2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の2026年通期業績予想は「非開示(グローバルキャストとの株式交換による連結範囲変更のため精査中)」のため、会社予想との比較は不可。市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし。
- 業績の方向性:減収・減益(通期売上収益 2,873 百万円、対前期△22.4%/親会社株主帰属当期損失 △137 百万円→前期は当期利益157 百万円)。
- 注目すべき変化:大幅な減損計上(合計193,916千円:無形資産80,139千円、のれん113,777千円)により営業損失(△64,869千円)・税引前損失(△68,653千円)を計上。ストックビジネスの売上・利益は減少する一方、システム開発事業は利益がわずかに増加。主要顧客(スターサービス)依存度の低減が課題。
- 今後の見通し:2026年通期業績予想は非開示(株式交換の影響で算出困難)。2026年4月1日効力のグローバルキャスト株式交換(持株会社移行を前提)を予定。次回の業績見通しは2026年第1四半期決算(2026年5月中旬公表予定)で提示予定。
- 投資家への示唆(情報提供のみ):今回の実績悪化は主に一時的な減損(BRIDGE ADの遅延、MVNO事業の契約減)による非現金費用に起因。営業CFは依然としてプラスで現金余力は厚い(期末現金1,333百万円)。ただし、グループ再編(株式交換・持株会社化)に伴う業績予想の不透明性と、光通信グループとの資本連携・新株予約権発行による将来の株式希薄化リスクに留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アプリックス
- コード:3727、上場:東証(グロース)
- 主要事業分野:ストックビジネス事業(通信系ストック収益、リテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」、電子マネー等)、システム開発事業(組込み開発、クラウド/フロント/バックエンド開発等)
- 代表者名:代表取締役社長 倉林 聡子
- 連結子会社の主な事業:SMC(MVNO/MVNE、通信サービス)等
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日(決算短信)
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年12月31日(通期、IFRS)
- 決算説明資料および説明会:あり
- セグメント:
- ストックビジネス事業:SVOD/MVNO系ストック収益、BRIDGE AD、電子マネーサービス等
- システム開発事業:組込み・クラウド等の受託開発・支援
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(期末、自己株含む):21,936,130株(2025年12月期)
- 期中平均株式数:21,760,252株(2025年)
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会(予定):2026年3月31日
- 配当支払開始予定日:2026年3月17日(2025年度期末配当)
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月30日
- 2026年第1四半期決算短信公表予定:2026年5月中旬(通期予想開示予定)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較:通期業績予想は「非開示」ため比較不可(2026年見通しはグローバルキャスト株式交換の影響で未提示)。
- 市場予想との比較:資料にコンセンサス記載無しのため比較不可。
- サプライズの要因:
- 主因は減損損失(193,916千円)――BRIDGE AD事業の事業化遅延による無形資産減損80,139千円、MVNO事業の契約減少等によるのれん減損113,777千円。
- その他、売上収益の大幅減(主要顧客やMVNO関連の売上減)も利益悪化を招いた。
- 通期への影響:
- 減損は非継続的要因(今回計上で業績に大きく影響)。ただし株式交換・持株会社移行により2026年の業績ベースや配当見通しは不透明で、会社は開示を見合わせ。
財務指標(主要数値は連結、単位:百万円/必要に応じ注記)
- 損益の要点(2025年→前期2024年)
- 売上収益:2,873 百万円(△22.4%/前期3,707 百万円)
- 事業利益(Segmentベース):101.7 百万円(△55.2%/前期227.0 百万円)
- 営業利益:△64.9 百万円(前期 +218.3 百万円)
- 税引前利益:△68.7 百万円(前期 +212.8 百万円)
- 親会社株主に帰属する当期利益(損失):△137.4 百万円(前期 +157.1 百万円)
- EPS(基本):△6.31円(前期 +7.18円)
- 主要財政状態(2025/12/31)
- 資産合計:3,516 百万円(前期 3,886 百万円、△369 百万円)
- 親会社所有者帰属持分:2,348 百万円(前期 2,594 百万円、△246 百万円)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):66.8%(安定水準、前期同率)
- 現金及び現金同等物:1,334 百万円(前期 1,324 百万円、ほぼ横ばい)
- 収益性指標(概算)
- 営業利益率:△64.9 / 2,873.9 = △2.3%(マイナス。業種平均と比較して低下)
- 事業利益率:101.7 / 2,873.9 = 3.5%(資料記載:3.5%)
- ROE(簡便):△137.4 / 2,348 = △5.9%(マイナス、前期はプラス)
- ROA(簡便):△137.4 / 3,516 = △3.9%(マイナス)
- 進捗率分析(四半期決算でないため該当外)
- キャッシュフロー(連結、千円ベースの主要値を百万円換算)
- 営業CF:283 百万円(前年316 百万円。減少だがプラス)
- 投資CF:△87 百万円(前年△1,059 百万円。子会社取得が前年に大きく計上されていたため投資CFは大幅改善)
- 財務CF:△186 百万円(前年 +258 百万円。借入・返済・配当の影響)
- フリーCF(営業−投資):約 +196 百万円(健全)
