2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし。中間決算自体はほぼ市場想定の範囲内(上振れ/下振れの会社公表比較はなし)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高24,150百万円で前年同期比+1.6%/営業利益1,025百万円で前年同期比△12.6%)。
  • 注目すべき変化:ヘルスケアの一部製品(ロイヒシリーズ)のインバウンド需要の高止まり等でヘルスケア分野の高粗利品が下振れ、また広告宣伝費や人件費増加で販管費が上昇。特別損失として本社移転費用32百万円を計上。
  • 今後の見通し:通期予想(売上51,500百万円、営業利益3,000百万円、当期純利益2,000百万円)は据え置き。中間の進捗率は売上進捗約46.9%とほぼ計画線だが、営業利益・純利益の進捗(それぞれ約34.2%、32.8%)はやや遅れ。通期達成のポイントは下期での利益改善(テープ事業の採算改善・販管費コントロール等)。
  • 投資家への示唆:増収は堅調だが利益率改善が課題。中期経営計画「CREATION 2026」に基づくテープ事業の収益構造改革とグローバル展開の進捗に着目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ニチバン株式会社
    • 主要事業分野:メディカル事業(救急絆創膏、ドレッシング、医療材料等)/テープ事業(セロテープ®、両面・産業用テープ、マスキング等)
    • 代表者名:代表取締役社長 高津 敏明
    • 問合せ先:執行役員コーポレートコミュニケーション部長 小林 祐子(TEL 03-6386-7190)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日(決算短信公表日)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 決算説明会:有(機関投資家向け)
  • セグメント:
    • メディカル事業:ヘルスケア、医療材、EC、海外等を含む(救急絆創膏「ケアリーヴTM」等)
    • テープ事業:ステーショナリー、工業品、EC、海外等(「セロテープ®」「ナイスタックTM」等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):20,738,006株
    • 期中平均株式数(中間期):20,357,476株
    • 時価総額:–(未記載)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定:2025年11月13日
    • 決算補足資料・説明会:開催済/開催予定(機関投資家向け)
    • その他(株主総会等):–(未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表予想との比較は通期のみ。中間の会社公表数値達成率を算出)
    • 売上高:24,150百万円(通期予想51,500百万円に対する進捗率46.9%)
    • 営業利益:1,025百万円(通期予想3,000百万円に対する進捗率34.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:656百万円(通期予想2,000百万円に対する進捗率32.8%)
  • サプライズの要因:
    • 売上は新製品(例:韓国で開始した「ロイヒつぼ膏TMコインプラスター」)やEC強化で微増。一方、ヘルスケア(インバウンド高止まりで鎮痛消炎剤減少)や広告・人件費増で販管費が膨らみ営業利益が減少。特別損失として本社移転費用32百万円を計上。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を据え置き。だが中間段階の営業利益進捗が低いため、下期での利益改善(採算性の低い製品の整理、販管費抑制、グローバル販売拡大の成果)が必要。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 連結損益(中間累計)
    • 売上高:24,150(+1.6%/前年中間 23,759)
    • 売上総利益:7,214(前年 7,243、ほぼ横ばい)
    • 販売費及び一般管理費:6,188(+1.9%)
    • 営業利益:1,025(△12.6%)
    • 経常利益:1,051(△14.3%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:656(△19.0%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):32.23円(前年 39.79円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(中間):1,025/24,150 = 4.24%(業種平均との比較は業種別に異なるが、製造業一般では中堅水準)
    • ROE(純資産43,074を分母):
    • 中間実績ベース:656/43,074 = 1.52%(半期)
    • 年間化すると約3.05%(年間目安)。目安(8%以上で良好)を下回る。
    • ROA(総資産67,220を分母):
    • 中間実績ベース:656/67,220 = 0.98%(半期)
    • 年間化すると約1.96%(目安5%以上を下回る)。
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間累計比)
    • 売上高進捗率:46.9%(計画線に近い)
    • 営業利益進捗率:34.2%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率:32.8%(やや遅れ)
    • 過去同期間の進捗(前年中間):前年中間の数値と比較すると売上は微増だが利益性が低下。
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:1,546(前中間 2,274;減少)
    • 投資CF:△604(前中間 △749)
    • 財務CF:△733(前中間 △726)
    • フリーCF:営業CF − 投資CF = 1,546 − 604 = 942
    • 営業CF/純利益比率:1,546 / 656 = 2.36(目安1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金及び現金同等物残高:14,503(中間末、前期末14,307→増加)
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値(直近四半期単体)は提示なし。季節性は明示されていない。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:64.1%(安定水準、目安40%以上→安定)
    • 流動資産 40,079 / 流動負債 18,586 = 流動比率約216%(良好)
    • 有利子負債:長期借入金は期末で0、1年内返済予定長期借入金2,000を流動負債計上(有利子負債は低水準)
  • 効率性
    • 総資産回転率(中間):売上24,150 / 総資産67,220 = 0.36回(年間換算で約0.72回)→ 業種比較要確認
  • セグメント別(下記参照)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし
  • 特別損失:本社移転費用32百万円(当中間期)。前中間期は減損損失53百万円を計上していた(当期は該当なし)。
  • 一時的要因の影響:本社移転費用は一時的。前期の減損も一時的要因のため、これらを除くベースでの営業利益動向の把握が必要。継続性は低いと判断(移転費用は一時的支出)。

