2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想(通期:売上高2,500百万円、営業利益210百万円、当期純利益990百万円)との比較では、売上進捗は約38.5%で想定ペース。ただし当期純利益は中間で720百万円を計上(通期予想990百万円の約72.8%)と高い進捗。一方、営業損益は中間で▲194百万円の損失と事業本業では通期目標の達成には課題あり。市場コンセンサス(アナリスト予想)は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益ではなく「増収減益/減収増益」どちらでもないが、売上は前年同期比で減少(売上高:▲14.0%)、営業損失は拡大(損失幅拡大)、純利益は特別利益計上により大幅な黒字化。
  • 注目すべき変化:前年同期の中間純損失(▲74.2百万円)から中間純利益720.7百万円へ大幅改善。主因は事業譲渡による特別利益(1,073.1百万円)。
  • 今後の見通し:会社は既に11月14日に通期予想を修正済(当決算短信中に言及)。通期の当期純利益目標(990百万円)は、中間で特別利益の大半を計上しているため達成見込みは高いと判断されるが、営業面(本業)は依然として赤字であり、通期ベースでの営業利益210百万円達成には中間実績から見ると相当の巻き返しが必要。
  • 投資家への示唆:今回の好転(純利益黒字化)は一時的な事業譲渡収益が主因であり、本業の採算回復(売上回復、営業損失の解消)と現預金の使途(債務返済、再投資)を注視する必要がある。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ニチリョク
    • 主要事業分野:お墓事業(屋外墓地、納骨堂の募集販売等)および葬祭事業(葬儀の施行・プラン提供等)
    • 代表者名:代表取締役社長 渡邊 将志
    • 備考:第三者割当増資実施(2025年5月1日)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日、非連結)
  • セグメント:
    • お墓事業(屋外墓地):一般墓、樹木葬等。募集販売受託、霊園改造等。
    • お墓事業(納骨堂):都市型納骨堂の募集代行・販売(赤坂一ツ木陵苑、大須陵苑等)。
    • 葬祭事業:葬儀施行、プラン提供。「本堂葬儀」等新商品。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):17,393,505株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):16,929,340株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • その他IRイベント/株主総会:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期ベースを使用。単位:百万円)
    • 売上高:中間実績 962百万円。通期予想 2,500百万円に対する進捗率 38.5%(一般的には中間で約50%が目安のためやや遅れ)。
    • 営業利益:中間実績 ▲195百万円。通期予想 210百万円に対する進捗率(数値的には比較不能/マイナス)→ 本業は大幅に遅延。
    • 当期純利益:中間実績 721百万円。通期予想 990百万円に対する進捗率 72.8%(高進捗。特殊要因が主因)。
  • サプライズの要因:
    • 主因:事業譲渡に伴う特別利益1,073百万円を計上。これにより当期純利益が大幅に上振れ。
    • 本業要因:屋外墓地・葬祭事業ともに契約件数/単価の低下で売上減(屋外墓地売上減少、葬祭は受注件数は堅調だが一日葬の比率上昇で単価下落)。
  • 通期への影響:
    • 特別利益を除くと本業は中間で損失拡大しており、営業利益目標210百万円を達成するには下期の相当な改善が必要。
    • 既に会社は通期予想を修正済(11月14日公表の内容に基づく)と明記。特別利益を踏まえた通期純利益は達成見込みが高いが、持続的収益力の回復は別途検証が必要。

財務指標(要点)

  • 財務諸表(中間期末、単位:百万円)
    • 総資産:8,185百万円(前期末 7,476百万円、+709百万円)
    • 純資産:5,457百万円(前期末 4,586百万円、+871百万円)
    • 自己資本比率:66.7%(前期末 61.3%)→ 安定水準(目安:40%以上)
  • 収益性(中間期間、前年同期比は必ず%表記)
    • 売上高:962百万円、前年同期比 ▲14.0%(▲157百万円)
    • 営業利益:▲195百万円(前年同期 ▲69百万円→損失幅拡大、損失幅は前年同期比で約+180.5%(損失規模が約2.8倍))
    • 経常利益:▲223百万円(前年同期 ▲81百万円→損失幅拡大、損失幅は前年同期比で約+174.0%)
    • 中間純利益:721百万円(前年同期 ▲74百万円→大幅改善/一時要因反映。改善率(概算)約+1,071%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):42.57円(前年同期 4.63円、約+819.7%)
  • 収益性指標(簡便計算、中間実績ベース)
    • ROE(自己資本当期純利益÷平均自己資本):約14.4%(5,020.98百万円平均自己資本で算出)→ 10%以上で優良の目安を上回るが、特別利益の影響による一時的上振れ。
    • ROA(総資産当期純利益÷平均総資産):約9.2%(平均総資産 7,830.82百万円)→ 5%以上の目安を上回る(同様に一時的要因影響)。
    • 営業利益率(営業損失/売上高):約▲20.2%(業種平均との比較で低位。営業面は課題)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:38.5%(通期2,500百万円に対してやや遅れ)
    • 営業利益進捗率:マイナス(通期210百万円に対し中間▲195百万円 → 事業回復が必要)
    • 純利益進捗率:72.8%(通期990百万円に対して高進捗、ただし特別利益によるため継続性は限定的)
  • キャッシュフロー(中間期、単位:千円/百万円換算)
    • 営業CF:▲158,880千円(▲159百万円、前年同期は▲86百万円の使用)→ 本業CFはマイナス
    • 投資CF:+1,392,271千円(1,392百万円、主因:事業譲渡による収入1,500百万円)→ 一時的な大幅プラス
    • 財務CF:▲145,157千円(▲145百万円、主に長期借入金の返済や増資収入等の相殺)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+1,233百万円(ただしこれは事業譲渡による特別収入を含む)
    • 営業CF/純利益比率:▲158,880 / 720,666 ≒ ▲0.22(目安1.0以上で健全。現在は低い/一時差分の影響あり)
    • 現金及び現金同等物残高:1,195百万円(期首107百万円→+1,088百万円増加)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は資料に限定的記載。季節性はある業種だが当中間期の着地は事業譲渡収入の影響が大きい。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 66.7%(安定水準)
    • 負債合計 2,729百万円、純資産 5,457百万円 → 負債/純資産比率 ≒ 50.0%
    • 長期借入金は期末で減少(前期末361百万円→当中間期51百万円)と返済が進む

