2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の通期予想(2026年)に対する修正は発表なし。2025年実績は概ね会社説明や市場予想と整合しているが、特別調査費用等の一時費用計上(特別損失729,436千円)が大きく、当期純損失が拡大(上振れ要因ではなく一時的な下振れ要因)。
- 業績の方向性:売上高は減収、営業損失・経常損失は縮小(収益性は改善方向だが依然赤字)。具体的には増収増益ではなく「減収・減損(損失縮小)」の形。
- 注目すべき変化:不適切会計事案に伴う特別調査費用(729,436千円)及び海外子会社撤退に伴う影響など一時要因で親会社株主に帰属する当期純損失が前期比で悪化(△743,342千円、前期△516,291千円、損失拡大 約44.0%)。
- 今後の見通し:2026年通期予想は売上高3,000百万円(+0.3%)、営業利益50百万円(黒字化見込み)と発表。達成には下期以降の三層支援モデルの効果定着と一過性費用の剥落、コスト統制の継続が必要。
- 投資家への示唆:本決算は事業ポートフォリオ整理・ガバナンス強化コストの反映期。恒常的な収益性回復を確認するには、(1)上流ソリューションへの拡大が継続するか、(2)一過性費用が今後剥落するか、(3)営業CFの回復が見られるかを注視する必要あり(投資助言は行わない)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:アライドアーキテクツ株式会社
- 主要事業分野:マーケティング領域のDX支援(マーケティングAX(AI Transformation)支援事業)。自社SaaSやSNS活用ソリューション、上流戦略支援〜実行支援の三層モデル提供。
- 代表者名:代表取締役会長 田中 裕志
- URL:https://www.aainc.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年12月31日(通期、連結)
- 決算説明会・補足資料の有無:決算補足説明資料および決算説明会の有無は欄記載なし(–)
- セグメント:
- 単一セグメント(マーケティングDX支援事業 → 当期より名称を「マーケティングAX支援事業」へ変更)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):15,899,482株(2025年12月期)
- 期中平均株式数:14,341,947株(2025年)
- 時価総額:–(資料中に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年3月31日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月30日
- IRイベント:決算説明会の有無は明記なし(–)
- その他:2026年2月27日付でストックオプション(新株予約権)発行を取締役会決議(詳細は後述)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は2025年度期中予想の有無に依存。2026年予想は別記)
- 売上高:2,990,959千円(前期比△13.6%)
- 営業利益(損失):△188,437千円(前期△459,826千円→損失幅縮小、損失改善約59.0%)
- 経常利益(損失):△160,173千円(前期△386,845千円→損失改善約58.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):△743,342千円(前期△516,291千円→損失拡大約44.0%)
- 会社予想との達成率:当該期は通年実績の発表であり、期中会社予想との対比は資料に明示なし(–)
- サプライズの要因:
- 下振れ(当期純損失拡大)の主因は特別調査費用の特別損失計上(729,436千円)および海外事業撤退に伴う関係会社株式評価損等。
- 営業損益は構造改革の効果とコストコントロール、三層支援モデル導入で改善(営業損失幅は縮小)。
- 投資有価証券売却益(376,139千円)が特別利益として計上され、フリーキャッシュの一部側面で寄与。
- 通期への影響:
- 2026年予想(通期):売上高3,000,000千円、営業利益50,000千円、経常利益50,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益20,000千円(修正なし)。
- 達成可能性については、2025年の一過性費用剥落と三層支援モデルによる顧客単価向上が前提。短期的には一過性費用の影響を除いた恒常的販管費は概ね計画線上と記載あり。
財務諸表(要点)
- 貸借対照表(主要項目、千円)
- 総資産:3,251,100(前期4,085,834、△20.45%)
- 純資産:1,940,674(前期2,533,120、△23.38%)
- 自己資本(注記ベース):1,783,000千円(前期2,376,000千円)
- 自己資本比率:54.9%(前期58.2% → 安定水準)
- 現金及び現金同等物:1,528,242千円(前期1,940,205千円、△21.2%)
- 損益計算書(主要項目、千円)
- 売上高:2,990,959(前期3,463,714、△13.6%)
- 売上総利益:2,025,727(前期2,387,556、△15.1%)
- 販管費:2,214,164(前期2,847,383、△22.3%)
- 営業損失:△188,437(前期△459,826、損失幅縮小)
- 経常損失:△160,173(前期△386,845)
- 特別損失:750,669(前期74,575、主に特別調査費用729,436)
- 当期純損失(親会社帰属):△743,342(前期△516,291)
- キャッシュフロー計算書(千円)
- 営業CF:△860,790(前期△106,785、営業CF悪化)
- 投資CF:+315,076(前期△139,881、主に投資有価証券売却収入391,770)
- 財務CF:+138,649(前期+311,494、主に株式発行による収入315,379、長期借入金返済171,604)
- フリーCF(営業CF+投資CF):△545,714千円(マイナス)
収益性(主要数値、前年同期比)
- 売上高:2,990,959千円(△13.6%、△472,755千円)
- 営業利益(損失):△188,437千円(損失幅縮小、前期△459,826千円、改善271,389千円)
- 経常利益(損失):△160,173千円(前期△386,845千円、改善226,672千円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):△743,342千円(△44.0%悪化、前期△516,291千円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△51.83円(前期△36.33円、約△42.7%悪化)
収益性指標(目安コメント)
- ROE(概算):約△35.8%(算出根拠:親会社帰属当期純損失÷平均自己資本;目安:8%以上良好 → 低水準)
- ROA(概算):約△20.3%(算出根拠:親会社帰属当期純損失÷平均総資産;目安:5%以上良好 → 低水準)
- 営業利益率:△6.3%(2024年は△13.3% → 営業段階で改善)
進捗率分析(通期→翌期比較)
