,669百万円、▲2,900)
- 流動資産:14,009百万円(前期末 18,349、主に現金預金減少)
- 現金及び預金:8,357百万円(前期末 11,884、▲3,527)
- 純資産:20,195百万円(前期末 20,619、▲423)
- 自己資本比率:69.9%(前期末 64.8%)(目安:40%以上で安定 → 69.9%(安定〜良好))
- 収益性指標(簡易)
- 単純計算ROE(当期純利益/期末自己資本目安):≈11.9%(参考値、計算上の単純比率、目安:8%以上で良好)
- 単純計算ROA(当期純利益/総資産):≈8.4%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:約18.6%(業種平均との比較は業種別によるが高めの水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高進捗率:77.1%(18,114 / 23,479)
- 営業利益進捗率:92.7%(3,363 / 3,627)
- 純利益進捗率:89.3%(2,402 / 2,691)
- 備考:進捗率は高く、通期に向け優位に見えるが、期末にかけた需給の偏りに注意。
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書(Q3累計)は未作成(注記あり)。ただし現金預金は前期末比で約▲3,527百万円減少。
- フリーCF等の詳細:–(開示なし)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:69.9%(安定水準、前期末 64.8%)
- 長期借入金:期末残 8百万円(大幅減少)
- 流動比率等の詳細:流動資産14,009 / 流動負債7,180 → 流動比率 ≒195%(計算値、流動性は良好)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:当第3四半期累計 309百万円(内訳例:減損損失 301百万円、固定資産除却損 7百万円)
- 前年同期との差:前年は特別損失合計1,392百万円(大幅な減損含む)→ 本年は小幅化し、純利益を押し上げた
- 継続性の判断:当期の特別損失は一巡感があるが、セグメント別で固定資産減損が発生している(医科192百万円、介護109百万円)ため今後の事業採算やのれんの状況に注視が必要
配当
- 中間配当:17.00円(2025年)
- 期末配当(予想):22.00円
- 年間配当予想:39.00円(前期 35.00円)
- 配当性向:通期予想純利益に対する配当性向は資料に明示なし(計算例:期末予想より配当性向 ≒ 39.00円×発行済株式数 / 純利益 → 資料不足のため –)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明示なし(–)
- 減価償却費:第3四半期累計で 801百万円(前年 1,067百万円)
- R&D費用:資料に明示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注高/受注残等:資料に明示なし(–)
- 在庫(棚卸資産):676百万円(前年同期 889百万円、▲24.0%)
セグメント別情報
- 調剤システム事業:売上高 14,723百万円(前年同期比 △0.1%)、営業利益 3,413百万円(△10.2%)。電子処方箋の一巡や一時的なハード需要変化が影響。
- 医科システム事業:売上高 2,256百万円(+22.6%)、営業利益 168百万円(前年は営業損失340百万円→黒字化)。組織再編・デジタルマーケティング強化で導入が加速。
- 介護/福祉システム事業:売上高 394百万円(△11.8%)、営業損失 △263百万円(前年 △320百万円→損失幅縮小)。介護報酬改定に伴うリプレイス前倒しで保守収入減だが新課金(MAPs)増加。
- その他の事業:売上高 839百万円(△1.1%)、営業利益 13百万円(△70.9%)。一部グループ会社の伸長がある一方で海外等の開発案件一巡で利益減。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画FY2025〜FY2027に基づき営業手法の転換(インサイドセールス強化、デジタルマーケ等)を実施中。短期的な収益改善(医科セグメント等の復調)は見えるが、介護セグメントの収益回復や買収(プレカル)ののれん処理・統合効果が中期目標達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場:医療DX関連(オンライン資格確認、電子処方箋等)の追い風が継続。ただし診療報酬改定や制度対応のタイミングにより需要変動あり。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年12月期)会社予想(公表値):売上高 23,479百万円(△5.5%)、営業利益 3,627百万円(△18.7%)、経常利益 4,389百万円(△15.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,691百万円(+11.0%)、1株当たり当期純利益 38.90円。
- 直近公表の業績予想からの修正有無:本決算短信冒頭は「無」とあるが、本文では2025年10月27日に通期予想を変更した旨の記載あり(詳細は別資料参照)。
- 会社予想の前提:為替・原材料等の具体前提は本文に明示なし(–)。
- 予想の信頼性:第3四半期時点での進捗は高水準だが、過去の減損や買収に伴うのれんなど一時要因が収益に影響するため注視が必要。
- リスク要因:診療報酬改定、医療DX導入の進捗遅延、為替・設備投資の状況、買収の統合リスク、想定外の減損発生等。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積りの変更:該当なし(但し四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり。詳しくは注記参照)。
- 連結範囲の変更:有(新規連結子会社:株式会社プレカル。買収によりのれんが発生(暫定 911百万円))。
- 四半期連結キャッシュフロー計算書:当第3四半期累計期間のCF計算書は作成していない旨の注記あり。
(注記)
- 数値はすべて会社公表の決算短信(2025年12月期 第3四半期連結累計)に基づく。開示のない項目は「–」で表示。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4820 |
| 企業名 | イーエムシステムズ |
| URL | http://www.emsystems.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
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