配当

  • 中間配当:0円(無配)
  • 期末配当(会社予想):40.00円(通期予想、前期は合計35.00円=期末35円)
  • 年間配当予想:40.00円(据え置き、修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報未記載のため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベース 2,000百万円の当期純利益に対し年間配当総額(概算)=40円×発行済株式数(発行済20,738,006株→支払対象株数は期中平均等で変動)→正確数値は–。会社は配当方針に基づく還元を継続。特別配当は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出項目より)
    • 有形固定資産の取得による支出:459百万円(当中間期)
    • 無形固定資産の取得:121百万円
    • 減価償却費(中間):1,413百万円(P/L)
  • 研究開発:明示的なR&D費の内訳・額は記載なし(–)。(注:無形固定資産等に研究開発関連が含まれる可能性あり)

受注・在庫状況

  • 受注状況:該当記載なし(–)
  • 棚卸資産(在庫):6,239百万円(中間末)、前年同期比+610百万円(前年中間は5,629百万円→増加)。在庫回転日数の記載はなし。

セグメント別情報

  • セグメント構成:メディカル事業、テープ事業(報告セグメント)
  • 中間累計(2025/4–9)実績(百万円・前年同期比は資料の文中より)
    • メディカル事業
    • 売上高:12,037百万円(中間テーブルの外部売上)/前年同期比+2.0%(注:本文では120億3千7百万円と表記)
    • セグメント利益:約3,001百万円(前年同期比△3.8%)※高機能製品は増収だが一部製品でインバウンド影響
    • 主なポイント:国内ヘルスケアでは「ケアリーヴ」シリーズは広告・PRで増収、医療材分野は新製品採用で増収、グローバルは在庫調整で減収だが韓国で新製品が寄与
    • テープ事業
    • 売上高:12,112百万円(前年同期比+1.3%)
    • セグメント利益:361百万円(前年同期比△8.1%)※低採算製品の販売増などで採算悪化
    • 主なポイント:ステーショナリーはセロテープ®は横ばい、両面テープが減少。工業品は環境配慮型製品や施工短縮系の製品が伸長。グローバルでは欧州等の市況低迷で減収。
  • セグメント合計:売上24,150百万円、セグメント利益合計3,362百万円、調整(全社費用等)△2,336百万円 → 営業利益1,025百万円。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「CREATION 2026」を実行中(重点:事業ポートフォリオ再構築/グローバル企業化/人的資本経営)。
  • 進捗:テープ事業の抜本的収益改善を課題としており、収益改善は現時点で限定的。グローバルでは一部新製品が寄与しつつ販売網強化を継続。人的資本面では人件費増等の投資も実施。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:インバウンド消費の高止まり、物価高、地政学リスク、米国の関税政策等の不透明要因が継続。医療分野は材料費・人件費高騰で病院向け販売は厳しい。テープ(産業用)は米国関税等の影響で不透明。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは記載なし(–)。ただし製品ポートフォリオ(医療向け高機能製品、環境配慮型テープ、和紙マスキングなど)で差別化を図る方針。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上高51,500百万円(+4.1%)、営業利益3,000百万円(+16.0%)、経常利益3,100百万円(+15.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円(+2.1%)、1株当たり当期純利益98.25円
    • 会社の前提条件:特記事項として為替等の前提は注記参照(添付資料に詳細)。(詳細数値の記載は本文に限定的)
  • 予想の信頼性:中間進捗で利益の伸びが鈍いため、下期での採算回復が前提。過去における予想の達成傾向は明示なし(–)。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、インバウンド需要動向、米国関税等の貿易政策、医療機関の採用動向等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし(注記による)。中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算等)。
  • 継続企業の前提:該当事項なし。
  • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士・監査法人によるレビュー対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4218
企業名 ニチバン
URL http://www.nichiban.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。