- 2026年会社予想に対する進捗(2025実績比)
- 売上高進捗:2,990,959 / 3,000,000 = 約99.7%(ほぼ達成水準、微増が必要)
- 営業利益進捗:△188,437 → 目標 +50,000千円(黒字化には約238,437千円の改善が必要)
- 純利益進捗:△743,342 → 目標 +20,000千円(大幅な改善が必要)
- コメント:売上はほぼ横ばい想定だが、利益面での大幅改善が前提(費用構造改善および上流ソリューション拡大が鍵)
キャッシュフロー詳細と指標
- 営業CF:△860,790千円(悪化。営業面の現金創出力が弱い点は要注視)
- 投資CF:+315,076千円(投資有価証券売却が主因;資産売却による一時的な増)
- 財務CF:+138,649千円(第三者割当増資による収入315,379千円が含まれる)
- フリーCF:△545,714千円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△860,790)÷当期純損失(△725,276)=約1.19(マイナス同士の比率の解釈に注意)
- 現金同等物残高の推移:期末1,528,242千円(前期1,940,205千円、減少)
財務安全性
- 自己資本比率:54.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動負債・長期負債:長期借入金の減少や繰延税金負債の減少により負債合計は減少(1,552,714→1,310,425千円)
- 流動比率等の詳細記載は資料に明示なし(流動比率:流動資産2,498,434/流動負債964,535=約259%)
効率性・セグメント別
- セグメント:単一セグメント(マーケティングサービス)
- 地域別売上(当期、千円):日本2,815,263、その他175,696(海外比率は低い)
- セグメント別の利益貢献の詳細は単一セグメントのため省略
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:376,139千円(当期の特別利益を大きく押し上げ)
- 特別損失:
- 特別調査費用:729,436千円(不適切会計事案に関する調査費用等)
- 投資有価証券評価損、関係会社整理損等合計特別損失:750,669千円
- 一時的要因の影響:
- 特別調査費用等を除くと営業損益は改善しており、営業面の回復が見られる一方、親会社帰属当期純損失は特別損失の影響で拡大。
- 継続性判断:
- 特別調査費用は一過性と位置付けられているが、ガバナンス強化費用(当初見込み約250百万円→最終約150百万円に抑制)は販売費一般管理費として一部継続的に発生。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年12月期:無配(0円)
- 2025年12月期:無配(0円)
- 2026年12月期(予想):未記載(–)
- 配当性向:–(無配のため)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:第三者割当増資を実施(2025年12月1日)、自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の内訳)
- 無形固定資産取得:72,465千円(ソフトウェア等、前年84,622千円)
- 減価償却費:104,225千円(ほぼ前年並み)
- 研究開発(R&D)
- R&D費明示なし(無形固定資産取得は開発投資を含む可能性あり)
- 主な投資テーマ:データプラットフォーム「Kaname.ax」リリース(特許出願)、AI技術の活用強化
受注・在庫状況
- 受注関連:資料に受注高・受注残の記載なし(–)
- 在庫(棚卸資産):当期仕掛品0→23,003千円(前期との差異あり、詳細は業種別要因)
セグメント別情報
- セグメント構成:単一(マーケティングDX支援/マーケティングAX支援)
- 売上高(製品/サービス別):マーケティングサービス主体(2,988,984千円)、CREADITSサービスは当期ほぼ縮小(1,974千円)
- 地域別:日本中心(約94%)、海外売上は縮小傾向
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数字は本資料に明示なし(–)
- KPI:三層支援モデルの浸透や上流ソリューション比率向上をKPI化している旨の記載(進捗は段階的)
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AI普及に伴うDX投資の加速は追い風。企業のマーケティング領域でAI活用が進む点はポジティブ。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料に無し(–)
今後の見通し
- 業績予想(2026年通期、連結):売上高3,000,000千円(+0.3%)、営業利益50,000千円、経常利益50,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益20,000千円、EPS予想1.26円
- 予想の前提条件:為替等の具体前提は「添付資料P.4『1.(4)今後の見通し』参照」とあるが、要点は三層支援モデルの本格稼働とコストコントロールによる改善と推定される。
- 予想の信頼性:2025年は一過性費用で純損失が拡大しており、2026年はそれらの剥落と営業改善が前提。達成には営業CF回復と上流ソリューションの拡大が必要。
- リスク要因:不適切会計関連の追加コスト/訴訟リスク、海外事業清算等の追加費用、顧客需要動向、AI/広告市場の競争激化、人件費や外注費の上昇、為替変動等。
重要な注記
- 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)の適用が期首から行われており、連結財務諸表への影響は限定的と記載。
- 連結範囲の変更:Creadits USA Inc. は除外(期中)、シンガポール子会社SuperFaction Pte. Ltd.は清算手続き。
- 重要な後発事象:
- 2026年1月30日取締役会決議:連結子会社 Book & Entries Capital Pte. Ltd. の全株式を Felicity Global Capital Pte. Ltd. に売却(売却価額770,000 SGD、2026年2月末予定。売却損益は精査中)。
- 2026年2月13日取締役会決議:ストックオプション(新株予約権)発行を決議(割当対象:取締役等8名、2,859個、新株発行上限285,900株、行使条件の一つに「2030年までに経常利益5億円達成」が設定)。
(注)上記は提供資料に基づく要約・整理です。投資助言や推奨は行いません。不明項目は“–”で表記しています。数字は千円単位の原資料に基づき要点を抜粋・概算しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6081 |
| 企業名 | アライドアーキテクツ |
| URL | http://www.aainc.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.8)」によって自動生成されました。
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