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:事業譲渡益 1,073.1百万円(事業譲渡による収入が中間の純利益を押し上げ)
  • 特別損失:該当なし(当中間期)
  • 一時的要因の影響:中間純利益の黒字化は主に事業譲渡による特別利益が主因。本業(営業損益)は引き続き赤字であり、特別利益を除いた実質的業績評価では赤字継続。
  • 継続性の判断:事業譲渡は一時的要因であり継続しない前提のため、将来も同規模の特別利益が継続する可能性は低いと判断される。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当:0.00円(実績)
    • 期末配当(予定):0.00円(会社予想:0.00円、変更なし)
    • 年間配当予想:0.00円
    • 配当利回り:–(株価不明のため算出不可)
    • 配当性向:–(純利益ベースで一時要因が大きく変動するため参考値化困難)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:直近は配当ゼロ。第三者割当増資の実施があり。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:当中間期の有形固定資産取得による支出は7,318千円(前中間期704千円)。大規模設備投資の記載はなし。
  • 減価償却費:–(資料に明示なし)
  • 研究開発:該当記載なし(R&D費用:–)

受注・在庫状況(該当性のある情報)

  • 受注状況:個別の受注高・受注残高の数値は資料に記載なし(–)
  • 在庫状況:棚卸資産(原材料及び貯蔵品)69,218千円(当中間期)で前年同期比増(47,426千円→69,218千円)

セグメント別情報

  • セグメント売上(当中間期間、単位:千円/百万円換算)
    • お墓事業(屋外墓地):296,591千円(296.6百万円、前年同期比▲20.6%)
    • お墓事業(納骨堂):81,446千円(81.4百万円、前年同期比+3.5%)
    • 葬祭事業:584,798千円(584.8百万円、前年同期比▲12.3%)
    • 合計:962,836千円
  • セグメント利益(当中間期間)
    • 屋外墓地:△14,958千円(損失)
    • 納骨堂:△32,209千円(損失)
    • 葬祭事業:201,095千円(利益)
    • セグメント合計:153,927千円(ここから全社費用等を配賦せず調整額△348,480千円を計上 → 営業損失▲194,553千円)
  • セグメント解説:
    • 屋外墓地は契約件数減で売上・利益とも悪化。
    • 納骨堂は成約単価は上昇したが来苑者数は若干減少で利益はマイナス。
    • 葬祭事業は件数は堅調だが一日葬比率上昇で施行単価が下がり売上減。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では「第二の創業期」と位置づけ、重点施策(1.コスト削減、2.営業力強化、3.外部連携強化)を掲げている。現中間決算では財務基盤改善(負債圧縮、資本増強)や営業体制強化の一部効果が反映されつつあるが、本業収益性回復は未達。
  • KPI達成状況:営業利益等の主要KPIは中間時点で未達(営業損失が拡大)。一方で自己資本比率向上や現預金増加は進捗。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:日本国内では埋葬の価値観多様化(樹木葬、共有墓、納骨堂等の需要増)、葬祭サービスにおける低価格競争からの脱却が課題。人口動態(死亡者数)自体は増加傾向で市場自体は拡大基調。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは資料に記載なし(–)。営業利益率等の観点では改善余地あり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想の修正有無:資料中に「2025年11月14日の『特別利益の計上と業績予想の修正』で通期予想に変更している」と明示(修正済)。
    • 会社が示す通期前提:事業譲渡等一時的収入を織り込んだ上での純利益目標を設定。
  • 予想の信頼性:当中間期は特別利益に依存しているため、通期純利益目標は達成可能性が高いものの、営業利益目標(本業)については下期の明確な回復シナリオが必要。
  • リスク要因:
    • 本業の受注件数・施行単価の動向(特に屋外墓地と葬祭の単価構成)
    • 広告・営業投資の効果(会社は営業施策を抜本的見直し予定)
    • 為替・原材料は直接的な影響は限定的だが、人的コスト上昇や物価高が収益を圧迫する可能性
    • 手元流動性の確保(金融機関との協議継続が必要との記載あり)
    • 特別利益に依存した収益構造の是正

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当記載なし(–)
  • 継続企業の前提:過去に継続企業に関する重要な事象があった旨の説明と、金融機関との協議等により解消を図っている旨の記載。資料では「当社には継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められない」と判断。
  • その他重要事項:
    • 第三者割当増資(2025年5月1日)により資本金・資本準備金が増加(資本金+74,992千円、資本準備金+74,992千円)。
    • 中間決算は公認会計士等のレビュー対象外。

(注)数値は開示資料(単位:千円/百万円換算)に基づく。資料に記載のない項目は「–」と記載。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7578
企業名 ニチリョク
URL http://www.nichiryoku.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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