- 営業CF/当期純利益比率:283 / (△137) = マイナス(当期損失だが営業CFはプラス=非現金費用(減損)を含むため)
- 流動性・安全性
- 流動資産:1,803 百万円、流動負債:661 百万円 → 流動比率 ≈ 273%(良好)
- 有利子負債(期末借入金合計):約 421 百万円(短期198+長期223)、負債合計1,168 百万円
- 負債比率(D/E):有利子負債/自己資本 ≈ 421 / 2,348 = 0.18(低水準)
- 四半期推移(QoQ):該当資料は年次開示のため四半期推移の詳細は非掲載
- 効率性:総資産回転等は売上/総資産=2,873.9/3,516.5 ≈ 0.82回/年(業種差あり)
特別損益・一時的要因
- 特別損失(主な項目)
- 減損損失合計:193,916千円(BRIDGE AD:無形資産80,139千円/MVNO事業:のれん113,777千円)
- 減損計上の理由:BRIDGE ADのサービスイン遅延、MVNO(SMC)での契約ユーザー数減少
- 減損測定の割引率:BRIDGE ADで50.00%(高リスク前提)、MVNOで9.84%
- 一時的要因の影響:減損が営業損失・当期損失の主因。キャッシュ影響は限定的(非現金費用)。
- 継続性の判断:今回の減損は過去の評価見直しによる一時的処理。ただし、BRIDGE ADの事業化遅延やMVNOの顧客動向は継続リスクとして注視が必要。
配当
- 2025年(実績):年間配当 3.50円(期末 3.50円、中間0.00円)
- 配当金総額:76 百万円
- 配当性向(連結):約 3.0%(低い。安定配当志向)
- 2026年(予想):未開示(グローバルキャスト連結後の見通し算出困難のため)
- 株主還元方針:特段の変更記載なし。自己株買い:期中に小額の取得あり(微小)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 無形資産取得支出:86,514千円(投資CFの主因)
- 有形固定資産取得:ほぼ無視できる水準
- 減価償却費:135,122千円(前年124,188千円、増加)
- 研究開発費:明確数値の記載なし(R&Dは主に無形資産取得として投下)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(棚卸資産):104,808千円(前期85,292千円、増加)
- 受注関連の記載:明示なし(受注高・受注残は非開示)
セグメント別情報
- 売上収益(千円)
- ストックビジネス事業:2,518,287千円(前期3,164,441千円、△20.4%)
- システム開発事業:370,961千円(前期577,352千円、△35.8%)
- 事業利益(千円)
- ストック:297,656千円(前期374,331千円、△20.4%)
- システム開発:55,041千円(前期50,766千円、+8.5%)
- セグメント間調整等(全社費用等):△251,001千円(前期△198,054千円)
- セグメント戦略:ストック事業でBRIDGE AD・電子マネー等プラットフォーム強化、SMC関連で「AORINO」等のサービス拡販。システム開発はハード試作支援やクラウド開発に注力。
- 地域別:国内売上が大部分(海外比率低い)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上は具体KPIの数値開示なし。2023年以降IFRS任意適用下で事業ビジョン(テクノロジーによる価値創造)を策定し、プラットフォーム/ストック収益拡大を目標。
- KPI進捗:売上増・利益率改善は未達(今回減損を計上)。グローバルキャストとの統合で営業力強化・M&A推進を図る方針。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との直接比較は資料に無し。留意点としてプラットフォーム事業の立ち上げ遅延とMVNO市場の競争激化が業績に影響。
- 市場動向:国内経済の不透明感、通信・プラットフォーム領域での顧客獲得・継続が重要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年12月期:通期売上・事業利益は「非開示」(グローバルキャスト株式交換に伴う連結範囲変更のため)。第1四半期決算時に開示予定。
- 予想の信頼性:株式交換という大きな組織変更後の連結見通しであるため、短期の予測信頼性は限定的。
- リスク要因:
- BRIDGE ADの事業化遅延・採用進捗
- MVNO/MVNE事業の主要顧客離反リスク
- グローバルキャストとの統合(ガバナンス、シナジーの実現遅延)
- 新株予約権発行による希薄化リスク(光通信向け、潜在株数最大2,500,000株)
- マクロ(為替・資本市場)や競争環境
重要な注記
- 会計方針:IFRSを任意適用中(2023年12月期末より)。
- 継続企業の前提:該当事項なし。
- 重要な後発事象:
- 株式交換契約の締結(当社を完全親会社、株式会社グローバルキャストを完全子会社とする株式交換を決議、効力発生日予定:2026年4月1日)。株式交換比率 1:1,786(当社1株に対しグローバルキャスト1,786株)。以後、持株会社体制へ移行予定(事業承継=吸収分割等検討中)。
- 第三者割当による新株予約権発行(割当先:株式会社光通信、発行個数25,000個=潜在株2,500,000株、行使価額169円/株、割当日2026/2/2、払込含む想定差引手取概算約422.6百万円)。使途は①BRIDGE AD等の光通信との協業推進(169百万円)②M&A推進(253百万円)。
- 主要顧客依存:スターサービスからの売上は前期1,578,164千円→当期966,245千円と大幅減少(主要顧客依存の弱点が顕在化)。
(注)数値は決算短信記載の金額を基に要点を抽出。単位は基本的に百万円で表記(資料は千円単位の明細あり)。不明項目は「–」と表記。本文は投資助言を目的とするものではなく、開示内容の整理・要約です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3727 |
| 企業名 | アプリックス |
| URL | http://www.aplix.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.16)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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